あましょくさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

あましょく

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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

5.0

そういえば雑誌と映画には構造的に似たところがあるし、ウェスの画づくりはそのまま雑誌でいけるよなあ。どこからそんなアイデアが〜?
でも想像よりすばらしい体験だった。
あらあなたもあなたも〜豪華な俳優陣の
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放浪の画家 ピロスマニ(1969年製作の映画)

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冒頭から「絵!」ってびっくりしたし、その後のドキュメンタリーみてまた忠実さに驚愕。あ。でも同じ監督だった。
そのあとパラジャーノフのみるとパラジャーノフがすごくポップに感じる。
風刺と大戦中のウサギの
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ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

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ヴィルヌーブ新作→リンチ版→本作、とみてやっと全てが繋がった。

関係者のインタビュー、膨大なデザイン画や絵コンテなどの資料で綴る、驚愕、爆笑、感涙のドキュメンタリー
(Amazon説明)

驚愕、爆
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砂の惑星(1984年製作の映画)

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前半、説明がしんせつ。新作の良いおさらいになった。
後半、打ち切りになったまんがの最終回みたいでついていけない。がおおよそ想定内のため思い返すと笑な場面が詰め込まれていた。
ハルコネンが醜悪でよかった
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

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事前情報なしで観るには多少厳しく、終盤やっとデューン世界のことがなんとなくわかってきたかなあ?あとTOHO新宿のIMAXだと縦尺足りてなくないかなあ?と、翌日、グランドシネマサンシャインにも行った。>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

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女の子×こわい=好きなやつ。
キャリーマリガンはどんなコスチュームも似合うね〜!靴履いてないのが印象的な2コスは両方お気に入り。
いろんな場所で真面目過ぎる…人々のことばに、みなきゃいいのについ追っち
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システム・クラッシャー/システム・クラッシャー 家に帰りたい(2019年製作の映画)

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映画だからできるだけ他人事になろうと思う。
あの廊下のマッチングおばちゃん、見送るしかなかった見送る兄さんなんて泣くしかないけどな…。
上映始まる前の予告総集編ミュージックに今のところいちばん合う1本
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ブニュエルと亀甲のラビリンス(2018年製作の映画)

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今や糧なき土地を見た気分。
現在観るのが困難なので、父に相談したらDVD持ってるらしいので送ってもらえることになった☺️
アニメーターの方がたまたま東京にいて、完成版は観てないけど来ててインタビューし
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ユニコーンを追え(2019年製作の映画)

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エストニアの企業がアツい…のかも!と昨今のサウナ人気からじわじわと感じ始めていたところだったので、大変楽しめました。商談するならサウナ。あのサウナ便利そう、輸入して!
わかりやすくてよかったけどなあ。
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カルメン純情す(1952年製作の映画)

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ぐるぐるバンバンドカーン!3部はないのか〜!戦争なくなったからないか〜!
どんなジャンルもそつなくこなしてしまう。木下監督は器用だな。実験の極みは東山千栄子さんのお衣装の着こなしに差し上げたい。
おデ
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私たちの青春時代/思春期 彼女たちの選択(2019年製作の映画)

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ああこういう時は戻らないから、私も親であれば追体験できたのにとおもうと、失ったものにしんみりしちゃったけど、でも長かった。どっちか1人でよかったんじゃない?と思ってたら長期間ドキュメンタリーでしたか。>>続きを読む

万歳!ここは愛の道(2019年製作の映画)

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監督は好きになったけどハナシは好きじゃなくてでもなんかすごくおもしろくて、マトリクス描いたら点が定まらない、そもそも描く必要なかった。久しぶりに没頭してみました。極私的にはロケ地のバラつきでふっと戻っ>>続きを読む

榎田貿易堂(2017年製作の映画)

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オール伊香保ロケで撮影中ずっと楽しかったとのこと。実際飲みに行ったりなんだりでどんどん仲良くなって〜(伊藤沙莉さん談)、ということらしく、いい雰囲気だったのがよく伝わってくる。
反復からの笑いが随所に
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タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

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演劇作品の映画化作品への苦手意識がさらに強化された。
カノウさんの髪型がきれいにセットされてて、化粧が濃い時点で、なんかダメだなと思った。そうじゃなくてって言えない雰囲気というか。穏便に済ませたい雰囲
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テスラ エジソンが恐れた天才(2020年製作の映画)

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天才をふつうの人ぽく描いた、変な演出の映画。
天才のひとは変人のようになってる作品が多いような気がしているが、これは奇天烈な行動もほとんどない上、資産家の美人お嬢様やサラ・ベルナールにまでモテるとい
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ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

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吠える犬も噛んでなかった〜!
午前の部のせいか、なんだかとても眠いんだパトラッシュ…もつかのま。走って走り続けるファンタジー。黄色い歓声。団地の片隅でみんな誰かのヒーローになりたい。
思いやりの掛け違
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子猫をお願い(2001年製作の映画)

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電話、携帯、とはもう呼ばないんだろうけど、通信機器でその時代がすぐに把握できるの、よくあるけどわかりやすい発明だよね!
でもペドゥナたんだけが普遍のかわいさ〜🥰
こねこの愛らしさも普遍なのも、少女の気
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ストレイ・ドッグ(2018年製作の映画)

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あ?ああ〜。くらいのオチ感だったものの、やっぱりニコールは若手を育てたいからね、ふんふん…。というか、最近のニコールは原形がわからないのばかりですね。

