aaaakikoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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小さき麦の花(2022年製作の映画)

4.0

貧しい村の、さらに貧しい2人。
でも貧しさってなんでしょ。わたしは小麦も作れないし、ロバの世話もできないし、タマゴも孵せないし家なんか絶対作れない!
邪魔もの扱いで結婚させられたヨウティエとクイインの
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百万長者と結婚する方法(1953年製作の映画)

3.5

金持ち男にこだわりまくるローレン・バコールがクラブのママみたいでカッコイイ。
映画に出てくる女の人って、思慮深く頭が良い人はなんかみんな同じに見えるけど、アホで短絡的な女っていろいろな種類がいて楽しい
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ティエリー・トグルドーの憂鬱(2015年製作の映画)

3.7

うぐぐ確かに憂鬱。
他人の話なのに我ごとのように重苦しくなってしまう。
再就職の難しさ、ローンの残る家、売買の決裂、息子の成績…、人生の憂鬱を煮詰めたような映画。
フィルマのあらすじ、ラスト付近まで書
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森崎書店の日々(2010年製作の映画)

3.5

イタリアの古本屋さんものを見たので日本のも。こちらは書店側のはなし。というより神田神保町のはなし。
古本屋さんの時間のように、ゆー〜っくりした映画でした。
それにしても古本屋さんで働けるなんて!
うら
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丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)

3.7

古本屋好きとしては『チャーリング・クロス街84番地』以来の名作の予感。

「持ち主が変わり、新たな視線に触れるたび、本は力を得る」さっそく名言!
ただちょっと古いかなあという気がしました。今や、古書店
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チーム・ジンバブエのソムリエたち(2021年製作の映画)

3.5

経済が混迷するジンバブエから、南アフリカ共和国に逃れた4人のソムリエが、フランスのワインテイスティング大会にのぞむドキュメンタリー。
アル中のわたしはワインが美味そうだな〜とヨダレたらしながら見ました
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鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽(2022年製作の映画)

3.3

太宰治の『斜陽』執筆75周年記念、というならもうちょっとなんとかならんかったんだろうか。
古いていねいな言葉づかいが良いなと思うのと同時に、失われてしまった華族という階級の人たちの考え方は興味深い…ん
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ザ・ドライバー(1978年製作の映画)

3.7

10分近く誰も無言で車だけ走ってるシーンが何回かある!わたし別にカーアクション興味ないけど飽きなかった。かっこよかった!
若いころのブルース・ダーンが素敵。

だけど結局最後どーだったのかわたしにはわ
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ヘンリー・アンド・ザ・ファミリー(2011年製作の映画)

3.7

生まれてすぐに言葉を喋ることができた天才少年ヘイリー!
そして、暴風雨に耐える付箋のはなし。

ジュリア・ロバーツプロデュースとのこと。
性別や国籍による差別、そして同性愛への差別の撤廃というメッセー
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ハムレット(1948年製作の映画)

4.0

白黒、まわりくどいセリフ、荘厳な舞台、暗いドラマ…なのにめちゃくちゃ面白かった!見てしまった!
これも美しいジーン・シモンズ(女優)見たさのおかげ。
当時18歳のジーン。
終始怒りと狂気のローレンス・
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ミスター・ロンリー(2007年製作の映画)

3.7

奇妙な映画だった…衝撃的というか。でも不思議と魅力的でした。
まずは、単なるモノマネではなく誰かになりきって生きたい(主人公の場合はマイケル・ジャクソン)という嗜好というか思考の方々が、この世にはいる
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シャンドライの恋(1998年製作の映画)

3.7

この監督の作品は、いつもよくわからないなと思っていたのですけど、こんな作品もあったんですね。
シャンドライも可愛かったけど、とにかくとにかくデヴィッド・シューリスが素敵でした。最初は唐突な野郎だなと思
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現金に手を出すな(1954年製作の映画)

-

あらすじは確かにここに書かれている通りなんですけど、見せかたがおしゃれなもんで。
何せわたしのようなバカには30分たってもストーリーがつかめず。
冷蔵庫いっぱいのシャンパンと、マックスとリトンが酒飲み
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イロイロ ぬくもりの記憶(2013年製作の映画)

3.7

このクソガキめ、と最初はまじでイライラしてしまった少年ジャールーが、だんだん良い顔になっていった気がしました。彼はまだまだ母親に甘えたかったのか、それともあれは初恋だったのか。

なんかうまくいえない
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ザ・インターネット(1995年製作の映画)

3.5

高3の春休みに友達が試写会当てて見に行きました。当時はもちろん意味なんかわからず。「インターネット」なんて横文字は、庶民の多くはまだ知らなかった時代ですよこれ。
改めて見返してみたもののやはりわからず
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鞄を持った女(1961年製作の映画)

-

ティンタレラ デイ ルナ♪
兄が捨てた女を気にかける弟。
年上に恋する少年はいつの時代も悲しい。

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.0

おもしろかったー!
まずは俳優が濃すぎてうぇっぷってなった!
レディガガ最高。彼女の顔の圧がものすごい。アダム・ドライバーさんが上品な男前に見えたほどガガの圧が凄い!(いや上品な男前なんですけどいつも
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イザベラ 誘惑の青い楽園(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

言うこと聞かないワガママ娘を田舎の農園に行かせたら、良い子になりました、という話。 
特に何…というストーリーではないのですが、問題は本作が「エロティック」のジャンルにあったこと。
当然こっちはそうい
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幸せの行方...(2010年製作の映画)

