Rebelさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)

4.2

圧倒的な高火力のバトルシーンや青春ドラマとしての要素もエモい。

グリッドマン同盟の3人と再会できただけで嬉しく、途中「あれ?この人…まさか?」なスペシャルゲストやエンドクレジットでインストのピアノで
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.7

はい、大満足。
単行本を全巻読んでいる原作ファンとしては、毎回ページを捲るたびに、目から入って耳に炸裂する爆音を実際に聴けただけで、嬉しい。

やはり初期の大、ユキノリ、玉田の3人で奏でる東京編が一番
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ウィ、シェフ!(2022年製作の映画)

3.9

結末が痛快で好みだ。
居場所を失ったスー・シェフのカティ・マリーが出会ったのは自立支援施設の移民の子どもたち。

手に職を付ける前に来てしまう年齢というタイムリミットがあまりにも無慈悲だ。

料理云々
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.7

前作を観たのは4年前の2019年8月10日(レビューにも記済)。

新田&山岸のコンビがホテルで起こった難事件に挑む。

大晦日の仮装パーティーと練馬区で起こった女性の感電死事件、そしてその密告者…
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.8

オリジナル版は数回しか観たことないが、もちろんキャラクターやストーリーの大枠は知っている。

ディズニー実写映画の評価ポイントはやっぱりオリジナルの良さを活かしつつ、どれだけアレンジや解釈を加えられる
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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

4.3

最近、ノーウェイホームのフィギュアセット(マーベルレジェンドシリーズ)を予約した。

ちなみにドクオックとグリーンゴブリンのフィギュアも予約した。

だからこそサム・ライミ版を無性に再鑑賞したくなった
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劇場総集編 SSSS.DYNAZENON(2023年製作の映画)

3.8

連休最終日(世間は昨日までだが、私は今日までだ。)

子供の頃に『グリッドマン』は全話観た。

そして『SSSSグリッドマン』は全話観て、スパロボ30もグリッドマンを主力にしてクリアしたぐらいグリッド
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.5

岸井ゆきのの圧倒的な演技力の勝利か。
ミットを叩く音、対戦相手から殴られた時の音、縄跳びを飛ぶ音…

ヒロインのケイコには届いていない音のひとつひとつに耳を澄まし、ボクサーとしての葛藤や苦しみに想いを
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.9

まさにハムナプトラのブレンダン・フレイザーが見せた新境地だった。

肥満体の不自由さや動作一つ一つの歯がゆさを観ている側も擬似体験してしまう。

ブレンダンの青く澄んだ瞳が喪失と絶望という薄暗い深海か
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ハウス・バウンド(2014年製作の映画)

3.8

面白かった。つくづく『ミーガン』の監督は並みの才能じゃないことが、うかがえる。

じわりじわりと恐怖で雁字搦めにされる正攻法のホラー映画だが、ネタばらしからの終盤、一気に畳み掛けてくる展開に打ちのめさ
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シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

4.0

池井戸作品ならではの安定感ある金融ミステリーは、やっぱり面白い。

とある支店で起こった100万円紛失とそこに潜むもうひとつの事件…。

破天荒な探偵役西木が阿部サダヲにぴったりで、助手2人を率いて真
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

5.0

何回観てもすべてが美しい。
私のお気に入り映画だ。そして私の映画人生で出会った最高の殺し屋はジョン・ウィックとレオンだ。

根無し草だった2人が数奇な形で出会い、短い間だけ過ごした幸せな日々…。

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丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)

4.0

本が好きで、映画が好きな私にはたまらなく愛おしい84分間だった。

街の小さな古書店の老主人リベロと移民の少年エシエンが読書という鎹を通じて、絆を育んでいく。

知識欲旺盛なエシエンの読解力に併せて、
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The Son/息子(2022年製作の映画)

4.4

すごい。2年前に鑑賞した『ファーザー』の監督がまたやってくれた。

(2021年10月11日レビュー)

前作はファーザー(父親)で今回はサン(息子)だけに息子の葛藤が中心かと思いきや、本作もやはり父
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君だけが知らない(2021年製作の映画)

3.7

短時間ながら韓国発の良質サスペンス。

展開がくるくる二転三転し、何ともいえない恐怖が静かに締め付けてくる。

妻の記憶の混濁と何かがおかしい夫…。

「え?あ、そういうことか」
ネタバレは避けるが、
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.8

面白い。めちゃくちゃ面白い。

3年前に観た『フォードVSフェラーリ』以来、久々にクルマ映画を鑑賞した。

今回はモータースポーツにゲームの世界観も巧く反映されていて、クルマ×ゲームという2つの世界の
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ブレイド(1998年製作の映画)

3.6

久々に鑑賞。

やっぱりブレイドといえばウェズリー・スナイプスだろう。

ヴァンパイアハンター、ブレイドの刀さばきに銃さばき、敵をなぎ倒した直後、ドッバーンと血が吹き出る戦いはMCU以前のマーベルだか
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ワース 命の値段(2019年製作の映画)

3.9

とてもツラい仕事だったのだろう。
人の命に値段を付ける、そんなことは不可能だ。でも誰かがやらなければならない。

9.11の補償基金…、でも本当の目的は被害者遺族の提訴権を奪うためだったなんて。

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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.6

