ながしまプランさんの映画レビュー・感想・評価

ながしまプラン

ながしまプラン

映画(195)
ドラマ(1)
アニメ(0)

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.6

実験が成功し、火柱が立ち、
IMAXのスクリーンで劇場が照らされ、

観客の後頭部が見えたとき、

敗戦国としての絶望感を感じた。


戦時中なのに、そこは大々的に描かず
日本人も出さず、血や暴力も出
>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

見た事のない映像と知らない使い方の音楽

映像に色がついた辺りから、
気づいたら虜になっていた。

色んな映画見てきたけど、その中でも
主人公の成長が細かく、リアルな感じで
描かれている。

久しぶり
>>続きを読む

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.6

物理的な階層を舞台に人の心理描写が

描かれている。

社会、組織、人生あらゆるものを
客観的に見れば地位が
ある。

どの階層に身を置いても結局、
人によって見え方、捉え方が変わる。

見下す人もい
>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.5

どこまでがジョークでユーモアなのか

田舎に偏屈で変わった人が集まれば、

こうなるのか。

互いの良さを知っていて本心では、
リスペクトもしていて

ただどこかに絶望感を感じてしまうと、
自分のコン
>>続きを読む

A.I.(2001年製作の映画)

4.0

久しぶりの視聴

監督スピルバーグは知ってたけど、

キューブリックが企画していたのは
知らなかった。

幼少期はよく見た記憶のある作品。

ただ、好んで見たくはない不気味さ、
恐怖心を持つ。

キュ
>>続きを読む

長ぐつをはいたネコ(2011年製作の映画)

3.6

内容はまぁまぁまぁ

流石がよしの採点です。

個人的に声優は竹中さんのままが良かった

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.2

初視聴

文学的で哲学的

近未来という文字がとても似合うくらいの
リアリティー。

セリフのひとつひとつの表現のレベルが
高い。

脚本賞受賞が非常に納得のいく作品。

クリス・プラット出てるの知ら
>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

3.7

人生2作品目のボリウッド映画

演出とかでどういうことって、

ツッコミたくはなる。

これまで観てきた映画理論とは、少しズレがあった。

ただ、クセになる。

アクションシーンのアイデアの幅は、
>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.4

あの巨匠の伝記。

想像力の豊かさと

その想像力を体現する為のロジカル、
発想、努力が色々なアイデアとして作品に投影される。

俳優陣の演技が光る

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.6


あらすじも何も観ていなかったので

SFなのか、コメディなのか

シャラマン的なホラーサスペンスなのか

疲労困憊で観たので、脳みそが始めは
狂いそうだった

確実に多様性を大切にする時代に入ってい
>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

4.7

映画業界を代表して、
映画はまだ続くという決意表明。

それを受けて、
最後マニーと同じところで涙が出た。

官能的で動物的で感性のままに動く
人たちに引き込まれた。

初見ながら人生ベスト10入り確
>>続きを読む

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.7

キャスティングに惹かれて視聴


結局完璧を求めても過去に囚われて

しまっては、終わりを迎える。

今に留まることは、出来ないのだから

しがらみはその場その場に置いていこう。


映画の雰囲気、ブ
>>続きを読む

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.8

エンドゲーム以来

マーベル作品で楽しめた。

昨今のマーベルは商業映画として
暴挙化した印象。

久しぶりにただのマーベルではなく、
映画として楽しめた👍

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

3.6

理想と不安の精神が創り出し世界。

これくらい何となく解釈出来て、

何となく分からん映画は楽しい。

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.5

理想のかあさんだった。

他の映画だと

個人的ベストかあさんは、

フロリダプロジェクトのかあさん

ジョジョラビットのかあさん

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

2.7

カメオ出演とこれまでのストーリーに
なぞられた箇所は笑った。


けど、余りにひどい。

安物のアメリカンドラマを見せられた。

観たいのは、映画だ。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.4

冒頭の曲から始まりますよ感が満載。

この作品は、

トップガンの軌跡であり、

トムクルーズの軌跡であり、

映画そのものの軌跡。


懐かしさ、言葉のチョイス、言い回し、

友情の描き方。

全て
>>続きを読む

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.3

数年ぶりの邦画

SFドラマ?

ジャンルはよく分からなかったけど、
見やすかった。

本作品は社会人向き。

状況は常に変わる。
そして、最悪な状況に陥った時に
残るのが後悔。

この後悔をしない為
>>続きを読む

死霊のはらわた II(1987年製作の映画)

3.3

重ねて初見。


サムライミ感UP!

