菩薩さんの映画レビュー・感想・評価 - 48ページ目

劇場版 機動戦士ガンダム00(ダブルオー)-A wakening of the Trailblazer-(2010年製作の映画)

2.0

もはやこれをガンダムでやる必要は無いし、一番近いのが何かって言えばおそらくエウレカなのだけど、けどエウレカってエヴァでありながら多分にガンダムの部分もやっぱりあって、ってことはやっぱガンダムなのだよな>>続きを読む

少女ジュリエット(2019年製作の映画)

4.0

酒と大麻と男と女、周囲を陽キャに囲まれた陰キャの生存競争及び私の毎日がつまらないのはお前らがつまらないからで世界そのものがつまらないからだ論からの脱却、これ思春期だからいいもののもう少し歳取ったらネト>>続きを読む

パパとマチルダ(1994年製作の映画)

3.9

なんせ子供とイッヌとウッマだもの、これがYouTubeだったら一瞬で20万再生でコメント欄の下の方にアンチが湧く。ストーリー展開自体は早々に予想が付くが、娘ちゃんが成長する度にどんどん実父に顔面が接近>>続きを読む

喜劇 女生きてます(1971年製作の映画)

4.1

主演で言えば森繁なのだろうが、ひたすらシャシャリ出ず添え物と化す徹底ぶりが天晴れ、こう言う適当でエロいおっさんをやらせたら森繁の右に出る者はいない。それ以上に天晴れなのが破壊神橋本功、乱闘シーンがいち>>続きを読む

ラスト・キャバレー(1988年製作の映画)

3.4

何かの終わりは何かの始まりでもある、とのことでラスト・キャバレーは本番アリのピンサロへと変貌を遂げていく…ってダメだろあれは、けど男性の下半身が元気な内は経済はしっかり回っていくのだろうし、ロマンポル>>続きを読む

LETO -レト-(2018年製作の映画)

3.6

全席着席のライブシーンを見て「あっ、いいなぁ…」と思ってしまうくらいには年老いた俺にだって、音楽に青春を燃やし今日まで続く強靭な肩凝り以外には何も得るものが無かった学生時代ってものがある。全裸で海に続>>続きを読む

恋する男(2019年製作の映画)

1.0

浅井隆のセクハラ版。こんな作品が一応「美術館」の名を冠した施設で上映されている事実に慄くし、こんなゴミみたいな作品に大手配給会社ボスのコネをフル活用してスコリモ噛ませてたり、ゲリンからコメント貰ってる>>続きを読む

僕だけの先生~らせんのゆがみ~(2016年製作の映画)

3.0

湊莉久の裸が綺麗なのは良いが完全に和田みさの映画。とある事件以降社会から完全に断絶されており、未だにイオンをジャスコと呼び、安倍なつみあたりのいないモーニング娘。を知らない。常にカマを構えて(ダジャレ>>続きを読む

空気人形(2009年製作の映画)

3.5

2時間で分かるエヴァンゲリオン、太腿ととっくりセーターを添えて。俺もあと10年もしたらオリエント工業様との同棲を企む身であり、もはや未来予想図の一つでしかない。あなたって空気みたいな存在よねって言った>>続きを読む

嗤う分身(2013年製作の映画)

3.3

極度の鬱状態が続くなかなかの恐怖、サイモンだかジェームズだか知らないが一回長期休養を取った方がいい、やばい目をしている(負ける気はしない)。正直身に覚えしかないからなんとも言えん、特にこのコロナ禍の世>>続きを読む

雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.1

極度の躁状態が続くなかなかの恐怖、特にコズモなんて一回長期休養を取った方がいい、やばい目をしている。お馴染みの「し〜んぎいんざれ〜いん」は68分頃から、ただ俺は街中で傘をぶんぶんと振り回すタイプのおっ>>続きを読む

ルートヴィヒ 完全復元版(1972年製作の映画)

3.9

綺麗な顔した兄ちゃんがきたねぇ歯したおっさんになるまでの一部始終。やっぱ人生から物を噛む事を放棄した奴はちょっとやばい、あぁ言うおっさん南千住あたりによくいる気がする。顔圧と画面の圧で4時間ゴリゴリに>>続きを読む

