massiroさんの映画レビュー・感想・評価

massiro

massiro

映画(39)
ドラマ(2)
アニメ(0)

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.5

人間はワクワクと不安恐怖は同じ反応を示すらしいが、まさにそれが訪れる。

ちょっとした気持ち悪さとファンタジーの共存。ジブリワールド全開じゃん。

マヒトのなんどきもビビらない強い眼差しに勇気付けられ
>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.8

はじめのシーンで動悸が。
群衆が恐怖な人は要注意。

人として大切なものは何か

失ってはいけない信念

決してこちらを裏切らない王道のストーリーにぶちのめされます。
ええ、大好きです。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

理想の親子関係。
距離感。みまもり加減が絶妙。ラストの父親の言葉が、響く。
オリバーの結婚報告を受け入れ、そのショック、傷みがこれからのエリオの人生にどのように反映していくのであろう。
彼は芸術家にな
>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.7

2人にしかわからない会話でアビゲイルをマウンティングするところ、やっぱり幼少からの深い関係は崩れはしない、、となぜかホッとしてしまう自分がおりました。
アビゲイルからいつのまにかサラ目線にさせられてし
>>続きを読む

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

意味深なセリフが多く、テンポが速いのでストーリーが濃密に畳み掛けるように展開していき、観ている側は追い詰められるスローンと共に重く憔悴してくる。
これは辛い。メンタルやられそう。

見所は最後の法廷の
>>続きを読む

MERU/メルー(2014年製作の映画)

5.0

雪山ドキュメントになんでか惹かれ続け、どうしても観ずにはいられない。
なせばなる。と言う普遍的な言葉を裏付けてくれるような気がします。
これは本当に素晴らしい映像記録です。

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

4.3

久しぶりのタランティーノ作品。
歳を重ねたサミュエルエルジャクソンもカッコ良いニガー。
しかしもってやたら長い。ダラダラと続く会話劇とか、いちいち壊れたドアを打ち付けるところとか中盤までは密室ミステリ
>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.6

サメ映画の中ではまともなストーリーだったように思う。無駄に人を死なせないところが良かった。と思うのは私も歳をとったせいかしら。
しかし、くるくると思ったところで派手に来てくれた時は、自分の中ですごく盛
>>続きを読む

おとなの事情(2016年製作の映画)

4.5

知らぬが仏 。
舞台的な観せかたでかなり面白かった。
コメディてなってたけど、笑えませんわ。

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

4.3

岡崎ワールドの中でも代表的な、好きな作品。細部は忘れてしまっていたが、今見てもセンセーショナルでトゲトゲしく苦い。苦いと若いて似てますね。笑。
まさしくこの時代にリンクしていた私は、ひりひりするこのヤ
>>続きを読む

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.5

もっと重いかと思いきや、エグいことを軽く描いていて余計に怖い映画。

綾野剛らしく、かっこ悪くて人間くさい。


警察って正義じゃないんだなって知りたくない感じの現実。ポイント制なんですな。

DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

4.5

確かに鎌倉にはそーゆう空気ある。
ファンタジー鎌倉、ダークサイドもコミカルでいいです。一色さんのみた黄泉の国がほんとに美しい。みる人によって違うってところがへんに納得。この映画は大切な人をおもってみる
>>続きを読む

ユリゴコロ(2017年製作の映画)

4.1

無表情なサイコパス吉高由里子、愛を知ってからの泣き顔、ここはかなりつらい。悲しすぎる。この人、なかなかいい役者になってしまった。

エグいシーン多数です。
とおして決して気分は良くありません。

ユリ
>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.5

目が腫れるほど号泣。鳴咽。
ラジオでジョンカビラ氏がリメンバーミーを紹介しなごら号泣していたのが今理解できた。
お盆にはこれ、おススメです。

嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.0

期待を裏切る優しさ結末。途中怠くなるシーンありましたが、脇のダイゴ怪演にオォっとこっそり、どよめきました。

川栄の登場でこれはもしかして半端なコメディか?と一転、ヒロシマでの過去は重すぎて、なんだか
>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.2

どのシーンでもバックに流れている音楽が怖さをじわじわと増長させる。
黒人のメイドの演技、表情、上手すぎて不気味だし。
ティーカップのスプーンみてると自分も催眠術にかかりそうになって、自分は吸わないけど
>>続きを読む

