salaさんの映画レビュー・感想・評価

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ふがいない僕は空を見た(2012年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

「生きることの痛みをまるごと包み込む傑作小説」の紹介文に惹かれて原作の小説を読み、映像化されていたことを知りました

映画は原作に忠実に、しかしさらにキャストの方々のそれぞれの魅力が加わっていて、すご
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駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

5.0

笑える人情話だと思っていたら想像とは全く異なるものだった

一度目はながら見だったのと早口な台詞でほとんど内容を理解できなかったので、内容カンニングした上できちんと再鑑賞

重厚だけど軽快、真面目だけ
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.8

この作品がクラウドファンディングで映画化され公開されるということを知り、それは観に行かねば、と隣の市の映画館まで足を伸ばしましたが、淡く優しい色彩の画とオープニング曲だけですでに泣けてしまいました>>続きを読む

言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.0

ストーリー的にあまりノレなかったのは少し残念でしたが、画はものすごく綺麗でびっくりしました

新緑の季節に公開だったのですね
ステキ

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

見終わったあと、体の芯から冷えきってしまったように感じる映画だった

全く人を寄せ付けないような厳しい大自然、雪、森、山、氷混じりの濁流…

冷たい川の中で生きた魚をバリバリと、吐きながらもバッファロ
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ルーム(2015年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

観ていて本当に辛い映画だった

"世界"に少しずつ順応していくジャックと反対にだんだん壊れていくジェイ

母と息子にとって"へや"と"世界"はどちらが幸せだったのか、もしかしたら"へや"の方が二人は自
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ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

4.5

かるた、仲間との絆、恋、迷い間違いながら成長していく

眩しくて痛々しくて清々しい
これぞ青春!
いやぁー、いいですねぇ…

ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

4.0

かるた一直線に突っ走る千早(広瀬すず)の躍動感が素晴らしかった
若い頃に夢中になれる何かがあるというのは本当にいいものだと思う
いやー、青春っていいなあ!
劇場で観なかったのが悔やまれます

夕凪の街 桜の国(2007年製作の映画)

4.0

こうの史代の原作漫画は未読のまま

落とされた直後だけでは済まない、ずっとずっと終わらない原爆

被爆時の状況の違いで苦しみを共有できない母娘、自らも被爆者でありながら被爆者を息子の嫁にしたくない母、
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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(2013年製作の映画)

5.0

劇場版前後編またはテレビシリーズは必見と思われます

驚きの展開が次々にあるので、流し見していてはなかなか理解できません(おかげで何度も見るはめに)

ほむらちゃんの苦しみを思えばこの展開にも納得かな
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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 後編 永遠の物語(2012年製作の映画)

5.0

謎に包まれた転校生ほむらちゃんの衝撃の事実と魔法少女の過酷な運命が明らかになってゆく後編
驚きの結末は救いか絶望か…

厨二じゃなくても楽しめます、本当に

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 前編 始まりの物語(2012年製作の映画)

5.0

娘がはまっていて、観てみたらこれがなかなか面白い
テレビ放映されていた時に、登場人物が死ぬ描写に子供がショックを受けて云々、といった意見をネットで見かけたことがあるけど、これは全く子供向きじゃないです
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種まく旅人~夢のつぎ木~(2015年製作の映画)

4.0

一次産業応援ムービー、種まく旅人シリーズ第3弾
このシリーズの存在を今回初めて知りました
農水省の企画(?)というのにはイロイロな思惑を想像してしまうものの、ドラマは十分に楽しめました

兄の遺志を引
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ザ・ビーチ(2000年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

~原作を完読してからの感想~
原作はとても面白かったのに、何がいけなかったのか
登場人物のイメージはかなりぴったりだと思うし、話のまとめ方もそんなに悪くないと思う
映画の最後、写真と"parallel
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何者(2016年製作の映画)

4.0

人生ってのはなぁ、痛いんだよっ!
と、ここでも( ´∀`)

ものすごい格好悪い佐藤健がかなりよかったです(るろうにの次に良い)

菅田将暉、有村架純、二階堂ふみ、岡田将生、山田孝之、みんなとてもよか
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横道世之介(2013年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

高良健吾っていい俳優だなぁ
世之介さんワキのにおいをかぐと落ち着くのかな

夜の公園でスイカを分け合うところと引越し先の部屋で倉持が声を震わせながら話す場面、病室でお手伝いさんが涙を拭う場面が好きです
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アビエイター(2004年製作の映画)

4.0

タイトルだけは知っていたものの、内容を全く知らずにいました

実在の人物だったんですねー
いやー、びっくりしました

アメリカはもちろん、世界の航空の歴史はこの人抜きには語れない、というくらい凄い人(
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タイタニック(1997年製作の映画)

5.0

20年近く前、当時二本のVHSビデオテープに納められた「タイタニック」をそれこそテープがすりきれるほど観たのを懐かしく思い出しながら

本当に久しぶりに観ましたが、まずディカプリオの若さにおどろき、改
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

