きよすみさんの映画レビュー・感想・評価

きよすみ

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掘る女 縄文人の落とし物(2022年製作の映画)

3.9

東京の田端にある定員20名のミニシアター シネマ・チュプキ・タバタを知っている人は少ないのではないでしょうか。
私がこのミニシアターを知ったのは、2022年5月頃の某ウクライナの映画の上映がきっかけで
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光のほうへ(2010年製作の映画)

3.9

原題 Submarinoはここでは、"水中に頭を突っ込まれる刑務所内での拷問" を意味しているとのこと。
幼い弟の死を受け入れられず、苦しんだ兄と弟。アルコール依存症だった母の死をきっかけに再会する。
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ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

4.1

◯過去の鑑賞記録より

なるべく前情報なしに観た方がいいと思うので、シンプルな感想を。
俳優が上手い。脚本が上手い。
邦画・洋画を問わず、余白を残し解釈を観る者に委ねる作品が多く見られる中、本作は意外
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はちどり(2018年製作の映画)

4.2

◯過去の鑑賞記録より

孤独で閉塞感を感じている14歳の少女ウニが主人公。
血が出るほどの喧嘩をしていながら翌朝何事も無かったかのように談笑している両親をウニが見つめる場面がある。名場面だと思った。両
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偶然と想像(2021年製作の映画)

4.1

◯過去の鑑賞記録より

会話劇。役者が上手い。配役がいい。
第一話冒頭からテンションが上がる。ラストの"音" が気になる。
第二話は観る者が"想像"してしまう。かなり笑えたが、劇場内はシーンとしていた
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象は静かに座っている(2018年製作の映画)

4.1

◯過去の鑑賞記録より

中国の地方都市。孤独で深い悲しみを抱えた4人の男女の一日を描いている。少年、少女、青年、老人の4人は2300キロ離れた満州里を目指す。動物園で静かに座っている象を見るために。
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遥かな町へ(2010年製作の映画)

4.0

◯過去の鑑賞記録より

谷口ジローの同名の漫画が原作。
電車を乗り間違えた男が降りた駅は、もう長い間帰っていない故郷だった。
気がついたら男は14歳の頃に戻っていた。心は48歳のままで。
父親が失踪し
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詩人の恋(2017年製作の映画)

3.8

◯過去の鑑賞記録より

「息もできない」のヤン・イクチュンが年下の青年を好きになる詩人を演じている。詩人には妻がいる。
愛に対して不器用で時に見苦しく愛情深い主人公。
”太目な詩人”の愛が深い。
時折
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ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

3.8

◯過去の鑑賞記録より

ニューヨークの人気レストランを舞台に、厨房・フロアーで働く人たち、経営者、様々な客たちのある一夜の出来事を描いた群像劇。
調理場の臨場感、素敵なバーテンダー、経営者の粋な会話・
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ふたりの5つの分かれ路(2004年製作の映画)

3.8

◯過去の鑑賞記録より

夫婦の別れから出会いまでの5つの場面を遡る。
離婚調停、弟カップルを自宅へ招いた日、出産、結婚式、出会いへ。
それぞれの分かれ路で観る者に問いかけてくる。何故この場面を見せられ
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空に聞く(2018年製作の映画)

4.0

◯過去の鑑賞記録より

東日本大震災の後、約3年半陸前高田の災害FMのパーソナリティを務めた阿部裕美さんを追ったドキュメンタリー。
地域の人々に寄り添い、人々の声を聞き、ラジオを通して届ける阿部さん。
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母さんがどんなに僕を嫌いでも(2018年製作の映画)

4.0

◯過去の鑑賞記録より

幼い頃から虐待を受け、17歳で家を飛び出す主人公タイジ。
それでも母の愛を諦めない主人公。
エンドロールの最後に「事実に基づくフィクション」と表示がある。
どこまでが実話なのだ
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自由が丘で(2014年製作の映画)

3.8

◯過去の鑑賞記録より

公開時気になりがらも見逃していたものを本日DVDにて鑑賞。

加瀬亮演じる主人公が韓国で人々と会話していくところがとても自然で、短い会話の一つ一つに余韻が感じられました。

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半分の月がのぼる空(2009年製作の映画)

4.0

◯過去の鑑賞記録より

前半「世界の中心で愛をさけぶ」のような作品だな…と思っていましたが、後半いい意味で予想外の展開てした。

その転換点、大泉洋演じる医師が患者の少女に話しかけるシーンが良かったと
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若葉のころ(2015年製作の映画)

4.1

◯過去の二度の鑑賞記録より

若かった頃、甘酸っぱさとほろ苦さが入り混じった思い出を振り返る作品はいい。

岩井監督のラストレターなどを思い出す。

◯当初のレビュー
DVDにて鑑賞。情報がほとんど無
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海辺の生と死(2017年製作の映画)

4.0

◯過去の鑑賞記録より

あらすじ等は記載省略。

満島ひかりの一人芝居を観ているような気がした。迫真の演技だった。

主人公が「海の道」を通って、男に会いに行くシーンは、胸からほとばしる思いを感じた。
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ノー・エスケープ 自由への国境(2015年製作の映画)

3.8

◯過去の鑑賞記録より

アメリカとメキシコの国境を越えようとする不法移民と彼らを襲うアメリカ人男性の映画です。
観ながらため息が出るほど残酷でハラハラする展開でした。

残酷なアメリカ人男性が途中でつ
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ルイの9番目の人生(2015年製作の映画)