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

2.6

はじめから最後まで恐竜がかわいそうすぎて辛い。このハリウッドのドヤ感を存分に楽しめない。ニンゲンの身勝手さによりニンゲンが自分の首を絞める愚かなお話です。

リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

4.7

すき。だいすきだよ。このかんじ。
美しさの集大成。
発酵する音、とか。
これは夏だけど、秋冬編もあって、しんしんと積もる雪の中で小さなコタツに入ってさ。

四季がある日本てほんとに素晴らしい。
食事の
>>続きを読む

不能犯(2018年製作の映画)

2.5

松坂桃李の演技に助けられているが、深夜にやってるドラマみたいなホラーでチープなB級映画。暇つぶしにみたけど途中で倍速にしてしまうほど、展開がない。てっちゃん、俳優になったんだね。がんば。

ベルサイユのばら(1979年製作の映画)

4.0

池田先生原作のベルばら。
衣装とヘアがめちゃくちゃツボをついてきますなー。ああ、やっぱり好き!
この時代のフランス!

作品としては少し古臭さが否めませんが、原作に忠実な流れ。キャストの違和感もあまり
>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.5

家族のつながりって愛情以外、なにでもないよね。幸せってお金じゃ買えないんだよね。あらためてしみじみと。メアリーの泣きじゃくる顔が愛おしくて胸が苦しくなりました。おばあちゃんもおばあちゃんなりの、思いが>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

2.5

なんだろう。今更ではあるけど、うちの母なんかはたぶん、あんな風に怒ったり泣いたりしない。ちょっとヘンテコな、どこにでもいる女の子が自意識過剰な時代を過ごす、きっと自分にもそんな頃があったんだけど、、ふ>>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.3

ジンジに感情移入してみると、これは結局幸せな映画になるのだろう。
自分勝手な愛だけど。

好きな人に愛されることは千載一遇である、そういうことですかね。

SCOOP!(2016年製作の映画)

3.8

師弟ラブとは意外なそれ。オープニングもエンディングも音が好き。吉田羊とリリーさん、唯一無二の存在感。なんとなく見てしまったけど、静はあれで本望だったんだろうなあ。友達ってそういうもんだよね。

シャイニング(1980年製作の映画)

4.5

ジャックニコルソンじゃないとこの映画の怖さはありえない。と思ってたらリメイクが出るらしいと聞いて2度目の観賞。
笑えるほど怖い!見終わった後、絶対モノマネしたくなります。けっこう最初っから本題にグイグ
>>続きを読む

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

冒頭からの天然さを炸裂する妙齢の広末涼子はこの役にどハマりだし、何より香川照之氏の幅広い演技力に惚れ込める。実は殺し屋じゃなかったという流れも、ハッピーなコメディで大好きな作品。

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.6

御屋敷のインテリアや絵画、隠し扉の奥にある肖像画たちの迫力、病んだクレアの儚さ、ビジュアルが美しい映画なだけに最後、驚いて心が折れました。私にはこの結末は面白いとは言い難い。。

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.0

うーん、前評判に期待しすぎてしまった。
もう少し丁寧に描いてほしいところが多々あるしララランド同様、展開の強引さはミュージカルの特徴?なのか、ちょっと置いてけぼりをくらい、感情移入できず。。
エンター
>>続きを読む

アンダー・ハー・マウス(2016年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーが陳腐。ダラスが遊び人じゃなくて、もっと不器用で真面目な大工さんならありなハナシだったかも。ラストが唐突すぎるし、軽薄さにさらに輪をかける。
せっかくのエリカリンダーの美貌がもったいない作品
>>続きを読む

ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気(2015年製作の映画)

4.5

病によって自分の人生の最後を受け入れ、それでも彼女を気遣うローレルの『一番大切なのはあなた』という何のてらいもない台詞がすべてでした。
平等、公正、偏見、葛藤、タテマエと現実。

2人だけでなく2人を
>>続きを読む

美女と野獣(2017年製作の映画)

4.0

クラッシックなストーリーを華美にせず、忠実にかつ深みある潔さをもった仕上がり。キャストのルックスが野獣以外アニメに近く違和感なく安心して観れる。ベルを焦がれて唄う野獣に胸をうたれ、思わず涙しました。い>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

2.5

発色の良い映像。良くも悪くもエマストーンの表情が生々しく、複雑な気持ちにさせる。夢を叶えることは素晴らしいが、、、と思わせる作品。

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

4.5

昨今のジェンダー絡みの映画には気恥ずかしさを感じたり、正直居心地が悪くなるものですが、あの部屋の陽射しについうっかりしちゃいました。りんこさんの煩悩はいつしか、家族でも共有できる作品になって、オープン>>続きを読む

>|