4.5

マフィアに潜入する新人警官と新人警官として警察に潜入するマフィアの子

正義の側と犯罪の側の表裏一体感、人はある時いとも簡単に死に、死ねばみんな同じという、数えきれないほど「ファック」という言葉が出て
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ラブ&ピース(2015年製作の映画)

4.8

決して「パンにマリーナ」の音楽のせいではなく、(古くてすみません)
「冷たい熱帯魚」での吹越満の最後の
"人生ってのはなぁ、痛いんだよっ"
の台詞を思い出しました

それは人ばかりでなくこの世に生まれ
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イン・ザ・ヒーロー(2014年製作の映画)

4.0

子供が小さい頃にウルトラマンや仮面ライダー、戦隊ものをよく観ていたので、アクションの人達の日々の練習や撮影風景など色々と興味深かったです

アクション一筋に生きてきた男の覚悟、元妻や仲間たちの想いがグ
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南極料理人(2009年製作の映画)

4.5

余った料理をどんどん使い回ししていく話かと思っていたら全然そうじゃなかった

ペンギンもアザラシもウイルスさえいない南極の奥地で、年齢も個性も出身もバラバラな男8人の一年以上にもわたる共同生活、何を食
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

予告以上の前知識無しで観たので思わぬ展開に少し驚いた
映像は綺麗でいろんなテイストが感じられました
RADWIMPSはよかったけれど少し強すぎる気がしたのと、あれだけの過去を変えることができた上にハッ
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ロマンス(2015年製作の映画)

4.0

オッサンと鉢子ちゃんの妙な一日旅

いわゆるロマンスではないけれど、終わってみれば、これもまたロマンスだったなと

決して恋の類いではないのにほんのりあたたかくて、きゅっとあまずっぱい気持ちになりまし
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キツツキと雨(2011年製作の映画)

5.0

クスッと笑えてとてもあたたかな映画
大好きな一本になりました

さよなら渓谷(2013年製作の映画)

4.3

ラストシーンはなんとも言い難い気持ちになりました

何の予備知識も無く観たのがよかったです

罪と償いと幸せ、決して過去から解放されない二人
ぎゅうーっと胸を締め付けられました

主役の二人が素晴らし
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超高速!参勤交代 リターンズ(2016年製作の映画)

4.0

前作はストーリー的に「実行不可能に思える参勤をいかに成すか」という点に焦点がほぼ絞られ、そこに愛すべきキャラクター達の織り成すエピソードとアクションがうまく彩りを添えとてもよくまとまっていた印象でした>>続きを読む

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

5.0

恐ろしい、本当に恐ろしい
これからはペットショップのお魚コーナーに行っても必ずこの映画を思い出して背筋が冷たくなるに違いない

昔、北九州の事件の記事を読んだときに耐えきれず洗面所に走ったことがあった
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アニンガ(2013年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

犬の鳴き声、赤ちゃん、子守唄…から想像していた交信の向こう側とは全く異なる世界に驚いた

犬は射殺されライアンは生還する
終わる命、つながる命

無限に孤独な宇宙空間で自分の命の限界を目前にしたライア
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

4.0

フォー・ホースメンの華麗なイリュージョンショーをぜひ観客席で観てみたい!

スピード感のある展開、最後はアッと驚かされとても面白かったんですが、なんだかスッキリしたようでスッキリしない、まだまだ近付き
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

5.0

最後にずっしりと重力を感じました
映画を観て重力を体感するってすごい

無重力の世界の恐ろしさを思い知る

交信"アニンガ"側から描かれた短編映画があるということなのでこちらも観てみたいと思いました

グレムリン2/新種誕生(1990年製作の映画)

3.2

ザ・グレムリン祭り
ギズモはより愛らしく、グレムリンはより凶暴に、より醜悪に

ギズモから生まれたコピーギズモはなぜかすでに悪い顔、そしてやっぱりオリジナルギズモはコピーギズモからいじめられる(生まれ
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.5

ゴジラという未知の破壊者に対して日本人がどう立ち向かうのか、ものすごいリアリティーと迫力をもって見せてくれた監督に感謝

映画館で観れて良かったです

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

4.5

近い将来こんなテーマパークが本当にできるんじゃないか、と思えるほどリアルな"ジュラシック・ワールド"にワクワクしました

草食恐竜と触れあえる広場や、透明の球体の乗り物、パーク内を走るモノレール様の列
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ホットロード(2014年製作の映画)

3.9

別マ世代で中学生の時分ドハマりしてたクチです

さすが原作者が、この二人なら、と認めたお二方、ものすごく雰囲気ありました!
さすがに14歳と16歳には見えませんでしたが、能年ちゃんの透明感は和希にぴっ
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

5.0

最高に面白かった

過去2作品はこのためにこそあったと思えるくらい
前2作への愛と敬意をいっぱい感じました

前作のバスターズの一人、ハロルド・ライミス氏が亡くなっていたことは今回初めて知ったのですが
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