野良犬(1973年製作の映画)

3.5

オリジナルを観ていないアマちゃんなので何も言えないのだが、1972年に「沖縄は日本である」を堂々と宣言している時点で素晴らしいのではないかと思う。新宿の街中での追走劇なんて半分くらいゲリラ?にしても渡>>続きを読む

妻の秘蜜~夕暮れてなお~(2016年製作の映画)

2.0

俺もあまもえ氏の義理の父親になりたいと思ったが、その為にはまず息子が必要であるとの事実に気付いてしまい絶望した。あまもえ氏の乳首を徹底的に攻める執着が梅干しの種に乗り移っていく、しゃぶると言う行為は老>>続きを読む

ラブ・レター(1998年製作の映画)

4.2

これは一つの集大成なのかなとも思うがおそらくそうではなく、それよりも森崎東の作品はどこかで地続きとなっている事の証明であり、何より監督自身が「人間」を見つめ続けて来たのだと言う何よりの証拠なのだと思う>>続きを読む

落穂拾い(2000年製作の映画)

4.0

自分でもよく分からないのだが、何故かヴァルダを見ると泣くスイッチが入る為、彼女が誇らしげに落穂の束を肩に担いでる姿がババン!とスクリーンに出て来た瞬間に「ひっく…😭」となってしまってのでアレだが、念願>>続きを読む

ナイフ・プラス・ハート(2018年製作の映画)

3.6

長梅雨にぴったりの麺カタコッテリムービー。途中までフェラチオばっかしてたからどうしようかと思ったけど、ペニバンナイフイラマチオでどーん!のとこで文字通り突き抜けててどうでも良くなった。クラウトロックク>>続きを読む

高校さすらい派(1970年製作の映画)

4.0

安田講堂陥落翌年のよく分かる学生運動映画。特別少年院上がりの不良学生(現千葉県知事)がバンカラ丸出し野郎、理事長の娘と結託して、もはや教育の本分を著しく逸脱し、単なる一企業体へと化した私立高校に対して>>続きを読む

塀の中の懲りない面々(1987年製作の映画)

3.1

いや江夏よ!江夏が看守役で出てるし、しかも『ロンゲスト・ヤード』よろしく野球対決までするもんで爆笑。塀の中の懲りない面々についての紹介程度のエピソードが割り振られており群像劇仕立てに、キャラは濃いが話>>続きを読む

街の灯(1974年製作の映画)

3.5

マチャアキの最後の叫びと列車に運ばれていく大量の札束はまんま経済至上主義社会に対する批判と受け取って良いのだろうか、豊かな国の貧しい人達への視線。ディスカバージャパンの看板がなんだか皮肉に思えるが、日>>続きを読む

女咲かせます(1987年製作の映画)

4.4

日本の経済発展を根底から支えたのが石炭産業で、同時に更なる発展の為にと簡単に脚を切られてしまったのも石炭産業であり、そんなかつての炭鉱マン達が昔取った杵柄を最大限に活かし、一年で最も活気付くXmasを>>続きを読む

美味しんぼ(1996年製作の映画)

4.2

こう見えて原作73巻までは所持してるマンなので言いたい事が無いわけでもないが、原作の栗田しゃん、しかも初期栗田(7巻まで、髪型がババア化する前まで)の可憐さを実写で再現するのは到底無理なのであり、羽田>>続きを読む

劇場(2020年製作の映画)

2.5

はははっ…(苦笑)が止まらない。流石に厳しいだろこれは、監督は昭和と令和を履き違えているのではないか?今更東京に、しかも下北沢やら高円寺に特別な感情を抱く奴などいるのか?いても大学卒業までだろ。この間>>続きを読む

夢見通りの人々(1989年製作の映画)

4.5

これ本当に凄い…本来90分の枠には収まり切る筈も無い人間模様と悲喜交々がかっちり収まってる控えめに言ってもただの宝石箱…。冒頭のラーメン屋(?)の喧嘩シーンから最高だし、しかも「うちは喧嘩禁止の店やで>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

