ティアくんさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ティアくん

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最初の晩餐(2019年製作の映画)

3.5

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家族との食事は思い出もたくさんあるはずだ。

家族だからといっても個々の集まり。食の好みが違うことは多々ある。それも含めて団欒の場となる。

食を大切することは健康でいること、そして生き
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.6

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奇妙であるが、違和感はなくこの世界観を楽しめた。

非日常の恐怖感に強い興味と生きる感覚、温かな感情が目覚めたのだろうか。

銭湯の裏仕事、こんな設定でこんなにも自然と青春、友情映画のよ
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.3

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『ボーダー』って。曖昧な言葉で便利に使うけれど…
どっちでも…あなたの判断に任せます!って感じなのだろうか。
全てが白黒はっきりできるわけではない世界、理解不可能なことを認めることで世界
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ひとよ(2019年製作の映画)

3.7

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家族って簡単そうで難しい。理解したいけど…納得いかない部分もあるだろう。

ストーリーには⁇ってなところがあるものの、あの家族の演技力、雰囲気が素晴らしい。そして、ちょっと笑えるシーンや
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TOKYO!(2008年製作の映画)

3.2

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3作品とも不思議な、クセのある、ユニークな世界。(これは好きか嫌いか別れる)

どこかにありそうで、なさそうで、記憶にあるような…。

香川照之と蒼井優の若さがとても神々しい✨
そして、
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.6

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実際に起こった事件から脚色された作品。

単純に銃で人を殺す穏やかそうな美少年。凶悪な事件なのに音楽とダンスでお洒落な感覚となる。
あまりにナチュラル。人間にあるべき感情が足りないのか、
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屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.3

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あれ?中村倫也は…
漫画チックな会話はコミカルで楽しいのにゾンビはないよ。
…なんだかチグハグな…

ポラロイド(2018年製作の映画)

3.5

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なかなか面白かった。時間もストーリーもすっきりコンパクトな映画。
暗くよく見えないシーンが多い。
…なのでテレビ画面の隅っこに映る自分…そしてリアルに友達からの電話(映画と同じ着信音)も
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萌の朱雀(1997年製作の映画)

3.6

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作られた映画の世界なのに日常生活がここにはしっかりと存在している。

流行とはかけ離れた不便さのある暮らし、朝日が差し込む台所の土間、釜の湯気、土、木々、風、自然の音…。
ここは都会には
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.6

恋愛ってなんなんだろう。

成田くんの仔犬のようなウルウル瞳にヨシヨシと頭を撫でたくなる。
そして、大倉くんのような男性は世間一般にあるあるだろう。

…同性の恋愛は困難も多いだろうが、自分の気持ちに
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命みじかし、恋せよ乙女(2019年製作の映画)

3.3

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樹木希林さん…本当に存在感あり。しかも自然に普通にいるのだ‼︎

日本人キャストの日本映画にするととても理解しやすいと思った。
人間の思いは国境なく浮遊することができるのか、心がもののけ
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凪待ち(2019年製作の映画)

3.8

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人間はややこしい。

人間的な常識、優しさは持ち合わせている一方で、自分の愚かさを知りながらも抜けられない依存症。これは病だ。

それでも人間の優しさに救われることもある。優しさの裏側に
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パピヨン(2017年製作の映画)

3.6

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こんな辛く過酷な人生が長い歴史の隙間にずっしりとあったのかと驚いた。
戦争下に猜疑心、不安感など負の感情が世の中を包んでいる。
そんな環境の中でも他人から友人へと交流を深め、強い信頼関係
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エリカ38(2018年製作の映画)

3.3

お金が悪いわけじゃない。人間の心がお金の価値を歪めてしまう。
お金がある人に近寄っていく人。
お金があるから優しくできる人。
お金があるから優越感に浸る人。

お金はないよりあった方がいい。
時々は美
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真実(2019年製作の映画)

3.6

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日本人がフランス映画を撮っていることが自然であった。そして、会話がおしゃれ!

『女優』としては一流。私生活でも自己中であり不器用。それでも憎めない無邪気があるカトリーヌ・ドヌーブにぴっ
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ともしび(2017年製作の映画)

3.5

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最初から何?これ?