ふんふん…としながら、途中外出にエレベータで同
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ブリング・ミー・ホーム 尋ね人(2018年製作の映画)

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よく知らないんだが、女優さん体当たりが多くて大丈夫かと心配になり、緊張しました。
なんでこの2本立てにしたか最初は??の後、ふんふん…と。特集名すらみてなかったことに今気づいた。
人類を生き残すために
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

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永年のエイミー推しなんで、ティモテと結婚する結末は個人的ハッピーエンドでピューちゃんみたいににんまりした。
でも帰り道、何か引っかかる。ジョーそもそも主人公だし、あっ、昔からジョー好きじゃないから映画
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オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

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大人になった娘と父親の雰囲気ややりとり、ごめんね、がなくてもまた元に戻る。なんか言いすぎちゃったりしてさ、甘えてるんだよね、中年になっても娘だから。人として認識したのは…これ素敵ですソフィアさん!
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秋津温泉(1962年製作の映画)

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戦中戦後パートの岡田茉莉子の頰肉の違和感を感じつつ、壮大なストーリー展開を期待。がんばってもやっぱり17歳にはみえない〜笑
中盤、事前事後の茉莉子の色っぽさぷんぷんにあてられて、いや…そんなセックスし
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霧の旗(1965年製作の映画)

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松本清張の悪女ものの一種?謎解きものじゃないことに途中で気づいた。そういえば入場する前に掲示してあったポスターに、私は◯◯な女…!と書いてあったな〜。原作未読なんだから無邪気にネタバレ書かないでほしい>>続きを読む

女は女である(1961年製作の映画)

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ミシェル・ルグランさんの追悼特集のおそらく都内ラストターン?恵比寿からはじまり?目黒は凱旋上映な雰囲気で、いい、、特に盛り上がってなかったけど、とてもいい!
ゴダールさんの作品のなかで、これちょっとや
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女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

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ミシェル・ルグラン絡みの上映だったことを考えると、12葉のつもりで作曲していただいたのに、ほぼ使わず、同じフレーズだけの多用って、そののちのコメントみてはルグランさんいい人すぎる。の感想。
ごろっと転
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TENET テネット(2020年製作の映画)

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やっぱり今なんかは、海外も気軽に行けないから、世界各地でロケしてさらにノーラン目線でバトルするの観れるのすごいありがとうだった。サッサと移動しまくってて逆行トリックより気になるわ。いいなーおいしいもの>>続きを読む

博士と狂人(2018年製作の映画)

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OEDを中心において、権威とか贖罪とかいろいろ。さらに愛まで?ええー!翼がはばたきすぎてさすがに欲張りすぎなのでは、手堅く進むけど、まとまるのかまとまるのか〜、時計をチラ見しながらハラハラとする。信頼>>続きを読む

鵞鳥湖の夜(2019年製作の映画)

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びっくりさせられるのはきらいだから、これは親切な映画。汚いよ、ばいきん入るよって思うのに生理的にやじゃない、ゲームみたい。
緊張の中に笑いがあって、も笑えない。のが上品。なのかな。
音とひかりで、あ〜
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ウィッカーマン final cut(2013年製作の映画)

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祭の他映画がはじまる前、おとなしく座席にてfolklore みゅーじっくの意味ありそう〜なサントラきかされて、民俗感高めてたとこに、そうかそうかこれ奇想天外映画祭のファイナル。自分なりにがんばったのに>>続きを読む

ラ・ヴァレ(1972年製作の映画)

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ピンクフロイドは最初と最後だけ。
また羨ましい主婦か〜は束の間、過酷すぎるのかビュルオジェもげっそりしているようにみえる。健康だからなんとかなってる。羽根がどうとか未知の地とかふしぎ発見!原住民レポと
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ブラック・ムーン(1975年製作の映画)

4.0

意味わからなくていいです系は上映中構えてなくてよくて楽だ〜。主人公がかわいいからずっとみてられるし、婆さんの手のひらサイズ、の登場を待つ楽しみもあった。ないものがあるものにかわる時。
トリスタンとイゾ
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乾いた花(1964年製作の映画)

4.0

いまある「ジャンル」が生まれるまえのむくむくした芽、エネルギー。未遂の美学とゴッドファーザー画づら(こっちが先)、俳優さん達の色っぽさ。
花札も何もわからないんで、1964東京オリンピックからちょっと
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海辺の映画館―キネマの玉手箱(2019年製作の映画)

5.0

玉手箱?花火大会のファイナルのようなエンタメ映画だった。不謹慎かもしれないけど、本人による追とう編集ダイジェスト…のようにもみえて。うーん人はいつ死ぬのかののなななのか?インタビューなどからもなにやら>>続きを読む

HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

4.0

サスペリアと同じ年の映画なんだよね。女の子とオカルト分野→好き。
加工された実背景とセット、書き割りなど。どこかへの出発、どんどん異世界へ。
池上季実子の登場シーンからして異様だった。いくつのときか知
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ねらわれた学園(1981年製作の映画)

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えーっと当時の西新宿って、日本の中ではものすごく近未来都市みたいだったんだと思った。
大林監督ならではの高低差ロケ撮に、お決まりの花火。テーマはいつもの支配と自由の闘いだとしても、都市開発地区にひそむ
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.5

文学愛あふれる胸熱バトルミステリー。おもしろかったあああ!!!
万博スタイルが楽しいし、小ネタも豊富でもう一回観たくなる〜!