majimakiraさんの映画レビュー・感想・評価

majimakira

majimakira

映画を観ることは、気持ちを高めたり、心を洗ったり、あるいはただただ胸を熱くして泣いたりするために欠かせないルーティンのひとつです。

深く愛する「男はつらいよ」シリーズのレビューを、Filmarksで改めて書き上げました。シリーズを愛するより多くの方々と交流できれば嬉しいです。

映画(432)
ドラマ(11)

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.4

松岡茉優さんがとにかくすごい…。若き初恋をこじらせた姿に、詰め込んだ言葉を疾走させるコメディタッチの面白さと、そこに見え隠れするピュアで臆病なひとりの女性の魅力が立ち上がる様子のバランスがよく、ずっと>>続きを読む

ふきげんな過去(2016年製作の映画)

4.1

気怠い夏の重みの中、未来なんて知れてるからか、とにかく不機嫌な果子。そんな不機嫌っぷりが恐ろしくハマり役の二階堂ふみに引き込まれて、なんだかよくわからないうちに物語にじわじわ引き込まれていく。銛を持っ>>続きを読む

アラサー女子の恋愛事情(2014年製作の映画)

4.0

キーラ・ナイトレイが主演のひとりということで鑑賞。迷えるアラサー女子が、ひょんなことから知り合う高校生女子と、なんとなくホッとするような等身大の友情を育み、やがてはそれぞれが、その迷いに答えを見つけて>>続きを読む

妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ(2018年製作の映画)

4.1

この作品を観賞する度に、日本語の音の響きの良さを改めて感じる。その響きと適度な間が、家族の間の、時にぎこちなく、時に素直に行き交う言葉の存在意義を改めて照らしており、このシリーズの素朴な美しさに繋がっ>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.9

Show must go on!
貧しき者も、弱き者も、奇妙な姿の者も、誰もがスポットライトを浴びることができる、そして誇りと希望を持てるショー・ビジネス。
その光に向かう人々の姿が、素晴らしい歌と
>>続きを読む

インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

4.9

私が最も愛するピクサー作品の嬉しすぎる続編、ついに!作品の中の時間としては前作からさほど離れていないため、前作でその片鱗を見せた次男・ジャックジャックの能力のその後の開花をたっぷり楽しめる。
引き続き
>>続きを読む

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

4.4

あのダニー・オーシャンの妹が、かつてのオトコにハメられて過ごした獄中で練りに練ったプランを実行するスリリングで鮮やかな盗み。そして彼女が結成するキワモノ揃いの新チームがクールで楽しく、更にはターゲット>>続きを読む

アンダルシア 女神の報復(2011年製作の映画)

4.1

続編。金融に絡む国際犯罪、そして警視庁と日本国家までもが密かに動く隠蔽の圧力。外交官・黒田と、伊藤英明演じるインターポール捜査官が一触即発の空気で動きながら、やがて意外な真相に向かって共に仕掛ける勝負>>続きを読む

アマルフィ 女神の報酬(2009年製作の映画)

4.1

これまで縁がなく観ていなかった、闘う外交官・黒田の対テロ大作戦。異国情緒や、外交官たちの仕事ぶりにワクワクしながら進むミステリーと緊迫のクライマックスに、思った以上にのめり込んでしまった。豪華な演者陣>>続きを読む

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.8

もうとにかく面白いっ、の一言。最凶のラスボス・サノスが集めるインフィニティ・ストーンのいくつかが、アベンジャーズ関連メンバーに纏わるこれまでの伏線からしっかりと繋がってきており、その宿命に従うかのよう>>続きを読む

マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

4.2

インフィニティ・ウォー鑑賞準備仕上げ、その2。
「アスガルドは場所ではなく、その民そのものである…。」復讐に現れた、最強・最凶の姉にして、死の女神たるヘラに、時同じくして耳にする、アスガルド終焉の不吉
>>続きを読む

