「キリクと魔女」の頃より映像が格段に美しくなりびっくり。ピクサーの進化どころの話じゃない。
万華鏡を覗いているような豪華絢爛な世界。装飾や背景は見事なシンメトリーで色も鮮やか。たまに目がチカチカした。>>続きを読む
クロワゼ!
ドゥヴァン!
アン・オー!
練習から発表会まで踊る踊る踊る…
バレエは全くの素人だけど、あの麗しい芸術を愛でるのが好き。そんなわたしにぴったりのバレエ映画だった。
ダンサーの卵たちの青>>続きを読む
でた!運がいいんだか悪いんだか…と苦笑いしたくなる主人公!
カウリスマキ監督常連のアイデンティティのような気がする。(まだ半分くらいしか観てないけど)
ケセラセラと流され生きてきた男が、唯一自らの意>>続きを読む
田舎で農業を営み生計を立てている仲良し夫婦。
そこへ都会から初老の男がやってくる。
「ふたりは子供のようにしあわせでした。」
失って初めて気づく平凡な日々の尊さ、いつもそばにあった愛情。
自分にな>>続きを読む
「What made you this way?」
そんなみんなの疑問に、ハンニバルが答えちゃうよ!の巻。
壮絶な過去への復讐劇。
残虐な行為を重ねるほど、復讐より快楽が勝るような表情を見せるハンニ>>続きを読む
新海監督のモノクロ短編アニメを、坂本監督がリライトしたもの。
と言っても完全に新海ワールドだった。
巡って巡って何度も出会い、
僕と君の時間が交差する。
私も昔、雄の黒猫ライと暮らしていた。
同棲>>続きを読む
モノクロ短編アニメーション。everything flowsの元ネタ。
たった5分間にこれだけの感情が行き交っても、せわしなさもなく端っこまであたたかい。
猫ちゃんが小学生の自由帳から飛び出たよう>>続きを読む
ジュードとミナの出会いは中華屋のトイレ。
下痢ピー後のくっさいトイレに閉じ込められたふたりは、なんとそれがきっかけで恋に落ち、デキ婚。
この冒頭のトイレ事件の描写が強烈で、スクリーン外まで臭気が漂っ>>続きを読む
NBCミュージカル生放送シリーズ!
2018年に放送されたのは、ティム・ライス×アンドリュー・ロイド・ウェバー、キリスト最後の7日間を描いたロック・ミュージカル。
いや〜めちゃくちゃかっこよかった!>>続きを読む
キリスト最期の7日間を描いたロック・ミュージカル。
作詞ティム・ライス、作曲アンドリュー・ロイド・ウェバーの黄金コンビ2作目のミュージカルを映画化したもの。
舞台版だと設定は現代になるところ、この>>続きを読む
何度観てもさいこうーー!!!
圧倒的な熱量で138分走り抜ける地獄のサバイバルゲーム!
マヤ文明における牧歌的な暮らしや謎の儀式は興味深いし、日蝕の美しさには一瞬時が止まる。
でもそれはあくまでも>>続きを読む
ソ連伝説のバレエダンサー、ルドルフ・ヌレエフの半生。
はぐれ者、または類稀なる人物という意味を持つ “ホワイト・クロウ”という渾名を付けられた少年時代。
繊細さと大胆不敵さを共に持ち合わせ、自らの才>>続きを読む
歌手としてはもちろん、映画界でも活躍し、60年近くのキャリアを誇ったトップエンターテイナーフランク・シナトラ。
彼の生前を知る友人や音楽評論家を交え、その人生に触れるドキュメンタリー。
(オープニング>>続きを読む
水と太陽、大地の息吹を感じる圧巻の映像美。
父と娘、娘を囲む微笑ましい三角関係。
大自然はそんな日常を静かに見守っていた。
しかし思わぬ喪失が訪れ、美しく大きな夕日が沈んだとき、それまで気にもなら>>続きを読む
私のベストコメディ「ヒャッハー」シリーズのニコラ・ブラム監督作なので、すごく期待してたんだけど、いや面白かったんだけど、なんせそれ以上に怖かった…!
ブレーキが故障しハイウェイを暴走する車に閉じ込め>>続きを読む
初の太陽族映画&石原裕次郎。
ぼんぼんでお金も自由もあるけど不満のぶつけどころがなく、無秩序で享楽的な生活を送る兄と、そんな兄を慕いながらも奥手で真面目な弟。
正反対のふたりだけど、惹かれた女性は>>続きを読む
隠れて愛人を囲い3人もの子供を産ませていた夫。
ある日その子供たちを男に押し付けて消えた愛人。
残された子供たちと夫を冷たい目で見つめる妻。
「誰が一番鬼畜か。」なんてキャッチコピーもついたらしいけ>>続きを読む
これがかの有名なボヴァリー夫人…!
