AKITOさんの映画レビュー・感想・評価

AKITO

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クインシーのすべて(2018年製作の映画)

3.6

クインシー・ジョーンズの生涯に迫るドキュメンタリー。

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

4.0

一九八五年一月、音楽界のスターが集結した伝説の一夜に迫るドキュメンタリー。

21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.5

警官殺しと汚職警官の物語。ニューヨーク市警のアンドレ刑事は、警官八人を殺害し、麻薬五〇キロを強奪した二人組を追うことに。

コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.5

ブラックコメディ。コカインでハイになった熊が、人を殺す物語。熊に罪はない。

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.4

英国諜報局のエージェント、オーソン・フォーチュンは、一〇〇億ドルで闇取引される「ハンドル」を追跡し、奪取することに。

福田村事件(2023年製作の映画)

4.2

傑作。一九二三年九月一日、関東大震災発生。薬売りの行商団一五人が、讃岐から出立し、千葉県東葛飾郡福田村に来ていた。内務省の通達により、福田村の村人は自警団を結成。九月六日、朝鮮人と間違われた薬売りの行>>続きを読む

インソムニア(2002年製作の映画)

3.5

故意と過失の悲劇。小さな田舎町で少女殺しの犯人を追うドーマー刑事は、犯人追跡中に相棒のハップを射殺してしまう。ドーマーは内務監査と罪意識、そして白夜の影響で不眠症に悩まされることに。

ナポレオン(2023年製作の映画)

3.6

生涯で六一の戦いを率い、三〇〇万人以上の戦死者をだしたナポレオン・ボナパルト(1769-1821)。物語は、フランス革命の最中、マリー・アントワネットの処刑の場面から始まり、ナポレオンが流刑地で息を引>>続きを読む

ほかげ(2023年製作の映画)

3.2

塚本晋也の戦争三部作第三作。戦争に人生を狂わされた人々の物語。売春宿の未亡人、戦前に教師をしていた復員兵、盗みをして生きる子ども、戦地で片腕を失った男性。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.5

世界的なミステリー作家が自殺。匿名の依頼人に雇われた名探偵のブノワ・ブランは、故人の遺産に群がる親族やその関係者の中から、事件の真犯人を見つけ出すことに。

バレリーナ(2023年製作の映画)

3.5

過剰なる復讐譚。元警護員のオクジュは、自殺に追い込まれたバレリーナの親友の仇を討つ為、麻薬を利用して親友の弱みを握り、売春させていた男を探し出すことに。随所の絵作りに才気迸る。

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.8

快作。フランスで肉屋や営む夫婦は、菜食主義者の人肉を「イラン豚」と称して売り出すことに。

#生きている(2020年製作の映画)

3.3

籠城型男女バディゾンビムービー。パク・シネが美しい。

ザ・コール(2020年製作の映画)

4.0

傑作。過去と未来を繋ぐ電話によって結ばれた二人の女性。未来を生きるソヨンは、自身の父親を救う代償として、境界性人格障害の連続殺人鬼、オ・ヨンスクに命を狙われることに。容赦ないラストも見事。

狩りの時間(2020年製作の映画)

3.6

暴力団が経営するカジノに押し入り、現金を盗み出すことに成功した四人の若者は、殺し屋のハンに命を狙われることに。不死身の殺し屋ハンは、抜け出すことのできない悪夢のような世界そのものだ。

キル・ボクスン(2023年製作の映画)

3.5

殺しと子育ての物語。暗殺組織MKの殺し屋キル・ボクスンは、組織の規則を破ったことで窮地に立たされることに。

レッド・ノーティス(2021年製作の映画)

3.8

クレオパトラの卵を巡る争奪戦。美術品泥棒ノーラン・ブースとFBI捜査官ジョン・ハートリーは、美術品泥棒のビショップに嵌められ、窮地に立たされる。二人は互いの目的達成の為、手を組むことに。続編希望。

クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝(1994年製作の映画)

3.4

ブリブリ王国に家族旅行へ行くことになった野原一家。ところが、その道中でしんのすけがホワイトスネイク団に攫われてしまう。ホワイトスネイク団のアジトでしんのすけは、自分に瓜二つのブリブリ王国の王子と出会う>>続きを読む

(2023年製作の映画)

3.3

立ち読みした原作の出来が芳しくなかった為、一抹の不安を抱いて劇場に足を運んだ。鑑賞前の不安が的中し、話が始めから終わりまで盛り上がりを欠く。物語は、本能寺での茶会を中心に構成されている。が、「北野映画>>続きを読む

