aikonさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”(2019年製作の映画)

4.1

これまで一切語られることのなかったキャリアやクリエイティビティについて、マルジェラ自身が語る超超超貴重なドキュメンタリー。

ゴルチェとの師弟関係、川久保玲に影響を受けたこと、足袋ブーツ誕生秘話、ファ
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少年の君(2019年製作の映画)

4.4

今年の大本命だった一本。
とにかく公開をずーーーーーーっと待ってた作品。

間違いなく、傑作✨
今年見た最高です✨🥇🏆✨

イジメ、受験戦争、そして中国が抱える社会問題に、ミステリー要素が上手く絡み最
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SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)

3.6

色々な矛盾はさておき。

ストーリーも特に斬新ではないし、展開も読めるのですが、ここまでスケールの大きな撮影やVFXを使っても、もはや違和感なく見せてくる韓国映画には、ただ、もう…ホントにスゴい。
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トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング(2019年製作の映画)

3.4

イギリスのロックバンドの話かと、勝手に思い込んでたら、1800年代に存在した反逆者のお話だと、見始めてから気づく(笑)

オシャレな映像だったな〜。特にエンドロール。

ネッド・ケリーについて知らなか
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.2

The フランス映画な作品。

叙情的で、静かでありつつも情熱や色気を感じさせつつ、美しい1枚の絵画のよう。
女性同士の恋愛映画。
全篇静かに淡々と、緩やかな緩急をつけつつ進み、終盤で二人の想いが一気
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

劇場鑑賞見逃し作品。

実家に、三島由紀夫の自決時の写真集のようなものがあり、幼い頃に首が床に置いてある写真を見て衝撃を受けて以来、強烈にこの人のことが気になって仕方なかった。(ゼミを決める時も、教授
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火口のふたり(2019年製作の映画)

3.7

公開時に見逃し作品の一つ。
劇場ではかなりロングラン上映でしたね。

何より、主演2人のまさに「体当たり」の演技に衝撃と、その覚悟に拍手👏🏻
特に瀧内公美さんの潔さが、もはやカッコイイ。
どこか「これ
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キーパー ある兵士の奇跡(2018年製作の映画)

3.8

一番熱くなったの、ゲイリー・ルイスが出演してんじゃん!ってところ。
いやぁ、ホントにこの方見るとビリーの将来を思ってスト破りするシーン思い出しちゃって(リトル・ダンサー)、勝手に「この監督なら信じられ
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毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

3.6

チョ・ジヌン随分とほっそりしててビックリ‼️
推奴や根の深い木等、大柄で王様を守る剣豪とか用心棒的役や、シグナルのイメージが強いので、精悍な感じになっていて、最初ストーリーが頭に入ってこなかった(笑)
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.7

Fan's voiceシークレット試写にて鑑賞。

オンライン試写会にて鑑賞。終盤まで続く疑心暗鬼なストーリー展開。観ている側も漫画なのか実話を描いてるのか?と観ながら翻弄される。難しく考えずただスク
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ナポレオン・ダイナマイト/バス男(2004年製作の映画)

4.0

【VOTE FOR PEDRO】Tシャツが可愛くて、どんなだっけ?と調べついでにレビュー。

邦題がまだ【バス男】時代に鑑賞。
え、これだけでバス男にしたの?と当時は小馬鹿にしてたけど、今思うともはや
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インサイダーズ 内部者たち(2015年製作の映画)

4.1

やっと観れた!韓国映画の名台詞❗
【モヒート行って、モルディブ一杯やろう🍸✨】

個人的には、イ・ビョンホンではなくチョ・スンウ目的で💕

チョ・スンウが検事なら勝たないはずない❗
って見てたら「え…
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FYRE: 夢に終わった史上最高のパーティー(2019年製作の映画)

3.9

面白かった‼️‼️‼️‼️

参加した人達も見栄や羨望欲しさだろうから、申し訳ないけど、ご愁傷様〜って笑ってしまう。

こんな杜撰なイベント運営ある⁉️⁉️ってもはや、ダメっぷりに驚く。
広告、映像が
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.9

会社帰りに観て帰ろ〜と思うと、編成上タイミング合わなくて、結局見逃してしまってた『愛がなんだ』

それぞれのキャラに、どこか身に覚えのある箇所があり、カサブタになってたところをめくってしまった時のよう
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国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

3.7

今年どっかのタイミングで見た記録忘れ。

ファン・ジョンミンの老けメイクが気になってやや集中出来ず…。

ラストの窓越しのシーンが何とも感慨深い。

評価が良いため期待が高すぎたせいか、
韓国ドラマで
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わたしは金正男を殺してない(2020年製作の映画)

3.6

報道されたこと以上の事に触れた内容はあまり多くなく、知ってることと「まぁ、そうだろうなぁ」と言った内容をなぞった感じ。

実行犯にされた女性2人、シティとドアン。
インドネシア人とベトナム人、国籍が違
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

4.0

殺される度にリセットされ、目覚めてリスタート。
次こそ殺されないように、あれこれしても殺される。

演出が秀逸。
単純に殺されないようにするにはどうすれば?
ひとりの男性の悪夢を軸に、黒人の人達が常日
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剣客(2020年製作の映画)

3.5

韓国時代劇版『96時間』みたい。
チャン・ヒョクの無双っぷりがスゴい🤣

さすが『韓国時代劇のカリスマ』チャン・ヒョク。そこに立ってるだけで凛とした空気になり、アクションはキレッキレ✨

ストーリーは
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ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-(2020年製作の映画)

