akariさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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セックス・アンド・ザ・シティ(2008年製作の映画)

3.6

観るの2度目。

病めるときも健やかなる時も、友達がついている。
どん底の時にも笑いがあり、成長があり、いや、キャリーはあんまり成長はしていないのかなあ。でも失恋後でも秘書を雇ったり、自立心はすごいと
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WE ARE Perfume WORLD TOUR 3rd DOCUMENT(2015年製作の映画)

3.8

ブレイク前夜くらいから彼女たちのステージをたまたま生で観ているので、スターになった三人の活躍を涙なしには見られない。
ライブ映像以外にも、パフュームというひとつのプロジェクトに対する三人の意識や在り方
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なまいきシャルロット(1985年製作の映画)

3.5

これに出てくるフランスの夏に憧れたなぁ。主題歌がかなりツボで、聴きたくなるとYouTubeでたまに流してる。
iTunes でサントラまたは主題歌だけでもいいので売ってくれることをずっと切望してます。

チャイルド・プレイ2(1990年製作の映画)

3.5

ホラー作品の中で一番好きなものを聞かれたらこれかもしれない。1.3より、2に出てくる工場が怖面白くてハラハラワクワクさせられた。陰惨だったり物悲しかったり、考えさせられる側面のあるホラーじゃなく、単純>>続きを読む

かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.5

北欧デザインが好きで、フィンランドに行きたいなと思ってからこれをレンタル、その後晴れてフィンランドに行ったので、実用書みたいな気持ちで観た作品。
ここに出てくるかもめ食堂はホテルから距離が遠く行けず、
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ガンモ(1997年製作の映画)

3.0

猫が。猫が。
詩的なおしゃれ映画かと思ったら詩的ではあったがトラウマ映画だった。
監督さんは今何をしているのだろう。

セブン(1995年製作の映画)

3.5

ラストのヘミングウェイの言葉、
いやなニュースを見聞きしたり、逆境に遭うたびについ浮かんできてしまう。

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.8

歴史的にも価値ある映画。無慈悲にガンガン人が死んでいく中で、運や知性(最悪の状況下でも自棄にならない心があるという高い内面性、極限状況でかなり大事)で生き延びていく主人公…。
蛇足だけど(たしか収容所
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バグダッド・カフェ 完全版(1987年製作の映画)

3.8

心の中にあるような、乾いた、それでいてどこか優しい懐かしい風景。20歳位の頃が初見で、その後も数回観ているはずで、細部はもう覚えていないくせに、この映画を気に入ってる人は仲良くなれそうだ、みたいな気持>>続きを読む

スモーク(1995年製作の映画)

4.0

煙草は苦手だけど、この映画はマイベスト入り。雑誌なんかでクリスマス映画としてお勧めされている時もあるけど、クリスマスじゃなくてもぜんぜん観てよいかと。
ほろ苦く、渋くて温かいお話。

マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

4.0

公開当時に映画館で鑑賞。某マサラ上映でもないのに、あんなに客席が盛り上がったのは、後にも先にもこの時しか知らない。なので、ライブじゃないのに、あの時立ち会えて幸運だったという感想になる。偉大。

スローガン(1968年製作の映画)

3.0

ゲンズブールとバーキンがひたすら恋をしていることに価値がある映画。脚本演出をもうちょっとなんとか…!ともったいなく思ってしまう。

17歳のカルテ(1999年製作の映画)

3.8

ガール・ミーツ・ガールもの。
観始めるとウィノナとアンジーの瞳に吸い込まれてしまって、ずっと観続けてしまう。病み映画なんだけど、登場人物が生き生きとしているからか心地よい。個人的にはアンジーはこの映画
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Pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち(2011年製作の映画)

3.8

これを観て衝撃を受けたので、しばらくバレエを習ったくらいよかった(笑)
呆然と観ながら、肉体ってすごいものだ、身体で表現できるということは何て強いんだろう、とただただ感銘を受けました。

未来よ こんにちは(2016年製作の映画)

3.7

イザベル・ユペールが華奢でフェミニン!かなりの年齢なのに服の着こなしや髪型も手伝って、少女みを醸し出している。
脚本もバタバタしていず、退屈でもなく自然体で良かった。じんわりきました。
人が何かをうし
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(1954年製作の映画)

4.0

ジェルソミーナの無垢さ。
ザンパノの不器用さ。
自分が歳を重ねたからこそ理解できる、二人の心の機微、行動や台詞の意味。泣けます。
味わい深いしっとりとした作品なので、忘れないでおいてもっと歳を重ねて
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.6

通しでがっつり観返したくはならないのだけど、忘れられないアンニュイさ。明るい気分じゃないときにそっと思い出したい青臭さ。田舎育ちじゃないけど理解できる退屈さ。どの曲も名曲。

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.5

リメイク前のピエロより、表情豊かで怖さがむしろ減ってるので、ピエロ怖い人はこちらの新作のがマシかも。
そもそもイットは、ホラーなんだけど少年達の成長物のカラーが強い、キングらしいストーリー。わたしは旧
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.2

