『旅のおわり世界のはじまり』(2019)
監督:黒沢清
掴みどころのない不思議な映画。
ウズベキスタンという国のことをほとんど知らないが、バザールの熱気や雄大な自然などその魅力は十分に伝わった。>>続きを読む
『燃えよ剣』(2020)
監督:原田眞人
幕末史が大好きで小説、ドラマ、映画と色々と触れてきているが、正直これは厳しい。
司馬遼太郎の国民的な代表作をわずか2時間の映画にできるとなぜ思ったのだろう>>続きを読む
『黒い司法 0%からの奇跡』(2020)
原題:Just Mercy
監督:デスティン・ダニエル・クレットン
傑作。
作中でも登場する『アラバマ物語』など同じようなテーマの作品はこれまでも見たことが>>続きを読む
『Mr.ノーバディ』(2020)
原題:NOBODY
監督:イリヤ・ナイシュラー
★★★★
普段は平凡な人物が実はキレたらめちゃくちゃ強い。
ありきたりの設定だけど、本作はその強さが突き抜けていて、>>続きを読む
『おばあちゃんの家』(2002)
監督:イ・ジョンヒャン
都会から極度の田舎に来た少年が、耳も聞こえず、口もきけない祖母と2人きりで生活する。
テレビなどの暇つぶしもなく、食事も子供の舌には合わな>>続きを読む
『マスカレード・ナイト』(2022)
監督:鈴木雅之
どうせなら続編も、ということでこちらも鑑賞。
派手で見栄えはするけど、ミステリーとしては今ひとつのエンタメ作品という前作と同じような感想を持った>>続きを読む
『マスカレード・ホテル』(2019)
監督:鈴木雅之
緊張感は皆無で、気楽に見ることのできるエンタメミステリー。
テレビドラマをちょっと豪華にした程度の作品。というのが率直な感想。
東野圭吾原作だ>>続きを読む
『ドリームプラン』(2021)
原題:King Richard
監督:レイナルド・マーカス・グリーン
ビーナス・ウィリアムズとセリーナ・ウィリアムズの父、リチャードの奮闘を描く実話。
ウィル・スミ>>続きを読む
『SHE SAID その名を暴け』(2022)
原題:SHE SAID
監督:マリア・シュラーダー
相当の覚悟を持って作られた力強い作品。
冒頭の女性が走るシーンからずっと心が揺さぶられっぱなし。>>続きを読む
『天外者』(2020)
監督:田中光敏
五代友厚の生涯を描く作品だが、展開が早すぎて映画として成立していないレベル。
ダイジェストを見せられているようで、あまりに薄っぺらく感じた。
五代はもちろん>>続きを読む
『ヒトラーのための虐殺会議』(2022)
監督:マッティ・ゲショネック
ユダヤ人の移送と殺害の方法について検討するため1942年1月20日に行われた『ヴァンゼー会議』を、議事録を基に再現した作品。>>続きを読む
『この子は邪悪』(2022)
監督:片岡翔
公開当時も程度話題になっていたし、予告を何度も見せられていたこともあり、怖いもの見たさ的な興味はあったけど…。
残念ながら、あんまり自分には合わなかった。>>続きを読む
『博士と狂人』(2019)
原題:The Professor and the Madman
監督:P.B.シェムラン
オックスフォードディクショナリーの編纂に携わった学位なしの研究者と精神を病んだ殺>>続きを読む
『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』(2022)
原題:AVATAR: THE WAY OF WATER
監督:ジェームズ・キャメロン
IMAX 3D HFRで鑑賞。
技術の進歩あってか、映像は>>続きを読む
『アバター』(2009)
原題:AVATAR
監督:ジェームズ・キャメロン
新作のため、おさらいとして久しぶりに鑑賞。
公開当時に映画館で見て以来なので約13年ぶり。
ストーリーは忘却の彼方だった>>続きを読む
『ハッピーアワー』(2015)
監督:濱口竜介
『寝ても覚めても』『ドライブ・マイ・カー』『偶然と想像』と濱口竜介にどハマり中。
ただ、本作はブルーレイを衝動的に購入したものの、なかなか覚悟ができず>>続きを読む
『マイ・ブロークン・マリコ』(2022)
監督:タナダユキ
喪失と再生を描くロードムービー。
予告が面白そうだったので期待して鑑賞した。
テーマや発想は面白いけど、後ひと押しが足りずどこか消化不良>>続きを読む
『クライ・マッチョ』(2021)
原題:Cry Macho
監督:クリント・イーストウッド
老いとは何か、若さとは何かを考えさせられるロードムービー。
主人公の乗るボロボロの車がのんびり走り、その>>続きを読む
