茜さんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

茜

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ストラッター(2012年製作の映画)

3.5

モノクロ映像と、どこか懐かしいロックナンバー。
いかにも「オシャレ映画」なんだけど、気取り過ぎず等身大な感じが好印象です。

主人公のブレッドは楽器店でバイトしながらミュージシャンを目指すバンドマンで
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私はゴースト(2012年製作の映画)

3.4

70分台の短尺だし暇潰しに…なんて気楽に観始めたら予想以上にビビってしまった。

前半の展開はちょっと退屈で、レトロな家に住むエミリーという女性の日常を短いカットで繰り返し見せられます。
朝起きて、目
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スピーシーズ/種の起源(1995年製作の映画)

3.5

美女とエイリアンの融合、グロとエロもてんこ盛り。
マイケル・マドセンやフォレスト・ウィテカーといった出演陣も魅力的で、とっても良質なエロSFホラーでした。

宇宙から受診した謎のDNA情報を元に生み出
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アナザヘヴン(2000年製作の映画)

3.0

もうちょっと焦点を絞ってくれたら良かったのになーとは思ったけど意外にも面白く観れた。
当時の若手とベテランが勢揃いしたメンツはかなり豪華で、チョイ役で出て来る人も知ってる顔ばかり。
阿藤快と荒川良々の
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シモーヌ(2002年製作の映画)

3.7

再鑑賞。何故かレビュー書いてなかった。

パチーノ演じる落ち目の映画監督が、とあるきっかけで女優をCGで作成出来るソフトを手に入れる。
シモーヌと名付けたそのCG女優の出演作はたちまち大ヒットし、彼女
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ラッキー(2017年製作の映画)

4.5

デヴィッド・リンチ目的で気軽に観たら、すっっごく良い映画で泣いてしまった。
特段大きな出来事が起こる訳ではなく、ひたすらのどかに進む物語なんだけど、その日常感が非日常的でもあり、その一方で「死」に恐怖
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呪怨2(2000年製作の映画)

3.4

何だかんだビデオ版は続きが気になってたのでレンタル。

改めて見比べても、やっぱり劇場版よりビデオ版の方が見せ方が上手いなーって思う。
特に響子の実家で父母が白塗り親子の出張サービス受けるシーンは不気
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誘惑のアフロディーテ(1995年製作の映画)

3.5

ウディ・アレン作品って今までどうにもハマれなくて途中離脱する事が多かったんだけど、これはミラ・ソルヴィノ演じるリンダのキャラがめっちゃ可愛くて最後まで観ちゃった。

ストーリーがギリシャ神話とリンクし
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ウェス・クレイヴン’s カースド(2005年製作の映画)

1.0

「スクリーム」の監督&脚本コンビならきっと面白いのではと思ったんだけど、想像以上に安っぽいしペラペラでがっかり。

前半は結構ドキドキしながら観てたんだけど、狼人間が出てきてからのテンションは下降して
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バトル・オブ・モンスターズ(2012年製作の映画)

2.5

フィリピン産吸血鬼バトル。
ジャケ写がチープな割にオープニングのアニメーションがかっこよくて期待したんだけど、やっぱり中身は紛れもなくB級作品でした(笑)
でも頭空っぽで観れるアクションコメディだった
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彼が二度愛したS(2008年製作の映画)

2.0

ユアン演じる非モテ会計士と、ヒュー演じるチャラい弁護士の間で巻き起こるサスペンス。
その起点となる舞台はニューヨークの秘密クラブで「Are You Free Tonight ?」という台詞から始まる見
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

3.8

レンタル開始を待ち望んでたワニワニパニック!
短尺で無駄を省いたテンポの良い展開と、何よりも主人公とワニの「頂点捕食者決戦」にはちょっと目頭が熱くなりました…かっこいい…。
父と娘の絆再生物語も交えつ
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呪怨(2002年製作の映画)

2.5

ビデオ版に続いて劇場版鑑賞。
本当はビデオ版の2も観たかったんだけど、何故か見放題になかったんだよなぁ。

やっぱり思ってたほど怖くない。
昔の邦ホラーの強みであるジメジメじっとり感がもっと欲しい。
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呪怨(1999年製作の映画)

3.0

昨日「貞子vs伽椰子」を観てから呪怨シリーズにも興味が沸いたけど、ビデオ版・劇場版・ハリウッド版と作品数が多くてどれから手を付ければ良いやら。
色々調べたら、このビデオ版が一番怖いって声を多く見かけた
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貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

3.2

「化け物には化け物ぶつけんだよ!」でお馴染みのこれ。
「リング」は子供の頃観たっきりだし「呪怨」に至っては未見なんだけど、日本を代表するホラーアイコンの二人が激突するなんてそれだけで楽しそう。
普段邦
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ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

1.0

画的には凄く美しい。
ヴィオレッタ役の女の子が凄く美少女で、この子がお化粧をして華美な衣装を纏ってポーズを決める姿は本当に綺麗で芸術的だと思った。

ただ観ているうちに段々嫌な気持ちになってきて、この
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蜘蛛女(1993年製作の映画)

3.4

若き日のゲイリー・オールドマンにジュリエット・ルイスとか面白そう!と思って観ていたら、蜘蛛女モナことレナ・オリンの怪演が素晴らしくて見惚れてしまった。
美しい笑顔がこんなに恐ろしく見える悪女もそうそう
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マイ スキニー シスター(2015年製作の映画)

3.6

動画配信元も少ないし、あまり知られていないマイナー作品なのかもしれないけど、すっごく良い話。
一人っ子の自分でもグッとくるものがあったから、兄弟、特に姉妹がいる人なんて特に響くものがあるのでは。

