映像がすごかった、無重力表現が巧み、なだけ。ハラハラというよりゼーゼーする心臓に悪い実験映画
#サンドラブロック #ジョージクルーニー #宇宙 #無重力 #酸素 #脱出
女衒とそれに翻弄される女性たちの、きらびやかじゃないし、綺麗じゃない世界のおはなし。カンパニー松尾さんのひとことが全てを語る
このレビューはネタバレを含みます
初めて知った電動車イスサッカーの世界。ちょっと面食らいました。ちょっとどころじゃないかも。「生きてることが当たり前と思ってないから」がずーっと頭のなかで響いてます
センセーショナルな煽り、監督の思い入れたっぷりの撮影手法などさておいて、デヴィッド・プラウズの「映画」に翻弄される役者人生が写し出されていて、なんとも言えない気持ちになった
ドキュメンタリーのような劇映画。随所に教会や祈りの場面が出てくるが、ここが物語の鍵かと。フィリピンの貧困層、実態がしっかり映し出された佳作
リングシューズを丁寧に結び、鉄柱に鉄砲うち、四股を踏むカットが要所に入り込む。天龍の生きざまを通して、レスラーとは、プロレスとは、を考えさせられます。革命終焉ではなく、革命伝承の良作です
抗うことが「正しくなかった」時代の、抗い、もがき、苦しむ人々が描かれてます。これを「青春群像」と呼べるかどうか。劇中の滑稽な場面が、現代と何ら変わらないんだという作者の強烈なメッセージは伝わるものの、>>続きを読む
要所に挿入される、「飛行機」の音と、空を見上げるカット。やくざの兄が「海も空も青くなくなった」とつぶやくも、弟が「そうかぁ?変わんないぞ」とこたえるシーンにリアリティを感じる。拳骨と抱擁、表と裏の関係>>続きを読む
本当の治安、国民保護、平和とは何なのかというテーマは良いのですが、前作(ⅡやⅢ)に比べて深みが足りなかったように感じます。また、人質が○○というのもパターン化されてていて、ちと残念。
しかし、水谷さん>>続きを読む
川柳は文芸ではなく、市井の人たちのなかからわき出てくる疑問や怒り、不安、憤り、よろこびを17文字におさめるもの。鶴彬の人生を追いかけるだけでなく、川柳そのものを見つめることができる一作。純粋だからこそ>>続きを読む
ところどころ、新藤脚本の味もちりばめつつ、スタイリッシュに、哀しく、儚く物語は進みます。が、それだけ。作品全体のキーとなっている「出生の秘密」の回収方法も唐突。期待はずれかなぁと感じつつも、最後まで観>>続きを読む
ウォルター・マッソー、代表作のひとつ。ギャング・アクション映画の逸品です。「盗んだ金がワケありで、警察とマフィア両方に追われる」という流れを定式化させた作品でもあります。
物語全体が落ち着いているから>>続きを読む
とにかく語り、唾をのみ、塀の向こう側で待っている美味いものに思いを馳せる。刑務所内での日常を描いた「実録もの」です。原作から飛んできましたが、ワンシチュエーション・コメディ、グルメ、ヒューマン、いろい>>続きを読む
宇宙版ロビンソン・クルーソー。藤子・F・不二雄の「宇宙船製造法」を思い起こしました。違うけど。
孤独な宇宙空間のなかで自分のスキルをフルに活用し生きぬく主人公と、そういう仲間のために命を省みずに助けに>>続きを読む
毎作品思うことだけど、黒沢清監督と香川照之の相性は本当に良い。本作品も、香川のサイコぶりがいかんなく発揮されています。そして、藤野涼子! 狂っていたのはお前もだよ! と言ってしまいたくなるような演技で>>続きを読む
ストーリーもシンプルだし、アクションもいい。「イノセンス」よりも良いよね。殺されてるのが「義体」だからか「血が出ないこと」にひっかかるけれど、そのことで助かってる部分もあるのでしょうね。難解な部分も残>>続きを読む
大人も子どもも生きることの「つらさ」「きびしさ」「楽しさ」は一緒。様々な境遇をもつ登場人物から、現実との向き合い方を教えてくれる作品。
もう少し定点観測的なシーン、フィックスカットがあっても良いかなと>>続きを読む
専門用語をちりばめ、臨場感たっぷりのドキュメントタッチ。ゴジラ下なめアングルや、ダイナミックなパニックシーン。庵野&樋口の「DAICONコンビ」と、日本中の特技スタッフの特撮愛が直球で伝わってくるだけ>>続きを読む
パニック映画だけど、ミステリー映画でもある。ヒッチコック監督は、その辺のバランスの取り方がすごいんですよね。映画の教科書的作品で、マネしたくなる場面がたくさんあるけれど、簡単にはマネできない。そこに、>>続きを読む
AV監督のビーバップみのるさん、ドキュメント作品第2弾。監督は「ロッキー」が本当に撮りたいんだな、と。人間を撮るのがうまいなとも思います。
三時間超の本作。前作「501」同様、登場人物が縦から横から入>>続きを読む
「午後のロードショー」で観賞。みなさんのレビューどおり、全編にわたってのご都合主義(笑)にひきこまれ、最後まで目を離すことができませんでした。
好きな男性が目の前で竜巻に巻き込まれ亡くなったのにラスト>>続きを読む
日本の現実。宮古、石垣島で進められているエアシーバトル戦略。軍隊は何を守り、何を標的にするのか。座り込みでの機動隊と反対派との対峙。基地建設のための住民説明会での賛成派と反対派との対立。観ていて胸が痛>>続きを読む
長いイントロダクションのようで、ひとつのバンド、一人の演奏家に魅せられた人々の悲喜劇。音楽で繋がり合い、絡み合う模様が微笑ましく感じました。
宗教、エスパー、プロレスなど、虚々実々の世界を撮らせたら右に出るものなしの森達也監督が佐村河内氏を撮ったら……。聴こえるかどうかとか、ゴーストなのか共作なのかという、ありきたりな問いではない、人間佐村>>続きを読む