1.1

頭がポンコツなので繰り返されるタイムトラベルの末の整合性が果たして取れているのかが気になり過ぎてまるでストーリーを受け入れる事が出来なかった。なんでだろうか、ドラゴンボールは当たり前の様に、未来に帰っ>>続きを読む

ワンダーウォール 劇場版(2019年製作の映画)

4.3

何やら成海璃子さんの胸部が大変けしからんとの看過出来ぬ報告を受け、その調査・確認の為わざわざお足元の悪い中を新宿くんだり迄出掛けたわけであるが、結果として何よりワンダーでウォールであるのは成海璃子さん>>続きを読む

グラディエーター(2000年製作の映画)

3.5

ホアキン・フェニックスのホの字も知らん時分に鑑賞済みであるが、20年ぶりに再見しても意外なくらい覚えてるもんだってのに、最近観た映画は尽く忘れてしまっている俺の記憶力はどないなっとんやと甚だ疑問である>>続きを読む

愛の果てへの旅(2004年製作の映画)

3.6

ある意味ピエール瀧とお金配りこと前澤氏の元ネタ。この謎のおじさんの正体が徐々に明らかになっていくところにこの作品の面白さがあるのだろうから、詳しいことは何も言えましぇん。ただ人生詰んでるマンの俺として>>続きを読む

ブエノスアイレス恋愛事情(2011年製作の映画)

4.2

決して人生を無計画で過ごして来たわけでは無い…なんて口が裂けても言えない。いや、朧気な設計図に身を任せて二十歳そこそこそこ迄はやって来たのかもしれないが、そこから先は完全なる無計画、その結果が今である>>続きを読む

シルビアのいる街で(2007年製作の映画)

4.4

ストーカー映画でありルッキズム万歳映画であると言えば其れ迄かもしれないが、美しいものを目で追ってしまうのは人間のしょうがない本能的行為の一つであると思うし、美しく無いもの(と書くと些か語弊があると思う>>続きを読む

知らない、ふたり(2016年製作の映画)

1.0

韓英恵がべらぼうに可愛いってのと、仕事中の青柳文子のお団子がひたすらど正義であるってだけで何一つ面白くない。コンビニのカゴを気にするほど潔癖症では無いが、知らん男がちんこしごいたかもしれん手で握ったお>>続きを読む

ニノチカ(1939年製作の映画)

3.4

呉田軽穂のあの帽子がオシャレと認識される世界線までは後何周かしなければ辿り着けない様な気がしてならんが、確かにおっさんの何がおもろいのかさっぱり分からないギャグなのかすら分からないギャグは全く笑えなく>>続きを読む

翔んだカップル オリジナル版(1982年製作の映画)

4.1

いかんせん原作未読な為この作品がどれだけ凌辱に加担しているかがまるで分からないが、想像するにもはや凌辱の域を超え虐殺へと踏み出しているのではないか…なんて事を考えてしまう(全然違ったらごめん)。だがそ>>続きを読む

三月生れ(1958年製作の映画)

3.8

俺も三月生まれなもんで…って嘘です、十一月です。なんでDVDを買ったかと言えば裏ジャケのササールの太腿が最高過ぎた(Amazonで検索されたし)からなのだが、本編の方も割りかし面白かったし、結構大事な>>続きを読む

セノーテ(2019年製作の映画)

2.9

生と死の接地面を映し取る試みは『鉱』と同様で、あちらでインダストリアルノイズやったから今度はアンビエントだい!って事だろうか。何人も飛び込んで帰って来んかった…って言うから一人や二人は水死体として発見>>続きを読む

引き裂かれたカーテン(1966年製作の映画)

3.2

引き裂かれた「鉄の」カーテン、オシャレなタイトルに激し過ぎるスクリーンプロセス。イチャコラスタート→イチャコラ終わりに正直「なんなん」と思ったが、殺人シーンのガスオーブンの使い方と後半の脱出シークエン>>続きを読む