3.7

暗鬱な話だった…。
邦題の『幸せの行方…』の「…」って何だ…。
今も未解決のキャサリン・マークス失踪事件をもとにした作品…。キルスティン・ダンスト目当てに見たので、おもしろーーい!と思って途中まできた
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マルクス兄弟 オペラは踊る/マルクス兄弟オペラの夜(1935年製作の映画)

-

名前しか聞いたことなかったマルクス兄弟(たけしが言ってた)。古いコメディだけどついクスクス笑ってしまい、狭い船室のシーンでは爆笑。あ、このシーン有名なのね。
舞台裏のターザンみたいなやつとかやっぱりお
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恋とスフレと娘とわたし(2007年製作の映画)

3.5

いつでも極太ベルトのダイアン・キートン。韓国マッサージの最中もメガネを外さない!

過干渉の母親像がゲンナリしたけど、末娘のミリーが可愛らしいのでオールOK!
ミリーは母親に言われなくても、自分を知っ
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ムービー43(2013年製作の映画)

-

映画賞のニュースで賑わっていますね!…そう、ゴールデンラズベリー賞のニュース。
わたしはこの賞もそういうノリの国も嫌いですが、個人的にラジー賞ノミネート作品とは相性が良いんです。『キャットウーマン』と
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激しい季節(1959年製作の映画)

3.5

戦争未亡人と学生、戦時下のメロドラマ。
1943年当時、イタリアではシャンパンやワインがふつうにあったのかーと思ったけど、これはブルジョワの人たちで、コーヒーやオリーヴ油は闇市で。
駅での爆撃ほか、空
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ダブル・ミッション(2010年製作の映画)

3.6

スパイより子育ての方が大変だ!
というわけでガキ3人に手を焼くジャッキーも可愛かったけど、彼のアクションを見てるにゃんこ🐈がカワイイ。
いちばん下の妹がめちゃくちゃカワイイし、弟はマセガキで頭が良いん
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スタア誕生(1954年製作の映画)

4.0

タリア・シャイアも憧れたジュディ・ガーランド。わたしも大好きジュディ・ガーランドの代表作(だと思うんだけど)。
いや〜、ジュディって本当どの作品も、気さくなそのへんの女の子って感じの演技や、笑顔がすご
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回転(1961年製作の映画)

3.5

「柳よ泣いておくれ」のもの悲しい旋律がオープニング。
美しいデボラ・カー♡
無邪気な子どもたちと見えてそうじゃなかったってことかふむふむ、子どもって案外残酷で怖いものよね。




うん



えっ
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この空の花 長岡花火物語(2012年製作の映画)

-

行きつけの美容院の担当の男の子がおすすめしてきた映画。彼はいつもジム・ジャームッシュとかアメリとか、いかにも美容師が好きそうな映画のことしか言わないのに、突然大林宣彦の本作をすすめてくれました。
「巨
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.8

今日はエイドリアンのお誕生日(あと東京大空襲の日)。
エイドリアンは生きていれば、74歳でした。
お誕生日おめでとう。生まれてくれて、ありがとう✨


というわけで、カワイイ眼鏡っ娘が出てくる映画と思
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魔睡(2019年製作の映画)

3.0

医者が催眠術を使って、自分の妻に何かしたのじゃないかと疑う大学教授。
森鴎外の短編『魔睡』を「新たな解釈を加えて」映画化、とのこと。

主演の女優さんは美魔女コンテストのファイナリストで、これで映画デ
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プロフェッショナル(1981年製作の映画)

3.7

国家に尽くし、国家に利用され国益のために捨てられた男。
…ってのは米国の映画とかでよく見た気がするけどフランスになると、いや、ベルモンドになるとこうなるのか…
オシャレ。女に会いまくる。女が美人。
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UV -プールサイド-(2007年製作の映画)

3.6

夏の南仏。ワイン農場経営の父親のもと、母親と姉妹と婿の、平和で退屈なバカンス。
そこへ、弟の友人だという男がやって来る。
彼は何者なのか。
美しい風景と、不穏な音楽がなんとも心地よく、終盤にかけてのミ
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博士の愛した数式(2005年製作の映画)

3.6

これ母親と一緒に劇場に見に行った。
懐かしい。今回また見直してみたけど、ああそうだったなーと思いました。とても優しい映画。優しい人しか出てこない。
数学や理系の世界を言語化できる人って、森博嗣ぐらいし
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冷血(1967年製作の映画)

4.0

すごい映画だった。
何も答えはなかった。
ペリーとディックの2人はカンザスの農場主の家に強盗に入る。そこに100万ドルが入った金庫があるって聞いたから。
家の前で迷っているシーンから、次のシーンは事件
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おとなの恋には嘘がある(2013年製作の映画)

3.8

バツイチの中年どうしの恋。
良かったわ…。
2度は失敗したくない気持ちわかるし、夫や彼の今妻・元妻との人間関係も付随してくるし。いまさら若い子どうしの恋愛物語よりずっと楽しく、かつキュンキュンしました
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プリシラ(1994年製作の映画)

4.0

楽しかった。
1994年にこのようなかたちのヒット作が作られてたんだなあと今さら。だってわたし初めてドラァグクイーン知ったのヘドウィグの公開イベント(2000年代)だし。
今でいう心と性別の不一致、に
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