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

4.1

インフィニティ・ウォー鑑賞準備の仕上げその1。
類稀なる技術で医師として名を馳せた「ドクター・ストレンジ」。不幸な事故から、藁にもすがる思いで扉を叩いた、魂を磨き抜いた魔術の世界。そして、新たなるヒー
>>続きを読む

バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

4.1

「性差を超えた戦い」、というよりも、性差そのものとの戦いを、当時の現役グランドスラムチャンピオンのビリー=ジーン・キングと、かつての実績ある男性プレイヤーであるボビー・リグスが、エキシビションマッチと>>続きを読む

終わった人(2018年製作の映画)

4.3

舘ひろしさん、こんなにもいい役者さんだったんだなぁと改めて実感するぐらい、キャリアの終わりと人生の晩節に向き合う元銀行員の寂しさ、戸惑い、可愛らしさや、依然として胸に秘める矜持が絶妙なバランスで混ざる>>続きを読む

真夏の方程式(2013年製作の映画)

4.1

原作読了直後の鑑賞。相変わらずの緻密なストーリーの仕掛けに身を任せる快感を味わいながらも、最後まで少しだけ消化不良にならざるを得ない重さを持つ作品だった。それでも、湯川がラストで少年に寄り添いかける言>>続きを読む

イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.9

「全てが覆る」に期待したが、二つの大きなポイントで、「Side B」の序盤で答えが分かってしまう。。それでも、80’sのJ-POPや服装、街の雰囲気に包まれる全体の空気感が好きな作品だった。また、前田>>続きを読む

カーズ/クロスロード(2017年製作の映画)

4.1

無情に迫る世代交代の波の中、マックィーンに求められる新たな戦いと決意…。
それはやがて、彼を最高のチーフ・クルーへと押し上げる予兆のような素晴らしい才能、クルーズ・ラミレスとの出会いに展開する。トレー
>>続きを読む

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.2

テレビドラマ版は鑑賞していなかったが、本作は原作の衝撃と印象が強烈だったことで興味が湧いた。隣に住む母娘のただ健気に生きる姿に、生きる意味をもらったことへの、深く悲しい愛情の恩返し。堤真一さんの演技が>>続きを読む

Mr.インクレディブル(2004年製作の映画)

4.8

十数年振りの新作の前に、記録mark。若き日に、なぜだかとても泣けた作品。親の愛と、家族の絆の美しさが、潔いぐらいカッコよく描かれているからだろうか。今でもピクサー作品で最も強い印象が残っている大切な>>続きを読む

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

4.7

念願のレンタルスタート。自分にとって2018年のハイライトのにひとつになるであろう加賀恭一郎シリーズの、本当の締め括り。
刑事・加賀恭一郎が日本橋で「新参者」となり、警視庁・捜査一課への帰還の勧めを幾
>>続きを読む

空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

4.0

原作読了日に鑑賞。「事故か、事件か」の論点で、不当な風当たりに晒されながらも、不撓不屈の精神で会社と、家族と、そして誇りを守ろうとする赤松の姿を長瀬君が熱い演技と表情でよく表現している。ただ、クライマ>>続きを読む

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

4.5

若きハン・ソロ。私は嫌いじゃなかったし、仕草や表情がその後のソロを彷彿とさせるに十分なもので心をくすぐられた。チューイとの出会い、ミレニアム・ファルコンを「勝ち得る」までのエピソードや、その過去を支え>>続きを読む

バースデーカード(2016年製作の映画)

3.9

毎年「届く」バースデーカードで、いつまでも母と繋がっている。その存在が目の前からはなくなってしまっても…。それは時に、自分の未来を縛る足枷のように感じられることもあるが、より深く読み込めば、或いは一歩>>続きを読む

後妻業の女(2016年製作の映画)

