アキラナウェイさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

アキラナウェイ

アキラナウェイ

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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

5.0

年内最後、レビュー納めは再鑑賞のこちらで。

原作はスティーヴン・キングの中編小説「刑務所のリタ・ヘイワース」。主演はティム・ロビンス。当初はトム・ハンクスやトム・クルーズ、ケビン・コスナーなど、当時
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エゴイスト(2023年製作の映画)

3.8

僕が普段楽しみにしている数少ないTV番組の内の1つが、「ボクらの時代」。日曜朝7:00にThe Beatlesの"Hello,Goodbye"が流れ、3人の著名人達が、台本なしのフリートークを繰り広げ>>続きを読む

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.5

28日で仕事を納め、ようやくのんびり過ごせる年末年始休暇。年末の「今年も終わるなぁ」という余韻が大好きなのに、たった3日間しかその余韻に浸れないなんて、日本人は働き過ぎだよ。1週間ぐらいは浸りたいのに>>続きを読む

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.4

本作の主人公岸辺露伴が登場する、荒木飛呂彦原作の大人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」第4部は既読。TVドラマ版「岸辺露伴は動かない」は齧った程度。

特殊能力を持つ、漫画家岸辺露伴(高橋一生)は、青年時
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ノイズ(2022年製作の映画)

3.0

そういや、何度か予告を劇場で観たしな…ぐらいの軽い動機で鑑賞。

絶海にぽつりと浮かぶ"猪狩島"。島内で農業を営む泉圭太(藤原竜也)と親友で猟師の田辺純(松山ケンイチ)は、島にやってきた怪しい男とトラ
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奇跡の海(1996年製作の映画)

4.3

人間の生々しさやらエゲツなさをこれでもかと見せつけてくるラース・フォン・トリアー監督作品が好き。鬱っぽいどんより感が持ち味だけど、監督自身が飛行機恐怖症であり、鬱病も散発的に発症していたのだとか。>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.7

デヴィッド・フィンチャー作品と言えば、ブラッド・ピット。そして、完璧に仕上げられた様式美。「セヴン」の次に好きなのがこちら。オチは知ってしまっているものの、公開当時以来の再鑑賞。

大手自動車会社に勤
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小説家を見つけたら(2000年製作の映画)

3.9

監督は「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」のガス・ヴァン・サント。

才能ある者達は惹かれ合う。
そして、その才能を妬む者も引き寄せる。

年齢差がある友情モノはある意味鉄板。「グッド・ウィル・ハ
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獣道(2017年製作の映画)

3.2

伊藤沙莉、好き。
小柄でハスキーヴォイス。
その印象はフローレンス・ピューとも重なる。和製ピューちゃん。

そんな彼女が「アナザースカイ」という番組で、役者として一皮剥けたと感慨深く振り返っていたのが
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渇水(2023年製作の映画)

3.3

【停水執行】
料金滞納が続く利用者に対し、水道法第条第項、各自治体の給水条例に基づき水道事業者が給水停止処分を行う事。

貧困問題を取り上げている辺り、今どきだなぁと思っていたけど、原作は1990年に
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.0

結果には原因があり、
行いには報い〈consequences〉がある!!

満身創痍の孤高の殺し屋、ジョン・ウィック!!最後の決戦!!

3作目まで、碌に睡眠も食事も入浴も出来ていなかったであろう、J
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.0

MARVELとDC。
競い合うようにヒーロー映画を量産し続け、いまや"ヒーロー映画疲れ"という言葉まで囁かれるように。

かくいうワタシもその1人。

ロック様主演だから一応観たけど、どうにもテンショ
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神弓 KAMIYUMI(2011年製作の映画)

3.6

おいッッッ!!

U-NEXTの紹介文では、"たった1人で10万の大軍に挑む!"とあるから、てっきりラストシーンは1人vs10万の軍勢かと思うじゃない!?

10万の軍勢が攻めてきたのかも知れんが、主
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エネミー・ライン(2001年製作の映画)

3.7

オーウェン・ウィルソンって、昔はちゃんとカッコいい役を演っていたんだ…と感慨深くなる2001年のアクション作品。ジャケ写は、マット・デイモンのジェイソン・ボーンを彷彿とさせるじゃない。

1992年か
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1秒先の彼女(2020年製作の映画)

4.0

一風変わった台湾産ラブストーリー。

人よりもワンテンポ早い彼女と
人よりもワンテンポ遅い彼。

そんな2人の時差"タイムラグ"が巻き起こす、素敵な奇跡。

郵便局に勤めるアラサー女子のシャオチーは、
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.2

さて困った。
こちらウェス・アンダーソン監督最新作。劇場鑑賞したものの、映画館のハシゴ2本目という事もあり、睡魔と闘いながらの鑑賞となったので、いかんせん記憶が曖昧なのだ。

完全に寝落ちしたのではな
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.0

「オリエント急行殺人事件」「ナイル殺人事件」に次ぐケネス・ブラナー監督・主演の映画エルキュール・ポアロシリーズの第3作。

前2作はそこそこキャストも豪華で楽しめたけど、急に地味になったぞ…。劇場で予
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.2

PlayStationは2までしか所持していなかったし、「グランツーリスモ」は未プレイ。リアルなレーシングゲームになんて興味もなかったので、本作も劇場で観るつもりなんてさらさらなかった。

それにして
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静かなる決闘(1949年製作の映画)

3.5

黒澤明監督作品を少しずつ少しずつ、牛歩のペースで開拓中。

当時、特効薬がなく不治の病といわれた性病"梅毒"がテーマ。今では完治出来るものの、当時の描写からその恐ろしさが垣間見える。

野戦病院で中田
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87分の1の人生(2023年製作の映画)

5.0

これは、堪らなく…

好きだ!!大好きだ!!

