アキラナウェイさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

アキラナウェイ

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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.9

どうもこんばんは。72本もの未レビュー作品が溜まりに溜まっているアキラナウェイです。中秋の名月の今宵、6/2に観た作品のレビューをポチポチ書いています。

「キングダム2 遥かなる大地へ」!!

ええ
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レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う(1994年製作の映画)

3.4

とんがりリーゼントと
とんがり靴の奴らが再び!!

アキ・カウリスマキ監督による、レニングラード・カウボーイズなるバンドメンバー達がアメリカへ向かう道中を描いた前作から5年。最終的にはメキシコに行った
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.8

#MeToo運動が世界へ広がる大きなきっかけとなった、ニューヨーク・タイムズ紙による2017年の性暴力報道を描いた作品。

かの悪名高きハリウッドの映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインへの告
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王になった男(2012年製作の映画)

4.3

洋の東西を問わず、王には影武者。
プーチンには何人の影武者がいるんだろう?

「仮面の男」でレオナルド・ディカプリオが一人二役をこなしたように。イ・ビョンホンが一人二役の本作。

1616年、朝鮮王朝
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犬王(2021年製作の映画)

4.1

圧ッッ倒的な個性。
これぞジャパニメーションの真髄か。

現代の街並みから、琵琶法師が語り始め、古(いにしえ)の時へと遡る。

もう、この冒頭のシーンから惹き込まれた。

時は室町時代、京都。猿楽の一
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約束の宇宙(そら)(2019年製作の映画)

3.6

音楽を坂本龍一が担当しているとの事で、鑑賞。

ドイツの欧州宇宙機関 (ESA)で過酷な訓練に励むフランス人宇宙飛行士のサラ(エヴァ・グリーン)。離婚後、7歳の娘ステラと2人で暮らしていたが、彼女がク
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.7

ワイスピシリーズを一気見して8作目まで観たのが2018年。

ちょ、待って。
5年も経つのか…(遠い目)。

前作では宇宙までイッちゃったから、個人的には若干引き気味の期待値低めハードル設定で劇場へ。
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ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

3.5

殺し屋と、そのボディガードの凸凹コンビによる破茶滅茶アクションコメディの続編。今回は殺し屋のワイフまで参戦ときたもんだ。

とある事のトラウマで神経症となり、ライセンスを剥奪された元超一流ボディガード
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マイアミ・バイス(2006年製作の映画)

3.4

昔はコリン・ファレルのごんぶと眉毛と"俺、イケてる"ドヤ顔が好きになれなかったけど、彼が年齢を重ねる毎に、人情が垣間見える情けない役を演るようになって、どんどん好きになってきたので、2006年公開のこ>>続きを読む

ハロー!?ゴースト(2010年製作の映画)

4.0

ジャケ写が絶妙にダサくて、いくらおススメされても観る気になれなくてお預けになっていた作品。だって主人公の頬っぺた、赤過ぎない??

孤独に耐えられず、幾度も自殺に失敗し病院で意識を取り戻したサンマン(
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.8

「ブラック・ウィドウ」で、娘達にウザ絡みする父親役を絶妙に演じたデヴィッド・ハーバーがサンタクロースに。

クリスマスイヴの夜。サンタクロースは今年もソリに乗ってプレゼントを運んでいた。とある裕福な家
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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.5

2つの理由から観るのを敬遠していた作品。

理由①いつもタイトルを「"ビッチ"・パーフェクト」と誤読してしまい、ビッチが出てくる映画なんて観たくねーよとテンションが下がってしまうから。

理由②アナ・
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西部戦線異状なし(1930年製作の映画)

4.2

リメイク版が大変良かったので、1930年公開のオリジナル版を。

原作が発表された翌年に公開された本作。93年も前の作品とはいえ、そのクオリティは目を見張るものがある。第3回アカデミー賞最優秀作品賞、
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ガラスの城の約束(2017年製作の映画)

3.8

監督はデスティン・ダニエル・クレットン。ブリー・ラーソンとは「ショート・ターム」以来の再タッグ。

人気コラムニスト、ジャネット・ウォールズが、自身の貧しい幼少期を赤裸々に綴ったベストセラーを映画化し
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

5.0

ヒーロー疲れだとかMCU疲れだとか、んな辛気臭い空気を超速マッハで吹き飛ばす、シリーズ完結編にして最高傑作の爆誕おめでとう!!ありがとう!!ジェームズ・ガン!!

ノーウェアに新設されたガーディアンズ
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最後まで行く(2014年製作の映画)

3.9

日本のリメイク版が評判との事で、一先ず韓国産オリジナル版を鑑賞。

母の葬儀を抜け出し、急いで警察署へと向かう殺人課の刑事ゴンス(イ・ソンギュン)。急遽署内に監査が入る事になり、横領の証拠を隠さなけれ
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バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画をつくったら~(2021年製作の映画)

2.9

副題のまんまだけど、

もしも日本を代表する名脇役100人で映画を作ったら…。

脇役?とんでもない!
主演クラスの方々も少し出ています。

富士山の麓、のどかな撮影所バイプレウッドにて、各局のドラマ
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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.8

「ウィッチ」「ライトハウス」のロバート・エガース監督の最新作。

壮大な北欧の大地で繰り広げられる、1人の男の復讐劇。

9世紀、スカンジナビア地域の島国。若き王子アムレートは、父王(イーサン・ホーク
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.5

