majimakiraさんの映画レビュー・感想・評価

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映画(461)
ドラマ(20)

記憶にございません!(2019年製作の映画)

4.2

記憶をなくした(?)総理大臣による起死回生(?)の国政喜劇…。だが、予想した内容が程良く裏切られ、国政や国民へのリスペクトを感じ、総理の硬派な方針にホロリと来たりもして、三谷幸喜氏なりのメッセージなん>>続きを読む

みんなのいえ(2001年製作の映画)

4.2

十数年ぶりの再鑑賞。職人気質と、新進気鋭の内装デザイナーの、可愛げある衝突と優しい融合の過程に相変わらずほっこりする…。

探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点(2013年製作の映画)

4.1

前作同様に、最後にカタルシスのような、救いのような、そういう回収の鮮やかさが待っているのが心憎い。ハードボイルド感は前作より控えめに感じたが、メインストリームとして貫かれた愛情の、その結末がとても哀し>>続きを読む

探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

4.1

原作は未読だが、主人公の名が出ず「オレ」という一人称のみで進む本格ハードボイルドの探偵ドラマ、痛快だった。

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.2

prime追加を機に久々の再鑑賞。世紀末の天使の気紛れで、ウォール街のエリートの前に現れる、「択ばなかった」messyな家庭生活を通じて、こちらまで現在の日常が愛おしくなるようで、好きな作品だ。偶然に>>続きを読む

三度目の殺人(2017年製作の映画)

4.2

重い判決の傍で、決着が付いたような気がしない苦しさのある作品。二度目の殺人で罪を着ようとする被疑者が、司法の限界への諦観か、若き少女への思いと計らいか、自らを追い詰める驚きの決断をする…。

「三度目
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コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

4.0

少々事前の予想(思い込み…)と異なるお話だったが、
熱いコーヒーの向こうとこちらで、大切な人との繋がりが蘇るエピソードのひとつひとつ、役者さんたちの腕も手伝ってとてもグッときた。

恋のしずく(2018年製作の映画)

4.0

日本酒づくりの繊細さ、そして生き残った酵母からアルコールへ、いのちとなってうまれ来る過程の尊さに思いを馳せながら、それにシンクロするような、決意と絆と優しい恋の物語のゆくえが心地よく、最後には涙してし>>続きを読む

ビブリア古書堂の事件手帖(2018年製作の映画)

4.1

本の中のものがたりだけでなく、それが渡った、伝える人と伝えられる人の間の切ないものがたり。そんなものがたりを感じることのできる栞子と、名作純文学をめぐる、少しのミステリーと、純愛、そして肉親の愛。本と>>続きを読む

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.6

ひと組の絆で繋がれたフォースと希望の芽が、暗黒面から力を取り戻す。そして、シスの闇でジェダイの息の根を止めんとするパルパティーンの前に倒れたレイの元に降り注ぐ、歴代ジェダイの声に感極まる…。

サーガ
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男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

5.0

これで本当の本当に最後かと思うと、物語の感動の何割分も余分に涙が止まらなかった…。
数え切れないほど鏤められる名場面の回想も、今を生きる懐かしい皆の姿も、感極まった満男と泉の姿も、想像以上に胸を熱くし
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

4.3

MCU作品で最もほっこりできるシリーズ。今回もバディ・アクションに興奮しながら、大いに笑いながら、温かい気持ちで鑑賞を終えた…と思いきや、とても気になるラスト(^^;;
満を持して、アベンジャーズ・エ
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.9

すぐ傍の日常に潜むワナから始まる、ちょうど良い緊張感で観られるサイコスリラー。続篇が制作されるとのこと、それはそれで気になりそうだ。

長いお別れ(2019年製作の映画)

4.2

「長いお別れ」のような、認知症の父との時間。お別れにゆっくりと向かうであろうことは確かにそうだとしても、それは、たくさんのことを振り返り、確認し、共有するとても有意義な時間でもあるはずだ。
まあ、それ
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

4.8

第2作。益々増えてくるハリポタ世界への伏線の数々。それを見つける度に快感、或いは「なんだったっけ…誰だったっけ…」の苦しみが襲う^^;
しかしジュード・ロウ演じる若き日のアルバス・ダンプルドアの姿には
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

4.6

ニューヒーロー登場、と思っていたので、「アベンジャーズ誕生前の物語」とあるパッケージのコピーを見て、少し意外だった。それでもそんな疑問をすぐに解消・回収してくれる、シリーズのその後のいくつかのピースに>>続きを読む

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.9

巡り合わせで、小松菜奈さんの出演作連続鑑賞。コミックにはあまり興味がないが、コミック原作の心の機微の切り取り方は好きだ。今作でも、雨上がりの一筋の光のように、必ずしも多くを語って描写していなかったそれ>>続きを読む

さよならくちびる(2019年製作の映画)

4.1

アコースティックギターは、やっぱり青春の危うさと季節の色を載せるに相応しい優しい楽器だ。
「さよならくちびる」を歌いながらハルが伝えるのは、秘めた許されぬ恋心の相手への別れか、それを秘め続け何処へも行
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.2

「万引き」の全貌を知る終盤になって、腑に落ちてホッとする一方で、このリアリティに少し戦慄を覚える…。
特に、幸せを自ら選択する機会を通常持てない幼子にとって、どんな形で訪れる運命が、真に幸せをもたらし
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マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

