『ブーリン家の姉妹』(2008)
原題:The Other Boleyn Girl
監督:ジャスティン・チャドウィック
ヘンリー8世の妻でエリザベス1世の母となるアン・ブーリンとその家族を描く愛憎劇>>続きを読む
『羅生門』(1950)
監督:黒澤明
今更すぎる初鑑賞。
複数の語り手により語られる事実。何が真実かは分からない。
羅生門スタイルと呼ばれる手法のオリジナルはやはり名作。
重厚なセリフに見事なスト>>続きを読む
『藁にもすがる獣たち』(2018)
監督:キム・ヨンフン
時系列を弄ることで観客の興味を維持しながらエンディングまで駆け抜ける。
疾走感もあり、エンタメ作品として最後まで面白くみることができたけど>>続きを読む
『画家と泥棒』(2020)
監督:ベンジャミン・リー
絵画を盗んだ犯人とその絵画を描いた画家との交流を描くドキュメンタリー。
ドキュメンタリーなのだけれど、本当に実話なのか?と思ってしまうぐらいの奇>>続きを読む
『ノーザン・ソウル』(2014)
原題:Northern Soul
監督:エレイン・コンスタンティン
1970年代のイングランド北部を舞台にした青春映画。
家にも学校にも居場所がなく悶々とした生活を>>続きを読む
『波紋』(2023)
監督:荻上直子
初めて予告を見た時はこれが本当に『かもめ食堂』や『めがね』の監督の作品なのかと目を疑った。
実際に鑑賞してみると、新興宗教、介護、障害者差別、311、放射能汚>>続きを読む
『タクシー運転手〜約束は海を超えて〜』
監督:チャン・フン
1980年の光州事件をベースにした、ポスターからは想像もできないような激しさを帯びる作品。
といっても、社会派の側面とエンターテイメントの>>続きを読む
『宇宙でいちばんあかるい屋根』(2020)
監督:藤井道人
思っていたよりもファンタジー色強めの爽やか青春映画。
メリハリのあまりない平坦なストーリーに、ありきたりな設定。
作品全体がまとう雰囲気>>続きを読む
『それでも私は生きていく』(2022)
監督:ミア・ハンセン=ラブ
シングルマザーとして子育て、通訳者の仕事、難病の父の介護、不倫の恋。
ストーリーに取り立てて特別なものがあるわけではないけれど、逞>>続きを読む
『ジョゼと虎と魚たち』(2020)
監督:タムラコータロー
同じ作品を原作とした妻夫木聡・池脇千鶴主演の実写版は、障害者と健常者の恋愛を綺麗事として描かない、ある意味リアルすぎる反王道的な良作だった>>続きを読む
『EO/イーオー』(2022)
原題:EO
監督:イエジー・スコリモフスキ
ロベール・ブレッソンの『バルタザールどこへ行く』に触発されて製作されたとのことだが、観ていないので比較はできない。
ロバ>>続きを読む
『TAR/ター』(2022)
原題:TAR
監督:トッド・フィールド
年間ベスト級の大傑作。
冒頭のプライベートジェットのシーンからただならぬ不穏な空気を醸し出し、まさかのエンドロールならぬ「オー>>続きを読む
『アンテベラム』(2020)
原題:ANTEBELLUM
監督:ジェラルド・ブッシュ&クリストファー・レンツ
何の情報も入れずに観ることができるかどうかで評価が大きく変わりそうな作品なので、具体的な>>続きを読む
『帰れない山』(2022)
監督:フェリックス・ヴァン・フルーニンゲン&シャルロッテ・ファンデルメールシュ
イタリアの美しくも険しい山々を舞台に男同士の友情を描く作品。
都会育ちのピエトロと山育ちの>>続きを読む
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
原題:THE SUPER MARIO BROS. MOVIE
監督:アーロン・ホーヴァス&マイケル・ジェレニック
最高。
マリオを映画化するならこれしかな>>続きを読む
『かそけきサンカヨウ』(2021)
監督:今泉力哉
今泉力哉監督の作品には好きなものが多いけれど、本作はあまり自分には合わず、鑑賞中も違和感を感じ続けていた。
静かで優しい雰囲気は『窓辺にて』『m>>続きを読む
『花とアリス』(2004)
監督:岩井俊二
単調だし、大きく目を惹く展開があるわけではないけれど、女子高生の青春をそのまま切り取ったような瑞々しい作品で、蒼井優という女優の独特な魅力に否が応でも気付>>続きを読む
『キーパー ある兵士の奇跡』(2018)
監督:マルクス・H・ローゼンミュラー
実話。
第二次世界大戦でイギリスの捕虜となったドイツ兵。
イギリスで終戦を迎えた彼がプロサッカー選手となり、遺恨の残る>>続きを読む