日本が生んだゲーム界のスーパーヒーローをイルミネーションがアニメ映画化。

ストーリーは、いたってシンプルだが、やはり日本国民の多くが一度はプレイしたことがあるゲームだけに、プレイした人ならわかるある
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

4.0

面白い。そして最高のトラウマをありがとう。手に汗握りつつ、新感覚のホラーだった。

AIが日々進歩しつつある昨今、いつかこういうことが起こるのではないかと危惧してしまう。

トニー・スターク並みの開発
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僕と幽霊が家族になった件(2023年製作の映画)

4.3

コメディとしても面白い。しかし笑いすぎた涙が、終盤、感動の涙に変わった。

ひき逃げで亡くなったゲイの青年とノンケの麻薬取締官…、ひょんなことから死後婚で結ばれた2人の世にも奇妙なバディムービー。
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ドラえもん のび太と銀河超特急(1996年製作の映画)

3.7

子供の頃に観たドラえもん映画を、なんとなく観始めたら、結局最後まで観てしまった。

ミステリートレインが誘う快適な銀河の旅へ向かうのび太御一行を待ち受ける宇宙人ヤドリの侵略計画…。

ドリーマーズ・ラ
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.2

素晴らしかった。
炎と水という対極にいる2人が出会い、さまざまな困難を乗り越えていくなかで、大きく成長していく。

水のブヨブヨ感や火のメラメラ感が、さすがピクサーで、ストーリーもよく練られていた。
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

4.3

やっぱりイーサンは最高だ。
なんだかんだこの頃のミッションインポッシブルが私にとって旬なところだ。

生物兵器キメラをめぐる攻防と変装による駆け引き…

デ・パルマ監督のシックな雰囲気に包まれた1作目
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

2.0

期待外れもいいところだ。

MCUでマルチバースには馴れているつもりだが、本作は肝心なところで、観ている側を置き去りにしてしまう。

作品によっては「2度観ると、作品がより味わい深くなる。」とか「観れ
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トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.8

前作の『バンブルビー』が最高だった。

本作も胸熱展開の連続で、久々に「私の観たかったトランスフォーマーを観られたな~」という余韻に浸っている。

幼き頃、テレ東さんの『ビーストウォーズ』をしっかり観
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ面白い。
『カメラを止めるな!』や『ドロステのはてで僕ら』もそうだが、こういう作品を観てしまうと、名作映画は、なにも高い予算を注ぎ込んで有名俳優やコテコテのVFXを使わなくたって作れること
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ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ(2021年製作の映画)

3.8

猫好きでカンバチ様大好きな私が本作を見逃すわけにはいかない。

19世紀末、イギリスで猫とともに生き抜いたある男の物語。

ヨーロッパではネズミ取り用の道具として重宝されてきた猫を「ペットとして飼う存
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

4.3

あまりに悲しい。でも面白いとは別の理由で片時も目が離せなかった。

第一次世界大戦の激戦地だった西部戦線。

戦争映画では基本悪役側のドイツ軍だが、ドイツ軍側から戦争の悲惨さや虚しさ、残酷さを描いた作
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ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY(2022年製作の映画)

3.9

私は恥ずかしながら「And~~I~~♫」しか知らなかったので、彼女の波乱に満ちた半生や偉業を本作で初めて知った。

わんぱくなお姫様が全米を沸かせる歌姫になっていくなかで、地位や名声、お金に眩みはじめ
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映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝(2022年製作の映画)

3.5

久々にクレしん映画を観た。

やはり原恵一さんのクレしん映画(ハイグレ仮面、ブリブリ王国、雲黒斎、ヘンダーランド、豚のヒヅメ、温泉わくわく、嵐を呼ぶジャングル、オトナ帝国、戦国大合戦…、全部大好き。)
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

4.2

ミニシアター系の邦画には、名作がゴロゴロ転がっている。本作もその一つだ。

キャストの皆さんが現役高校生に見えるくらい自然体な演技で、セリフだけでなく、クラスメイトとじゃれ合ったり、軽口を交わす一瞬の
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銀平町シネマブルース(2022年製作の映画)

4.3

素晴らしかった。小出恵介のカムバックも嬉しい。

観ているだけで映画好きには居心地のいい作品で、たぶんこの作品を観ている最中、各々、思い出の映画館がふわふわと頭に浮かぶのではないだろうか。

映画って
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

1.4

まさか昨日、鑑賞した『グリーンナイト』につづき二発目の不発弾映画に当たるとは…

147分も私の貴重な時間を奪った挙げ句、オチがこれ?

極限状態のなか展開する富裕層やジェンダー論争に対しての醜いブラ
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グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

1.0

つまらない。最初のワクワクは不発に終わった。パテルは悪くない。パテルの深みある表情を評価して☆スコアを1つだけつけることにする

これはグリーンナイトによる試練だったのか、覚悟を決めた主人公の絶望的な
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ドリーム・ホース(2020年製作の映画)

4.0

面白いうえに久々に白熱した。
最近、当たり作品を引き続けている気がする。

ウェールズの廃れた村でレジ打ちをしていた女性が知識0からの独学で競馬の世界に挑む。

ヨーロッパでは競馬は紳士淑女のスポーツ
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