なんでこの作品が日本で劇場未公開なんだとか、なんでFilmarksのジャケ写は折り目が付いたチラシみたいなんだとか、不当な扱いに首を傾げるばかりであるが
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

2.8

そういや、「モンスター・ヴァース」なんてものがあったなぁ。MCUの成功以来、何でもヴァース化する風潮は個人的には好きじゃない。世紀の対決!!みたいに一時期盛り上がっていた本作を観ていなかったので、何と>>続きを読む

対峙(2021年製作の映画)

4.2

完全なワンシチュエーションものの会話劇。そこで語られるは、とある高校で起きた銃乱射事件の加害者両親と被害者両親の2組の夫婦による対話。もう、その設定だけで緊張感が張り詰める。

個人的には「グーニーズ
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.7

92分のワンカット作品「ソフト/クワイエット」でもそうだった。人は何かを恐れ怯える余りに虚勢から声を荒げ強がろうとする生き物。それに呼応するように共に居る者達がさらに声高に畏怖する対象を排除しようとす>>続きを読む

サロゲート(2009年製作の映画)

2.7

Surrogates=代理人。

いつまでも若々しくいたいじゃない?理想のルックスを手に入れたいじゃない?

という事で、主は1日寝転んで脳波でロボットを遠隔操作。楽しい毎日。


……
んな訳ある
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.7

Model 3 Generative ANdroid。
略して"M3GAN(ミーガン)"。

それは、完璧なAI人形。
見た目は少女。
子供にとっては親友となり、
親にとっては最高の協力者。

ダンス
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ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

4.4

92分の全編ワンカット長回し!!

ワンカット長回し好きの自分としては、それだけで鑑賞のモチベートになる。

とある郊外の幼稚園の教師エミリーは、教会の談話室を貸し切り、白人至上主義のグループを結成す
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赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

3.3

原作は2009年発表の同名小説。
ご覧になられている方が多いようだったので、便乗して鑑賞。

アメリカ合衆国大統領の息子とイギリス王子との恋模様を描く、所謂BLもの。

アメリカ合衆国初の女性大統領で
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マーダー・ミステリー2(2023年製作の映画)

2.9

あのお騒がせ夫婦が再び。

ハネムーン中に殺人事件に巻き込まれた夫婦を描く「マーダー・ミステリー」の続編。

前作もタイトルにミステリーと冠しながら、主演2人の類稀なる才能が突出してコメディ寄りだった
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暗くなるまで待って(1967年製作の映画)

3.7

どうしてもこの邦題だと「暗くなるまで待って♡」というニュアンスに思えてしまい、ちょっとエロいラブコメなんだと思い込んでいた昔の自分に違うよと言ってあげたい。

オードリー・ヘップバーンが盲目の人妻役を
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ウォルト・ディズニーの約束(2013年製作の映画)

4.2

邦題がピント外れのミスリード。

これでは、ウォルト・ディズニーが主人公に思えるが、否。「メリー・ポピンズ」シリーズの原作者、パメラ・トラヴァースが真の主人公。そして、「メリー・ポピンズ」に登場するバ
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.8

1952年に公開された黒澤明の不朽の名作「生きる」が再び。第二次世界大戦後のイギリスを舞台とし、かつての名作に新たな命の息吹を与うは、小説「日の名残り」、「わたしを離さないで」などで知られるノーベル賞>>続きを読む

はだしのゲン(1983年製作の映画)

3.5

原作は中沢啓治による漫画作品。作者自身の被爆体験が自伝的に描かれ、残酷な描写はあまりに有名。

もう何年も「観なければ」という義務感のようなものがありながら、なかなか観る決心がつかず、この度漸く鑑賞。
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パーフェクト・バディ 最後の約束(2018年製作の映画)

3.6

韓国人俳優の中で推しのチョ・ジヌンとソル・ギョングのW主演って事だけで鑑賞。

…ん?

…これは…

フランス映画の「最強のふたり」のリメイクか!?

後で調べたら、脚本・監督を務めたヨンス自身が事
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ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)

3.5

コードネームはトランプに準(なぞら)えて。"ハートの9"。もう、それだけで好き度が上がる。

Netflix限定配信、奇跡の美しさを誇る全人類の女神、ガル・ガドット様主演のスパイアクション。

MI6
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バービー(2023年製作の映画)

4.2

アメリカの玩具メーカー、マテル社が発売し、世界中で大ヒットした着せ替え人形"バービー"の世界を監督グレタ・ガーウィグが実写映画化。

全てが完璧で今日も明日も明後日も夢のような毎日が続くバービーランド
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.9

失踪した娘を捜す父親の奮闘ぶりを描いた
前作は、俊逸なアイデア1本勝負的な作品で、物語の全てをあらゆるPCの画面上だけで展開するという斬新さ。あれには参った!!面白かった!!

続編となると、更に何か
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