観る人によって抱く感情が様々ありそうな作品。
一見強い逞しい女性って印象のサンドラだけど、ただ自分を悲観的に見せて同情させたい、的な本心ではありそう。
支え合うとか手を差し伸べるとかのありきたりな言葉>>続きを読む
ハオとの出逢いはヴィッキーにとって汚点であり、影響が大きすぎた。彼女の莫大な不安をより濃く浸透させていくハオ、本当に嫌だった。
台湾はもちろん、夕張での描写が良すぎた。
純粋に雪って物を楽しんでる姿>>続きを読む
よくある“歪んだ愛“って話。
俳優陣の演技力は抜群だけど、ストーリー的には読み易かった。
きっと世の中にはこういう愛を生産する人間がある程度いて、その輸送先は中々見つからなくて窮屈な思いをする者がい>>続きを読む
ヒトの脆さが分かる作品。
結局、自分の哀しさは消化しようとしてもどこかで在り続けてしまう。
声に出したり体で表現したり、欲に振っても消えることはない。
ただ心に収納することはできる。
リュカがリュカ>>続きを読む
身近なようで、遠い気もする話。
原作の“留学している気分“という表現を台詞として聞くと少し印象が違うように感じた。
世の中に溢れかえる“多様性“とか“個性“みたいなことばを容易に口に出せなくなる。>>続きを読む
この監督の作品を観た後、喪失感に心が覆われるけど絶望はなくてむしろモヤが消える感じがたまらなく好き
自己防衛の為に過去を閉ざす心理が複数のかたちで共存した作品。
勝手に仕舞われた記憶に苦しむ者、故意>>続きを読む
世の莫大な情報へ航海するのではなく
3人抱き合って眠った彼らを羨ましく感じた
ソクラテスみがあったねぇ
作中の淡い音や落ち着いた映りから、まるで植物と空に囲まれた山頂から、望遠鏡で麓の街を覗いているような気分になった。
毎日同じ回路を辿るパターソンのバス
景色は変わらないけれど、乗客の会話や街ゆく人々>>続きを読む
平凡な日々を送るより、ひたすら哀愁と怒りに塗れた人生の方が人間らしいのかもしれない。とても小さな幸せでさえ心の霧を晴らす材料にできるから。
重い作品は好きだから、結構好みの作品だった。
視界に映る風景が無機質になったとき、なんで色々思い出すんだろ。
そして蘇る記憶はなんて儚いんだろう。
フツーから避けたがるかおりだけど、振り返れば佐藤と過ごした時間ってそれこそが普通なんだなぁ
普通>>続きを読む
ただのピアノ弾きには、乗員2千人程度の船内が心地良いキャパシティだったんだなぁ。
たった一艘の船が彼の世界。
1900の音色に釘付けになる船客たちも、目的地に辿り着けば88に連なる盤なんて振り返りも>>続きを読む
可憐な雰囲気に潜むチャンの哀愁が伝わる作品だった。
惹かれているのになかなか近づけないもどかしさが余計に心を高揚させる。
無駄のないストレートな展開や雨音の聞き心地、さすがウォンカーウァイ。
体感>>続きを読む
楽に生きるために全て投げ捨てるのは
ただ我の理を失うだけであって、解放ではないんだと感じた。
バックパッカーからホームレスに欠落していってしまう感覚が寂しく、厭わしかった。
多少の犠牲ゆえに快楽が>>続きを読む
若人の刹那をじわじわ感じた作品。
観てる最中はどーゆーオチなんかなぁって気になってたけど、観終わった後はすっと抜けていってしまった。
ある意味それで良いのかも。
所々ものすごく抽象的なシーンがあって>>続きを読む
ナディーン可愛すぎる
別にええやん犬かってあげぇ
あとジェームズレマー出どころ少ないのに良い役してる。
渋カッコいい
ビリーのダサカッコ良さが良すぎる!
でも実家の両親は嫌すぎた
飯急げナイフ父親に向けるな産まなければ、、、、家族しんどすぎる
幸せになって欲しいなぁ
幼少期に観たけど題名とかストーリー覚えてなくて、たまたまみつけてすぐ観た
やーっぱ大好き!
劇中の濁った背景や髄に響く能の音を感じるなら映画館で観るべき。
物語的に特別捻られているわけではないが、演者の表現力や撮影地の雰囲気で重ったるく見ごたえがあった。
血も涙もない絶望ほど、魔薬に変わ>>続きを読む
十三夜。
リカと健吾の願いは叶ったのだろうか。
洋画もいいけど、ゆっくりと沁みていく感じの邦画もやっぱり好き