このレビューはネタバレを含みます
あの日、いつものように家を出て、見送ったのに、おかえりとただいまを言えなかった人たちの気持ちの戸締まりの話
そのテーマはよかったのだけど、被災者で、その時のこと、お母さんのこと、思い出せなくなるくら>>続きを読む
人生を上書き保存する話
人間の場合、どうしても記憶や人間関係が残ってしまい自分ファイルが上書きしきれないから、他の人の人生を借りるしかないのかな
いやでも、上書きまでしなくても、その場に応じて開く自>>続きを読む
応援上映ならぬツッコミ上映をしたいくらい、いやいやいやいや、って言いたくなるシーンばっかりなのに、この二人ならやれるか〜って思わされちゃう圧倒的な筋肉と勢い。
随所に丁寧な描写があるおかげでメリハリに>>続きを読む
「これ以上僕たちに何も足さず、僕たちから何も引かないでください。」がよかった。
飛行機から見る空のような眩しい透明感をアニメで表現できるのはすごいなあと思うんだけど、、だけど、、やっぱ話が物足りない>>続きを読む
鑑賞じゃなくて、体験
一度しか観てない人でもこの映画にはあのシーンがあったなと思い出せるくらい、ぐぐっと記憶に深く残るワンシーンがあるのがいい映画なんだろうなあと思った
誰だって、どこかの誰かの都合で作られた価値観のせいで苦しんで、闘ってるんだよね
洗いやすさを一切考えないギラッギラの水筒みたいなお気に入りを携えて諦めないでいたい
ネイルサロンで見てたから、急に客が>>続きを読む
環境音や声色から受け取れる情報量が多いからこそ、自分の想像力の狭さに悔しくなる
Adoはよかった!Adoと王歌七武海(©おしらさん)は本当によかった!!んだけど、丁寧な心の機微の描き方とか、傷つく理由の社会的な根深さとかそういう本家ONEPIECEの良さをもうちょっと感じたかった>>続きを読む
こんなまっすぐ行動に移せて、こんな素直に連帯できたら、爆速で世の中良くなるのになあ
結婚や出産を望む人ならそういう反応にならないだろうなあという表情が多く、結婚した自分とは違う、けどすぐそばの隣人の人生が垣間見えてとてもよかった。
ありきたりな言葉で別れを告げる自分は最悪だし、子ど>>続きを読む
3年前に『LION』を観てから養子を取ることが自分の人生の選択肢に入ったので、調べることもあったけど、私は養子を取る側としての視点しか考えられていなかったなあ、と。
正しい避妊方法の知識が、育てられ>>続きを読む
国を跨ぐとか時空を跨ぐとかはアベンジャーズで慣れてたけど、そこに飽き足らず、大人が本気出すとここまでできるんだ…とスタンディングオベーション
これを、映画館で、予備知識なく観れる世代に生まれてよかっ>>続きを読む
脚本の質の高さに、大人になったからこそ面白い、と思えるものに出会ったときの満足感が上乗せされて、ほかほかの気分で映画館を出た
周りのひとと一緒にケラケラ笑えて、鑑賞というより体験だったな〜
韓国人の手にかかれば、家族愛をこんな切り口とスケールで描けるんか〜〜と圧倒されつつ、ちゃんと楽しんでしっかりほろりときてしまった
音楽をやり続けるひとは、最初に楽器から音が鳴ったとき、こういう感覚になってたんだ、と妙に納得してしまった。
個人的には、何かを思い立ってから次の展開までの間、一心にてくてく歩いてるとこが好きだったな>>続きを読む
芸人という職業に限った話ではないけど、世代交代が起きてトレンドがどんどん変わっていく中で、ここだけはどの世代でもみんながぐっときてしまうツボ、みたいなものがある気がする。それを上手に押してた。
浅草キ>>続きを読む
彗星のおかげでかろうじてSFになってるだけで、ドキュメンタリー映画だった
地球、お先真っ暗すぎ
自分は、家という動かない建築物や、家族という形のある関係性に心を停めておきたくなってしまうから、あんなに落ち着いて夕日をゆっくり眺められないなあと思った。
けどいつか心の拠り所が、車やお皿のような小>>続きを読む
フルサイズのIMAXで観て大正解!
