Akiさんの映画レビュー・感想・評価

Aki

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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

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レースシーンの疾走感がしっかり感じられまさに映画館で観てよかった。一方でもう少し企業同士の熾烈な争いを描いて欲しかったと感じた。ライバルや夫婦、親子、友情といった人間ドラマ部分が中途半端になっているの>>続きを読む

高津川(2019年製作の映画)

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前情報無しに先行上映との触れ込みに惹かれて鑑賞。素晴らしかった。出演者も舞台も、失礼ながら地味なれど、全く緩むことのない映画。北の国からの現代版のようでもあるが、あざとい演出も脚本も一切なくさりげなく>>続きを読む

ローマの休日(1953年製作の映画)

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実は初見。日本最終上映とのことで大好きなサロンシネマで鑑賞。これぞ映画という面白さでただ感服。オードリーヘップバーン、今風の言葉で言えば見つかって本映画に起用されて本当によかった。その後の映画史が変わ>>続きを読む

この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

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前作も観たが追補版の本作も鑑賞。やはりいい。戦時中でも市井の人々には日々の生活の悲喜こもごもがあり、夫婦や舅小姑の問題に悩み生きている。そして耐えがたい悲しみがあっても人生に居場所はあり誰かが見ていて>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

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東京の街が細密画のように描かれているのが印象的。音楽との相乗効果を最大限意識して創られており効果も抜群。ストーリーが少し強引な気もするが充分楽しめた。

コレット(2018年製作の映画)

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久しぶり映画館で観た「あの日のオルガン」が、想像以上に感動的で、思わずもう一本観てしまったのが本作。こちらも前情報なしの鑑賞だったものの、とても良かった。キーラ・ナイトレイが奔放な自我と依存心の狭間で>>続きを読む

あの日のオルガン(2019年製作の映画)

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素敵な映画に出会えた。戸田恵梨香と大原櫻子だけでなく、保母役みんなが大変な時代役割の中で底抜けに明るく気丈に振る舞う様が深い感動をもたらす。子役も熱演。今の時代に必要な映画。平松恵美子監督の舞台挨拶も>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

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オスカー作品賞、助演男優賞は納得。ヴィゴ・モーテンセンも主演男優賞取っておかしくない出来。役柄にしては、スーツ姿が決まってしまうところなど上品に見えすぎたか。とは言え評判のラスト、ドク勇気振り絞って行>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

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本作はストーリーや美術よりも何より、三人の女優の素晴らしい競演に息を呑んだ。エマ・ストーンの代表作となるであろう熱演に目が行きがちだが、レイチェル・ワイズの凄みが印象的。哀しみの中に、狂気と愛嬌を宿ら>>続きを読む

ファースト・マン(2018年製作の映画)

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うーん、期待が大き過ぎたか。ちょっと想像と違うストーリー展開であった。家族と仕事、夫と妻の葛藤が前面に出過ぎと感じた。月面着陸へ向けての技術的、政治的な課題に絞った骨太な物語にした方が良かったのでは。>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

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米ソ対立の研究所を舞台に繰り広げられるファンタジー。クリーチャーのメイクが非常にリアルでストーリーも楽しめた。惜しいのは水中シーンの特撮。せっかくの設定なだけにもう一工夫色気が出ると最高だった。

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

評価の難しい作品。想像もつかない展開で息もつかせない。しかしラストが個人的には中途半端すぎ。もう少し伏線回収するか余韻を残すかどちらかを徹底して欲しかった。結局誰も幸せにならず満足もできないまま。抜群>>続きを読む

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

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ジェシカ・チャスティンの魅力が存分に発揮された快作。全てが伏線となる油断出来ない脚本で最初から最後まで引き込まれた。ラストの収束もお見事。続編期待したい。原題よりはましだが、覚えにくい邦題が唯一残念。

エル ELLE(2016年製作の映画)

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うーん。フランスは欧州の中でも日本の対極というか肉食度が違うというか。理解不能な情念が絡み合ってなかなか刺激的。エスプリとも違う違和感のみ残った。

ドリーム(2016年製作の映画)

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久々にアメリカンドリームの王道のような映画。1960年代の米国の状況が垣間見える。このような状況をきちんと乗り越えていくアメリカの懐の深さを感じた。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

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広島では地味に話題になっていたので映画館へ向かうと朝一番から見たこともない行列で驚嘆。結局午後遅い回の席しか手に入らず。地味な戦時中の市井の暮らしを丁寧に描いており朝の連ドラのような明るさ逞しさもある>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

