あかりさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

あかり

あかり

映画(605)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

うわーん次回作もよろしくお願いします!!!

前回と違わず爽快な伏線回収
魅力的な場面設定、登場人物たち
愛すべきヒロイン!

前回よりも展開に予想がつく点は多かったけど、シリーズとしての骨組みがしっ
>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

クイーン好きなもので逆にプライドが邪魔して観れていなかったのをついに観た

フレディーがインド系だったとは全く知らなかった
エイズやゲイを知ったきっかけがフレディーだったことを思い出しつつ観た

バン
>>続きを読む

ラブ・ハード(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

現代の出会い方、家族、仕事、色々がほどよく解像度が高くてよかった

あの「レイプの歌」をジョッシュがとても上手く歌詞を変えたところに、こんなに周り(女性)に気を配りながら生きている人が絶対に悪い人なわ
>>続きを読む

スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.7

ヒロインMJの、不遇な家庭環境に生まれ、とりあえず強い男の庇護下に入ってなんとか事態を打開しようというという立ち振る舞いが悲しかった

結局主人公もナード感出してるけど賢くてマスキュリンなんだよな

クリスマス・クロニクル(2018年製作の映画)

3.7

イケおじサンタ

エルフがアニメアニメしすぎていてちょっと興を削がれた

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

命についてピノッキオが受け止めるシーン泣いた

親であっても自分を思っていても言い方を間違えてしまうこともあるし、それはきちんと受け止めるし、でも最終的にmistreatするやつは反撃すれば良いのだと
>>続きを読む

ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしい仕事と人生の物語だった
原作を小学生のころ読んでとっても好きだったのが今回映画館で観ようと思ったきっかけだけど、
イメージできなかった街や時代の様子、労働の気高さを鮮烈に描いている点で、余裕
>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.7

プリンスかわいい
トーマス比喩めっちゃわかりやすい
ディーゼル!

鮮やかなバトルシーンは残酷だけどもバトルが起こる理由含めなんともリアルで好きだった

確実に原作は読みたくなった

バッドガイズ(2022年製作の映画)

3.6

写実的でないアニメーションが好きなのでその点楽しめた
警官たちが吹っ飛ぶのとかとても楽しい

しかしながら「この監督にはこういうふうに世界が見えているんだな」的な驚きのある誇張ではなくて古い日本アニメ
>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

常識など一切通用しない一大歴史スペクタクルフィクション映画
期待を超えてきた

ラーマとビームの友情が芽生えるシーンが好き
こういう「水と炎のように正反対な2人が共闘する」という少年漫画な展開に心が躍
>>続きを読む

クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

2022年ハロウィン気分を盛り上げようと観た

雪が赤く染まるクリムゾンピーク

雨と雪に侵食され穴が開き泥に沈みゆく屋敷に住む姉弟
ネグレクトされお互いしかいなかった人生

主人公が朝ドラ的に純粋で
>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

3.5

人を巻き込む「好き」の力と「好き」を支えてくれるひとたちのすごさが伝わってきて
ずっと心があたたかかった

のんを主役に置いたことでテーマがくっきりとしたと思う

観ていてテンポ感が合わないところもあ
>>続きを読む

バイオハザード II アポカリプス(2004年製作の映画)

3.5

小さい頃だったらめちゃくちゃビビってたと思う
アクションめちゃくちゃかっこよかった
身体能力上げたいー

1よりもゲーム感が強くなっていて、キャラのわかりやすさやステージごとのバトル感が面白さとともに
>>続きを読む

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.9

窓が印象的だった

ざらざらとした毎日と手からこぼれ落ちる恋が
美しく細部まで行き届いた画で描かれていて28歳最初の映画としてふさわしかった

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.9

いろんな悲哀と腐敗したシステムと

悪いことをしているのだから当たり前だけど、緊迫感がすごい
記憶術のリアルさもすごい

最後自分が何者かを決めるのは、誰の信用に足る人物でありたいかというところだよね
>>続きを読む

怪盗グルーのミニオン大脱走(2017年製作の映画)

3.8

人間に対する洞察力が深い映画

ミニオンというひとじゃないものが関わるから生まれる深み

ドルー可愛い

好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

3.9

自分が、自分の好きな自分でいるための努力
日常を維持する志

そういう目を凝らさないと見えてこないものが美しく描かれていてよかった

ピンポン(2002年製作の映画)

4.0

とても好きだった

自分を信じてくれる人に応えようとする気持ち

ワクワクという
知りたい気持ち
極めたい気持ち

それを見守る大人の愛

そういう気持ちへの少しずつの気づきがあって大人になってきたこ
>>続きを読む

犬王(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

すごかった
完全に新しいものを見た
アニメで体と意識を描くのって一握りの人しかできない本当にすごいことだと思う

初めて平家物語をどう受け止めるかがすんなり入ってきた

アヴちゃんの声が大衆に「新しい
>>続きを読む

少林サッカー(2001年製作の映画)

