kneeさんの映画レビュー・感想・評価

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「大衆映画を根絶やしにしろ‼︎」

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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.2

民主主義な犬が4匹


『そうして私たちはプールに金魚を、』私が純粋な感動を語る毎にどうしてもこの作品を基準に出してしまう。純粋な感動とは物語に対するものではなく、映画そのものに、存在に、出会いに感激
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花咲くころ(2013年製作の映画)

3.8

あの鞄は父からのプレゼントなのだろうか

そう、彼女の幼気な後ろ姿を思い出し文章を書き始めようとしたら涙が溢れる。父、家族 それぞれ形は違えど その影を必死に追うエカとナティア。酒浸りで家庭崩壊を招き
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.9

「後で」、「今すぐに」

青きなかを赤橙の愛が駆け巡る。そしてそこに厚く寄り添う家族の愛、この二つを目の当たりにしてしまった観客は相当堪えるに違いない。私はかなった愛の経験は少ない方だ。愛へのもどかし
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Oh Lucy!(2016年製作の映画)

3.0

「レッツハグ 節子さん」

桃井かおり主演の短編映画の部分を含めたその後を描いた平柳監督初長編作品。
まずトレーラーが捏造の類であったのは確か。私はコメディというよりかは人生賛歌ものの雰囲気を感じた。
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.5

劇場のビルを出ると外は雷雨。駐輪場のゲートが故障し開かず無理矢理こじ開けて通る、カゴからペットボトルが落ちる 拾わず走り去る。雨に濡れまいと自分にベクトルが一斉に向いた結果がこれだ。表現は悪いがエゴを>>続きを読む

彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

4.0

ー I don't want to go back alone

映画のなかの三人も、最後まで見守ってきた観客も救われるような愛の答え合せが用意されているブラジルから届いたホットなラブムービー。「作品
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サバービコン 仮面を被った街(2017年製作の映画)

2.0

かえって心をかき乱されるほどの酷さ

柵越しで淡々とキャッチボールをして(薄いメタ演出)本当にそれで映画を終わらせてしまい帰り道「何が起こった?!」と戸惑いさえした。こんなものを映画として流せる理由が
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女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.9

カティヤの心はどこにあったのか

1. 家族

叩きつけられるように悲しみは彼女を襲う。そこに移民である夫への謂れのない疑惑と両親間の溝を埋めずして結婚したが故、事件が起き露見する歪みがさらに抉る。い
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.5

「私が滑ること自体が〝事件〟よ」

食い違いのインタビューと共に(バイオレンス)コメディとしてナンシー・ケリガン襲撃事件についての事の真相を探っていく今作。まずは隠れた演技派映画の一面から。助演女優賞
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パティ・ケイク$(2017年製作の映画)

3.0

hip-hopコレステロール

勝手な映画 というのが言い得て妙なのかな。エミネムでもお馴染みのfuck bad sign からバッと ~ Patti Cake$~ イカしたタイトル出し。オープニング
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ハートストーン(2016年製作の映画)

4.1

愛にも憎しみにも倒れかねない危険な距離を他人(ひと)との間に築くアイスランドの小さな漁村。そこで紡がれる鈍くて鋭い物語

「普通にしてくれよ。そしたら元に戻れる」

どこか『Moon Light』を思
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ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

3.9

「私たちみたいなオネエがもう少し綺麗どころのお仕事、女優さんだったりとかをして、扱いがもっと変わってきたら新しい作品やLGBTの新しい環境ができてくる」
ちょうどIVANが5時に夢中!でこのように話し
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ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

3.8

〝ボリウッド〟やキャッチーな音楽とダンス、最近でいうと『バーフバリ』などインド映画の話題は時折耳にすることがあり、インド映画がなんなのかを知るために観てきた。


[とてもインド。とても映画。]

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ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.8

血のコミュニケーション


鮮血が雪を赤く染める。血のいちばん美しい見せ方とは何かがわかるバイオレンスムービー

恐らく誰も悪くない物語。実際内藤監督も10代の演者らには
「自分たちのことを、悪人だと
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ラブレス(2017年製作の映画)

4.1

強烈。そして怪力

『Polina, danser sa vie』以来2つ目のロシアを舞台とした映画。ロシアには映画の将来性が十分にあると再度感じる。ロシアという・雪国という土地固有の陰鬱さが鮮烈に描
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

これは、〝あなた〟と〝私〟の物語

黄い字幕。そこには彼女の音を持つ言葉へ向ける渇望を感じ取ることができる。また青い映画の補色ということは言うまでもない。そして話すということができる人間であっても、ほ
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.9

頭ごなしにバツ印をつけるつもりで劇場へ

あー勢い任せ あー勢い任せ 余りにもあからさまもんで歌唱シーン入る度に声あげて笑ってしまいました。なんと この映画 全てを歌で乗り切ろうとしていたんだが、見事
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BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

4.0

胸内で絶え間なく 力強く打つビート。彼らの心拍は生命を讃え、そして誰よりもその生命を渇望している。彼らは眼前に迫ってくる死に対して激しく燃え、一瞬の煌めきを放つ

ACT UP Parisの目まぐるし
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.0

ヒトラーの演説もマジックありきのパワーなのだから、ゲイリー・オールドマンにかなりのものが要求されるのも当然で 見事それをやりきった結果なのでしょう。チャーチルに化けさせた辻さんも称賛に値する 2人揃っ>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.5

