rei0323さんの映画レビュー・感想・評価

rei0323

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ホノカアボーイ(2008年製作の映画)

5.0

ハワイでもキラキラしたイメージのオアフ島ではなく、ハワイ島のホノカアが舞台なのが新鮮。派手なものは何もないけれど、時間がゆったり流れ、出てくる人皆何だかクスッと笑えて可愛らしい。

ビーさんの作る料理
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.5

時計仕掛けのオレンジを思い出した。

主役の変わらない表情とぽっこりお腹と無垢な雰囲気で大分まろやかに誤魔化してる。やっている事はサイコパスそのもので身勝手で残酷。

時計仕掛けのオレンジは胸糞悪くて
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ピンクとグレー(2016年製作の映画)

3.5

何とも奇妙な構成に後半1時間入って15分位は頭が追い付いていかなかった。俳優達の演技力を楽しむ作品。

少し前に著名な俳優さんの自殺が続いた時私は理由を延々と考えてしまったけれど、分かる訳ないんだ、と
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.0

歓びを消費から見出すのでは無く、自己の鍛錬と自然と共に生きる力を身に付ける事から見出す。

6人の子供達とそのパパは人里離れた山奥で狩りをし学び音に触れ、日々の鍛錬により卓越した頭脳と身体能力を持って
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.0

住めなくなってしまった地球。新たに人類が住める惑星を探す旅に出るという途方も無い話。

相対性理論とか訳わからないし博士達の会話の半分は意味が分からない。

けれど、そのバックには大切な家族との絆があ
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

5.0

27歳の拗らせアラサーフランシスの成長を描いた物語。モノクロが洒落ててニューヨークの街並みにピッタリだった。何というか、見終わった後は踊り出したくなる様な良い気分。

女性の27歳って一番悩む年頃だと
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13時間 ベンガジの秘密の兵士(2016年製作の映画)

4.0

戦争映画は観ていて辛くなるのだけど史実に基づいたものが多いから興味深い。この作品もブラックホークダウンと同じ様に歴史上の事実を淡々とリアルに描かれたものだった。

2012年の9.11にこの事件があっ
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

5.0

原作は200万部も売れているベストセラー作品。エマワトソンがこの作品をどうしてもやりたいと声を上げて出来た映画らしい。

「ウォールフラワー」とはダンスの相手が居なくて1人で壁の前に立っている者の事。
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寄生獣 完結編(2015年製作の映画)

3.5

ミギーがひたすら可愛いなぁ…こんなペットほしい。

一作目に比べて規模が大きくなって、SATの戦略的な闘い方も良かった。深津絵里さんが寄生虫が人の心を持ち始める複雑な心理をうまく演じていた。美しかった
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ良かったなぁ…
最初とんでもない偏屈じいさんでどうしようかと思ったけど…彼の人生の振り返りや曲者だけど憎めないご近所さんの相手をしている姿を見ている内にどうしようもなく愛しくなってしまった
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J・エドガー(2011年製作の映画)

5.0

FBIを作ったジョンエドガーフーバーの生涯を追った作品。評価は余り良くないけれど私は好き。というのも、エドガーと片腕のトルソンの関係性が出会った時から最後まで本当に素敵だった事が大きい。

存在自体知
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.0

ディカプリオが初めてオスカーを獲得した作品。端正麗しいレオ様は何処にもおらず、居たのは生きるために枯れ草を、生魚を、動物の内臓を食らう、獣の様な姿。

1823年アメリカ北西部の極寒地で毛皮を採る仕事
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.0

成熟した妻と子供の様に拗ねる夫。開始早々夫の幼稚さに辟易したが、子供を通して、他者を通して、自分や亡き妻と向き合い心の成長を遂げた主人公幸夫。

亡くなってからじゃ遅いんだけどなぁ…
居なくならないと
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

なんて不気味な映画…ヘレディタリーと同じ監督と言う事だけどまだあちらの方が理解できる…
個性を受け入れる時代とはいえこれは無理だ…

スウェーデンの奥地で90年に一度開かれる祝祭に参加するお話。
想像
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風をつかまえた少年(2019年製作の映画)

5.0

観て良かった映画がまた一つ増えた。
2時間弱の殆どが見ているのが辛くなる様なシーンばかりだったけれどウィリアム少年の諦めない心が最後に笑顔にしてくれた。

アフリカの最貧国マラウイで大干ばつが起き飢饉
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アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

4.0

何度か観た事あるはずなんだけど余り覚えてなかったなー。何故か一人でゴルフをするシーンだけ鮮明に覚えてた。

この映画の良さは単にゾンビとの闘いでは無く孤独との闘いを主に描いている所。その為話にグッと深
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

5.0

ニコラスケイジが出てる作品で一番好きかも。

社会的ステータスのトップにいる独身貴族のジャックが、愛し合っていた女性と家族を持っている別の世界線に行ってしまうお話。

人生は選択の連続で、普段は多忙で
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寄生獣(2014年製作の映画)

4.5

ミギーをどう違和感無く映像化するのか疑心暗鬼で観てなかった映画。造形は少しおもちゃ感あったけれどミギーの声の違和感は私は大丈夫だった。少し主役のイメージが違うが、これはこれで良い。

