警察が鵞鳥湖に注目し、
捜査線を張るあたり名作の雰囲気を持たせ、
水浴嬢というのが新たな売春だ!と、
物語に期待させるのだが、
肝心の物語がダメでさっぱり。
近年稀に見る神予告編に騙された。
映像は迫力があり、
物語の伏線も最後で回収される。
これは若い人は絶賛すると思う。
ただ真実は自分だったと。
「エンゼル・ハート」
「ターミネーター2」と同じな物語となる。
よかったのは長身>>続きを読む
実は非常に原作に忠実で、
スティーブン・キングも大満足な本作。
ただスティーブン・キングが喜ぶのと
おもしろい映画かは別。
悲しいかな、映画の見せ場は全部、
スティーブン・キングが否定した
スタン>>続きを読む
映画には、人の心を揺さぶるような
良心的な芸術の美があります。
しかし、芸術の美にも人間の道理にかなった
背徳的な美もまた存在し、
日常が平凡で、平坦な人は、
この一方の美のほうが楽しめるもの。
「>>続きを読む
石油も水も尽きかけ荒廃した世界。
愛する家族を守れなかったトラウマを抱え、
生き長らえている元警官、マックス。
ある日、資源を独占し、一帯を支配する独裁者
イモータン・ジョー率いる戦闘軍団に捕まり、>>続きを読む
監督の技能が足りないのか、
そもそものテーマが映画化に難しいのか。
悪くはないと思うのですが、
やっぱりダメという映画でした。
愛故に愛する人を傷つける、
若さゆえに間違うという映画ですが、
この愛>>続きを読む
兵庫、神戸に住む渡辺博子は、
山の遭難事故で死んでしまった恋人・藤井樹の
三回忌の帰り道、彼の母・安代に誘われ、
彼の家で中学の卒業アルバムを見せてもらった。
「ほら、ここ、卒業する前に転向しちゃっ>>続きを読む
姉、チィナンが死んだ。彼女宛に届いた同窓会に出かけ、そのことを伝えようとした妹、チィファだったが、姉に間違えられた上、スピーチまでするはめに。同窓会には、チィファが憧れていたイン・チャンも来ていた。>>続きを読む
滑津大滝
少年と少女二人が遊んでいる。
そこへ裕里が三人を呼びに来た。
今日は、裕里の姉、未咲の葬式だった。
姉と間違われた裕里は、同窓会の後、
追ってきた鏡史郎に名刺を貰い、
LINEを交換する>>続きを読む
すごく厳かで名作の期待をもたすが、
伝記の範疇を越えない、
最後にクライマックスも盛り上がらない。
「はい、これ」
「異動願い?、どこに?」
「ヒーローのそばにいたいのよ」
「作家は変人だらけだぞ」
「“ 十代で恋をした ”、スタインベックよ」
朝の開館。
すぐに訪れるのはホームレスたち。
まっす>>続きを読む
「フロイト曰く、
人生に最も重要なものは仕事と愛、
わたしは定年退職し、妻にも先立たれ、
今は手持ち無沙汰な時間が増えました、
死別して3年半、いまだに妻が恋しいし、
退職後は楽しめること>>続きを読む
劇作家として名を成したリチャードは、
あてのない旅に出る。
学生時代を過ごした街、
懐しいミルフォードに来たリチャードは、
グランドホテルに宿をとり、そこで1枚の美しい
女性のポートレートに目を>>続きを読む
“ 「キャバレー」「カクテル」以来の名作 ”
「ロサンゼルスまで」
「往復ですか?」
「片道よ」
もうこれだけで、
この映画はすばらしいものだと予感できる。
アリ(クリスティーナ・アギレラ)は>>続きを読む
この映画は十分話題になり、
ヒットしているので書くのですが、
この映画は、R15+やR18という
規制のレーティングのせいで、
本質がぼやけ、周知されていません。
この映画は賛否両論があり、その否>>続きを読む
「家庭教師の仕事がいっぱいなの」
「小説家だろ?」
「妹が金持ちと結婚するまでは
わたしが稼がないといけないの」
ニューヨークに住むジョー・マーチ
(シアーシャ・ローナン)は、
出版社回りを始め>>続きを読む
19世紀半ば、アメリカは南北戦争に突入する。
マサチューセッツ州のマーチ家も父が従軍し、
母のマーチ夫人(スーザン・サランドン)、16
歳の長女メグ(トリーニ・アルヴァラード)、
15歳の次女ジョー>>続きを読む
「ジュリア」は作家リリアン・ヘルマンの物語。
リリアン・ヘルマンは、大作家、
ダシール・ハメットの恋人であり、激情の作家。
有名な文章には、
「そこで、わたしが、貴方が亡くなったあと、
貴方の伝記>>続きを読む
刑務所──。賭けボクシングの真っ最中。
「なんでウルフなんかがトレスと闘うんだ」
「ケーンの替わりだそうですよ」
「ケーンがトレスを怒らせるはずがない、
裏がありそうだな」
そのさなか、ひとり>>続きを読む
「コシュ・バ・コシュ
恋はロープウェイに乗って」は、
現代では、南米やアフリカよりも秘境とされる
中央アジア。旧ソビエト連邦国の中でも
最も貧しい国の一つ、内戦下のタジキスタン
の首都ドゥシャンベ>>続きを読む
昔はこの映画の問題のシーンも、
番組宣伝に使われるほど洋画に寛容だった。
問題のシーンがあり、
ポール・カージーの銃が炸裂するカタルシス。
カセットテープ・ダイアリーズ/
原題:Blinded by the Light
1987年、パキスタンからイギリスに
移住してきたカーン一家は、
ルートンで暮らしていた。長男のジャべッドは
ペット・>>続きを読む