4.0

「後妻業」。この作品と闇金ウシジマくんぐらいでしかお目にかからないブラックな生き様だが、その闇はさておき、生い先をそれなりに割り切り、連れ合いが欠けた余生に花を咲かせようと出会いを紡ぐ高齢者たちの恋模>>続きを読む

そして父になる(2013年製作の映画)

4.2

子の取り違え、尚且つ事故ではなくひとつの出来心の悪意がもたらした混乱と葛藤に、二組の親子が恐る恐る対峙し、受け止める姿がとてもリアルだ。
また、葛藤の末に本当の意味で「父になる」ことを決心した父が、追
>>続きを読む

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.3

また魅力的なマーヴェルヒーローの映像化。テクノロジーを駆使する超文明国家・ワカンダの王位を継いだ者として、祖国に秘めたる力を平和のために活用できるよう導こうとする善良なる心の国王。王位を脅かすいかなる>>続きを読む

麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2011年製作の映画)

4.4

原作読了後即時鑑賞。
日本橋の麒麟像に、希望の光を見た父が、息子に伝えようとした、真実と向き合う勇気。
そして、その悲しみと後悔の底から、父の示した光を追おうと立ち上がる息子の第一歩から伝わる、まる
>>続きを読む

モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

4.2

世界を救うため、海に選ばれた、そして失われた女神の根深い悲しみに引き寄せられたモアナ。その強い責任感と勇気と、少しやんちゃな伝説の相棒・マウイと共に海を航る。
初期の予告で観て印象的であった、幼少期に
>>続きを読む

免許がない!(1994年製作の映画)

3.8

館さんも、西岡徳馬さんも、鶴太郎さんも、江守徹さんも、みんな若く、そしてあの中条静夫さんもご健在。
クールでハードボイルドな映画スターがコンプレックス解消のために一念発起して運転免許取得(しかも合宿!
>>続きを読む

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

4.1

思わぬ幸運はいつも、一匹の猫が連れてくる…という、いくつかの文芸作品のような感想を抱いてしまうような、ロンドンのとある売れないミュージシャンと、彼の運命を変える一匹の猫の実話。
当エピソードを記された
>>続きを読む

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

4.3

期待通りとてもよかった。美しく哀しげな映像が、個人的には原作で喚起されたオリエント急行のイメージにぴったりで、カレー列車内の雰囲気にたちまち飲み込まれた。ラストでポアロが、善悪のアンバランスを認め、列>>続きを読む

バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

4.2

かつて存在したトランス・ワールド航空(TWA)の凄腕パイロットだったバリー・シールという実在人物が、当時(70年代後半〜80年代中盤)のアメリカと中米武装集団の特殊な緊張関係の中、その操縦術と怖いもの>>続きを読む

ザ・サークル(2017年製作の映画)

4.0

周囲と繋がることが中毒化し、異常なほどに他人の目とセリフを通じた自己確認が常態化する社会で、むしろ全てを晒すという皮肉な選択と不気味さを描いているところはとても興味深く楽しめた。
“PLAYTONE”
>>続きを読む

続・深夜食堂(2016年製作の映画)

4.0

安心して観られるシリーズになってきた。豚汁定食のルーツにも触れられた。
オムニバスのそれぞれの話の結びに、野暮にみなまでコトバをもたせずにあるところが好きだ。
そして、久々に味わった小島聖の目ヂカラあ
>>続きを読む

ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)

3.9

シングルでいる時間は、自分を見つめ、自分を知るためのとても意味のある時間。だけれど、それは一瞬で十分、ということか。言うなれば答えはとても普通だ。
でも、豪快な迷走劇から、それぞれがその答えに徐々に向
>>続きを読む

踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望(2012年製作の映画)

3.9

遅ればせながらシリーズの締め括りを鑑賞。もう少し「踊る」ならではの思い切った演出や伏線回収劇を期待したが、ある意味ファイナルならではの落ち着きと大胆さのいいバランスともいえるか。しかし警察庁長官・次官>>続きを読む

>|