このレビューはネタバレを含みます
この映画を観たのはいつ以来だろう。
パッケージに惹かれたのはあの時と同じだが、映画自体の記憶はなく、まるで初めて観る映画。
歳を経て私の感性も少しは磨かれたのだろう。
今度はバッチリ心に響いた。
ヴ>>続きを読む
“ヨロコビ”って何かな。
“ヨロコビ”は光り輝く人気もの。
“幸せ”な人生を叶えてくれると思うから。
“カナシミ”って何かな。
“カナシミ”は嫌われもの。
“幸せ”な人生を悲しい色に変えてしまうと思>>続きを読む
異性であろうと、同性であろうと、
叶わぬ恋の切なさに、違いなんて、きっとない。
”届かぬ心も 抱きしめて そばにいる
眠れぬ想いは あなただけじゃない
これからもずっと あなたを探してる“
これは>>続きを読む
1995年に公開された本作を再観賞。
初めて観たのはいつだっただろう…
“熱い”タイトルは今どき流行らないのかもしれないが、20年以上が経った今尚輝きは色褪せず、作品に込められた熱い想いが冷める事など>>続きを読む
”女神は二度微笑む“
この映画、ただものではない。
インド映画、ボリウッド作品はこれまで幾つか観てきたが、歌と踊り、そして喜怒哀楽をこれでもかと盛り込んだ作品が多く、私の中のイメージとして定着してい>>続きを読む
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薄く霞んだ青空の下、
見渡す限り真っ平らで雪のように白い大地が広がる。
地上最速の聖地 ”ボンネビル・ソルトフラッツ“
流線形の真っ赤な”インディアン“が、
唸りをあげて地を這い疾走する。
止ま>>続きを読む
“自分を偽る生き方では、私の存在意義がない”
劇中のキャロルの言葉が胸に突き刺さる。
自分らしく生きるという事はそういうことだと、あらためて思った。
いつの時代も“自分らしく生きる”ことは簡単ではな>>続きを読む
度肝を抜かれた。
洋楽にさほど詳しくなく、クリスティーナ・アギレラ、そしてシェールという二人の偉大な歌姫の存在をそもそも知らなかった。
ホンモノのメガトン級の歌声をノーガードで叩き込まれ、聴いた瞬間>>続きを読む
ブレイク・ライヴリー主演のパニック映画。
絶景のビーチ(何と世界遺産登録のビーチ!)を舞台に繰り広げられる、アイツとの闘い。
そう。
ビーチでパニックと言えば、相手はサメに決まりです(^^ゞ
サ>>続きを読む
誰かの苦悩や孤独を
他の誰かが全てを理解する事なんて、
出来る筈もない。
愛する者を失う事自体は珍しい事ではないけれど、同じシチュエーションなんて一つもなく、当事者のみぞ知る、怒り、苦しみ、悲しみ…>>続きを読む
原題“ROSSO COME IL CIELO”(空のように赤い)
邦題“ミルコのひかり”
この映画、邦題が素晴らしい。
観終わった後、タイトルに込められた意味が映画の余韻と相まって、胸が熱くなる。>>続きを読む
“レクイエム・フォー・ドリーム”
穏やかな幸福を得たいと願う
誰しもが描く他愛もない夢にさえ、
禁断の近道から振り返れば、
そこには底が見えない真っ暗な奈落がぽっかりと口を開けて待ち構えている…>>続きを読む
素朴でアンニュイな雰囲気が魅力の黒木華。
本作、岩井俊二監督が彼女をイメージして作成したというから驚きだ。
全編彼女の魅力が詰まった180分。
良くも悪くも飽きることなくラストまで鑑賞。
タイトルに>>続きを読む
ストーリーと相まった“あいのうた”が心に沁み渡る。
“アゲハ”を演じる伊藤歩の透き通る眩しい演技。
“グリコ”を演じるCHARAのエキゾチックな表情と独特な声色が絶妙にマッチした艶のある演技。
そし>>続きを読む
最初に謝っておきます。
この映画が好きな人、ごめんなさいm(_ _)m
これは…
サスペンス・スリラー?
オカルト?
ホラー?
………。
ストーリー…?
