8mさんの映画レビュー・感想・評価

8m

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マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

4.2

色味と画質、少年達の友情、母との関係、名作になるしかない作品
靴にやられた。
涙出た。
少年にではなく、母に感情移入してしまう年齢になってしまったなあ。


〜かもだ
という訳に、まさかと思ったらナッ
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.9

完璧に最高な作品だとは思わない。
でも、最後、不意に涙が出た。
自分の人生の色々なことに重なった。
カタルシスのある作品だった。

違う惑星の変な恋人(2023年製作の映画)

3.5

本作は会話劇が評価されているようだけど、個人的にそこがイマイチだった。
悪い意味での引っ掛かりしかなった。

ただ、面白いと感じるバカリズム作品で繰り広げられる会話と近い気もするので、間やトーンだった
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スオミの話をしよう(2024年製作の映画)

3.5

あまり刺さらなかった。

面白くなりそうな気配を終始漂わせてはいるのに、結局、跳ねることなく終わってしまった。
間が噛み合わず、ずっと上滑りしている感じがした。
テンションや温度感が、内容と比較して高
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MAHOROBA(2021年製作の映画)

3.8

オマージュがまんま過ぎる笑
もはやトレース

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.2

くらった。
強烈だけど繊細なお話でもある。
母と子の関係だけじゃなくて、隣人のカイラとの関係を描くことで、より胸にくるものがあった。
やるせないというかなんというか、どう言い表したらよいのかうまく言え
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トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦(2024年製作の映画)

4.3

めちゃ好きだった。
香港映画をお金かけてスタイリッシュに仕上げるとこうなるのね。
キャラクターがみな魅力的でとても良い。
バカバカしさもあるけどカッコよくて最高。
余計な恋愛要素がないのもグッド。
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いまを生きる(1989年製作の映画)

4.0

ずっと気になっていてやっと見た。
まさかそんな展開だったとは。
ロビン・ウィリアムズの演技はなんであんなに人の心をくすぐるんかね。
ラストのシーンはなんか知ってた。この映画だったんやね。
後半にかけて
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人間の境界(2023年製作の映画)

3.7

あくまでリベラル寄りの映画なのでどこまでが真実の話かは分からないが、映画としては圧倒された。
かわいそうだから受け入れましょうというシンプルな話でもない気がするが、人がボールのように扱われるのは気の毒
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アイスクリームフィーバー(2023年製作の映画)

4.0

ファッションとか音楽とか色々とオシャレで、役者さんもインフルエンサーな方々が多く、映画というより、インスタとかポートフォリオを見ているような感覚だった。

実験的でトリッキーな演出も多く、好き嫌いが出
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侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

3.9

ゆるーく見れた。
役者さんの演技とか画角が昼ドラな感じで、どこか懐かしさを感じてホッとする。

ラストシーンはとにかく痺れた。
ホンモノのサムライに見えて、魅入ってしまった。
最後のシーンで評価1割増
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水のないプール(1982年製作の映画)

3.5

坊主の内田裕也がイカしてた。
B級の中にある謎のセンス
でもまあB級

教皇選挙(2024年製作の映画)

4.1

良かった。
サスペンス調で面白かった。
結構好き。
画がセンスに満ちててとてもかっこよい。
ただ似たような顔と難しい名前に最初混乱した。

KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ(2025年製作の映画)

3.8

かわいかった。
アニメがポップでマンガ的表現が良い。

ただストーリーがもうめちゃくちゃありきたりで、ザ・アメリカンムービー。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.6

政治的なドラマがメインの作りだった。
字幕で見たが、直訳に近くて分かりにくかった。
事前にwikiを読んでから見るのをお勧めする。

オッペンハイマーが、祖国に忠誠を誓っていたのに嵌められた良識者のよ
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国宝(2025年製作の映画)