6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

3.5

六人の名もなき者たちが、独裁政権を打倒すべく、暗躍することに。常軌を逸した爆破、車両や建築物の破壊、露悪的な殺人描写、荒々しいカメラワークと、マイケル・ベイの作風を存分に堪能することができる。

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.7

世界的大富豪マイルズ・ブロンに招待された旧友と探偵のブノワ・ブランは、彼の仕掛けた謎に挑戦するはずが、本当の殺人事件に発展することに。続編希望。

THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

3.8

ナイスリメイク。舞台は、911緊急通報センター。殺人の容疑で出廷を控えた警官のジョー・ベイラーは、ある女性からの通報を受け、電話越しに助けようとするものの、事態は思いもよらぬ方向へと進行する。

ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

3.4

アクションコメディ。個人で用心警護業を営むマイケルは、不死身の殺し屋ダリウス・キンケイドを裁判所まで護送することに。

タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

3.7

前作で生死の境を彷徨ったタイラー・レイクは、奇跡的に生還。元妻からの依頼で、刑務所に幽閉された元妻の妹とその子供たちを救出することに。

グレイマン(2022年製作の映画)

3.8

父親を殺害した罪で、連邦刑務所に捕えられていたコート・ジェントリーは、刑務所からの釈放を条件に、CIAの工作員になることに。ところが、CIAの暗部の証拠を掴んだコードネーム「シエラ・シックス」は、CI>>続きを読む

Mank/マンク(2020年製作の映画)

3.7

一九三〇年代のハリウッド。『市民ケーン』の脚本を手掛けることになったアルコール依存症の脚本家ハーマン・J・マンキウィッツの回顧録。また、愛すべき飲んだくれマンクが、『市民ケーン』の脚本クレジットを勝ち>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.6

殺し屋のモノローグで全編が進行する静謐な作品。暗殺に失敗した殺し屋は、その報いとして命を狙われる。自宅を襲われ、妻が重傷を負い、殺し屋は復讐を誓う。

タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.5

息子を亡くした傭兵タイラー・レイクは、死地に赴くかのように、無謀とも思える、誘拐された麻薬王の息子の奪還任務を引き受けることに。

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.7

一九二五年のアメリカ、モンタナ州。牧場主のフィルは、弟のジョージが結婚したことで、ローズとその息子を迎え入れることに。フィルとブロンコの関係性から、徐々にフィルの性的嗜好が露わになる。そして最後には、>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.9

ブラックコメディ。天文学者のミンディ博士とその教え子のケイトは、半年後に地球に衝突する彗星を発見。二人は地球を救う為、孤軍奮闘するものの、アメリカ政府や大企業の思惑に振り回されることに。

エレクション 死の報復(2006年製作の映画)

3.4

香港マフィア「和連勝会」の次期会長の座を巡る現会長のロクと、事業拡大の為に会長の座を狙うジミーとの血で血を洗う抗争。闇社会から足を洗おうとするものの、どんどん深みに嵌るジミーの今後を示唆する幕切れ。続>>続きを読む

イースタン・プロミス(2007年製作の映画)

3.6

ロンドンの助産師タチアナは、赤子を残して亡くなった一四歳の売春婦の日記を翻訳する為に、彼女の痕跡を辿り、一軒のレストランを見つけ出す。が、ロシアン・マフィア「秩序ある盗賊」のボスによるレイプによって産>>続きを読む

キングメーカー 大統領を作った男(2021年製作の映画)

3.8

一九六一年。薬局を営むソ・チャンデは、独裁政権を打倒すべく、新民党のキム・ウンボムを訪ねる。選挙参謀となったチャンデは、ウンボムを国会議員にするため、大統領候補選挙を勝ち抜く為、手段を選ばずに影で暗躍>>続きを読む

名もなき野良犬の輪舞(2016年製作の映画)

4.0

傑作。潜入捜査官のヒョンスは、刑務所で服役中のジェホに接触し、親交を深める。出所後、ジェホの属する犯罪組織に迎え入れられたヒョンスは、ロシアマフィアとの違法薬物の取引現場を押さえるべく、奔走することに>>続きを読む

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.5

三時間半という長尺を感じさせない傑作。一九二〇年代、オクラホマ。先住民の居留地から石油が発掘され、その受益権を求めて、白人はインディアンと結婚。オーセージ郡を牛耳る「キング」は、甥のアーネースト・バー>>続きを読む

悪のクロニクル(2015年製作の映画)

3.8

本庁への栄転を控えたチェ課長は、帰宅途中に乗車したタクシーの運転手に命を狙われる。が、チェはタクシー運転手を刺殺。殺人の証拠を隠蔽。ところが、翌日には警察署に程近い建設現場のクレーンに吊されたタクシー>>続きを読む

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