AkikoAsoさんの映画レビュー・感想・評価

AkikoAso

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.7

原爆の父、必ずしも好意的でない呼称の、オッペンハイマー。科学者として、人間として、細く描かれ、音響、サブリミナルのようにおりこまれる、爆発のような映像とともに、ほとんど会話劇で、あるにもかかわらず、深>>続きを読む

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.4

のどかな推理作家の、かわいいねことの日常とおもいきや、彼女の小説のヒーローの派手なアクションから、現実に転嫁され、作家自身の過去が明かされる。ますます危険で、激しい戦いに。おっとりしたヒロインのギャッ>>続きを読む

ただ、あなたを理解したい(2024年製作の映画)

2.5

小さな海街生まれの純粋な若者たち。
久しぶりの地元での再会でも、変わらずそれぞれ優しい気持ちで、接しあう。まさに、青春ごっこ。

K-19(2002年製作の映画)

1.1

ソ連の潜水艦の、放射能漏れパニック。実話に基づく話とはいえ、頑ななソ連の体制に多ぜいの犠牲をうみながら、果敢に戦い、ソ連の崩壊後、彼らは、ヒーローとなりえた。

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.1

パパの優しい笑顔を見せるアクアマン。海中王国アトランティスの王であるアクアマンを囲む宮中会議では優雅に揺れる長い髪と、女性たちのローブ。一転して失われた悪の王国を蘇らせる敵との海中のみならず、陸、空で>>続きを読む

エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

3.1

強敵の、思いつく限りの武器でのド派手なアクションで始まり、空から爆撃、地上では、カーチェイス、銃撃、爆発とエクスペンダブルズの応戦は、その上をいく破壊力。世界大戦に発展しかねない状況を、今度は船上で、>>続きを読む

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.0

相変わらずの、目が離せないカーチェイス、不死身のアクション。ファミリーの強い絆を破壊しようとする、ジェイソンモモアの、恨みのつよさが、おそろしい。
次回も、見逃せない、消化不良感。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.6

ジョンファブローが、全身で、腕利きシェフを豪快に演じ、もと妻の故郷で出会ったキューバサンドイッチで、フードトラックをたちあげ、父と息子の、ほのぼのロードムービー。SNSまでも味方につけ、ファミリー復活>>続きを読む

生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.1

カズオイシグロの、静かでゆったりとした世界に、ビル・ナイが、とけこみ、古き良きイギリスの社会、風景が美しい。 
病気を機にではありながら、自身で行き着いた、自己犠牲的温かな行いに、亡くなったあとではあ
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ファミリア(2023年製作の映画)

1.9

救いがない。あまりに閉鎖的で犠牲が、多すぎ、甘やかされた社会に、絶望しかのこらない。

窓辺にて(2022年製作の映画)

3.1

主人公の佇まいが、稲垣吾郎そのものの感じがして、すっと入り込める。
心の中の想いを、言葉にして伝えることができず、感情を表すすべがわからない。それは、相手に対する優しさのうらがえし。
静かに考えさせて
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.3

少年時代の、想い出から最も邪悪といわれる絵を、追いかけ、狂気の、物語に引き込まれていく露伴。そしてルーブル美術館へ。
美しく荘厳な雰囲気、飾られた絵画を、鑑賞しながら、岸辺露伴の、神秘性に魅せられ、彼
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

2.9

クールに任務をこなすジェイソンステイサム。寄せ集めチームながら。腕に覚えある、プロ。激しいアクションの末ミッションを、遂行する。ヒューグラント、ジョシュハートネット、ユーモラスに、演じてくれました。

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

2.9

孤独な老人と少年のメキシコから、国境へのロードムービー。誘拐スレスレの、道行で、やがて少年と心通わせ、途中の街で、恋に落ちたり。無事、国境まで、送り届け、自分は彼女のもとへもどっていく。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

2.9

伝説の殺し屋ジヨンウィック。とにかくアクションが、圧巻。懸賞金までかけられて次々現れる、敵、車何台壊した?何人殺した?不死身。敵味方問わず戦い方は見事。数少ない仲間たちとは固い絆でむすばれ、大阪での真>>続きを読む

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.2

ヴェネチアの迷宮を舞台にした名探偵ポアロ。今回は曲のある登場人物たちに、ほんろうされ、誰もが、疑わしく、自身にも、危険が迫る。嵐の館の、霊の存在さえ疑わせるおどろおだろしさが、加わりながら、しかし、そ>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

2.9

とにかくマーゴット・ロビーがバービーそのもの。ピンクの世界が似合う。男性社会、女性社会と、テーマは重めの割に掘り下げることなく、ファンタスティックコメディにしあがり、じょうすに、着地した感がありました>>続きを読む

