にいほさんの映画レビュー・感想・評価

にいほ

にいほ

7月22日(2018年製作の映画)

5.0

良い映画
良いというか、本気で製作された映画は、身を正さねば観れないものだと最近思う
ウクライナの件でロシアとNATOとの正面衝突(世界戦争)を回避したNATO事務総長は、この事件が起きたノルウェーの
>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.0

アメリカという国家に対してひどく自虐的な映画。危機の大きさに対して重責を負う人間の反応がポンコツすぎて、真面目に見てしまうとひどくストレスが溜まる(一応コメディ映画ということになっている)
こういう映
>>続きを読む

42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

4.0

差別はいけないと口だけ言うのは簡単
根拠の無い偏見と批判は人間からは無くならず、どのような形であれ無自覚に差別は生まれ続ける
それでも一握りの人徳者によって社会を変えることはできる
今後もそうであって
>>続きを読む

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

3.0

ほら泣けよ、という感じ
映画ではない方のアニメの前半は好きだが、他はすべてお涙頂戴商売になっててしんどい
絵はすべて綺麗
見てるだけで癒される

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.5

母が子を信じる姿って人間にとって大切なものが詰まってる気がする

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

5.0

友人の結婚式以外では教会には一生足を踏み入れないだろうと思う
机上の謳い文句と現実の言動とが乖離しすぎている
500年前の宗教改革を経てこれか
あまりに幼稚な組織だ

キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)

3.0

主に船長視点で再現された襲撃事件
監督はこの事件をどう捉えていて何を伝えたかったのだろうか
忠実な再現映画ではあるが誰の内面にも触れないので傍観者のような視点になってしまっている気がする
緊迫した状況
>>続きを読む

フルートベール駅で(2013年製作の映画)

3.5

国家が教育を怠るとこうなるんだろう
治安が悪くなると警察がどう対応せざるを得なくなるか、その結果どのような弊害が生じるのか、憂う政治家はアメリカにはいなかったんだろうか
個性/自由と、最低限守るべき道
>>続きを読む

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

-

他人や社会が何を見て行動するのか、原理を読み取って応用できる頭の良い人なのに、両親の離婚には耐えられず道を踏み外してしまう
文字を発明して何千年たっても、心を鍛える術を持たない人類って不思議

マネーボール(2011年製作の映画)

3.0

野球にはあまり興味ないけど、やっぱり関係者の大半は頭悪くて、大学に進み損なった人とかお金を出してるオーナーとか一握りの人しかまともじゃないんだなと、偏見が強化された気がする

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.5

儲かりそうなことを追いかけ続けていた男と、画期的な調理システムを発明した田舎の兄弟との物語
結果的に発明が(店舗が)世界中に広まり、多くの雇用が生まれたが、契約違反の上に強奪したのはどうかと
ちなみに
>>続きを読む

コーチ・カーター(2005年製作の映画)

4.5

恥知らずな大人たちの言動、衆愚政治的な委員会の決議が批判的に描かれていて良いなと思う一方、実際に起きたことらしいので、アメリカは上と下が離れすぎていて複雑だなと(日本で良かった
大切なものを持つと、言
>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

5.0

美味しそうな料理、良い音楽、アホな会話
素晴らしい娯楽映画、ずっと心が暖かい

ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.0

台詞少なめで文学チックな映画
血の滲むような訓練が一瞬しか出てこない辺りがとても大衆的

運び屋(2018年製作の映画)

4.0

クリント・イーストウッドずるい
物語構成は別に大したものじゃないのに所作や振る舞いが見ていて飽きない

おじいさんと草原の小学校(2010年製作の映画)

5.0

人類は一歩ずつ前に進んでいく
先人が、次は自分が
そしていつか今の子どもたちが

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.5

経済社会はどこも似たようなもの
何も知らないうちは、必死に働く人を馬鹿にして
自分が必死に働くようになると、前いた場所から浮いてしまう

やりたいことがあるのはそれだけで素晴らしい

ハリケーンは霧雨
>>続きを読む

アルゴ(2012年製作の映画)

4.0

歴史的事件の史実映画と聞いて、ずっと見ようと思ってた
人類は馬鹿だと戒めてくれる
石油利権を手放したくない米国に近付き調子に乗って自国民を蔑ろにした国王、末期癌だからと亡命を受け入れてしまう人の心の分
>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

5.0

米国紳士の映画
浮気男の言い訳以外は素晴らしかった

インセプション(2010年製作の映画)

5.0

大昔に見た
もう10年前の映画
空想ではあるけれどそれなりに論理的な世界観で
マトリックスほど深刻でもなく
何度見ても面白い映画

グリーンブック(2018年製作の映画)

5.0

最後の変化と笑顔に心を打たれる

どちらも中途半端に賢くないので、偽善じゃなく本音になっていく描き方がとても自然
相手に出来ることを行い、異なる意見に耳を傾け、周囲に流されず、自分を正しく変えていく
>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.5

両親を含めた上流階級からの批判
信念、自尊心
自分が求めていたのは何だったか

映像と音楽が楽しい映画
でも心理的に痛いところを突いてる

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

奇跡的に家族のような体を成した集まり
「家族計画」の高屋敷家を思い出す

千年女優(2001年製作の映画)

4.0

また会いたくて
走り続けて
気付いたら老いていて
それでも諦められなくて、心のどこかでまだ待っている

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

一体どこからこんなストーリーが思い浮かぶのか
とてもユニーク

ターミナル(2004年製作の映画)

3.5

リンゴで潰されるポテチ
君をスバロで待ってる
どうしても変わらない浮気女
最初は身につまされて見入ってしまうけれど、途中からはご都合主義に置き去りにされる

>|