我が国が誇るNintendoの人気ゲームシリーズ、全世界待望の映画化。

ブルックリンに住むマリオとルイージの双子の兄弟。謎の土管に吸い込まれ、マリオはキノコ王国へ、ルイージはダークランドへ迷い込んで
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K-19(2002年製作の映画)

3.6

原題は"K-19: The Widowmaker"。

なるほど〜。
未亡人を作る=兵士を皆殺しにする程の潜水艦という意味なのネ。

ソ連の原子力潜水艦K-19が1961年7月4日、北海グリーンランド
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キル・ボクスン(2023年製作の映画)

4.2

韓国映画に於ける殺し屋社会の描き方は俊逸。殺し屋で構成された会社や組織。それが日常に潜んでいそうなリアリティ。日本では「ベイビーわるきゅーれ」シリーズで漸く殺し屋達の日常感を描き出す事に成功しているも>>続きを読む

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

4.0

お!何たる偶然。

1つ前に観た「胸騒ぎのシチリア」のルカ・グァダニーノの監督作だったとは。そしてこの方、「君の名前で僕を呼んで」の監督でもあったのか。

声を失ったロックスター。
同性愛に目覚めた少
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胸騒ぎのシチリア(2015年製作の映画)

3.6

イタリア語で"vaffanculo(ヴァッファンクーロ)"は"クソくらえ"。

湿度ムンムンで、連日最高気温が人の体温を超える日本。ほら、部活動で亡くなってしまう子供まで出て来る始末。ウチの息子もこん
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生きる(1952年製作の映画)

3.9

【恥ずかしながら初めて観ます名作シリーズ】

第63弾。

ビル・ナイ主演のリメイク作に興味を持ったものの、オリジナルを観ていなかったので、そりゃいかんだろうと鑑賞。

結局、リメイクの方は劇場鑑賞を
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

4.1

可愛い永野芽郁は完全封印。

親友のマリコが自殺した。
喪失感に打ちひしがれるシイノ(永野芽郁)。
父親に虐待されていた親友を…せめて遺骨だけは救い出したいと願った彼女は、遺骨を奪って逃走し、マリコが
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マーダー・ミステリー(2018年製作の映画)

3.8

Netflixオリジナルのミステリーコメディ。

ミステリーの中では、クローズド・サークルと呼ばれる、何らかの事情で外界との往来が断たれた状況で起こる事件を扱った作品。今回は船上系。

NYの警官であ
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犯人は生首に訊け(2015年製作の映画)

3.7

普段はセンスのないタイトルを付けがちな邦題が、本作に限ってはグッジョブ。だって英題はBluebeard(青髭)だもの。病院に泊まり込んで働き過ぎな主人公の事を指して「青髭」なのかも知れないけど、映画の>>続きを読む

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.9

随分と昔から。
作品を観ていなくても、あのピアノの旋律を知っていた。いつか、作品を観なくてはと何年も思い続けていた。

繰り返すあの美しい調べを作曲した方が亡くなった。遅まきながらようやく、作品を観る
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.3

「ブラック・スワン」「マザー!」のダーレン・アロノフスキー監督作。毎度毎度まぁ見事に人間の醜悪な内側をつまびらかに見せてしまう、アクの強い作風が特徴。

元は舞台劇というのも頷ける。終始室内の中で繰り
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AIR/エア(2023年製作の映画)

5.0

上半期を振り返って、実は1番面白かったのがこちら。

マルチバースだの世界的人気ゲームの映画化だの、変わり種の作品も多い昨今、王道of王道の正攻法で、ここまで映画は面白くなる事を証明したのは、「アルゴ
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ハムナプトラ 失われた砂漠の都(1999年製作の映画)

3.6

昔、ブレンダン・フレイザーがそんなに好きになれなくて、避けて通って来た「ハムナプトラ」。

彼がハリウッドの表舞台から遠ざかり、この度「ザ・ホエール」でアカデミー主演男優賞を受賞し、華々しくカムバック
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殺したいほどアイ・ラブ・ユー(1990年製作の映画)

3.3

なんで死なないのよ!!

…と何度もツッコミたくなる浮気性で不死身のイタリア人のお話。まさかの実話。

ワシントン州タコマでピザ屋を営むジョーイ(ケヴィン・クライン)。愛する妻ロザリーとは別に、水道管
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宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

4.1

原作は野中ともその小説。
監督は「新聞記者」の藤井道人。

14歳の少女つばめ(清原果耶)。家庭や学校に居場所が無いと感じていたつばめは、書道教室の屋上でひとり過ごす時間が好きだった。ある日、その屋上
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.6

やべーアイツが帰ってきたゾ。

2009年に公開された前作から13年(本国アメリカでは2022年公開)。主演エスターを演じたイザベル・ファーマンも、20代半ばに成長してしまったし、どうするの!?

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少年の君(2019年製作の映画)

4.2

出会う筈のなかった、
孤独な優等生の少女と
ストリートで暮らす不良少年。

そんな彼らが人知れず心通わせ共鳴し合う姿が、切ない。

進学校に通う成績優秀な高校3年生のチェン・ニェン。下校途中の彼女は集
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マイ・ブックショップ(2017年製作の映画)

3.6

本が大好きな主人公が書店を始めたら様々な嫌がらせに遭うお話。

いやいや。
好きにさせてあげなさいよ。

1959年、イギリスのある海岸沿いの小さな町で、フローレンス(エミリー・モーティマー)という女
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