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デス・マングローヴ ゾンビ沼(2008年製作の映画)

2.8

「これリアルに80年代ホラーだっけ?」と思っちゃうくらい画質が粗いけど紛れもなく2008年制作…。

編集もすっごい雑だし、役者さん達はお世辞にも上手いと言えないし、まるで素人の寄せ集めで作ったみたい
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フリー・ファイヤー(2016年製作の映画)

1.6

スコセッシ製作総指揮なんて歌い文句に惹かれて観たけど、残念ながら面白くなかった…。

倉庫内に集まった二組のギャングが揉めて交渉決裂、激しい銃撃戦が巻き起こる中、一体誰が生き残るのか…。
倉庫という建
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

4.2

想像していたよりずっと面白くて、画面から目が離せなかった。
意味が分からないって言われているけど、やりたい事や主軸は寧ろしっかりしてて分かりやすい。
設定の甘い部分も確かにあったかもしれないけど、伝え
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ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

4.0

オープニングからタイトルコールまでの惹きつけ方が抜群に上手くてめっちゃかっこいい。
早々にゾンビ化する夫、襲い掛かってくる隣人の女の子、しかも女の子ゾンビの動きがアクロバティック過ぎて衝撃。
そこから
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エージェント・ウルトラ(2015年製作の映画)

3.0

正直ストーリーに惹き込まれなくて早々にダレてしまったんだけど、中盤以降のアクションで盛り返した。
後半に出て来るホームセンターでのハチャメチャ戦闘シーンがテンポ良く爽快だし、なかなか痛々しくて良い。
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スーサイド・ライブ(2017年製作の映画)

3.3

ジャケ写はふざけた感じだけど、真面目で重たい内容だし、何だか嫌な後味の残る話だった。
軽いテイストのグロ映画を期待して観ると肩透かし食らうけど、これはこれで深みのある話で面白い。

他人の自殺を生放送
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ターボキッド(2015年製作の映画)

4.2

ベタなんだけどこういうのに弱いんですよねー…。
この忘れかけてたものがじわじわ蘇ってくるような感じ。

話の流れ的には王道な子供心くすぐり系だけど、そこに過激な人体破壊と血のりと臓物のオンパレードをぶ
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バスケット・ケース3(1992年製作の映画)

3.5

ここにきてもう完全におバカ方向にシフトしちゃってる!
1や2でしみじみ浸っていた兄弟愛も本作ではどこ吹く風で、このハチャメチャ具合を観てたらどうでも良くなってくる…。
それが良いのか悪いのかは評価が分
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バスケット・ケース2(1990年製作の映画)

3.8

生きとったんかワレ!
前作からの時を経てベリアル兄ちゃんの見た目がリアルになっている…!
でも前作直後から始まるお話なのに弟のドゥエインはとっても老けている…!

今回はベリアル意外にも沢山のフリーク
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バスケット・ケース(1982年製作の映画)

4.3

タイトルぐらいは知っていたけど、まさかこんなに悲しい余韻の残る映画だったとは…。
適度なグロとバカとエロもありB級ホラーとしても楽しめるけど、やはりストーリーの重さが印象強い。
あと全編通してとにかく
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フェイス/オフ(1997年製作の映画)

4.1

ひたすらド派手なアクションを脳死で楽しめる映画。
容赦なくボンボン大爆発するし、終盤のボートチェイスも迫力満点だし、何よりガンアクションがアツい。
私的にはケイジの持ってる悪趣味レベルのゴールドハンド
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マッドストーン(1974年製作の映画)

3.0

内容云々の前に、とにかく音楽のクセがすごい(笑)
そのせいで前半なかなかストーリーに集中できなくてどうしようかと思っちゃいました。
初っ端から流れてくる混沌としたプログレっぽい曲がすっごい変態チックで
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ディアスキン 鹿革の殺人鬼(2019年製作の映画)

3.5

笑っちゃうくらい淡々と人を殺していく姿がすっごいシュール。
とにかくこの男からほとばしる「鹿革ジャケットへの愛情」が強烈。

なかなか今時巡り合えなさそうなフリンジの付いた鹿革ジャケットへの熱い想い。
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.8

青山シアターさんのオンライン試写会にて鑑賞。

世界的人気を誇る小説「デダリュス」翻訳のために集められた9人の翻訳家達は、事前流出を防ぐため地下シェルターで翻訳作業を行っている。
この設定を観た時は、
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数に溺れて(1988年製作の映画)

4.5

「ベイビー・オブ・マコン」が本当にヤバかったピーター・グリーナウェイ作品。
「ベイビー~」よりもマイルドだけど、それでもやっぱりこの人の脳内は普通じゃないと思わされる不思議世界で、すっかり私はこの監督
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パラサイト(1998年製作の映画)

2.0

ティーンもののSFホラーとして観ればただただ普通、ロドリゲス節を期待して観ると非常に肩透かし感。
くだらないおバカ要素やハチャメチャバイオレンスを待ち望んでたものの、そこは抑え気味で本当にただの正統派
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メランコリア(2011年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

オープニングからタイトルコールまでの映像が最上級にかっこよくて掴みは抜群。
ウエディングドレスを着たジャスティンの足に蔦が絡まってるシーンが絵的で詩的で何度でも観たくなる。

2部構成に分かれていて、
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嗤う分身(2013年製作の映画)

2.0

本気なのかふざけてるのか微妙なラインの演出が多くて、どう捉えたらいいのかよく分からない映画。
BGMに昭和歌謡を取り入れるセンスは日本人として嬉しいし、それがまたこの映画に独特の味わいをプラスしていた
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