淡々と日常生活がリアルに表現されている。カメラワークも長く…一瞬、自分が同じ動作をしているかのような感覚になる。

静かな映像の中、大袈裟な話の展開がないまま時間が
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シークレット ウインドウ(2004年製作の映画)

3.6

ずいぶん前に観た映画であるが、やはりジョニデは汚い身なりがよく似合うし、カッコいい。

ストーリーは知っていたが、細かいところまでは記憶になく、新たに楽しめた作品。

スティーブン・キングの作品とあっ
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

4.2

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バットマンシリーズはこれまでは鑑賞選択肢にはなかったけれど…幅広い年齢層、どれも根強い人気があることが理解できる。

センスあるストーリーに静かに感動した。

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.7

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ホラーだけでなく青春映画。それだけでなく背景には毒親あり。…それも怖い。

仲間とはいえ、キャラクターはバラバラ、あるがままの姿を受け入れ、認め合っているのだろう。
ただ、居心地がいいん
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.7

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血まみれシーンもあるが、意外なおちゃらけたシーンもあり楽しめた。

柳楽くんのチンピラがとてもいい。
ホントにこんな感じの人、いる!と思う。

ダークナイト(2008年製作の映画)

4.3

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デジタルの世界であっても根底には人間の血が通っている映画だなぁ…としみじみ感じてしまった。

生身の人間の痛みや怒り、不安、その先にあるわずかな希望に向かって行動する人たち。
それぞれの
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

4.0

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ジョーカーを観たので、次はこれ。
アメリカンヒーロー、バットマン。
あの少年だったんだね。

想像よりはるかに楽しめました。

執事のためらうことなく発する愛情たっぷりの『Never』の
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

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ホアキン・フェニックスはすごい。常に惹きつけられる役者。実在感ありあり。

ジョーカー/アーサー。
複雑な感情を持ち合わせながら、理解され難い病気の症状。妄想と現実と区別がつかない社会に
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人間失格(2009年製作の映画)

3.4

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『生まれてすみません』と発することとなった生い立ちや女性を通して破滅していくことが少し短絡的な…。

『生まれてくれてありがとう』『産んでくれてありがとう』と言うお手本的な言葉ではなく、
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.6

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男女の関係は時代は違えど現代的に通じるものがある。三人三様、女性は魅力的であり、ある意味とても力強い。

妻子がいてこそ、愛人が存在する。
作品を生み出すこと、愛を持って生きること、癒さ
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よこがお(2019年製作の映画)

3.7

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薄っぺらな言葉ですら活字となれば真実のように思わせてしまうメディアの怖さ。

何かのきっかけで新たな自分を発見することもあるだろう。
違う自分に戸惑いながらも様々な経験をして今の自分に着
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セラヴィ!(2017年製作の映画)

3.5

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軽く楽しめるフランス映画。個性的な人たちのドタバタ劇ではあるが、たっぷり愛情の詰まった作品。
素晴らしいロケーションであるが、長すぎる結婚式。しかも自己中心的な演出を要求する主催者、そし
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容疑者、ホアキン・フェニックス(2010年製作の映画)

3.2

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なんとも人騒がせな…。とは言え、やっぱり存在感のある役者。

川の中を歩く姿。ぶよっとした背中が一番のドキュメンタリー。ナチュラル。

新聞記者(2019年製作の映画)

3.8

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フィクションなのかリアルなのか…現実社会の裏操作には同じような事がありそうだ。

国家を守ることは、国民1人も犠牲にしてはいけないだろうっ!

正義って孤独であり、辛く、苦しい。
納得い
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轢き逃げ -最高の最悪な日-(2019年製作の映画)

3.7

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これだけはしてはいけない。
『轢き逃げ』。

避けられる事故。避けられない事故。
色んな状況が重なり、交通事故を引き起こしてしまうのだろうが…
どんな状況でもハンドルを持ったら、運転手の
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天国でまた会おう(2017年製作の映画)

3.5

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フランス映画。やはりおしゃれ。
戦争は終わり、生き残った者の人生は続いていく。戦争の体験を背負いながら、以前と違う身体で新しい時代に生きていかなければならない。
人間は優しい気持ちだって
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(2018年製作の映画)

3.8

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映画の色、音、ストーリー、役者の表情、静かに、ぐいぐいとこの世界に引き込まれてしまった。
日常生活から遠い存在である銃を手にしたことから、眠っていた感情に自身が追い込まれていく。
狂気に
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クワイエット・フレンド 見えない、ともだち/ゼット 見えない友達(2019年製作の映画)

3.5

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静かな生活の中、ホラーの雰囲気が漂い、面白い展開になるかと思いきや…。
『ゼット』の存在意味、家族の過去などには触れず…そこが知りたかった。

個人的には続編でそのあたりを映像化して欲し
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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

3.6

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海のロケーションに音楽とダンスが加われば元気になること間違いなし。

血の繋がりは姿は見えずとも、常に一心同体。身体の中から見守っていてくれるんだろうな。

人生は、時間の流れの一部であ
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スノーホワイト(2012年製作の映画)

3.5

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お姫様はフリフリのドレスを着て馬車に乗るわけではない。
顔には泥、刀を携え、甲冑姿で馬を操る。
清く澄んだ心で迷うことなく、深い愛に包まれ、民衆を…未来を…守るために戦う。
これこそ、魂
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