さよならこあゆちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

さよならこあゆちゃん

さよならこあゆちゃん

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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.5

おしゃれなアニメーション……!
ヒトってなんなんだろって不思議な気持ちになる。作中の人間、めちゃめちゃ生きることに貪欲で強い。

話のスケールでかいし見たことない生き物いっぱい出てくるので脳みそ疲れま
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.6

大興奮!!祓魔バディホラーアクション!!!

めっちゃ爆発するしめっちゃ謎の風吹くし人間はぶっ飛びガラスが割れまくる。画面派手派手!最高。
悪魔の口がとにかく悪い。最高。日本語字幕が一生懸命下ネタ回避
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

眩しすぎる変声期。生きてる世界の違う男と少年の幻のようでしっかり幻じゃない謎の交流。ピカピカや……

⚠以下長文
聡実少年がとにかく美しくて大変。眼鏡もリュックも傘の柄のデザインも全部そのへんの男子中
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劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!(2008年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

5期の鬼太郎のいいところぜーんぶ!!!

これ、地区ごとに6パターンあるんですね、すごい。とりあえず関東版を視聴。途中で猫娘があっちこっち駆けずり回って横丁への入口を探すシーンがあるんですけど、それが
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.5

父さんかっこよーーーーー!!!!
桜が似合いすぎる。タッパもあるし手は大きくて力強いのにすべすべと白く、顔にかかる髪は柔らかく二次元映えするミステリアスな長さ……あまりに美丈夫……
猫ちゃんがああなる
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エコール(2004年製作の映画)

3.8

少女の脚、揺れるリボン、白い蝶の標本、羽化。
噂にたがわぬうつくしさだけど全編通してずーっと説明できない謎の不穏さに包まれてる。

平たく言うと少女たちの奇妙な寄宿舎と卒業の話?なのかな。

画面には
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

意味がわかんないけど画面が爽快すぎる。

主人公のニコラス・ケイジがめっちゃハードボイルド。飲んだあとの空き缶は絶対に握りつぶすしダクトテープを絆創膏にする。この主人公、一言も喋らないところが人間離れ
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リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1960年製作の映画)

3.0

おかしくて不気味でちょっとかわいい。

変な登場人物たちが嘘っぽい町であっちこっちするのがかわいい。大戦直後だからか変な植物の出どころが日本なのもクスッとする。
feeeed mee(古い映画の化け物
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エスター(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

とにかく気持ち悪い!

病的なまでに狡猾で知能の高い、そしてこだわりの強い神経質なところを感じる少女・エスターとその正体……
じわじわと積み重なった違和感が後半のネタばらしで一気に気持ち悪さに変わりま
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グレムリン(1984年製作の映画)

4.1

レトロかわいくてクリスマスムードもたっぷり、かつスリリング。

ギズモがとにかくかわいい。
モグワイ、とても賢い生き物でほわあってなる。なんかちょっと喋るし(妖精だとしたら逆に動物寄りとも取れるけど…
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.8

それでも生きていくのだ。

終戦記念日を控え、加筆版の視聴。
切なくもうつくしい描写の数々にぼろぼろ泣きながら見入ってしまう……
遊郭の女性・リンさんにまつわるエピソードが追加され、さらに奥行きが増し
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犬鳴村(2020年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

怖がらせたいのか先祖の絆でほっこりさせたいのかわけがわからん(笑)

途中まで恐怖回避バージョンで見てみたんですけど集中できなさ過ぎて通常に戻しました。試みとしては面白いけどやっぱり意味がわからない(
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

見たことあるこういうの。
家族間の不和、動物の祟り的な報い、SNS狂いの身内……

とにかく主人公の少女ティンヤちゃんが可哀想。あの年で管理職ばりの板挟みに遭ってる……
私の好みは怪異の独壇場やりたい
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映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.5

いやなんか思ったよりちゃんとしてるな……

美術よしモーションよし、アクションありギャグあり泣かせる場面もあり、キャラクターもちゃんと立ってるし演技も良い。内容の外での炎上が悔やまれる……(笑)
ちゃ
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.8

そうはならんだろwwwwなってるわあ!!

勢いがあってめっちゃ元気が出た。
インドの美男子、いいな……振り返るときにパアン!って髪がなびき水がしたたり筋肉がはじける(笑)
思ったよりちゃんとアクショ
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

完結おめでとうございます!
いやー、碇親子、ほんとにお騒がせすぎるでしょう!!
壮大すぎて親子喧嘩ってレベルじゃないんですよ(笑)

エヴァはよく、登場人物全員未成熟なのがキモすぎるみたいな批判をされ
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

やっぱり細田監督の描く少年少女はいいな……私はすずちゃんとケイくんがすき。というかあれは少女であろうとほぼ全員実質少年な気もしますが。
あとイケガミヨリユキさんのキャラクターがいるのうれしい、かわいい
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

たしかに……花束みたいな恋を……してらっしゃる…………

事前にSNSでしゃらくせえ! みたいな感想をいっぱい見てしまっていたんですけど(笑)みなさんの気持ちはわかる……冒頭の「わたしたち特別なんです
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アラジン(2019年製作の映画)

