Akiramovieさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男(2019年製作の映画)

3.9

ドキュメンタリー映画は、苦手でも 楽しめたー!
何か、タランティーノ ファン達と 作品についてタンティーノ談義をしている感じ。

タラティーノ って、非差別の倫理観が根底でなく 黒人とか女性とか好きで
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.7

素晴らしいロケーション、素敵な建築物-映画館に、
複雑な 年齢差・人種間の恋愛なので、個人の心情よりも
白人初老女性 と 若い黒人男性 の関係性になっているのが少し残念!

なので、デモの暴動なんて
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.8

予告編 列車転落シーン の見せ方 と 本編との絡みが 映画宣伝として上手だなぁと思えて。
007シリーズの様に 一定レベルの娯楽を与えてくれるこのシリーズ。
信じ難い トム・クルーズの年齢を超える肉体
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バービー(2023年製作の映画)

4.0

195~60年代のファッションを楽しむコメディを期待という感覚で観たけど、結構深~いテーマ設定。

ジェンダーの問題から、男社会での 大人のオンナの存在とは まで。
アメリカ女子が ”Birdie”に
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運命の女(2002年製作の映画)

3.2

妻(ダイアン・レイン)の不倫に至る心情、妻の不倫に対する夫(リチャード・ギア)の行動と不倫に誘う男(オリヴィエ・マルティネス)の性格が軸にストーリーが構成されているのだが、どうもシックリないまま事件が>>続きを読む

隣のヒットマン(2000年製作の映画)

3.7

コメディだし、殺人の持つ社会性は問わないルールだけど、今では作れない話の展開を 古典として楽しもう~♪

これは、アメリカ白人社会の男性の願望を描いたモノ!

兎に角、白人美女が 白痴的・盲目的に男性
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THE KILLER/暗殺者(2022年製作の映画)

4.0

韓国の映画界 頑張ってるなぁ~の 娯楽作品です。

『96時間』の "リーアム・ニーソン"(CIAの元工作員:ブライアン・ミルズ役)の怒らせると怖い父性愛と安定の強さの韓国版 "ジェイソン・ステイサム
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セルラー(2004年製作の映画)

3.0

スマホが登場する前の携帯電話:セルラーが普及し始めた時代のドラマ!

何だか人物設定が雑で、ストーリーと嚙み合わないまま終盤に。
・軽薄男性は、依存型性格が急変して何でも自分で解決しようとする自己独立
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.9

公開当時は、ノーマークだった。
イギルスの田舎街の若者が、憧れのロンドンから世界への背景の風景は、『ビルド・ア・ガール』でも感じれるけど、アメリカとは違う有色人種と白人との距離感。 

ジャック・マリ
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マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

4.0

評価が高かった作品をようやく。

とっても、面白かったし、主人公ジョアンナ(マーガレット・クアリー)が、とても素敵な女性だった。
ファッションも、男性感も、人生観も、ダンスも。
何か 男性との接し方・
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ワイルド・スピード MAX(2009年製作の映画)

3.4

『ワイルド・スピードシリーズ』 4作目
何回も観ているけど、映画館で観たのか思い出せない。
暇つぶしに丁度いい娯楽作。

"酒"と"女"と"車"が、かつて 男性の好物という図式が崩れかかっている最後の
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ガール・ピクチャー(2022年製作の映画)

3.7

いわゆる LGBT的な視点でもなく 思春期の少女達のレズ傾向の中で、
ちゃんとレズ的なスタンスも認めていく過程の様な作品。

恋愛対象も リバやら バイセクシャルなんかもいる中でのリアリティ。
家族も
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.1

驚くべきことが起こっているけど、ブラック・コメディでもサイコロジカルホラーでもない 妙なリアリティ!
美しい島の風景と閉鎖的な村社会の恐ろしさ。
このまま、この島に居て 自身がどうなるんだろうの震える
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恋に落ちたら…(1993年製作の映画)

3.7

おぉ~、『ガタカ』のユマ・サーマン(Uma Thurman)でないかぁ~!で、邦題から彼女と恋に落ちるんだろう!

ビル・マーレイ(フランク・マイロ)は、ジェームズ・ベルーシに。
マイク・スター(ハロ
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.2

ストィックなオタクの庵野秀明監督にスポットを当てた NHKドキュメンタリー『シン・仮面ライダー ~ヒーローアクション挑戦の舞台裏~』を観て、急遽、本作を観ました。
これは、 NHKドキュメンタリー『さ
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.6

人間の型に入った異性人達のそれぞれの心情と事情。
色んな役者の登場に楽しめたけど。(原作を知らない。)

邦画特有の尺が長すぎて マッタリと流れる街並みの画像も気になり。
"USA釣具屋" 後で調べる
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.1

本来の家族の在り方を見直すというシンプルなファミリィ・ドラマを文芸作品が嫌らしく、マルチバースを隠れ蓑に奇抜なシーンを盛り込んだ感。
チンケなオマージュ投入も。

"タイムリーブ"・"タイムトラベラー
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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.7

かなりの興行的失敗作(ボックスオフィス・ボム)らしい。
他の作品でも大活躍してる、ヴォーズ夫妻 夫トム(ラミ・マレック『ボヘミアン・ラプソディ』)・妻リビー(アニャ・ジョセフィン・マリー・テイラー=ジ
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エゴイスト(2023年製作の映画)

3.8

原作 "高山真"の自伝的小説なだけに、リアルな大都会東京のゲイ風景。
レイトショーの劇場は ゲイカップルが 多いのかしらと思ったら、女性客が多かったので、意外!
 
