憧花火さんの映画レビュー・感想・評価

憧花火

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(1954年製作の映画)

3.6

ザンパノとジェルソミーナ、
人はみんなどちらの面も持ち合わせているのかもしれない。

狭い社会での人間関係において、子育てにおいて、介護において、現代に照らし合わせてもその哀しさはどこの社会に蔓延って
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あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

4.0

ラストの熱量が圧巻。

後編の方が、なぜボクシングをやるのかという主役の二人の感情に焦点が当てられていて前編より数段良かった。

あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

3.8

寺山修司の時代と今の時代とでは、若者が抱える孤独や闇の形が違う。
それを3.11や高齢化社会、貧富の差、自殺者の増加、と現代にアレンジして脚本に落とし込んだのだろう。
そこがまるっとなくても良かったよ
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チェイサー(2008年製作の映画)

3.7

こうして韓国映画は斜め上へ行く。
日本のクライムサスペンスもここまで振り切って完走する作品が増えると良いなぁ…

ステータス・アップデート(2018年製作の映画)

3.8

いやいや、アップデート前からデフォルトで十分カッコいいですけど??

と。
リズムが途切れることなく進む展開と音楽の使い方がPVのようで良い。

既視感ありの王道映画だけど、そんなのどうでもいいほど、
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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.8

自由を説くのと自由でいるのは違う。

10代の頃、カッコイイとはこういうことって自分の中で定義付けた映画。

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

3.7

幸せとは、夫婦とは、愛とは。
心に沁み入る良作。

ただ、イーサン・ホークがこういう役を演じる年齢になったのか…と寂しくもあった。

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

3.7

20年ぶりに観た。

最初に観たのは10代後半の時で、身勝手なメリル・ストリープに腹立てながらダスティホフマンを応援しまくって最後涙した。パパ勝利万歳!と。

そして今、自分が30代後半となり、子を持
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.6

ジャンルが恋愛ではなく家族で、
告知ポスターが花嫁メアリーではなくティムの家族集合写真だったらいいのに…

過去をやり直すためのタイムトラベルではなく、同じ日を2回過ごし、2度目は同じ出来事でも深く味
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キャロル(2015年製作の映画)

4.1

画角、光、色合い、音楽、服装。
儚さ、脆さ、強さ、気高さ。

女性"という被写体を徹底して美しく撮っている。
雨の雫に濡れた車窓に映るテレーズの顔。
何度も映し出されるキャロルの後姿。
女性が生きる世
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.8

「細部は重要」

芸術家になりなくてなれなかったインテリ中二病にはたまらない。

ファーゴ(1996年製作の映画)

3.4

フランシス・マクドーマンドの存在感。
20年経ってスリービルボードな今に納得。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.9

音楽は映画を優に超えていく。
あー、映画は音楽に勝てないんだ…と途中まで思っていた。

でも、これは再現じゃない、ドキュメンタリーでもない、最後のライブシーンは紛れもなく映画としての名シーンだった。
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.5

設定が王室というだけでジャンルはスポ根映画のよう。

リアリティ・バイツ(1994年製作の映画)

3.8

恋愛映画における友達以上恋人未満セグメントの中では最高傑作。

インターステラー(2014年製作の映画)

4.0

単純に面白かったし、父娘の愛に切なく涙したし、画的に引き込まれたりもした。

キューブリックと比べようとは思わなければ十分楽しめる。
ただ少し長かった。

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.7

小説を読んでいるような感覚だった。

終始語り手によって物語が進められていく。イエスの沈黙と対話することこそが生きることであり、それを奪われることは彼らにとって死より絶望を指す。

信仰とは、罪とは、
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.1

彼女たちに最大級の敬意を持って…。

しのごの言わず、明日から私も目の前の仕事を頑張ります!

ってただただ思った。
すべての女性に見て欲しい。

運命は踊る(2017年製作の映画)

3.7

前振りでボコボコにされた上に、物語の途中から予感していたラストと全く違う展開で、ただただ放心状態。

今年最大級にメンタルきつかった作品。
映画でしか行き着くことのできない長い長い感情の旅だった。

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.1

カンニングモチーフのアクション映画のよう。
敵に見つからないよう逃げるハラハラ感、正義のヒーローかはたまたダークナイトか。

タイ映画ってのがまたいい!

犬猿(2017年製作の映画)

3.9

見ながら、次々と感情移入先が変わる…弟も兄も姉も妹も、みんなクズでみんな愛しい。

脚本も回想シーンのぞけば素晴らしかったし、とにもかくにもキャスティング!

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.4

終始鳴り響く不穏な音楽に、都度解釈を乗っ取られてしまった。

ハリウッドのこちら側とあちら側をこのテイストで描くのか…と見終わった後の虚脱感ったらありゃしない。

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

3.9

高校生、恋愛、セックス、ドラッグ、マイノリティ、嫉妬、劣等感、不自由。

そういった設定の下で「生と死」のテーマを描き切っている。

死を感じることでしか生の手触りを掴めない山田。
食べ物を詰め込むこ
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.6

わかる、わかるよ、わかるけど。
ミュージカル映画がどうもはまらない。

貧乏からの成長からのすれ違いからの急落からの再生。ストーリーの既視感。

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

3.8

密室劇。
会話だけで物語が進み、心の変化とそれぞれの関係が変わっていく脚本が見事。

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

4.0

「君の名は」やRADWIMPSの「オーダーメイド」と、自分の中での解釈が同じ作品。

ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

3.6

画は細部まで芸術的。ストーリーは淡々と酷。

アニメ先進国ながら日本では作られることのない類の作品だ。

仲間を想い、施設に戻る…な、映画的ラストじゃなくて良かった。

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.9

子ども視線で見た世界。
ジャッジを挟まないストーリー運びでテーマの押しつけがなく、画的にポップでファンタジックだからこそ、見た後に嫌でも考えさせられる作品。

ラスト、正面から子どもの泣き顔を突きつけ
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.9

この年頃の若者間にだけ成立するバランス。

大人から見ると怠惰で生産性のない彼らの日常。
でも彼らにとってはこれで絶妙なバランスが取れているのだ。

正直な自分の気持ちに向き合い、誠実に走ったラスト。
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