(騙されたには違いないが、聖書に馴染み>>続きを読む
いつまでも色褪せない映画がある。
1958年公開の本作。
終戦からまだ日が浅いこの年の日本では、
長島茂雄が四連続三振で公式戦デビューし、
東京タワーが完成した。
今から60年近くも前の話だ。>>続きを読む
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拝啓 北條すず様
貴女が生きた昭和は終わり、今、平成という時代に私達は生きています。
あの日の呉、あの日の広島、あの日の日本…
あの日から70年以上が過ぎ、
あの日を知っている者はもう少なくなり>>続きを読む
官能サスペンスに分類される本作、ジュリアン・ムーア、リーアム・ニーソン、アマンダ・セイフライドと豪華キャストに惹かれ鑑賞。
タイトルとなったクロエを演じるのはアマンダ・セイフライド。
眼ぢからに特徴が>>続きを読む
クリント・イーストウッドが俳優業のラストに選んだ本作。
タイトルの“グラン・トリノ”とは劇中の彼(役名コワルスキー)が大切にするアメ車“フォード グラン・トリノ”のこと。
退役軍人でその後フォード社>>続きを読む
今年もついついテレビ鑑賞。
もう何度この映画を観ただろう。
決して飽きる事なく、いつ観ても心躍り胸の鼓動の高鳴りを抑える事なんてできやしない。
パズーとシータ。
二人を巻き込み突っ走る冒険活劇。
ス>>続きを読む
“秘密のかけら”
エロティック・サスペンスとして分類される本作。
ケヴィン・ベーコンとコリン・ファレルのダブル主演にアリソン・ローマンがヒロインを演じる。
ケヴィンとコリンが演じるコンビの大物コメ>>続きを読む
“ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア”
映画のタイトルでもあり、主題歌でもある。
ボブ・ディランの名曲をドイツのバンドがカバーしたものだが、気怠く哀愁のあるメロディと歌声が効果的に使われる。
主役はマ>>続きを読む
【2020/9/12 IMAXレーザー/GT 鑑賞 (グランドシネマサンシャインにて)】
遂に念願成就。
劇場にてIMAX鑑賞。
劇場で未見であった私にとって、勿論映画館で鑑賞すること自体、それも>>続きを読む
この映画は、2004.12.26に起きたスマトラ沖地震によって発生した津波に巻き込まれたある一家の実話をベースにした作品である。
主演はユアン・マクレガーとナオミ・ワッツ。
タイのリゾート地でバカ>>続きを読む
黒海に沈むUボートに載せた莫大な金塊+潜水艦もの!
もうそれだけでわくわく感が、
やめられない~止まらない~♪
しかも主演はジュード・ロウ。
格好いいおっさんの代表格。
観る前のハードルが上がり過>>続きを読む
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主役はセシリア・チャンとラウ・チンワン。
セシリア・チャンが演じるシウワイの何とも愛らしいカットと夜道を走る1台のミニバスのカットが交互に映る。
ミニバスの描写に漂う緊張感に、始まって早々、嫌な予>>続きを読む
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邦題の“アンコール!!”より、
原題の“SONG FOR MARION”
の方が私は好きだ。
歌やコーラスを扱う映画は若者が主役の場合が多いように思えるが、この作品はちょっと違う。
美人教師のエリ>>続きを読む
スカーレット・ヨハンソン観たさに本作を鑑賞。
"マッチポイント"
誰もが知っている、試合の勝敗を決める最後のポイントのこと。
冒頭のネット上のボールの映像。
どちらに落ちるのか…
わかり易く上>>続きを読む
決して共感はできない。
生まれついた境遇やきっかけに同情することがあったとしても、共感することはない。
誰もが持っている人間の弱さを否定は出来ないけれど…
その逃げ先として、麻薬は絶対にダメだし、共感>>続きを読む
今からそう遠くない2020年にはボクシングがなくなる!?
主演チャーリーを演じるのはヒュー・ジャックマン。
序盤の堕落したダメオヤジぶりが情けなく痛々しい。
彼の息子役マックスを演じるダコタ・ゴヨ>>続きを読む
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1999年にアメリカで実際に起きた“コロンバイン高校銃乱射事件”がモチーフとして描かれた作品。
淡々と描かれる学生たちの何気ない日常。
バックに流れる“ピアノソナタ第14番”や“エリーゼのために”。>>続きを読む
予告のせいで観る前からオチが読めてしまったのがとても残念だったが、秀逸な驚愕のミステリーに違いない。
主役は90過ぎたアルツハイマーのお爺さん。
彼の他にはたった1人、それ以外には誰も知らない復讐の>>続きを読む
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実在した伝説的トランペッターであるチェット・ベイカーの半生を描く本作品。
演じるのはイーサン・ホーク。
最近ガタカを観た。
今から20年前の若かりし日のがむしゃらな彼も素晴らしかったが、本作の円熟味>>続きを読む
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パク・チャヌク監督作品。
“オールドボーイ”や“お嬢さん”にハマり本作鑑賞してみることに。
得意の変態エログロ作品には違いなかったが、韓国版“ヴァンパイア”映画だったとは!
主演は普通のおっさんに>>続きを読む
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“ボーダーライン”や“オール・ユー・ニード・イズ・キル”での演技が素晴らしかったエミリー・ブラント。
彼女の主演とあって期待値上げての鑑賞。
鑑賞して…
彼女はやっぱり凄い女優さんだ!
冒頭、エミ>>続きを読む
2001年に公開された本作、主演のジェット・リーとブリジット・フォンダにキュンとする。
ジェット・リーはこの時既に30代後半!キレッキレのアクション、少年のような表情や声に驚く。
流石は武術会のレジ>>続きを読む