3.9

◯過去の鑑賞記録より

あらすじ等は記載省略。

filmarksの平均スコアより高く評価しているのでアップ。
☆☆☆☆☆

サスペンス、ヒューマンドラマ両方が見事に備わっていて、グイグイ引き込まれま
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

5.0

ビクトル・エリセ監督の31年ぶりの新作、ひたすら酔いしれてしまいました。

主人公は撮影中に主人公を演じていた俳優が22年前に失踪したという経歴を持つ監督ミゲル。そのミゲルがその俳優フリオを追う番組に
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ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人(2023年製作の映画)

3.7

全編フランス語。
ジョニーディップの美しいフランス語を聞いているとどうしても事実婚状態で14年間暮らしたフランス女優のヴァネッサ・パラディのことを思い出してしまう。2人の間には長男長女もいたから、家庭
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ラストコンサート(1976年製作の映画)

3.8

わたしの田舎には映画館が1件あった。夏休みや冬休みは2本立てで子供たちの映画を数日間上映してくれた。
普段は成人映画や任侠映画の看板を目にしたが、ほかの公開からずいぶん立った作品もあった。「黄色いハン
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イースト/ウェスト 遙かなる祖国(2000年製作の映画)

4.1

サンドリーヌ・ボネール主演に惹かれて観たら、「太陽に灼かれて」のオレグ・メンシコフやカトリーヌ・ドヌーヴとキャストが凄い。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.9

アリ・アスターの「ミッドサマー」を観ているので、予感はあったがホアキン・フェニックス主演なので、早速観に行きました。
原題 Beau is afraid はサイコスリラーの本作にぴったりというより、や
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フレディ・マーキュリーThe Show Must Go On(2023年製作の映画)

3.8

私はまさにクイーン世代。
中学生の姉が買ってきたのがクイーンの「キラークィーン」だった。

本作を観て、フレディがいかに
皆に愛されているのかはわかるけど、新しい情報や歌うシーンが少ないのは残念。特に
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

4.0

とにかく笑いこけました。
最初から最後の温かい涙まで、「あーっ、こういう映画は子供と一緒に、または高校生くらいなら友達と観たいな」と思う作品でした。

この作品はこの15年くらいいつも私を試写会に誘っ
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

5.0

この映画の素晴らしさはただ互いが優しいからだけではないと、帰りのバスの中で思った。

パニック障害やPMS、家族を亡くした人たち、そして何らかの理由で職を失う者…等々、現代社会において、人は何らかの痛
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コールド・フィーバー(1995年製作の映画)

4.2

◯過去のレビューより   

主人公は7年前の事故で亡くなった両親を供養するためアイスランドへと向かう。永瀬正敏が主人公を演じているロードムービー。
様々なアクシデントや出会いがある。
終盤一人の老人
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オペラ座の怪人(2004年製作の映画)

4.0

公開時はまってしまいました。映画館で何回見たんだろう。

以下、一度は観たことがある人向けの私の感想です。

怪人は、確かに粗野で醜く、オペラ座の地下に孤独に暮らしていた。
でもクリスティーヌのことを
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ただ、君を愛してる(2006年製作の映画)

4.0

この作品は玉木宏と宮崎あおい演じる最高のラブストーリーであると公開当時思った。

私は当時は仕事もまあまあ順調で、実家の問題もなくなり、海外旅行を楽しんだりしていた。
でも、何か生きづらさを抱えていた
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高校教師(1993年製作の映画)

-

平成5年23歳で命を絶った弟へ捧ぐ

当時頭がおかしくなった?なりそうになった?えっ、まだ治っていない?私が当時仕事を休んでいた時、ドラマは知らないのにタイトルと森田童子の音楽に惹かれて観に行った作品
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.5

あらすじについては省略します。

この作品の1番のみどころは、大人の子供を見守る温かい眼差しがじわりと描き出され、その温かさを感じた少女が最後に自分の感情を素直に表せたことだと思います。

物語が淡々
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劇場版 君と世界が終わる日に FINAL(2024年製作の映画)

5.0

オリジナルを知らずに鑑賞。
本作を見ようと思ったのはフォローしているYaguchi Masaichi
さん🫡のスコアの高さ、レビューを読んだからだ。
もちろんフライヤーを手にした時から気にしていたが、
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ラスト、コーション(2007年製作の映画)

5.0

公開時に観て感動し再度DVDにて鑑賞。
過激なセックス・シーン。主人公2人の心理戦のようなセックスと心の変化に胸が震えた。

初回鑑賞時には宝石店の二つのシーンが好きだったが、今回はそれに加え日本料理
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燈火(ネオン)は消えず/消えゆく燈火(2022年製作の映画)

4.2

公開してもう終了が近づくと言うので、本日鑑賞。
作品内容の詳細については、省略。
この作品の評価については、私個人の経験と少し重なる部分があるので、作品そのものの評価よりは少し高めになってしまうと思う
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ラヴソング(1996年製作の映画)

4.3

◯ 過去の鑑賞記録より

切なさともどかしさでいっぱいのラブ・ストーリー。
1986年の香港。夢を叶えようと香港へやってきた男と女が出会う。男には天津に残した婚約者がいるのだ。
1986年から1996
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影武者(1980年製作の映画)

4.0

先日「乱」を観て、黒澤明の作品をもっと観たくなり本日自宅にて鑑賞。179分。
主人公・武田信玄の影武者を仲代達矢が演じているせいもあり、「乱」と重ねてしまうが作品としては私は「乱」の方が好きだ。
長篠
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