鈴木亮平(斉藤浩輔)のそれっぽい
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トロイ(2004年製作の映画)

3.7

トロイの木馬、アキレスのアキレス腱に刺さる矢の史実は変えられないシーンの中で本作のテーマを見出す。

トロイ王子パリス(オーランド・ブルーム)とスパルタの王妃ヘレン(ダイアン・クルーガー)との禁じられ
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ゼロの焦点(2009年製作の映画)

3.6

以前観たはずだけど、何故か主役格3人の赤いコートのポスターしか思い出せない。多分、役者としては好きではない広末涼子の主役格の作品と知らず、中谷美紀(室田佐知子)、木村多江(田沼久子)のポスターに釣られ>>続きを読む

地下鉄のザジ(1960年製作の映画)

3.8

何だか緩~い展開だけど、当時として原作 レーモン・クノー 同名小説(1959年発表)ともに、時代を反映した斬新な映像作品だったのか。

第二次世界大戦 ナチス占領下から変貌したパリの風景を、当時の人達
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浪華悲歌(1936年製作の映画)

3.8

英語の字幕付きで劇場には外国人も。
道修町 高麗橋 住之江 など大阪の地名に 昔の浪花言葉の趣。

薬問屋街の製薬会社の使用人上がりの婿養子。
愛人にしようとされる電話交換手。
製薬会社の贅沢三昧に育
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ファイヤー・ウィズ・ファイヤー 炎の誓い(2011年製作の映画)

3.1

主人公 ジェレミー・コールマン(ジョシュ・デュアメル)の消防署の話かと思いきや、消防士の活躍よりも放火犯で終わるオチ。

刑事マイク・セラ(ブルース・ウィリス)との絡みを期待すれど全く無しで、体調不良
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ポリスアカデミー(1984年製作の映画)

3.5

兎に角、80年代のお気楽なコメディー。
レスリー・ニールセンの『裸の銃を持つ男』シリーズの世界観とも共通するアメリカの人種・社会問題を笑いの側面に閉じ込めているのか。

主人公格の ケーリー・マホーニ
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お染久松 そよ風日傘(1959年製作の映画)

3.8

当時、人気があったと思われる "美空ひばり"の おキャンな娘キャラと清純キャラの 一人二役のキャスティングに、芸能界の思い入れが。

油屋の人達が殴り込みをかける集団移動の様が、漫画みたいで非常に可笑
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キートンのセブン・チャンス/キートンの栃麺棒(1925年製作の映画)

3.6

サイレントで 字幕が長いけど 当時 あちらでも 活弁士いたんだろうか?

キートン って、身軽で小柄なんですね。
落石シーンが 凄かったです。

数字 7に秘められた 運命!

現在では 人種やジェン
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雪の渡り鳥(1931年製作の映画)

3.3

『鯉名の銀平 雪の渡り鳥』
原作:長谷川伸 (横浜 黄金町の出身らしい。)

思いを寄せた女性への思い入れから、”やくざ一家”の恋敵の弟分を、抗争相手のヤクザとの"出入り"に紛れて殺そうとする前半の悪
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デルタ・フォース2(1990年製作の映画)

3.0

あの眼つきの悪い 麻薬王ラモン・コタ役 ビリー・ドラゴ は、『アンタッチャブル』アル・カポネ配下の殺し屋のフランク・ニッティ役 ではないかぁ~!
最後の落下シーンは むしろ 彼へのオマージュ なのか。
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T-34 レジェンド・オブ・ウォー(2018年製作の映画)

4.0

今、話題のウクライナ紛争でのドイツ戦車レオパルトⅡ型の戦闘能力の優秀性や操縦訓練について、本作品では ドイツ戦車のパンツァーカンプ(Ⅲ型)の上位機Ⅴ型の実戦配備とソ連戦車T-34-76の新型T-34->>続きを読む

マスター 先生が来る!(2021年製作の映画)

3.7

勢い付いてるインド映画で観ました。

全体的なストリーは兎も角、登場人物の人格構成に、シックリといかなない展開として、
■JD教授(ビジャイ)の 人間形成・教育の在り方に崇高な主義主張を持ち得ているに
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カンフースタントマン 龍虎武師(2021年製作の映画)

3.8

カンフー映画と京劇の関係、舞踏的殺陣 と 格闘武道の違いを知る。
映画会社ゴールデン・ハーベストの歴史、武術指導。

"サモ・ハン"は、素敵な お爺さんになって、
"ドニー・イェン"は、素敵な オジサ
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パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

4.1

韓国版『ベイビー・ドライバー』かなぁ~、主人公が若い女性だったり脱北者だったりで工夫したキャラ設定。

韓国映画界の健闘により、韓国映画面白いというイメージも定着。
面白かった!

機転の利く主人公ド
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マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説(2021年製作の映画)

3.4

Bunkamura ザ・ミュージアム の "マリー・クワント展"に合わせて、観ました。
60年代ファッションが好きだから、たおしめたのかなぁ~!

チェルシーのキングスロードのショップ"Bazaar"
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南部の反逆者(1957年製作の映画)

4.0

恋愛モノ でも、登場人物の各自が置かれた境遇・人生による生き様にリアリティがあるのは 脚本の秀逸さだろうか?
なので、面白かった。
邦題『南部の反逆者』は、いただけないけど。

南北戦争・奴隷解放問題
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・上海(2016年製作の映画)

4.0

大戦前の中国を舞台に、日本軍の諜報機関が絡むのが好物の私としては、それだけでワクワク。
何か絵画的な映像に、魅了されました~!

チャン・ツイーがワタベの妻じゃないのか~?、あれっ余り登場しないのかな
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