ジャンニとニーノがはしゃぎながら次第に浜辺から遠く離れて行く。泳げないトトは浜辺で取り残され、二人の姿もよく見えない。
このシーンがとても心に残っていて、思い出すと悲しくなる。
終戦直後の日本。様々なものを失い、心の闇を抱え生きる人々と闇市。
負傷した復員兵たちの蠢くような姿に同監督「野火」の続きを観た気がした。
冒頭の馬と兄弟のシーン。
閉塞感。劣等感。
娘を見る弟の視線。
妻の固い意思。
見どころがたくさん。
10代の頃、いたずらと称して残酷なことをしたなあと胸がチクチク。
コンプレックスを抱え、時折怒りを爆発させ、気ままなイーニドに感情移入しながら観た。
このレビューはネタバレを含みます
エンディングの福山雅治の曲が素晴らしかった。歌詞も声も。
主人公のキャラクターの変化に戸惑ってしまい、マイナス。
泣けなかった。
たまたまAmazonPVで見つけた作品。"スプリング・フィーバー" と"ブエノスアイレス" が好きな私には、思いがけぬ作品でした。
人を好きになる熱量、魂がぶつかり合う姿がいい。
ラストの台詞・表情・>>続きを読む
1960年代、イタリア。
同性愛であることによって、引き裂かれる二人。互いの人生を狂わせてしまったことを苦悩する二人。助けようとする人々の姿。
ラストの場面、エンドロールでは胸が詰まった。
余韻が深>>続きを読む
キャロル・キングは名前しか知らなかった。素敵な音楽と笑顔。歌詞が心にしみた。
Amazon prime にて事前情報無しに観ました。
当時リアルでも夫婦だった二人の姿に胸が詰まる思いがしました。
60年前の作品。アナログな頃の作品の方がハラハラする。色々な仕掛けが面白かった。
いつ死んでもいいと思って生きてきた主人公に訪れる変化。
最後検事に放った言葉が鮮烈。
「万引き家族」を思い出したが、この父親はもっと酷い。子どものことなんて何も考えていない。
母親、女の顔を見せる小山明子がいい。
韓国のミュージカルを初めて観た。
ユーモラスな部分はさすが韓国映画。涙は出なかった。
前半は劇中作に振り回されてしまい退屈感があったが、銃声が聞こえた辺りから面白くなって来た。
20年ぶりに観た。公開時にはトニー・レオンに痺れたが、ボス2人の貫禄もいいなぁ。
岩井俊二らしさの詰まった作品。胸がヒリヒリしながら、途中から祈るような思いで観た。
世界が平和で暮らしやすくなりますように。夢を持ち続けること。
優しく強く背中を押してくれたような気がした。
観て良かった。
タイトルからは予想していなかった展開。面白かった。
事前情報ナシで観るのを強く勧める。
子どもの頃、周りの大人たちと遊んだり、怒られたり、守られていた時間が懐かしくなった。
嘘を信じてくれた大人たち、いいなぁ。