あふろだんぺさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.9

女の人の生きづらさを書いた作品。

主人公のキムジヨンは子供が出来たがために仕事を辞め、無自覚な性差別に苦しむ。
知らず知らずのうちに蓄積されていくダメージ。

男社会でうまく生きている女の人もいる。
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.4

よきお話でした…

聾唖者の家族が絵に描いたような「良い感じの人」じゃなかったのが良かった。

それぞれの手話にも個性があり。

主人公が昔の話し方にコンプレックスを抱いていたこと、でもどうしようもな
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.5

タップダンスのシーンは目が離せなかった。

タップダンスはダンスでもあるけど、音楽でもあるんだな。

この映画は全体的に音が気持ち良い。
タップダンスにはじまり音楽隊の奏でる音楽、スウィングする捕虜た
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.0

ナンダコレハ!

犬と少年と和太鼓とヤクザとラーメンと北斎とメカ犬とスケバンと富士山と他色々

ニホンの今昔いろいろ混ぜこぜ。
だけど下品な感じはなく洗練されてる。

細部までとんでもない作り込み。
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.8

スチームパンクでマッドな世界観が良いです。あと気持ち悪い。

黒い3人衆が面白い。

ドロヘドロとかシドニアの騎士が好きな人は好きかも!

浅草キッド(2021年製作の映画)

3.9

浅草がヒロイン。
原作を読んでみたくなる映画でした。

観る前は、ビートたけしがどう成り上がっていったかを描いた映画かなと思っていたけど、浅草やフランス座、そこで知り合った仲間や師匠、周りの人たちに感
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

-

面白い。
ラジオドラマが映画に影響を与えたこととか知らないことがたくさんあった。

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.8

オリジナル版を見ていないので、リメイクがどう変更されているのかが分からないけど、今これを見ると、古風に見えてしまうなあと思った。ステレオタイプというか。

この映画でも新しい要素のようなものは試されて
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

うおほーーーー

ほう。ほう!

思ってたよりサスペンス色強めで面白かった。
アンソニーホプキンスが「え?」ってなるとき、こっちも「え?」ってなる。

一つの部屋で済む話だけどスリリングで見ごたえアリ
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ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

3.9

手塗りのような質感とカートゥーンのようなポップさもある新しい3Dアニメーション。
そこに実写も加わりアメリカァンな雰囲気が好き。

挟み込まれるギャグは普通のアニメでやる笑いとはちょっと違っていて面白
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月と少年 / La Luna(2011年製作の映画)

-

かわいらしい世界観。

「あの夏のルカ」と同じ監督だけど、少年から見た世界の描き方がうまいよなぁ。

大人のキャラクターは眉毛やヒゲで表情が見えないから少年のリアクションが活きる。

短い時間だけど、
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ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

3.9

ダイレクトに「共生の必要性」を感じるドラマでした。
信じることの大切さ、難しさ。
ディズニーらしいメッセージ性と展開のさせ方でした。

全体的に、東南アジアの文化にインスパイアされてるんですねー。
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

4.5

「シレンツィオ ブルーノ!」

少年少女たちの、一夏の思い出。
笑えて愉快で、切なさや友情、初恋?もあり好みの作品でした。

人魚姫かなと思ったけど、いや、スタンドバイミー的な作品ですね。

音楽も良
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アイアン・ジャイアント(1999年製作の映画)

-

ジュブナイル物が見たくて。

ET、フランケンシュタインだけでなくスーパーマンの要素も。
重力を感じる描写がイイね。 

スーパー8でこんなシーンあったな〜と思ったところあった

トレマーズ(1990年製作の映画)

-

思ってたよりちゃんとしたモンスターパニックものだった!
ジャンケンで決めるんやね

2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.8

下半身だけ復活したお父さん。 
どうやって他のキャラクターと絡むんだろうと思ってたけど、足腰(笑)だけで感情表現をしたり、コミュニケーションをとっていて、下半身だけなのにキャラクターがたっていた。
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魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)

3.8

楽しい懐かしいアニメーション、だけどリアルな現代。

おジャ魔女どれみってもう20年前の作品なのか。

小学生の時に放送していたような気がするけど、20年前だったら中学生の頃だ。
中学生でお邪魔どれみ
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レディ・オア・ノット(2019年製作の映画)

3.8

“その一族の一員になる為には、あるゲームに参加することが条件だった…“

花嫁vs一族のデスゲーム?

主演の方がビジュアル100点でカッコいい。
金髪ウェディングドレスでタバコ吸ってる。

一族の見
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.3

「僕が知りたいのは時間の本性」

ALSと診断され、次第に身体の自由が効かなくなっていくホーキング博士が研究のテーマに選んだのは「時間」。

そのホーキング博士と妻に迫った物語。

イギリスが舞台だか
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アップグレード(2018年製作の映画)

3.9

面白かった。

最初のオープニングクレジットから趣向が凝らされてる。
雰囲気がありますねえ。

簡単に言えば、主人公が人造人間になって復讐するってシンプルな話。

やり尽くされたパターンだけど、監督の
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.1

アジア系の方が主人公でヒロインもアジア系。
前半はそういう意外さもあって日常生活の描かれ方が面白い。
後半はなんでもアリ感が強くてなんだかな〜。
全体的にアクションがうーん。特に最初の父と母が出会って
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.8

雰囲気が好き。
お風呂の水が浸水して、天井に水が染みて、雨のようになって、階下の映画館にも影響を及ぼすシーンが幻想的で良かった。



主人公のイライザ可愛らしい。
同僚の人もいいキャラしてる。

あの日々の話(2018年製作の映画)

3.8

はじめの印象。
なんだかガサガサした音声だなあと思った。
でも見終わってみると、そのガサガサした音もこの映画のリアリティを支えるものだったのかなと思えた。

かなり高解像度のリアリティ。
笑うとき長い
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

-

これがクリント・イーストウッドの最期の映画になるかもしれないと思ったらコメントしづらいなあ

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.9

すごい緊迫感

見終わったら結構疲れてた笑

なるほど

ギルティ

デッドプール2(2018年製作の映画)

4.2

2回めの鑑賞

大きく盛り上がるアクションシーンが2つ用意されていて、どちらも面白いんだ〜。

普通のおっさんや運がいいだけの女が仲間になる。なんで?笑

ヒーローものを小馬鹿にしたセリフやカメラ目線
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

グリーンゴブリンのイカれ具合が最高ですね。
この役がなければ、ちょっと味気なかったかも…

スパイダーマンは映画館で見るのにうってつけなモノだと再認識。

懐かしのキャラクター大集合!

サム・ライミ
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映画に愛をこめて アメリカの夜(1973年製作の映画)

-

山田太一さんのエッセイで触れられていたので鑑賞。

映画を撮る人たちの映画。

こういう映画って、最近だとその傾向がより強いと思うけど、誰々の感情がどうだという感情論的な部分が多いと思うけど、これはサ
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あの日のオルガン(2019年製作の映画)

4.0

たまにはこういう映画も。

主演の子、ずっと誰だろうと思っていたら大原櫻子さんだったんですね。
いい演技でした。

実話ベースなのを後から知りました。疎開と保母さんの話。

大げさな演出や不自然な展開
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市民ケーン(1941年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

不朽の名作と言われてるのに見てなかったシリーズ。

最初の方は眠たかったけど、2番めの妻の回想に入ったあたりから面白くなってきた。

なるほど。
一度見終わってからもう一度最初の方を見ると、そういう事
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