綺麗なお洋服が欲しい。
男性にちやほやされたい。
こんな田舎町から出て行きたい。
そんな誰もが一度は抱いたことのある、”女の子”としての願い。
現代の感覚で言>>続きを読む
フィルマの高評価に期待しすぎたのか、まぁこんなもんか…となってしまった。
脚本はよく練られてるけど、伏線が二重のオブラートに包まれ、若干後出しじゃんけん感もあり。
登場人物も少ないし映像で観てると>>続きを読む
マペットミュージカル第3弾♫
カーミット達が自作のミュージカル「マンハッタンミュージカル」のBW公演を目指すお話。
BWの下積みあるあるから、まさかのドラマチックな展開まで、マペットなのに脚本がしっ>>続きを読む
EG公開日。
友達を待ってレイトで観ることになってしまい、それまでの数時間落ち着かず家にいても叫び出しそうだったので、とりあえず何か観ようとすがる気持ちで吸い込まれたシアター5。
EGから離れ没入感>>続きを読む
またひとつ私の青春が終わった。
こんなにMCUに夢中になったのはここ6.7年くらい。
ちょうど同じ頃ハマった友達と日本公開が遅かったAoUを待ちきれずにアメリカに観に行き、日本にはなかったグッズを買>>続きを読む
ドナルド・グローヴァーというよりChildish Gambino、そして監督がヒロ・ムライという「This is America」タッグで送る自由のための鎮魂歌。
55分しかないので、少しストーリー>>続きを読む
ザカリーはドラマ「CHUCK」のときから大好き♡
そしてディズニーで声優をやり、MCUで神兄弟と戯れ、BWデビュー!
見事私の好きなものロードを爆進してくれた彼がまさかのDCで主役!
とことんDCと相>>続きを読む
本場NYの舞台を映画館で。
そんなコンセプトの「松竹ブロードウェイシネマ」第2弾はThe王道ラブコメミュージカル♫
第1弾の「ホリディ・イン」から約一年半が経ちようやく次作の公開。長かった…
しかし>>続きを読む
「私は貧乏作家で、古本好きなのです。」
戦後間もないNYで暮らすヘレーン・ハンフが、ロンドンの古書店マークス社に宛てそう書き出した一通の手紙から始まる、20年越しの心温まる交流。
実在した作家ヘレー>>続きを読む
Netflixでの快挙は「Roma」だけじゃない!
アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を見事受賞、インドの女性たちによるナプキン革命!
インドでは「月経はこの国最大のタブー」であり「生理中は〜しては>>続きを読む
嫌いじゃないけど、原作ファンからするとややコレジャナイ感のある続編。
レクター博士inイタリアの映像なんてね、最高なんですよ。原作だと文字だけの買い物の記述に辟易とするけど、映画なら永遠に観ていたい>>続きを読む
初めて出会った高校生の頃から、夢に見るほど心から恐れた初めての人、ハンニバル・レクター博士。
(そして去年出会ったまさかの2人目はTWDのニーガン♡笑)
それは悪夢の初恋のよう。そのベルベッドのよう>>続きを読む
指の間から砂がこぼれ落ちるように、徐々にしかし確実に失われていった15歳の少年の日常。
孤独と向き合い、孤独と共に生きること。
父の教え(ときに正しいとは言えないけど…)と少年らしい意地があったとは>>続きを読む
ミュージカルはひと通りレビューを書いておきたいな〜と久々の鑑賞。
既にセルマを待ち受ける数々の困難を知っているだけ、落ち着いて観ることができた。初めて観たときは悲しいという感情を通り越して呆然としてし>>続きを読む
人より少し大人びた少女は、あの日から成長を止めた。
親子ほど歳の離れていた彼は、13歳の私を本当に愛していたのだろうか。
あれは純愛だったのか、それとも…。
オリヴィエ賞を獲ったデヴィッド・ハロワー>>続きを読む
高校時代なんてもはや遥か昔だし、この作品自体30年以上前のもの。
でもむずむずじわじわきて、私までガッツポーズしたくなる爽快感!
青春映画の金字塔言われるのがよくわかる傑作。
screwed upし>>続きを読む
「ヘレディタリー」のアリ・アスター監督の短編。
こちらはママの息子への偏愛。
私は息子いないからわからないけど、いる女性は少しはこの気持ちわかるのかなぁ…わかって欲しくないけど笑
カットにカメラワ>>続きを読む
「ヘレディタリー」のアリ・アスター監督の短編。
冒頭息子がオカズにしてた写真がひらっと見えた瞬間、悪夢が始まる。
息子が異常なまでに愛し欲情した相手とは。
家族みんな狂ってる…
この誰にも感情移入>>続きを読む
知的障害者が離島の塩田に送り込まれ、劣悪な環境の中長期間に渡って無賃金で働かされていた「新安塩田奴隷労働事件」を元に作られた作品。
実際は被害者の手紙で事件が発覚したらしいが、今作では女性記者とカメ>>続きを読む