尺の使い方が贅沢なのか、とにかく映像が綺麗だったからなのか、砂の惑星で、ポールやフレメンたちと同じ砂煙を観ている気分になれた。
これからのストーリーでどこまでハマ>>続きを読む
どんなおじさんにも青春があった、てこと。
サブカルがつないだ2人のストーリーとしては、やっぱり花束の方が秀でてたかな〜
ただ、時空を飛び越える森山未來、SUMIRE、伊藤沙莉と俳優陣はとてもよかった>>続きを読む
整くんが言ってた通りだ〜と思いながら観てた。「真実は人の数だけあるんですよ。」
個人的には、怒っている理由が明確でぶつけられる悪意より、良かれと思って押し付けられる善意のほうが、疲れてしまうなと思っ>>続きを読む
小気味よくて気楽に見れたんだけど、成田凌、もっともっとクセあってもよかった。
現実にいても、割と対応できそうな気がしてしまって、映画のキャラクターとしては全然まともな方かな〜と思ってしまったなあ。
前作に引き続き、フィクションだとわかってても広島に絶対住みたくなくなる良作。
役所広司、江口洋介、石橋蓮司ら、強面セクシーおじさんたちからの世代交代。
鈴木亮平の上林、怖くてめちゃくちゃヤな奴で最高>>続きを読む
視覚的に明るい(昼間)なのに怖いっていう感覚は、論理的に理解できない人間・異文化に対しての恐怖心なのだな〜と。
おでんさんの言う通りだ。
「異形を恐れるは己の無知ゆえ!」
にしても、最後までよくわか>>続きを読む
相手のあるがまま、自分の本心、どちらも、受け入れるのはすごく難しいから、時間をかけていいんだよっていう
全体のトーンが瀬戸内海のように穏やかなので観ていて心地よかったけど、私が村上春樹慣れしていない>>続きを読む
自分で持った願望は、自分でカタをつけないと。叶えるにしても諦めるにしても。
親が諦めたスポーツでの活躍を子供に託したみたいな美談の裏で、誰にも知られずこじらせた例がたくさんありそうだなって思ってる。>>続きを読む
ストーリーは面白かったんだけど、胸糞シーンが結構あって途中きつかったな〜〜〜
丁度東京リベンジャーズを読んでいたのだけど、映画の途中で、わたしは深層心理でドラケンに会いたくなっていたのかも…となった>>続きを読む
あのこは貴族で日本のシスターフッド観たあとだったから、アメリカのを観たくなって。
前半の下ネタラッシュで一回めげてたんだけど、最後までちゃんと見たらよかった。
遊ぶけど勉強するのも、性にオープンなの>>続きを読む
放っておいたら生まれた環境が人生のすべてを形作ってしまうから、自分の意思を探して、手繰りよせて、選んで、行動するってなんて難しくて自由なんだろうと思った。
多様性が尊重されるこれからの時代で生きてい>>続きを読む
結構強めの憎まれ口叩きあう人間関係って色んなドラマや映画にでてくるけど、リアルでこれやれる勇気ない。だからこんな魅力的にみえるんかな。
わたしは、あんな激昂する、大して深いつながりでもない人を前に、スーパーの店長さんのように「今日の三上さんは、虫の居所が悪いんだねえ…」なんて言えない。
同じ時期に同じテーマを扱う『ヤクザと家族』と『>>続きを読む
家族のようなつながりだから敵討ちも正当化されるし、愛も恩もあるから生半可な気持ちでは離れられないんだよね。
人のつながりを表現するものの中でも「家族」って言葉のもつ強さ、ちょっと異様だなって最近思う。>>続きを読む
調布から徒歩30分のおうちを迷わず選べるの、自分にとっての大事なものがくっきりしているのが伝わってきて、すごくうらやましかった。
帰りのエレベーターで女の子が、「別れるって言わずに別れたのエモくない>>続きを読む