3.7

絶妙なバランス感覚(時々足を滑らせているけど)で紡がれるアクションコメディー

この物語に入り込みすぎない、適度に突き放される感覚、新しかった

キャラクター全員良い
特に空渡りが好き

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.8

コーヒーとタバコ
休息の時間

コーヒーとタバコで保つ時間
なんとなく離れ難いけど早く遠ざかりたい関係

一人一人の表情と、テーブルの様子が、物語るさまざまが深い

誰もが味わったことのある時間がじん
>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.2

後半ずーっと涙が止まらなかった

日常の音と
大きな世界の苦しみや悲しみ
そこに確かに存在しているひとりひとりの人間

解決できない問題を抱えながらも、理解しようとすること、自分の思いを語ることで、そ
>>続きを読む

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

えぐ面白かった

キャラクターの個性を余すことなく伝える最高のストーリー

命を簡単に奪う人の命は簡単に奪われる
というよく考えれば当たり前のことがめちゃくちゃ強烈に突きつけられるので楽しい

ハーレ
>>続きを読む

ハンニバル(2001年製作の映画)

3.8

音楽がいい

レクター博士に動物が寄り付かない設定はファンシーすぎるけど

ヒトの人間的な部分とヒト的な部分と
レクター博士は人間的な部分に疑いを持って生きているんだろうな

場面場面が美しかった

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

最後に神と向き合うとき、その瞳の中の自分はどんな姿か

シーンと音楽が全て印象的で、監督はもちろん役者、カメラマン、この映画に関わる人全てが観られ方をわかっているんだろうなと思った

最後のシーンの主
>>続きを読む

ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)

3.8

よくあるラブコメだろうなと思って観はじめたらおもったよりいい話だった

自分が自分を好きでいれること
大事な根っこはそこ

ファーゴ(1996年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

“I just don’t understand”と言ったマージの顔、無言のグリムスラッド、怯えるカール、ジェリーの空虚な目

雪に血って映える

強欲さは悲劇を生むけど
何か物足りなさを感じて分不相
>>続きを読む

ビルド・ア・ガール(2019年製作の映画)

3.7

心臓がギュンってなった
貧しいなかでなんとか身を立てようとするジョアンナ

自分に人を傷つけることができると分かったときの暗いよろこびと、
自分のできることが人に喜ばれることだとわかったときの嬉しさ両
>>続きを読む

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

3.1

大怪獣を前面に押した広報でなければヒットしたのでは
そこには笑いにストイックな大人たちがいた

深夜連続ドラマだったらめちゃくちゃファンがついたと思う
まあ確かにキャストを見た時点で悪ふざけの匂いはあ
>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

最高のブラックコメディー
巻き起こることに対する全ての人間の反応は笑えないほどリアル

正常性バイアス
政治的分断
「ドントルックアップ」というどう考えても前向きでない言葉を叫ぶ人たち
資本主義

>>続きを読む

殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

間宮祥太朗はどうみても高校生ではなかったけど良かった

自分の劣っている部分ばかりが目について、どうにも折り合いをつけられなかった中学生〜大学生の頃を思い出しつつ、そういう中でも友達とかがかけてくれた
>>続きを読む

ズーランダー(2001年製作の映画)

3.5

最高に笑えた

登場人物全員アホだし
「マグナム」のところはかなり笑った
風刺と愛が混ざっていて好きだった

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.0

キングスマンシリーズ好きすぎる...ひんっ...

シリアスさとユーモアのバランス感覚が相変わらずすごい
そして人間の傲慢さと、卑怯さと、弱さと、強さと、美しさ全てを描こうとする一貫した姿勢は本当に尊
>>続きを読む

ザ・ハッスル(2019年製作の映画)

3.4

詐欺師vs詐欺師

笑ったけどレベルウィルソンとアンハサウェイもうちょっとうまく使えたのでは?という感じ

ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

2.7

特に気付きも、傷つきも、すっきりも、なかった

これ2021年公開の映画なんだよね?内容が10年前じゃない?
演出が寒くない?

とりあえずこの映画を見て得たのはイヤーカフって可愛いんだなということを
>>続きを読む

エッシャー通りの赤いポスト(2020年製作の映画)

3.7

園子温監督のインタビューを読んで、エッシャー通りの意味を知り、全てが腑に落ちた

ループから違うループに移ること
自分の人生を生きること

横っ面をはたかれた気持ち