3.6

地域格差や貧困をベースに、恵まれない家庭環境からチャンスを掴む内容であるが、どの部分においても描写が深くはなく、見終わったあとも「まぁ、そういう人は沢山いるだろうね」くらいにしか感じられなかった。>>続きを読む

THE CROSSING ~香港と大陸をまたぐ少女~(2018年製作の映画)

3.9

税関を通り過ぎる時のハラハラ感、
10代であるからこその無鉄砲さや
怖いものなしの行動力

幼さ故の危うさと、瑞々しさ、スリリングがいい具合にミックスされて、最後まで興味深く観られた。

赤いネオンに
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.8

フランシス・マクドーマンドのノマド生活密着ドキュメンタリー。
そんな感覚になる作品。

ドキュメンタリータッチで、淡々と描かれており、その情景から心情を汲み感じ取るような作品なので、観る人を選ぶような
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.7

前作同様、マーク・ストロングとコリン・ファースのジェントルマンぶりに心掴まれる✨
仕立ての良いスーツに負けない渋い2人の立ち姿の格好良さときたら💕
ずーっと『マーリンカッコいい…』とため息漏らした2時
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.9

タイミングがなかなか合わずようやく鑑賞。

予告編見た時の通り、
痛くて、
うるさくて、
鬱陶しいまでの情熱

いや〜見終わったあと、魂抜かれたかのように疲れた😩💧💧

宮本が靖子の職場へ突然行くシー
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感染家族(2018年製作の映画)

3.8

キム・ナムギル好きなので鑑賞。

もはや韓国映画のテッパンになってきた感あるゾンビもの🧟‍♂️
完全コメディで、全体的にゆる〜い内容。
噛まれたら若返るという全く新しい設定。
それが時間を経てみると…
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君の誕生日(2018年製作の映画)

4.0

劇場で観るのに、私の涙腺がもたないと思い配信を待って鑑賞。
感情を解放できた分、鼻が詰まって窒息してしまいそうなくらい泣いてしまった😭

ソル・ギョングとチョン・ドヨンの静かな演技が余計に胸に迫ります
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ソング・トゥ・ソング(2017年製作の映画)

3.5

日本公開されるまで3年ほど待ちに待ってた割に、何故か劇場へは足を運ぶ気にならず、配信で鑑賞。
公式(アメリカ)のインスタもフォローしてたのに…なんでだろ(笑)

私について、愛について
それを詩的に、
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.9

アメリカへ移住し、農業で成功を夢見る話というより、そちらはサイドストーリーで、もっと根本的な事の大切さと温かさを感じた作品だった。

在米韓国人の生活を描いているけども、全く韓国映画ではない、アメリカ
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記者たち~衝撃と畏怖の真実~(2017年製作の映画)

3.6

─売れるニュースが主流になる

多数派が正しくて真実とされ、ニュース=真実では無いってことを突きつける

当時、世界情勢とかよくわからないままでいたけど「え?急にイラク!?」みたいに思ったような記憶は
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異端の鳥(2019年製作の映画)

3.8

─3時間ずっと地獄─
評判どおり、ほんとにこれしか感想ない。

戦争が遺す子供への傷の深さ。

モノクロ映像が映し出す情景はまるで美しい写真かのようなのに反し、状況がエグすぎてさらに残酷さ増す。。
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夏時間(2019年製作の映画)

4.3

長い人生で見れば一瞬の、思春期の夏の時間をゆったりと、まるで扇風機からの風を感じさせるような、ふんわりと、そしてみずみずしい時を切りとったような作品。

再開発地域から、引越した先のおじいさんの家。
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記憶の夜(2017年製作の映画)

3.9

予想を二転三転覆され、グイグイ引き込まれた。

謎の扉の向こうが、最初のうちはホラー的でビクビクするし、そのうち家族が疑わしくて、もぉなになにー!?っと、そのうちカン・ハヌルの演技でグイーッと最後まで
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オンネリとアンネリのおうち(2014年製作の映画)

4.0

絵本からそのまま飛び出てきたみたいな、夢のような世界観。
仲良しのオンネリとアンネリが2人で暮らしたいな〜と言いながらお出かけした先で発見した素敵なおうちで暮らすというお話。そこで起こる
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.0

グダグダが、かえって妙にリアル⁉️

緻密な計画、完璧な犯行だと自信ありげに語るナレーションとは逆に、とんでもないグダグダ感に途中から笑ってしまったし、疲れて一瞬寝てしまった🥱

死体役の人達大変だな
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ブルックリン(2015年製作の映画)

3.8

もぉ、ずーっと観たい‼️と思いつつ、なかなか機会がなくてようやく…💦

田舎から都会へ渡り、恋をしてホームシックを乗り越えて、どんどん垢抜け花開いていく様子が観てて楽しかった。
アイルランドへ帰国した
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藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

3.8

シンプルに面白かったです。

『最後に誰が笑うのか』

まぁ、よくあるような内容ではあるし、見当もついちゃうけど、何が面白いかと言えば、もうチョン・ドヨンの猛獣的な金への執着と悪女っぷり。
もぉ、怖い
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三月のライオン デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

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懐かしい新宿が見られる。
伊勢丹越しの三越の看板とか。
映画を観るために通いまくった新宿の街並みがとにかく懐かしい。変わってないようでいて、随分とかわったんだなぁと。

アイス自体が30年経っても全く
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