『雄獅少年/ライオン少年』(2021)
監督:ソン・ハイポン
Filmarksオンライン試写会にて鑑賞。
最近は『THE FIRST SLAM DUNK』や『BLUE GIANT』のような心を奮い>>続きを読む
『オールド』(2021)
原題:OLD
監督:M・ナイト・シャマラン
その海岸だけ細胞の老化が早いという設定は突拍子もないし、いつも通りツッコミどころ満載になるのかと思いきや、物語の着地が意外に真っ>>続きを読む
『AIR エア』(2023)
原題:AIR
監督:ベン・アフレック
劇場鑑賞したものの感想を書かずに放置していたら、あっという間にプライムビデオで無料配信されてしまった。
バスケットボール業界では>>続きを読む
『ザ・ホエール』(2022)
原題:The Whale
監督:ダーレン・アロノフスキー
傑作。
余命わずかな272kgの男の最後の5日間。
孤独で繊細な彼はパートナーを失った喪失感から自分の殻に閉>>続きを読む
『罪の声』(2020)
監督:土井裕泰
★★★★
『グリコ・森永事件』をモチーフにした原作小説を1本の映画に上手くまとめているので、非常に見やすい。
日本、イギリス、過去、現在と場面の転換もスムーズ>>続きを読む
『四月物語』(1998)
監督:岩井俊二
初々しい松たか子をひたすら追いかけるThe 岩井俊二映画。
大学入学したての期待と不安がこちらにも伝わってきて懐かしく感じるようなシーンも多い。
その分、>>続きを読む
『アオラレ』(2020)
原題:Unhinged
監督:デリック・ボルテ
インパクト大の邦題から『激突!』を期待したけれど、犯人はただのサイコキラーだったのでだいぶ肩透かし。
かといって『ハロウィン>>続きを読む
『桐島、部活やめるってよ』(2012)
監督:吉田大八
短編小説を巧みにアレンジして作られた『少女は卒業しない』が素晴らしかったので、同じ朝井リョウ原作で、同じ手法で作られたこちらを再鑑賞。
以前>>続きを読む
『ロード・オブ・ウォー』(2005)
原題:Lord of War
監督:アンドリュー・ニコル
武器商人を扱う題材も興味深いし、出演陣もニコラス・ケイジ、イーサン・ホーク、ジャレッド・レトと曲者揃い>>続きを読む
『ファーザー』(2020)
原題:The Father
監督:フロリアン・ゼレール
公開されてからだいぶ経つのでなかなか難しいかもしれないけれど、この作品は何も情報を入れずに見ることを強くおすすめ。>>続きを読む
『サンダーロード』(2018)
原題:Thunder Road
監督:ジム・カミングス
情緒不安定で周りとの関係も仕事もプライベートもうまくいかない主人公。
そんな空回り続ける男の奮闘ぶりに目が離せ>>続きを読む
『ヴァニタス』(2016)
監督:内山拓也
『佐々木、イン、マイマイン』の時にも感じたけれど、男同士の友人関係を描かせたら内山監督は本当にうまい。
大学というモラトリアムにありがちな焦燥感、不信感>>続きを読む
『父の秘密』(2012)
監督:マイケル・フランコ
★★★
あまりにも過激で残酷なイジメ描写は見ていられないほど。
しかも定点カメラでそれを延々と映し続けるため、当事者になったかのようなリアリティが>>続きを読む
『ノンストップ』(2020)
監督:イ・チョルハ
韓国お得意のアクションコメディ。
何も考えず頭を空っぽにして見ることができる。
飛行機内でのアクションは流石に見応えがあったけれど、コメディ要素>>続きを読む
『17歳の瞳に映る世界』(2020)
原題:Never Rarely Sometimes Always
監督:エリザ・ヒットマン
静かに淡々と進んでいく展開は地味だけど、良質のドキュメンタリーを見て>>続きを読む
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
原題:Everything Everywhere All at Once
監督:ダン・クワン& ダニエル・シャイナート
賛否両論ある本作。個人>>続きを読む
『君の膵臓をたべたい』(2017)
監督:月川翔
特に最近は進んでみるタイプの作品ではないけれど、ミスチルの『himawari』は好きだし、プライムビデオ無料配信が終わるということで鑑賞。
北村匠>>続きを読む
『スペシャルズ! 政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話』(2019)
監督:エリック・トレダノ&オリヴィエ・ナカシュ
『最強の2人』の監督コンビによる作品。
さすがに『最強の2人』>>続きを読む