NRさんの映画レビュー・感想・評価

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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.8

ステレオタイプな黒人が書いたような大衆に求められる本をやけくそで書くのは面白かったけど、それ以外のドラマ部分にあまり乗り切れず…

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

ノーラン作品では二番目くらいには好きかも
豪華役者陣の顔ぶれだけでワクワクする
オッペンハイマーの原爆開発への葛藤の話かと思いきやRDJ演じるストローズの私怨とかいう、言ってしまえばしょうもない話がメ
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.3

序盤は検察の強引な追求とバイセクシアルに差別的な態度でサンドラに肩入れしてたけど、徐々にサンドラが犯人でもおかしくないように感じてくる
しかし実際に犯人かどうかはどちらでもよくて、息子のダニエル君の決
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.6

体調悪いときに見る夢みたいって表現よく聴くけど初めてそんな映画だなって思った
こんなにずっと不快で不安な映像を作れるのは感心する
やっぱりアリアスターみんな程好きじゃない

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

ビジュアルが好みでパンフレットも買った
フランケン2号の娘、見たことある顔だなって思ったらワンハリのプシーキャット(マーガレット・クアリー)だったんだ

Saltburn(2023年製作の映画)

4.2

面白え
中盤くらいから食い入るように観てた
バリー・コーガンに気色悪い演技させたらピカイチ
キモすぎるオリヴァーへのフェリックスのツッコミが面白すぎて、こういうコメディもあるんだなって思った
ただ流石
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.1

初めて観るアキ・カウリスマキ作品
ストーリーはベタなラブロマンスなのに映画の空気感、会話のユーモアで満足感があった
繰り返しラジオから流れるウクライナのニュースに、終盤「酷い戦争」と一言だけ吐き捨てる
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ファルコン・レイク(2022年製作の映画)

4.4

好きが詰まった映画だった
田舎の湖畔での少年少女の青春映画
心地いいけど、どこか寂しくて死の匂いがする
終わり方には全身がゾクゾクして、夏の終わりの夜にはぴったりだった
日本版のキービジュアルより海外
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

4.1

凄い観やすかったし、万人におすすめできるサイコスリラー
ラストシーンが恐ろしい

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

バービーの予習で鑑賞
グレタ・ガーウィグ監督作品
ティモシー・シャラメが最初に登場するシーンカッコよすぎて声出た
クスッと笑えるユーモアのセンスがいい

(2021年製作の映画)

-

オオカミの家と同時上映だった短編
本当に意味がわからなかったけど、NHKの人形劇みたいな恐ろしさと可愛さがあった
これも1901年に制作されたっていう設定なんだよなって思って観てたら最後に発掘されたフ
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オオカミの家(2018年製作の映画)

4.0

気味が悪い作り込まれたストップモーションアニメーションに引き込まれる
モデルとなったチリの宗教コミューン「コロニア・ディグニダ」についての知識があるとより楽しめると聞いて、Netflixでドキュメンタ
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ザ・フライ(1986年製作の映画)

4.1

新作公開中のデヴィッド・クローネンバーグ作品
これは思ってたより分かりやすくてシンプルに面白かった
ハエと融合したブランドンに最期まで人の心は残っていて、ただ切なかった

バービー(2023年製作の映画)

4.2

映像表現、役者、音楽、メッセージ、コメディセンス全てがいい
マーゴットロビーの魅力は観てるだけでワクワクする表情だと改めて思った
語られるジェンダー論もバランスがとれていて、権力が傾くことが問題である
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.4

本当に心に刺さるいい映画だった
劇場での公開が終わる前に観れてよかった
13歳という成長と環境変化で、今までの友達と少しずつ心の距離が空いていくあの感覚が蘇える
レミ父が食事中にレオ兄の休暇の予定の話
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X エックス(2022年製作の映画)

3.8

A24版『悪魔のいけにえ』
ホラー映画と言われると怖さで面白さが測られがちだと思うけど、老人と性がテーマの映画として見るとまぁまぁ面白い
ミア・ゴスの眉なし顔が好き
三部作、映画館に行く程の熱量はない
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イノセンツ(2021年製作の映画)

4.0

大友克洋「童夢」にインスパイアされたという、北欧の団地が舞台のサイキックホラー
北欧のどこか寂しい雰囲気が作風にマッチしてる
とにかく猫殺しのベンジャミンが嫌いすぎた
悪意のない子供の無垢さだと分かっ
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Mank/マンク(2020年製作の映画)

3.8

デヴィッド・フィンチャー マインドゲームを読んで観たことを思い出した
市民ケーンを予習して観たけど、他のフィンチャー作品ほど没入できなかった
市民ケーンの方が数倍面白くて記憶に残る
父親の脚本で監督す
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.1

冒頭の階段を駆け上がるシーンで本田雄が作画監督のジブリが始まった!と興奮した
ストーリーは異世界への旅が始まるまでの前半部分はかなり好みで年間ベスト級かなとさえ思った
後半はイマイチ乗り切れず、舞台設
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.2

おしゃれなカメラワークと不気味な効果音が作り出す不穏な空気感がいい
バリーコーガンの感情の読めない顔が恐ろしくて魅力的
両親も決していい人間じゃないのが不安感を煽る
地獄のスイカ割り式ロシアンルーレッ
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.9

テイラーラッセルの顔と喋り方が好きすぎる
A24作品は観るタイミング、環境によって刺さったり刺さらなかったりするから難しい

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.9

ノスタルジーで美化された過去になりすぎてないのは流石だと感じた
本作はつまらないという訳ではないけれども、スピルバーグは大きな起伏のないストーリーで細かなヒューマンドラマを描くのは向いてないのかなと思
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.2

途中までは、ただエモい画が続くソフィア・コッポラの『SOMEWHERE』みたいな雰囲気の親子のバカンス映画だなと思って観ていた
徐々に父親の暗い背景に気付かされて、
これまでの何気ないシーンがとても愛
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.3

製作のロゴが出るオープニングの映像表現で一番脳汁出た
本編もワンシーンワンシーンがポスターになるようなカッコ良さで常に気持ちがいい
前作よりも別のバースのスパイダーマンが魅力的だった
ストーリーは3に
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.1

理解が追いつかないことが面白い映画だった
長いけどもう一度観たいと思えるくらい作り込まれてる
圧倒的カリスマ性のせいかTARを絶対的悪だとは思えなかった
特にバッハを家父長的で好きじゃないと言う学生に
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.9

予告に使われてたAngel Olsen『Go Home』って曲が本当に好き
ただ予告で想像してた話とは少し違った
絵がひたすらに綺麗で花火のシーンはロマンチック、映画館の中のシーンはノスタルジックでそ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.9

イルミネーションのアニメの雰囲気が苦手な、いい歳した自分でも楽しめた
マリオとルイージがブルックリンで配管工を営んでて、緑土管からキノコ王国に迷い込む序盤の展開が一番面白い
PVのアニメーションにワク
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.0

オープニングの80’sカルチャーが次々と映り出される映像がマジでカッコいい
期待値が高かっただけにストーリーは無難に面白い程度に感じた
スピーチはジョーダンの未来を知ってる製作者からの言葉に聴こえた

ダイ・ハード(1988年製作の映画)

-

今更ながら初めて観た
アランリックマン出ててびっくり
有名作なだけあって面白い

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.1

アカデミー主演男優賞を受賞したブレンダン・フレイザーの演技は勿論のこと、娘役のストレンジャーシングスに出てるセイディー・シンクの演技が良かった
ラストに序盤から登場するエッセイを読むシーンは感動してう
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