『Mr.Children GIFT for you』(2022)
監督:稲垣哲朗
完全にファン向けの作品なので、ファン以外の人には正直厳しいと思う。
個人的には25年来の大ファンなので涙が止まらな>>続きを読む
『WAVES ウェイブス』(2019)
原題:WAVES
監督:トレイ・エドワード・シュルツ
A24の青春映画はやはり一筋縄ではいかない。
予想通りかなり痛々しい作品だった。
特に兄タイラーが主人>>続きを読む
『茜色に焼かれる』(2021)
監督:石井裕
世の中はあまりに不公平で理不尽。
そんな当たり前のことを痛々しいほど突きつけてくる作品。
今を生きる誰しもが感じる閉塞感や苛立ち、やり場のない怒りを見>>続きを読む
『ノマドランド』(2020)
原題:Nomadland
監督:クロエ・ジャオ
『ノマド:漂流する高齢労働者たち』というノンフィクションを原作とした作品。
圧倒的なリアリティで、フィクションとドキュメ>>続きを読む
『ステップ』(2020)
監督:飯塚健
小学生と幼稚園児を子育て中の身としては、やはり自分の境遇に当てはめてしまい、最初っから泣きっぱなし。
父親だけでは子育ては難しいということは身に染みて分かっ>>続きを読む
『イン・ザ・ハイツ』(2020)
原題:In the Heights
監督:ジョン・M・チュウ
面白かった。
同じ地域を舞台にした『ウエスト・サイド・ストーリー』をアップデートしたような内容で、奇>>続きを読む
『天気の子』(2019)
監督:新海誠
安定の新海誠作品だが、個人的には、唐突に拳銃を登場させたこと、未成年に人に向けて発砲させてしまったことに他作品とは異なる大きな違和感を持った。
拳銃などという>>続きを読む
『コーヒー&シガレッツ』(2003)
原題:Coffee and Cigarettes
監督:ジム・ジャームッシュ
これは面白いのか?
ジム・ジャームッシュ監督作品らしく何か大きな事件が起こるわけで>>続きを読む
『THE FIRST SLAM DUNK』(2022)
監督:井上雄彦
中高時代に原作にどハマりし、コミックも集め、アニメも見ていたスラムダンク世代です。
『スラムダンク』終了後も『バガボンド』や『>>続きを読む
『ウエスト・サイド・ストーリー』(2021)
原題:West Side Story
監督:スティーブン・スピルバーグ
★★★
スピルバーグによるリメイク。
カメラワークや音楽のアップデートによりミ>>続きを読む
『カセットテープ・ダイアリーズ』(2019)
原題:Blinded by the Light
監督:グリンダ・チャーダ
個人的にはブルース・スプリングスティーンには思い入れはなく、曲も知らないが、実>>続きを読む
『ナイトメア・アリー』(2021)
原題:Nightmare Alley
監督:ギレルモ・デル・トロ
ギレルモ・デル・トロの世界観は大好き。
本作でも素晴らしい独自の世界を構築していて、それを見てい>>続きを読む
『SING シング:ネクストステージ』(2021)
原題:SING 2
監督:ガース・ジェニングス
見事な続編。
個人的には前作よりも好み。
そもそも第1作の時点でとても面白い作品だったが、舞台を>>続きを読む
『チィファの手紙』(2018)
監督:岩井俊二
岩井俊二の『ラストレター』の中国版。といっても、こっちの方が先に作られたみたい。
『ラストレター』は未見なので単純な比較はできないが、個人的にはあま>>続きを読む
『百円の恋』(2014)
監督:武正晴
安藤サクラの一人芝居かと見紛うような圧倒的な存在感に完全にやられてしまった。
妙にリアルなだらしない体型からボクサー体型への変化。また、生気や覇気の感じられ>>続きを読む
『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(2021)
原題:The French Dispatch of the Liberty, Kansas Evening Sun>>続きを読む
『ザ・スイッチ』(2020)
原題:Freaky
監督:クリストファー・ランドン
連続殺人鬼と女子高生の身体が入れ替わる。『君の名は。』的な発想とサスペンスの組み合わせは興味深く、さすが『ハッピー・>>続きを読む
『とんび』(2022)
監督:瀬々敬久
いまいちハマらず。
個人的には独自性や固有性がある映画が好き。
本作はベストセラーであり複数回テレビドラマ化された小説の映画化作品だが、既存のものと比較し>>続きを読む