4.0

見応えある映画だった。
あまり3時間を感じなかった。

特に役者の力を感じる作品だなと思った。
歌舞伎のシーンは圧巻。
よく演じ切ったなと思う。
(邦画特有の自暴自棄なシーンは好きではないが。)

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LUPIN THE IIIRD 銭形と2人のルパン(2025年製作の映画)

3.7

そつなく面白い。
細かいことは置いといて、何も考えずにただかっこいいと思って見ていれば楽しめる。

きみの色(2024年製作の映画)

3.7

可愛らしい作品だった。
女性監督らしい作品。
好きな人にはめっちゃ刺さりそう。

ただ捉えどころが難しいなと感じてしまった。
色々な要素がフワッとしており、雰囲気で流れていった気がして、カタルシスの頂
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化け猫あんずちゃん(2024年製作の映画)

3.9

良い雰囲気の作品だった。
映像の塩梅とか音楽の感じとかとても良かった。

ただストーリーはあるあるな感じ。
もっとのんびりした日常をずっと観てたかった。

実写で録ってるのをそのまま声に当てているから
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ビッグバグ(2022年製作の映画)

3.5

ジャンピエールジュネらしいブラックユーモアな楽しい作品といえばそうだけど、全体的にまとまりがなくて、イマイチ乗り切れなかった。

HAPPYEND(2024年製作の映画)

3.8

高校卒業間際の環境が大きく変わっていかざるを得ない中での、若者たちの色々な感情の機微がいい塩梅で描かれていてとても良かった。
挟まれるユーモアのセンスも好きだった。

ただ、近未来の日本像が自分の感覚
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ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング(2025年製作の映画)

4.1

アクションもりもりでどれも見どころしかなかった。
お話もエモい展開

イーサンは気合いの人だな。
とんでもない鉄人

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

素晴らしい作品だった。

生活とは。人生とは。
人と人との関係とは。
生きるということを、主人公を通して、自ずと自分に問いかけていた。

美しさの中に儚さやさみしさのようなものを感じたのは、自分を写し
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ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

3.3

期待していた分、個人的にはイマイチに感じた。
自分には合わなかったという感想
カットの切変わりとか主旨じゃない登場人物の言動に引っ掛かったりしてしまい乗り切れなかった。
ずっとチグハグさを感じて見てい
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新幹線大爆破(2025年製作の映画)

3.8

爆弾が仕掛けられた状況を職員たちが、いかに対処していくか、そこがとてもおもしろかった。
ここぞという時に力を合わせて頑張る姿は感動する。

ただドラマパートがイマイチだった。
あの状況でも日本人ならあ
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ブルータリスト(2024年製作の映画)

4.0

「映画」を見た、という感じだった。
正直、何を伝えたかったのか、その意図は理解し切れなかったが、主人公の人生の一端を画面からぶつけられて、かなり喰らった。
装飾を廃して素材を剥き出しにするブルータリズ
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RRR(2022年製作の映画)

4.3

めちゃくちゃおもしろかった。

展開が熱い。
歌舞伎の見得のような仰々しい立ち振る舞いやコテコテの構図のカットなど演出も熱くて最高だった。
謎に映像もキレイ。
音楽も素晴らしくて歌詞がかっこいい。
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.9

良い映画だった。

青春映画特有の痒さはあれど、みんなキラキラいい演技をされててグッときた。

特にラストシーンは圧巻
演技以上の何かがあった。

音楽もいいね。

駒田蒸留所へようこそ(2023年製作の映画)

3.6

ウィスキーと蒸溜所に着目したこと以外は、よくある脚本のよくある構成のよくある作品というのが正直な感想だった。
王道をなぞっているので、良いお話しにはまとまっているけど、新しいものを期待していた自分にと
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十一人の賊軍(2024年製作の映画)

3.4

申し訳ないけどダメな邦画という感じ。
登場人物、引いては役者さんを引き出しきれてないというか扱いきれてないというか、ずっと上滑りしてる感覚があった。
お話し的に画変わりもしないし、魅せるのが難しいとは
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