映画『光』と同様 受け入れ難い、作品を好きにはなれないが非常に映画であって また出来も文句なし。


「父とスパゲティの食べ方が一緒だねって言われたんだよね。こうやってグルグル巻いて口に頬張るの。でさ
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ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

2.5

総評は最高の技術を以ってしても隠すことのできなかった物語のチャチ模様。原作はスターウォーズにも多大な影響を与えたとあるから作者に感謝の意を示さないといけないのだがビジュアルに伴わない物語の出来の悪さ。>>続きを読む

はじめてのおもてなし(2016年製作の映画)

3.0

本作の予期せぬメッセージ性
この映画の進むごとに増す滑稽さ安さ こそ難民に関して周りに山積する問題や揉め事のバカバカしさを言っている。

「人類皆兄弟、困っている人に差し出す救いの手は無条件、何をグダ
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ハッピーエンド(2017年製作の映画)

4.0

「誰だ おまえ?」

はじめてのハネケ。携帯のカメラ画面を模したポスターのビジュアルに惹かれて観たものの、それが肩透かしでない 観る価値のある新しい映像作品。眠気に襲われながらみたので内容よりかは見た
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.0

炸裂ピクサー節

7つの弟とみたので吹き替え やはり吹き替えは苦い。作画は微妙 骸骨のテイストももう少しマシなものがあったはず。皆口揃えて言っている色彩はメキシコ固有の文化の色をひしと感じたものの画面
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ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

3.5

あんな母親であっても〝ズッキーニ〟そう呼んでくれた名前にこだわるイカール。まだ9つの少年は母を求める、母を愛していながらも自分の手で殺めてしまった現実に向き合いながら。その過去故の親への異常な執着 憧>>続きを読む

地球に落ちて来た男(1976年製作の映画)

3.0

演出の遊びは良くも悪くも物語理解を難しくしている。画面設計なんかは凝っているがやはり作品の質はホドロフスキーには及ばない。ボウイの為に用意された物語
監督の言う美しさもあるが何があっても変わらない彼の
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

3.8

2人を巡り会わせた張り紙 を最後 忘れていたところで持ってくるから涙が溢れてしまう。後半が若干低調だった分をきちんと返済してくれた そんな感じ。『草原の河』もその形だからやられた方は是非

2人の距離
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サーミの血(2016年製作の映画)

4.2

苦悶

彼女が傷つくところをみたくない
劇中幾度となく目を伏せてしまう
自分自身も身を以て体感する苦しみ。本当に疲れる映画とはこういうものを言うのだろう。


最初 サーミの血に誇りをみせていたエレ・
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きっと、いい日が待っている(2016年製作の映画)

3.9

宇宙は遠く とても届かない少年の話
(宇宙についての話だと思い込んだままでの観賞)

日本語予告が『ヒトラーの忘れもの』のそれと似ていて、シリアスな題材をライトにみせ 良い映画の匂いをぷんぷん出してる
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悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.0

これが正解なのかはわからいけどもカメラワークが凝っている。『ハードコア』であーだこーだ言っている亡者がいるが別に比べる必要性は無いでしょうよ、今回一人称撮りは冒頭だけじゃないの。徹底していた回想への入>>続きを読む

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.8

序盤 平坦なこれが〝欲望の目覚め〟なのか?となったがことの顛末はきちんとあって後半の詰めには喜んだ。映画のカラーを貫くスタンスがとても効いていた一作。耽美な画面、木々や鳥の囀り 自然の音、スクロールし>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

『Hidden Figures』同様の傑作否出来過ぎの良作 脚本は良いわ演者の実力は良いわ演出は良いわ画面は良いわ f**kがこれまた多い作品

アカデミー当日に観に行っただけあって駄目な客が多く惨
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少女ファニーと運命の旅(2016年製作の映画)

3.9


「引き算をずっとしていけば何もなくなるね」

末の妹のこのユダヤ人へのメタ中々恐ろしい台詞だった。

この類の映画なのだが思い出すと1つも死が映っていなかったことに気付く。逆に生まれたときから迫害
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アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

3.0

エル・ファニング出演映画の文章は自然と自分なりに満足したものが書けるそんな縁を感じながら

綺麗なほどにこの映画微妙だから逆にそれが可愛らしくみえる。

題材は思春期の著しい自我の芽生えと同時に身体の
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操作された都市(2017年製作の映画)

4.0

4をつけさせられる
言ってしまえば見た目は“クソ映画”なのに無駄 いや異常なほどの作り込み。とにかく制作費が気になって仕方ない。1800万円は安いのか高いのか。
韓国の映画事情は知らないが恐らくシネコ
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歓びのトスカーナ(2016年製作の映画)

3.5

映画そのものはよくできてるけどもイタリア映画の洗礼だろうかやはり画面にある情景が、ベタ塗りの強い色で少し引いてしまう。イタリア映画と感性が一点で交わる日は来ないのだろうか・・・だが演技はとてもリアルに>>続きを読む