ホラーとコメディーと融合させ、
終盤は映画人として一周した人の作品。

死霊のはらわた(1981年製作の映画)

3.1

遅れましたが初見


色々な映画を見てきた後なので、
色々とツッコミたいところはあったが、

サムライミ感出てるやん

ジャンヌ・ダルク(1999年製作の映画)

3.2

予備知識なしに視聴

最初はスピリチュアルか、ファンタジーか
どういうストーリーか分からず困惑。


人の持つ信じる力は、何にでもなる。

無宗教の私にとって、

異世界。

アクションシーンは結構見
>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.7

サム・ライミが好きです。


この監督が手掛ける「クセ」

他の監督ならしない様な、流す様な所。

そこに対してのアプローチがある。

だから、
普遍性な描写に良い引っ掛かりが生まれ、そのパンチライン
>>続きを読む

バーン・アフター・リーディング(2008年製作の映画)

3.7

2回目の視聴

J・K・シモンズが語る

整形をする為に

お金を手に入れる女の物語

初見が確か高校生の時


淡々と語られる感じで
全然ついていけなかった。



全員安定の演技力

巧妙な会話。
>>続きを読む

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.6

人としての模範的な判断について
考えさせられる。

自分の利益、自分が愛するものの幸せ


何においても、公平さが大切である。

誰かの為を想った行動も

公平さを見失うことで、

人としての判断を誤
>>続きを読む

THE INFORMER/三秒間の死角(2019年製作の映画)

3.5

最近、超絶商業映画しか見てなかった
けど、ちゃんと考えてしっかりと作られて
いる作品は面白い。

ジョエル・キナマンの目が座ってて、
クールな成り立ちがとにかくカッコいい。

演技力も申し分ない。
>>続きを読む

リグレッション(2015年製作の映画)

3.3

評価が低かったので、
構えずに見れた。

悪魔崇拝が引き起こす、人間の神秘。

集団ヒステリーは最近だと、
コロナによるトイレットペーパー不足

ロシア国に対する過敏な反応とか。

日常生活における価
>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.3

そういう秘密は予想していなかった。
想定もしていなかった。

そして、期待もしていなかった。

ハリーポッターシリーズの産物を
登場させたが、使い所、使い方が
イマイチ。

もう少し大切にこだわって
>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.2

バットマンシリーズでは、
ダークナイトの次に好き!


現実世界にバットマンという存在を
投影させた場合、こんな感じなのかと
感じさせられた。

実際にマントを着たヒーローがいたら、
確かに悪者ばりに
>>続きを読む

アンダーウォーター(2020年製作の映画)

3.4

これくらいの作品が丁度いい


疲労感なく、楽しめる。

キャラの濃さも丁度いい。

上映時間も丁度いい。

丁度いい映画詳しいひと居たら

教えてほしいです。

キッズ・オールライト(2010年製作の映画)

3.7

この映画の脚本は素晴らしい。

久しぶりに地味なアメリカの映画を
見たけど、登場人物たちの心境、
会話の内容が魅力的。


同性愛に対する偏見はないが、
だからこそ起こりうる問題。
昨今ジェンダーに関
>>続きを読む

タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

3.9

長尺映画だったので避けていました。

尺を存分に活かして生み出されている
緊迫感。

チーフは映画史上類にみない理想の上司。
状況下が変わる中でのアドリブ力、的確な指示。冷静な振る舞いに。エッジの効い
>>続きを読む

アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.2

監督的にだいぶ期待したけど。。。

平凡だった。。

インディージョーンズの凄さを

再確認

ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.7

妙にリアルな日常を切り抜いている


出演陣の演技力とビジュアルの絵力


この時代のクレア・フォーラニが

三次元に見えるくらいの美貌

アンソニー・ホプキンスはいつみても

おじーちゃん

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.1

2度目の視聴

久しぶりに見たけど、
この作品は変態だな

映画監督2、3周してから作る様な作品

息を呑むシーンと
笑に包まれるシーンの
バランスは唯一無二

オマージュを取り込んだ作品としては、
>>続きを読む

AFRO SAMURAI アフロサムライ(2006年製作の映画)

2.8

アフロと侍を融合させた異色の作品


スタイリッシュであり、戦闘シーンへの
こだわりを凄く感じる

そして、恐ろしいほど内容が入ってこない

>|