初めて染谷将太さ
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

5.0

切ないラストだけれど好きだなぁ…
豪華絢爛な画面に圧倒された。ギャツビーの余りにも純粋で一途な恋物語。

とんでもないお城に住み夜な夜な煌びやかなパーティーを開く謎の男の隣に引っ越して来たニックが主人
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スティーブ・ジョブズ(2013年製作の映画)

3.5

Apple社の製品を初めて知ったのはiPodからだったと思う。当時小さくシンプルで洒落たデザインに目を奪われた。

Apple社を仲間と立ち上げどう現在にまで至ったのかとても興味深く視聴した。ジョブズ
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EXIT(2019年製作の映画)

4.0

想像以上に面白い!何が良いってこの主役のキャラ。ダメヒーローなんだけどイザと言う時に底力を出す。ヒロインも自分より周りを心配する性格の良さ含め外見もとても可愛い。

思った以上にスケールが大きくて、ビ
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パーマネント野ばら(2010年製作の映画)

4.0

なんてシュールで力の抜けた映画だろうと思いながら見ていたら後半30分衝撃の展開に。

方言が気になり調べたら高知県の言葉だった。高知県の港町に佇むパーマ屋さん"パーマネント野ばら"を舞台に個性的な女性
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

話題作だけどやっぱりミュージカルは今一入り込めないなぁ…とやめようか観続けようか考えながら半分の時間が過ぎて。でも後半から目が離せなくて…
the endの字幕が出た時、あぁ良い映画を見た!と思った。
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ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

4.0

淡々と戦争の虚しさが伝わって来た。2時間半の長尺の内殆どがひたすら銃を構え撃ち合うシーンだった。

国同士の闘いでは無く内戦への介入による戦争。1993年に実際にあったソマリア内戦。内戦を終結させる為
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カルト(2012年製作の映画)

4.5

妙な満足感あり笑

演者達が微妙で観て無かったのだけどこの芸能人達だから良かった!彼女達だから醸し出せるドキュメント感。一昔前にこういう番組本当に有りそうだから妙にリアル。

場面はドキュメント風に3
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

5.0

この物語を前にしたら何を書いても薄っぺらくなってしまう様な気がする。
"愛とは何か"って永遠のテーマだと思うのだけど"愛とはこういうものだよ"と確かに指し示してくれた。

若い時代の2人の恋愛は眩しい
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エリジウム(2013年製作の映画)

3.5

退廃した地上と宇宙の楽園の対比がある意味どちらも美しく見所。

2154年の未来の話。究極の貧富の差により殆どの庶民は荒廃した地上で貧しい生活を送り、お金持ちは宇宙の"エリジウム"で悠々自適な生活を送
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ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

5.0

金曜ロードショーようやく見れた〜。

30年前の映画なのに映像技術が素晴らしい。恐竜の質感とかリアル。演技も感情がダイレクトに伝わる感じ、良い意味で分かり易くて楽しめる。子役もとっても可愛いし。

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そして父になる(2013年製作の映画)

5.0

6年育てて来た子が産院での故意の取り変えにより本当の子で無い事が発覚する…こんな事が自分に起こったらどうするだろう。

6年育てれば愛情は間違いなく有る訳で、でも血という抗えないものが有る訳で…

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ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像(2018年製作の映画)

5.0

絵画という芸術の海を漂える心地良い映画だった。フィンランドのヘルシンキが舞台。ヨボヨボの72歳の美術商が主人公。経営難に陥り店を畳もうか考えながら、良い商売をする事を渇望していた。

そんな時署名も出
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ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

4.0

ユダヤ人虐殺や対ドイツ側の映画では無くナチスドイツ側の映画は初めて観た。

題にもある様にヒトラーや将軍達とその家族、そして主人公含めた女性秘書達の戦争終結までの12日間に焦点を当てている。

あちこ
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YOU ARE NEXT ユー・アー・ネクスト(2016年製作の映画)

2.8

ここの所心温まる素敵な映画ばかりみていたけどこういう系ホラーも好き。ファイナルデッドシリーズとかスクリームやラストサマー。

初めて観たホラー映画がラストサマーなんだけれど展開が似てた。
復讐ものだと
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家へ帰ろう(2017年製作の映画)

5.0

凄く、凄く良かった…!月並みだけど嗚咽するほど涙が出て胸がいっぱい…
ただのおじいちゃんのロードムービーじゃない。その背景には胸が苦しくなる様な過去が有り、出会う人にも意味が有る。

老い先短いおじい
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ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

5.0

笑えてじんわり切なくて最高でした。
夫婦愛や親子愛、恋愛から友情まで全てを詰め込んだ宝箱みたいな作品だった。

25年も連れ添えば色々思う事はあるよね〜綺麗に飾られた庭での修羅場で一気に膿を出せて良か
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フローズン・グラウンド(2013年製作の映画)

3.5

アメリカのアラスカ州で1970年代から80年代に実際に起きた事件。

ジョンキューザックが好きだから見たんだけど新鮮な役所だった。ニコラスケイジが捜査官役。二大俳優の対決は見応え有り。

"この映画を
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.5

雰囲気のある館とゾロゾロ揃う登場人物、そこで起きる事件と推理…こういう映画無条件に好き。

富豪の祖父が死に家族が遺産を巡ってモメる。有りがちな展開だけど半ばで何故そうなってしまったのか明かされさらに
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