あっくすさんの映画レビュー・感想・評価

あっくす

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貴公子(2023年製作の映画)

3.7

78/100

・話の規模感がちょうどよかった
・各陣営回りくどいことし過ぎじゃないかなとは思った
・カッコつけたがりで何も説明してくれない無駄に主人公と追いかけっこしたがる変人サイコキザ野郎、シリー
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

4.2

90/100

・目が溶ける 無くなる
・夢を託すと言うとクソみたいに聞こえがいいが本人たちに全く自覚の無い洗脳
・本来の望みをあっさり手放して家族と共に夢を追う、ということがあまりにも無自覚で潜在的
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特別編 響け!ユーフォニアム アンサンブルコンテスト(2023年製作の映画)

3.7

80/100

・何かのかけちがいで即険悪になりそうなのを窓開け係としてほぼ1人で何とかしていてヒリヒリする
・「リズと青い鳥」が邦画の中でもトップレベルに好きなので鎧塚さんが出てくるだけで号泣
・ブ
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未知への飛行(1964年製作の映画)

4.4

93/100

・めちゃくちゃに面白い
・ありふれた不具合とルーティンが取り返しのつかない事態に発展していくさまが怖すぎ
・最悪の事態を起こさないための最善が最悪の展開になっていく
・劇伴が無いからこ
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

4.3

92/100

・資本主義SFホラーしゅき~
・資本主義に組み込まれた瞬間自分の命すら娯楽と経済活動と搾取の対象になるグロさ
・富裕層による途上国の搾取を途上国側が経済のために容認する歪な構造
・パー
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.4

77/100

・連載を初回からリアルタイムで追っていた原作信者としての感想
・今のところは原作読んでればわざわざ劇場で観る必要は無いように思えた
・とある長い回想をあのタイミングに持ってきたアダプテ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9

88/100

・あくまで原爆を生んだオッペンハイマーその人に焦点を当てた映画
・冷戦に移り変わり水爆に反対したせいでアカ狩りにあう終盤の聴聞会&ストローズ公聴会パートがびっくりするくらい面白い、とい
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ヒドゥン(1987年製作の映画)

3.7

80/100

・ちょうどいい
・口移し系乗っ取り寄生型エイリアンは健康にいい
・ラストでわかるタイトルの意味

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.6

80/100

・目が 目が溶ける
・こんなの絶対に人間側のエゴなのにまんまと作り手が意図した泣きポイントで毎回泣いてしまう
・映画で人間が死ぬより犬が死ぬほうが100万倍悲しいということを再確認でき
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.3

94/100

・前作で出し惜しみしてた要素とキャラを詰め込んで英雄譚としてのカタルシスを否定する傑作
・観たかったやつ全部見せてくれて素直にエンタメしてる、急にどうしたの
・SF監督になる前の俺の好
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.1

92/100

・SF作家になる前のドゥニ監督の傑作
・麻薬戦争地獄めぐり傍観ツアー
・壁に埋まった死体に始まりあっさり行われる違法捜査、本気でどうでもいいと思われてる主人公と本当の主人公の復讐劇にヨ
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ハンテッド 狩られる夜(2023年製作の映画)

3.5

79/100

・機転を効かせてトラップを作るとかでもない、そもそも使えるものも知識もなくて釘付けになるしかないのが嫌な感じでリアル
・タイトルの出方100点
・価値観のあわない、顔のわからない相手と
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.9

87/100

・勝手に分かりやすくコミカルな映画だと思っていた
・タイミングによっては死んでいた
・モラトリアムから抜け出せない
・全てを小馬鹿にして冷笑しないと生きていけない
・頑張ろうとしている
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犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

3.5

78/100

・色んな意味で前作がパワフルすぎて自分の中では色々と霞んでしまった
・ソクト刑事が異動して他のメンツがいなくなってしまった
・真実の部屋、張り手、処刑BGM、打ち上げのノルマ達成で勝ち
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

2.6

60/100

・起きることが笑え無さすぎてすぎて逆に笑っちゃうタイプのやつ
・コメディとか言ってどうせいつものアリ・アスターのあの感じなんでしょって思ってた、そういう感じだった
・部分的に笑っちゃう
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ホステル2(2007年製作の映画)

3.8

81/100

・金持ちの殺人秘密クラブ舞台裏
・ゴアが前作よりもクオリティ上がってて見応えある
・資本主義システムの中で生きてる以上はそこから逃げられないがシステムを利用すれば上に行くことができると
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.9

89/100

・なんか前作よりも見やすかった
・ソクトが居ればなんとかなる、というのを実感できるマ・ドンソクのルックの説得力が相変わらず凄い
・コイツは絶対ぶちのめさなきゃならないという悪役の人でな
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梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

4.1

90/100

・家族と出世のために勝ち取った憧れの場所は謀略渦巻くケダモノの巣
・いつの時代でも権力にしがみつく奴らはクソ
・朝鮮史を知らなくても分かりやすくて取っ付きやすい、キャラクターが強い
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フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)