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予想を上回るメガヒット作となった本作。良い意味であざといくらいに売れる要素を盛り込み楽しませてもらった。中年の方が楽しめるかもと思った次第。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

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うーんちょっと期待しすぎたか。映像も音楽も素晴らしいのにストーリーに入っていけない。ミュージカルとしてもラストシーンは、もうふたひねりくらい欲しかった。

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

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暗い映像だが細部まで迫力満点の映像美。自然光にこだわってもこんな綺麗な画になるとは。

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

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高貴な聖職者達の醜悪な実態を暴く新聞社の存在とさらに映画化して公開する懐ろの深さに感銘。社会派エンタメとしても充分に楽しめる作品になるのが凄い。

美しい星(2017年製作の映画)

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なぜか映画館で観てしまったが、大画面でなくてもとの思いが残る。ストーリーにも入り込めなかった。

花戦さ(2017年製作の映画)

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全く知識のない華道の世界。なかなか面白いのだが、いかんせん役者の演技がくどく、せっかくの大画面でなくても良かったか。

リリーのすべて(2015年製作の映画)

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ゲルダの愛が凄い。絶望的な状況でもなんて強く生きられるのだろう。

ナショナル・ギャラリー 英国の至宝(2014年製作の映画)

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美術館の舞台裏が垣間見えて興味深い。権威主義に陥りがちな著名美術館スタッフの考え方を絶妙に捉えていて面白かった。修復や企画展ごとの配置換えに関するプロの仕事は圧巻。

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

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はじまりのうたを劇場鑑賞し、物凄く良かったので前作である本作をビデオ鑑賞。本作もなんとも味わい深い佳作。特にラストシーンのさりげなさは泣かせる。

飢餓海峡(1965年製作の映画)

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新・午前十時の映画祭にてデジタルリマスター版を鑑賞。3時間越えの大作だが圧倒された。16mmで撮ったとは思えない映像で、当時としては珍しくアップを多用して表情を浮き彫りにしている。さすがにラストの尻切>>続きを読む

想いのこし(2014年製作の映画)

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ちょっと設定が強引なのでせめてもう一捻りしてもよかったのではと感じた。しかし役者さんは良かったので楽しめた。

孤高のメス(2010年製作の映画)

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難しいテーマに正面から取り組み、手術前の手洗いやマスク手袋着用シーンなど細部まで丁寧に撮られている。役者さんも皆抑えた演技が却って静かで深い感動を呼ぶ。

マダム・マロリーと魔法のスパイス(2014年製作の映画)

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ラッセ・ハレストレムの新作を新装なったサロンシネマにて鑑賞。以前は感じられた人生の苦味が薄れ人間讃歌になっているが、自分も歳を重ねている為素直に楽しめた。シャルロット・ルボンは最初本当にウィノラ・ライ>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

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本作も映画館で観て正解。大画面で精緻な世界観を体験できる至福。最後のストーリーはかなり強引だが、親娘愛は充分に伝わってくる。長さを感じさせないのは凄い。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

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素直に楽しめた。サロンシネマの売店でコラボ企画として売っていたキューバサンドの美味しかったこと。これも劇場鑑賞ならではの楽しみ。企画した人に感謝。

はじまりのうた(2013年製作の映画)

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初日に鑑賞。最高だった。特に人生ボロボロに成りかけていたダンの再生は中年には沁みる。音楽もアレンジも好きなタイプで本当にご機嫌な鑑賞体験となった。上映前には本作の応援アーティスト渕上里奈のミニライブも>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

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50年も秘匿された歴史の真実に圧倒された。主演2人の演技が素晴らしかっただけに、もう少しメリハリのあるストーリーの流れがあるとさらによかった。それでも充分に楽しめた。

風に立つライオン(2015年製作の映画)

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マニアックな映画が好きで、いわゆる大作映画は苦手なので観ようかどうか迷ったが映画館で観て本当によかった。邦画でここまでスケールの大きな物語に仕上がっていることに感動。ケニアの映像もだが、子供達の瞳の素>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

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前評判凄く期待して観たが。確かに演奏シーンは圧倒的な迫力。ストーリーが自分には最後まで響いてこなかった。天才を理解できるキャパがないからだろうか。

黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

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ストーリーがわかりやすく素直に物語世界に入っていけた。その分ラストの盛り上がりまで一直線で少しアレっという感じも。秀作。

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