あましおさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

あましお

あましお

映画(56)
ドラマ(0)
アニメ(0)

三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.7


たったひとつの殺人事件だったはず
なのに、
多角的で、見る方向によって
悪いのは誰か、正義は何かが変わる

何一つ"真実"が見つけられなかった
最初からそんなものなかったのか…

誰のための裁き?
>>続きを読む

あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

3.9

後編…
土日に見ようと思いつつ気になりすぎて平日の夜見始めたら止まらず、結果寝不足…

後半になるにつれて、どんどん胸が苦しくなってきて、でも鷲掴みにされて、胸がぎゅーーーっとなった
涙が出た
ボクシ
>>続きを読む

あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

3.9

まずは前編を…

見慣れた新宿の景色に、どことなくドキュメンタリー的な雰囲気が漂っているように感じた。
それぞれが抱えている葛藤や苦しみも、見ていて惨めになるというより、一緒に歯を食いしばり、耐えて、
>>続きを読む

去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

3.6

騙されたい!!と思ったので、
あえてあまり情報を見ずに鑑賞。

後半にかけて一気に伏線回収してくる展開、theサスペンスって感じで、
世界観にどっぷり浸ったり、感情移入しながら見るというよりは、
アト
>>続きを読む

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.9

なんてシンプルで強いタイトル!
”余命宣告”、”家族愛”、”困難に立ち向かう”、”生と死”
こう物語の要素だけ並べると、既視感を覚える。
でも新しいなぁと思ったのは、衝撃的なラストシーンのせいなのか
>>続きを読む

HAZARD ハザード(2002年製作の映画)

3.5

オダギリジョーが好きなので、そして園子温も好きなので数年前に鑑賞。


「眠すぎる日本、だけど眠れない日本」

平和で平凡な大学生活に、
何者でもない自分。
誰にも急かされていないのに
焦燥感に苛まれ
>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.1

2016年12月、テアトル新宿で鑑賞。
余韻がすごくて、見終わった後になって涙がでてきてしばらく動けなかった…
後日もう一回見に行きました!

戦争中という、いまの私からしたら「非現実的」で「非日常的
>>続きを読む

転々(2007年製作の映画)

3.7

大好きなオダギリジョーが出てる!ということで、数年前に鑑賞

とってもやさしくて、でも切ない
あったかいんだけど、さみしい物語

昔から、日曜の15時くらいに日が差し込む部屋でのんびりだらだらしてる時
>>続きを読む

昼顔(2017年製作の映画)

3.7

ドラマにはまってたので、友達と公開日に映画館で鑑賞。想像以上に昼顔の世界に入り込んでしまい、あっという間の2時間だった。

ドラマ版でサワ(上戸彩)を
不倫の世界へ誘ったリカコは、
「不倫は究極の恋愛
>>続きを読む

永い言い訳(2016年製作の映画)

4.2

妻を愛していなかったこと、妻が亡くなったのに涙が出なかったことへの言い訳(懺悔?)の物語だと思って見始めたが、ちょっと違っていた。

見始めて早々に
本木さん演じる幸夫の、理屈っぽく、愚痴っぽく、そし
>>続きを読む

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

3.8

彼らが本気で編むときは、
この句読点の先にどんな文章が続くのかと想像しながら見進めた。

母親に置いていかれ、愛を「知らない」孤独な少女トモ。
11歳という、色んなことを受け入れられなくても仕方がない
>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.7

だいぶ乗り遅れてしまったけど、やっと、やっと!!仕事終わりに劇場駆け込み1人鑑賞。

予想を何倍も上回る面白さでふるえた、、、もっと早く見ればよかったと大反省。
細かい演出でいちいち笑った
もっかい見
>>続きを読む

おとぎ話みたい(2014年製作の映画)

3.8

1回見てみて。って言いたくなる映画!!
じわじわこみ上げてくるものがある。

新しいタイプの映画だという予感はしていたが、
なんというか、、長い詩の朗読とMVを同時に見たような感覚だった。
それぐらい
>>続きを読む

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.6

去年公開初日に鑑賞し、
舞台挨拶で石井監督、池松壮亮さん、石橋静河さんを近くで拝見できました!

他の映画を見るときのように、ストーリーや登場人物への感情移入、ある種の現実逃避を楽しむという感覚とは
>>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.9

仕事を言い訳にしばらく感想書かなかったのを反省。やっと書ける!

人間っぽくて非常に好きな作品!
「共感度ゼロの最低な女と男」
たしかに、わかるー!とはならない。
だけど、

運命や約束という女が喜び
>>続きを読む

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.8

この映画好きだと思うよ、とオススメされて鑑賞。そして本当に好きだった。
誰かに好みの映画を当てられるのってなんとも言えない嬉しさがある!笑


ボブとシャーロットは、観光で東京に来たわけではなく、あく
>>続きを読む

ぐるりのこと。(2008年製作の映画)

4.5

いつ見てもグッとくるし救われる!

個人的には月日を置いて繰り返し見たくなるような作品です。
思い入れがある分、感想書くのに3日かかりました。笑


「愛」とか「生死」とか、文字にすると漠然としすぎ
>>続きを読む

パーフェクト・レボリューション(2017年製作の映画)

3.6


リリーフランキーが好きという理由で、公開翌日に早速鑑賞。

序盤から、ファンタジー映画を見ているような感覚を覚えた。
(特にミツが)あまりにポップでまっすぐで、「空想の中の物語。嘘みたい。」とい
>>続きを読む

愛のむきだし(2008年製作の映画)

4.5

見終わったときの衝撃がいまだに忘れられない。
映画って人の心をごっそり奪い去る力があるんだなーと思った作品。大好きです。


本作品を印象付ける様々な要素

愛人に溺れる聖職者の父
父のための「懺悔」
>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

4.4

見終わったあと暗い気持ちになる、と友人たちに言われて見るの迷っていたけど、
本当に見てよかった。
たしかに重い映画ではあるし、尾を引くんだけど、それが不思議と嫌じゃない!
自然と自分の人生を見つめ直し
>>続きを読む

|<