ちょっと長かったけど、映像が綺麗なので落ち着いて観られました。
なんというかデヴィッドフィンチャーらしい流れで、デヴィッドフィンチャーらしい終わり方をする…。後半にある、地下室のくだりが怖すぎる展開で
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ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

3.8

バズ・ラーマン作品が好きになったきっかけになった映画。
あと、この頃のディカプリオは至高。少年性と野性味があっていい。クレアデーンズちゃんも嫌味がなくておでこが可愛い。
バズ・ラーマン作品は、古典が良
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ベティ・ブルー 愛と激情の日々(1986年製作の映画)

4.0

20代から何度も観ている、映像と音楽の心地よい映画なんだけど、30代を過ぎたあるときから感想が変わってきた。
ずっとベティがクレイジーだと思って観ていて、まあたしかにベティは極端だし分かりやすい境界例
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アドバンスト・スタイル そのファッションが、人生(2014年製作の映画)

3.7

ニューヨークのお洒落おばあちゃん達のドキュメンタリー。勇気と元気をもらえるの一言に尽きる。一つのコーディネートが完成するまで鏡の前で頭をひねっていたりとか、若い時から第一線でファッションに精通している>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.8

ライブエイドの再現力が凄いとか、猫の出てくるシーンのグルグル音が入ってて芸が細かいとか、言いたいことはいくらでもあるけど、個人的な気づきとしてはバンドものなのに激しい喧嘩や嫌な登場人物がいなくて、なん>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

3.7

出てくる全員が迫真の演技。ゲイカップル二人の表情やエピソードの可愛さもさることながら、宮崎あおいちゃんの終盤の号泣シーンが一番忘れられない。
うわぁああああぁあぁあああ!!!ってとこ。あんな泣き方、ど
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マリリン・モンロー 瞳の中の秘密(2012年製作の映画)

3.8

いろいろな女優さんがマリリンの遺した言葉を語る、という構成に最初は馴染めなかったんだけど、しばらく観ているうちに見かたが分かってきた。
孤独な生い立ちから、心の土台が不安定で生涯、克服したいものを内面
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ゲンスブールと女たち(2010年製作の映画)

3.6

20代前半でこの辺りのカルチャーにどっぷりでしたが、ジェーンバーキンが似ていないこと以外は概ね良い作りだと思う。
ちなみにこれ、本編は一回しか観ていないのだが、トレイラーのテンポが好きでYouTube
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.0

子どもの頃、深夜に父がこれを一人で観ていて、あぁ…と落胆のため息をついていたのを、トイレに行く途中に通りがかったのを記憶している。時は流れ、深夜に一人で観て、あぁ…となるわたし(笑)
家族がクズ過ぎる
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ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.8

15年振り3回目くらい。

永遠のガーリームービー。わたしにとって共鳴できるとしかいえないフィーリングが詰まっていて、別格で大好きな作品のひとつなので採点は甘いです。以下覚え書き。

・タイトルバック
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.0

初見では泣いたものの、すずさんの流される生き方に個人的に小さな引っかかりがあったので絶賛という気持ちには至らなかったのに、しばらくしてじわじわ心に侵食してきてしまい、数ヶ月後にサントラを買ってしまった>>続きを読む

恋する惑星(1994年製作の映画)

3.8

主題歌の夢中人の高揚感が大好きで、今でも旅行に行く時などによく聴いてるんだけど、作品内容を忘れていたので見なおしてみた。主人公こんなに村上春樹的な男性像だったかなと思った。パイン缶で願掛けしちゃったり>>続きを読む

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

クラシック音楽のくだりとか、格差ジョークが効いてる。ラストが感慨深いです。いつかまた観たい。

ロリータ(1997年製作の映画)

3.5

インテリアなど生活描写が落ち着いてて綺麗。主人公→ロリータへの目線には嫌悪感はなくて、少女萌えっていうより共依存的な片思い映画。ロリータの女優さんが、歴史に残るようなカリスマがある人じゃないのが惜しい>>続きを読む

ブルージャスミン(2013年製作の映画)

3.5

ひとことで言うと「見栄」についての話。姉も妹も愚かな部分が伝わるように冷めた視点で描かれているんだけど、妹は等身大の自分を受け入れている。セレブになっても慢心して勉強しなかったり謙虚さがないと自分の首>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.4

10年くらい前に原作を読んだきり、うろ覚えで観た。おおむね原作に忠実な印象?
テルちゃんの、好きな人に何ひとつ要求しないという所に色々考えてしまう。自分だったらアンバランスな関係でも要求はするだろうと
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奇蹟の輝き(1998年製作の映画)

3.2

何となく観たことがないままだったパッチアダムスを先に観たら名作だったのでこっちも観てみた。印象派・古典派の絵画が好きな人に刺さりそうな演出と、「何かを得ると何かを失う」というワードが印象的。
ロビンウ
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