3.8

86/100

・公開時以来の鑑賞
・事件の数年前、被害者デイヴの弟マークとスポンサーのジョンの関係が完全に破綻するまで
・父性を求めてる陰キャマッチョと拗らせまくって支配でしか他人と繋がれない金持ち
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雪山の絆(2023年製作の映画)

4.1

89/100

・可能性が1つずつ潰れていき最終的に1番無謀に思える手段で助かったことに言葉が浮かばない
・自分ならいつ完全に諦めるだろうかと思いながら観てた
・雪崩に埋まるあたりでつらすぎて1回泣い
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.1

91/100

・この映画にぼかしを全く入れなかったことに敬意を表したい
・自分のからだは自分だけのもの、他人からどう言われようがどう扱うかの決定権は自分だけにある
・相手を都合よく所有する為に求めら
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.7

81/100

・ゴジラに続き何処に出しても恥ずかしくないクオリティのエンタメ大作邦画
・あらゆる意味でとても志が高い
・キレてるキャラクターの多い中でオーバーな演技と演出で全体のトーンを統一したのは
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アウトフィット(2022年製作の映画)

3.7

80/100

・さくっと面白かった
・この手の映画は「実はこうでした」展開にどれだけ納得して許容できるかにかかっている

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.9

85/100

・みんな大好き先生脱獄シーン、ちょっと時間があったから死体を飾ったりしてお茶目
・信頼している上司すら自分を「女性」として少なからず型にはめようとする中唯一対等に扱うレクター博士とバデ
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エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)

3.8

80/100

・歌舞伎町煉獄巡り走馬灯トリップ
・見覚えのある路地と区画をバキバキにキマリながら俯瞰で飛び回るのが超楽しかった
・でもクライマックス直前はちょっとダレてた
・生は性のサイクルだとはっ
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.8

86/100

・去年取りこぼしたやつを消化する感覚でちょっと舐めてた
・しっかり面白いし怖かった…
・死んだらその瞬間のまま永遠に彷徨うんじゃないかという恐怖
・死人のことばっかり考えてないで人生と
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ピラニア 3D(2010年製作の映画)

4.0

81/100

・やっぱり自分にとって映画ってこういうのなんだよなあ
・肌をさらけ出してバカ騒ぎしてたらみんな血祭りになる大喜利ゴア大会
・ジェイソン・ステイサムのMEG1作目に期待してた画が全部見れ
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悪の法則(2013年製作の映画)

4.6

91/100

・自分にとって死を象徴する映画の1本
・観る時はいつもエクステンデッド版
・もはや善悪すら超越した単にシステマチックな自然現象的な何か
・選択を間違えたら苛烈な不利益を被るがただそれだ
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エクスペンダブルズ3 ワールドミッション(2014年製作の映画)

3.5

78/100

・何も考えないで観れる映画の貴重さ
・毎回打ち上げでおわるのすき
・なんかお互い武器捨ててステゴロになるの狂おしいほどすき

エクスペンダブルズ2(2012年製作の映画)

3.7

81/100

・脳筋映画はこの世の宝
・アクションが見やすくなっててよし
・悪役の名前がヴィランなのあまりにもバカっぽくて最高
・新キャラが急速にこっちの思い入れとフラグを構築して本当に退場させつつ
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エクスペンダブルズ(2010年製作の映画)

3.7

80/100

・ちょうどいい
・ジェイソン・ステイサムがナイフ使いなのがいい
・黒幕が本当にしょうもないやつな映画が結局1番見やすい
・命が軽すぎてサクッと死地に付き合う&殺し合いしても仲直り出来る
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レッド・ロケット(2021年製作の映画)

3.9

88/100

・しょうもなくてどうしようもないのになんか嫌いになれないやつ
・絶対知り合いにいて欲しくないけど
・安っぽいズームのタイミングが絶妙でいちいち爆笑
・電車の音で声が聞こえないやつを今更
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.8

81/100

・思い出の映像化
・親になった誰かさんの望みとか幸せが親でいることかどうかはわかる訳がない
・役目が終わった途端表情を消してクラブに消えていくのがもうね…

Saltburn(2023年製作の映画)

4.9

99/100

・目的のために演じるということ、それは立場に関係なく
・ぼっちガリ勉陰キャが貴族出身でハンサムな人気者に惚れたラブストーリーだと途中までは思いたかった
・ナイトクローラーに通じる最悪な
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サンクスギビング(2023年製作の映画)

4.1

90/100

・バカに厳しく猫に優しい映画
・おもしろ殺人大博覧会
・マスク被った殺人鬼が自分勝手なバカを気の利いたやり方で殺しまくる、最高
・冒頭のバカしかいない惨劇の連鎖が悲惨すぎて笑けてくる
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