アガサさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

アガサ

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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

行定監督の「BLといわれて原作読んだけどBLじゃなくラブストーリーだと思った」発言が物議を醸したけど、監督は「同性愛を特殊なものとすること自体が差別。同性も異性も関係なく愛は愛」って姿勢をアピールした>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

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観ればみるほどマイケル・ケインのくだり必要なくて、ニッコリ笑顔になった。
本気の「推しごと」とはこういうことを言うのです。ね、監督!

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「おかあさん」は子どもの成長(成功)のために死ななくていい。
自分のできる範囲で努力したり何かを与えたり与えなかったりは自由だけど、すべてを捧げて死ぬ必要はない。
それぞれの人生を一緒に生きていけばい
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リム・オブ・ザ・ワールド(2019年製作の映画)

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子どもの頃抱いていた夢や空想をそのまま形にしたようなSFアドベンチャー。
はみだしものが世界を救う話はいつみても気持ちがいいなあ!

屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

壊れた人々が集まる、バー・ゴールデングローブ。
女はどこにも行き場のない最底辺。男は女を人間扱いしないドクズ。
女たちの弱みにつけこみ手にかけたホンカはいうまでもないけど、あそこにいる男たちの醜悪さも
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

上質なミステリーであり哀しい復讐劇であり、後味の苦さも含めとても見応えのある作品だった。

作家志望の主婦のくだり、見送りに来た夫の「翻訳なら在宅で出来るから仕事許したのに」「子供がかわいそう」という
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

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スポーツ界にはびこる性差別に異を唱え戦った、伝説のテニスプレイヤーの物語。
優勝賞金が男性の8分の1という格差が描かれるけれど、わりと最近も「男優のギャラが女優の1500倍だった」みたいな話があるよう
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ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション(2015年製作の映画)

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貧しいもの富めるもの、すべてを虜にしてきたカットニスのモテ道、ここに完結。
大統領により洗脳されてしまっていた今カレと、未練半分神輿担ぎ半分でいまだカットニスに執着をみせる元カノという、ややこしいこと
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ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス(2014年製作の映画)

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モテのチャンピオンことカットニス、三度登場。
求心力をかわれたことで反乱軍に囲われたカットニスが、政府に捕らえられた今カレ(疑似カレから昇進)の安否と反乱のシンボルとしての重責の板挟みになる本作は、主
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ハンガー・ゲーム2(2013年製作の映画)

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大衆から好かれすぎた結果、死のサバイバルゲームのルールすら変えさせてしまったモテのチャンピオンことカットニスが、故郷の今カレと初恋の疑似カレとの間で揺れ動く青春バトル映画第二弾。
これ以上モテさせては
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ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)

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公開時以来の再鑑賞。
死のロングウォークやバトロワのようなサバイバルゲームを期待してしまうとかなり肩透かしだけど、男女貧富関係なくとにかく周囲から一目置かれまくるヒロインのモテっぷりは存分に堪能できる
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悪人伝(2018年製作の映画)

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共通の敵を眼前にした際の反社会的勢力と警察とは、トムとジェリーのようなものなのかもしれない。
反社とポリ!なかよくケンカしな!

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

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これぞウディ・アレンというべき、おしゃれで理屈っぽくてうだうだしててドタバタでニューヨークが美しい映画。
「おじいちゃん、前にもその話したでしょ?」と言いたくなるような変哲のないストーリーだったし、ア
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ポップスター(2018年製作の映画)

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アカデミー賞受賞俳優ナタポーのへっぽこダンスが観られるのは『ポップスター』だけ!

ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

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スタローンおじいちゃんによる牧場爆破セレモニーが観られるのはランボーだけ!

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

誰も子どもを助けようとしない。親も、祖父母も、伯母も、道行く人も、ボロボロの服を着て学校のある時間に学校にいない食事もまともにとれていなさそうな子どもたちから目を背け拒絶する。
いったい日本にどれくら
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もののけ姫(1997年製作の映画)

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人間にシシガミ様の首を盗らせ、人間からシシガミ様に首を還すことで、なんとなく双方にとってプラマイゼロ感を演出するアシタカの調整力がすごい。これはどこのコミュニティでも出世できるやつ。
打算のない身の張
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「色んな中村倫也を堪能できる」という意味ではハッピーエンドだけど、「病気を抱えた人のお話」としたらアカンやつじゃないかな。結局火曜日は一生図書館に行けないし、他の曜日も週に一度しか人生を楽しめないし。>>続きを読む

ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

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不思議なことに、この映画を観た上でデザイン変更前の予告を見直したら「これ、そこまで悪くなくない?」と思えてしまった。
むしろ変更前バージョンの本編も観てみたい。
ソフト発売の際は両バージョン入れてもら
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美人が婚活してみたら(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「美人過ぎて婚期を逃した」設定の主人公を徹底的に「美人過ぎないよう」撮るという意欲作。
その割にはセリフで主人公の「誰もが認める美人っぷり」を説明しまくるのでなんだかチグハグ。ホメ殺してるのかな?と思
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火口のふたり(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

『死霊の盆踊り』ばりに退屈。 
世紀末が迫る中、刹那的な生き方に没頭するふたりがお互いの性器をこすりまくるおはなし。だからなんなの?という。

「いとこ同士は血が濃いから気持ちいい。親子やきょうだいも
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

昔に書かれた名作・若草物語をアレンジして、自分が抱くメッセージ性をうまいこと盛り込んでみせたガーウィグ監督の口から(脚本というかたちで)でる「著作権は大事」の重みよ…!