3.6

新キャラ居るしジャスミンが進化してる!!笑

結局アニメ版の方がフェチだなとか言ってしまうと身も蓋もないのでいいところを書き付けておくと、実写がめちゃめちゃきらびやか~~衣装とか、ジーニー絡みのCGと
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.7

不良少年たちのひと夏の冒険。

少年らしい快活さと向こう見ずさの合間に垣間見るそれぞれの傷。ナレーションから漂うノスタルジー。
冒険、成長、爽やか!と言い切るには死の匂いがあまりに濃い……まず死体探し
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.4

かわいくて愉快でロマンチック、そしてせつない。

たった二日ほどの出来事が、オードリーヘプバーン演じるアン王女をあどけないお姫さまから成長させる描写が大変うつくしくドラマチック。
尊い……

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

うつくしすぎる新作童話……

姉妹それぞれに国を持つという結末は、なるほどと思いました……なるほど……
孤独を克服し、精霊の力を目覚めさせていくエルサ女王のうつくしさが本当にすばらしくて前作にも増して
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.8

濃いなあ!!!!

映画二本分くらいの激闘……観賞後、喪に服したらいいのか闘志に燃えたらいいのか分からなくなる。でもめっちゃ泣いたし左右みんなハンカチ使ってた……感情を揺さぶる天才か……
鬼滅のメガヒ
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来る(2018年製作の映画)

3.8

鬼の所在をめぐるド派手心霊バトル。

血糊の量がすごい。人間関係の不和、電話、鬼憑きの少女に大量の水子、虫、ポルターガイスト、病院、とにかく心霊ド派手総動員!!
迎え撃つ霊能者たちもばちぼこクールです
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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

2.3

ひたすらIfの万華鏡。映像美ごり押し、美少女フェチごり押しで展開される最高純度のセンチメンタルな妄想……

いや、正直最初に出た感想は何を見せられているんだ……だった(笑)
はっきりしない主人公、かわ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

しばらく言葉が出なかった……
怖いのに爽快。きれいなのにグロテスク。そしてめちゃめちゃ不安。
トリップと正気を行ったり来たりする不穏な絶叫マシン。

私たちの常識って、たくさんある価値観のなかの本当に
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劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

3.9

待っていました続編……!!!
相変わらずの映像美、そして展開のえげつなさ(R15指定です)。すごい……
映画館で見ると声優さんの声がちょっときんきんするかも。

やはりリコたちのパートナーシップに心う
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

4.7

ぶすって言われたことある女の子は全員みてほしい!!!!!!あの、みて!!!!っていうかもうこのルッキズムバリバリの世界に生きる男女全員みて……

ごきげんでハイなコメディタッチなんだけど、扱っている問
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空気人形(2009年製作の映画)

3.9

私もあるとき、誰かのための虻だったろう
あなたもあるとき、私のための風だったかもしれない

エモすぎ号泣……
ある日、心を持ってしまったラブドールの冒険。ぜんぶがエモい。もうずっと胸がぎゅってなる。エ
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.8

うつくしいペールブルー、不安定な記憶のような映像、人魚の歌声と唸り、水音、血。

姉人魚のシルバーがいとしくおろかでそして儚い。胸がぎゅっとなってしまう……アンデルセンの人魚をあからさまになぞったシナ
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.7

爆速エモエモ爆弾……だ……

エモです。
やたら綺麗な空、やたらリアルな音響、謎の間、やたら多い独白……うなされそうなくらいエモ……経験してないはずなのになんか見たことある気がしちゃう平成ノスタルジー
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プロメア(2019年製作の映画)

3.9

アツかった……!

バカでまっすぐな主人公、いいですね。すき。
常に轟音、常にちっかちかのメカニックバトルもアツアツ。ポップな色使いがおしゃれ。
とにかくキャラがかわいくて、ガロかわい~っ!ルチアちゃ
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屍憶 SHIOKU(2015年製作の映画)

3.7

青と赤でつくられた憂鬱な色調がすき。鈴の音とか赤い婚礼とか、不穏で美しくて最高……

見たかったお化けがいっぱい見られて大変満足でした……
感動オチにならない、ちゃんとこわいホラー(期待はずれすぎてレ
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.0

キューブリックの画がやっぱりめちゃ美しいのと、同氏の描く男性の暴力がやっぱめっちゃこわい……なんかそれ絡みのトラウマでもあったんだろうかってくらい狂気的。
エッチで暴力的でいろいろ絶望的な筋書きが展開
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そうして私たちはプールに金魚を、(2016年製作の映画)

3.9

純文学じゃん……
空まで狭い狭山の町で、くすぶっている少女たちの肖像。それでもまぶしいのは、たぶん青春だから。儚い夢と諦念。すき……

アメリ(2001年製作の映画)

3.7

夢の中みたいな緑と赤の配色が印象的。画面が常にかわいい。女子!パリ!空想!

他人の人生の軌道修正は躊躇いなくできるのに、自分のことだとまごついて遠回りしてしまうアメリがじれったくてかわいい。みんなが
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