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

3.0

秦国が、中国を統一する前夜、群雄割拠の中で、王エイセイが、地位にたどり着くまでの思い。それをくんで、戦いに臨む信の熱い気持ちは、100人の兵士を、まとめあげる。それまでの心の動きが丁寧に描かれていまし>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.5

AIをめぐる負けるわけにはいかない戦い。
アブダビでの銃撃戦、ヴェネチアでのカーチェイスなど、各地でくりひろげられる、壮絶なアクション。そんな中イーサンの大切な戦友をなくす。仲間を思う優しさと愛情が、
>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.3

始まりから、盛りだくさんのアクションの連続の末に、インディーが、手に入れた秘宝は、壮大な、時空を超えたロマン。アルキメデスの故郷シラクサに、たどり着いてしまいました。ハリソン・フォードの老いてもインデ>>続きを読む

オートクチュール(2021年製作の映画)

3.3

Diorのオートクチュールのドレスメーカー
、最後のショーを前にして出会った少女に才能を見い出す。
制作中の、生地を丁寧に仕上げていく手触りが、伝わるように、それぞれの
気持ちが、優しくほどけていく。
>>続きを読む

バーレスク(2010年製作の映画)

3.5

華やかなショービジネス界駆け上がって行くダンサーを、クリスティーナアギレラが、圧倒的な歌唱力とダンスで魅力する。オーナーのシェールや恋人と
の人間関係も温かくラストまで夢中にさせる後味の良い内容でした
>>続きを読む

ブラッド・ファーザー(2016年製作の映画)

2.3

刑務所を出て更生中の、アウトローの父親メル・ギブソン。非行という言葉くらいでは片付けられない身勝手な、娘を、悪の組織、警察からも、守るため、命をかける。そんな熱い愛情をそそいだ父親に伝えるように、彼女>>続きを読む

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.0

タブーの領域だった、カトリック教会の、闇。長い時間キズを秘めていた、被害者たちの気持ちが、解き放されるまで、寄り添い、記者生命をかけて、白日のもとに。閉鎖的な時代にあって、様々な障害をこえて、スクープ>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

2.6

サイレント映画の華やかな時代、オープニングの豪華で、猥雑なパーティ。トーキーへと変わる波に飲み込まれていく大スター、夢を持って這い上がろうとする人。なんでもありの怪しげな世界の中での、それぞれの葛藤も>>続きを読む

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.2

レイフファインズ怪演。集められた客は一癖あるものばかり。こだわりシェフの優雅な、グルメドラマと、おもいきや、様子が違う。「そして誰もいなくなった」的な。
でも結末は不気味で、難解。

クルエラ(2021年製作の映画)

3.0

ファショナブルでゴージャスなドレスたちに目をうばわれる。
バロネスへの復讐が産んだ最悪のヴィランクルエラ。上をいくバロネスの本性が明らかになり本当の報復が始まる。ワンコたちのメイク演技にも注目、

ウォルト・ディズニーの約束(2013年製作の映画)

2.9

ミュージカルメリーポピンズ誕生秘話。  
トラヴァースの辛い生い立ちから生まれた
本の世界では、楽しく幸せな気持ちになれたお話が、ウォルトディズニーと、共感して、完成した、ミュージカルで、なお心踊った
>>続きを読む

アムステルダム(2022年製作の映画)

2.8

アムステルダムは、親友3人の原点。ファシズムを、実行し、世界情勢を転覆させようという、企てに巻き込まれた3人。第一次世界大戦悲惨な戦場から重い史実に基づきながら、友情の熱さが、ラストへの希望に繋がった>>続きを読む

チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.1

楽しいオジさん、オバさん、ジョージクルーニー、ジュリアロバーツすてきなカップル。ラストまで、明るいハッピーなラブコメディー

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.0

沈黙がキーワード。どこにでも数式を書き散らす湯川先生ではなかったけれど、鋭い観察眼をもちながら、優しいまなざしで、街の人々の心を読み解いて、解決に導いていきました。

アンチャーテッド(2022年製作の映画)

2.8

若きインディージョーンズ、トレジャーハンター、ネイト。華麗な空中でのアクション。まぼろしの海賊船にたどり着いたとおもったら、敵とのバトル。サリーとの絆が、幸運を呼んだとも言える

ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

2.9

病んでる、自分に向き合える力を与えてくれるのはやはり、心を開く事。難しい題材を優しい澄んた歌声が、和らげてくれ、ラストに救いが残されていた。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.3

原作の、視点をはずしてなく、ハリウッドらしくデフォルメされてスピード感あふれ、殺し屋だらけの車内に、ドキドキ。ブラッドピットの戦いぶりは華麗で、それにもまして、真田広之の本物の殺陣は、素晴らしい。

老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

2.9

適材適所の芸達者揃いで、笑わせながら、生き方のヒント与えられました。

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