-1.0から山崎監督作品を振り返る。
百田さんの現代を生きる世代へのメッセージ性の強さと時代を横断するプロットとの親和性が見事なのは言わずもがな、戦闘機のVFXやキャストさんらの演技が非常にアツい。>>続きを読む
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Netflix版デルトラクエスト?
ファンタジー好きに一見の価値ありプリンセス脱出劇!
主演が、『ストレンジャーシングス』シリーズのミリー・ボビー・ブラウンというだけで、自分みたいなミーハーは、観ま>>続きを読む
平野啓一郎さんの分人主義という考え方に共感するところがあり、やはり『ある男』でも通底する主張を感じました。
安藤サクラさんの「真実なんて知らなくて良かった」というセリフに、胸が軽くなる人もいるんじゃ>>続きを読む
『AKIRA』や『ブレードランナー』、コンチネンタル大阪のような豪華絢爛なJAPANでもないければ、小津安二郎監督作品ほど慎ましい日本でもない。夢うつつの幻想的な日本。でも、自分が知らなかっただけで、>>続きを読む
この信長像を演じ切った加瀬さんの演技に痺れる。能を眺める信長が溢したセリフが印象的だし、「みんな戯け」という薄っぺらく聞こえてしまいそうなセリフに重みを与えるキャラクター造形が凄まじい。北野組一同、ア>>続きを読む
独創性、テンポ感、ハートフル、スリラー。もう凄まじい。そしてコレをエンタメとして観ているという構造。予算に上限のある場合にも参考にしたいお手本のような映画。
「クレイジークルーズ」のタイトルの通り、エンタメに全フリした狂気狂乱ドタバタ劇かと思っていたのと、坂元さんの機知に富みながらも沁みる会話劇がどんな化学反応を生むんだろう?そんな期待があり鑑賞。
とこ>>続きを読む
凄まじい、、、。
愛にイナズマに、突飛で刹那的な、あまりにも当たり前の一部として忘れられ処理される出来事が克明に描かれていた。
「コレが邦画の真骨頂じゃないか!」
鑑賞後何の臆面もなくそんな台詞>>続きを読む
【あらすじ】
中国南部大芬村(油絵村)の複製画家(贋作ではない)を追ったドキュメンタリー。
工房で目覚め、工房で飯を食い、工房で寝る。そんな生活を続け20年、月間700枚以上のゴッホの複製画を描く>>続きを読む
「私はここのショーウィンドウが好き。忘れられた在庫の匂いがする」
冒頭、このモノローグとダゲール街の街並みで一気に惹き込まれる。ちょうど秋めくこの頃に味わいたいドキュメンタリーだった。
この素朴な>>続きを読む
「ジョンウィック4にもスタントマンとして出ていた人が主演で出てるんだよ!」というタレコミを入手。即鑑賞。
なんだこのアクション。めちゃくちゃカッコいい…。痺れるぜ。
「え?ドルチェアンドガッパーナ>>続きを読む
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登りきった階段の最上階から突き落とされるあの絶望感たるや……。
そして犬愛に大乱闘に名悪党に名アクションの応酬。
ご都合主義でももう何でも関係ない。
シリーズ1を超え、間違いなくシリーズ最高傑作>>続きを読む
もうマルチバースを切り口に選んだセンスの良さだけで一等賞。
脚本、衣装、演出、演技、ジャンルの横断……映画のすべてで盛大に殴りかかってくる。だったらこっちもこっちで気持ちの良い展開や悪い展開やらを予>>続きを読む
以前、別のマルジェラのドキュメンタリーを観たけれど、他人の語るマルジェラはとても壮大であって、側近が語るマルジェラはとても疲弊している。ソレが真実だったかどうかは分からない。けれど、そんな印象だけがず>>続きを読む
コロナを経て現在、オレたちはどう生きるか?
とにかく走れ‼︎アクセルを踏め‼︎
デヴィッド・ハーバーが、夢見る若者へ、1番欲しい言葉をかけてくれる。優しい言葉は不要。怒り心頭。ノンストップで突っ走>>続きを読む
なんだろう。
群像劇という事もあって、登場人物の設定を把握するのに時間が必要だったのかもしれない。色々苦心しながら映画に集中した冒頭だった。
でも、ある程度の理解が追いつくと、台詞や人物の心情、画>>続きを読む
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直木賞作家が晩年、芥川賞な小説を書いた。
って感じがスゴいした。
完成されたエンタメに巧妙にメッセージを忍ばせるのではなく、言い方が難しい、けど直接的に寓話やメタ小説を映画でやった。しかも国民的ア>>続きを読む