4.3

暫く振りの再鑑賞。マイレージとエアラインのステータスを楽しみに、出張ばかりの気楽な独身生活を謳歌する主人公のライアンが、正にタイトル通りにふわふわと、カジュアルで、結婚という落ち着きに目もくれない姿。>>続きを読む

トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

4.2

安定のリーアム父さんハードボイルド作品の系譜に、ラストまで引き摺る本当に奇妙な謎と列車のスピードの迫力・恐怖が加わり、息つく間もないぐらいに楽しめた。思えばこれが、平成最後の鑑賞となったのか…。

オー・ルーシー!(2017年製作の映画)

4.0

なんだろう、こじらせて痛々しい中年…なんて安易な角度で観始めたのに、なんだかとてもグッとくる。
節子とルーシー、小森とトム、そしておそらく同様の経緯で、日本を飛び出した姪っ子。みんなそれぞれ、どこかで
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.7

すべての音楽と映像、演出に感動し、鳥肌が立った。クィーンのメンバーが”Family”として温かく、なんだかずっと学生の頃のいたずらっぽく笑い合うような姿でお互いを想いやるシーンにも、音楽がくれる透き通>>続きを読む

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.7

恥ずかしながらリメイクとは知らず、ブラッドリー・クーパーの初監督作品として、レディ・ガガとの音楽的共演にも惹かれて鑑賞。目まぐるしく動く運命と、そこに強く寄り添う音楽的情熱や愛情に胸を揺さぶられ、とて>>続きを読む

女と男の観覧車(2017年製作の映画)

4.3

平凡・単調でつまらない人生の象徴なのか、あるいはひと時でも恋の高揚でそんな毎日を高みから俯瞰した気持ちの象徴なのか…、何れにしても不気味なぐらい静かに動きながら映り込む、モチーフの観覧車。

束の間の
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.4

プーさんと、100エーカーの森のみんなが教えてくれる。自分らしくないことを、何もしないこと。今日という日を愛し、その気持ちで明日をも待ち望むこと。予想した展開ながら、そういう大切なことを思い出させても>>続きを読む

七つの会議(2018年製作の映画)

4.4

待ち望んでいた映画化。なんとも味のある立ち回りと、真正面からの体当りで不正に向かう八角が、野村萬斎の発声と演技でより一層立体的な迫力を伴っていた。モチーフとなる「会議」が、営業会議と御前会議を除いて少>>続きを読む

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

4.1

原作の余韻残るうちに鑑賞。裏の裏をかかれる緻密な展開を、メリハリある音とズームイン・アウトやグラフィックで緊迫感たっぷりに味わえる。キーとなる「ホテル群像劇」っぽさからの騙され感も、映画でも心地良く表>>続きを読む

世界は今日から君のもの(2017年製作の映画)

4.3

引きこもりから、ある日才能を見つけてくれるきっかけがやってきて、そこから一気に目覚めて…なんていう風に、いけそうでいけない人生の転機で、それでも自分なりのはじめの一歩と、支えとなるべき人々の存在に気付>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.8

松岡茉優さんがとにかくすごい…。若き初恋をこじらせた姿に、詰め込んだ言葉を疾走させるコメディタッチの面白さと、そこに見え隠れするピュアで臆病なひとりの女性の魅力が立ち上がる様子のバランスがよく、ずっと>>続きを読む

ふきげんな過去(2016年製作の映画)

4.1

気怠い夏の重みの中、未来なんて知れてるからか、とにかく不機嫌な果子。そんな不機嫌っぷりが恐ろしくハマり役の二階堂ふみに引き込まれて、なんだかよくわからないうちに物語にじわじわ引き込まれていく。銛を持っ>>続きを読む

アラサー女子の恋愛事情(2014年製作の映画)

4.0

キーラ・ナイトレイが主演のひとりということで鑑賞。迷えるアラサー女子が、ひょんなことから知り合う高校生女子と、なんとなくホッとするような等身大の友情を育み、やがてはそれぞれが、その迷いに答えを見つけて>>続きを読む

妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ(2018年製作の映画)

4.1

この作品を観賞する度に、日本語の音の響きの良さを改めて感じる。その響きと適度な間が、家族の間の、時にぎこちなく、時に素直に行き交う言葉の存在意義を改めて照らしており、このシリーズの素朴な美しさに繋がっ>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.9

Show must go on!
貧しき者も、弱き者も、奇妙な姿の者も、誰もがスポットライトを浴びることができる、そして誇りと希望を持てるショー・ビジネス。
その光に向かう人々の姿が、素晴らしい歌と
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

4.9

私が最も愛するピクサー作品の嬉しすぎる続編、ついに!作品の中の時間としては前作からさほど離れていないため、前作でその片鱗を見せた次男・ジャックジャックの能力のその後の開花をたっぷり楽しめる。
引き続き
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

4.4

あのダニー・オーシャンの妹が、かつてのオトコにハメられて過ごした獄中で練りに練ったプランを実行するスリリングで鮮やかな盗み。そして彼女が結成するキワモノ揃いの新チームがクールで楽しく、更にはターゲット>>続きを読む

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