amayadoriさんの映画レビュー・感想・評価

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失楽園(1997年製作の映画)

2.5

どうしようもない話なのに、「良い時代だな」という感想を持ってしまうのは何故だろうか。

男はつらいよ 寅次郎恋歌(1971年製作の映画)

3.0

博の母の死(=父の孤独)から始まる今作は「誰かと共に生きること」と「一人で生きること」についてがテーマ。今回のフラれ方は変化球で、身を引くしかなくなった寅次郎の「またフラれちゃったよ」からの健気な台詞>>続きを読む

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

振り返ってみれば北野作品の本来の醍醐味と言えば、説明のための台詞を徹底的に排除し、場面の前後を画で分からせることであったはずだ。そんな北野作品も今や世界中で力のあるブランドとなり、それはつまり、多くの>>続きを読む

男はつらいよ 奮闘篇(1971年製作の映画)

1.9

これは流石に駄作ではないか。こんな描き方だと寅次郎がひたすらタチの悪い男でしかなくなってしまう。そもそも発達障害の女の子をマドンナとして登場させてしまったら、寅次郎だってよっぽど幼児退行甚だしい行動ば>>続きを読む

続・男はつらいよ(1969年製作の映画)

4.0

今作は「泣き」の寅次郎。寅次郎がいかにして親の存在の大切さを再認識するかが大きなテーマ。母親と先生という2人の「親」の存在、一人娘の夏子の胸中、さらには御前様からの叱責。これらが絶妙に絡み合い伏線が回>>続きを読む

男はつらいよ(1969年製作の映画)

4.0

独身のさくらはモガ風だった。渥美清は脂が乗っていて動きや台詞にキレがあり、絶妙な色気も醸し出している。泣きながらラーメンをすする(伝説の)シーンは、つくづく上手い。

男はつらいよ 望郷篇(1970年製作の映画)

3.8

カタギに憧れる寅さんが吠えまくる回。
しかし結局は他でもない寅さん自身に向けて吠えていたのかもしれない。

新・男はつらいよ(1970年製作の映画)

3.0

前半のハワイ旅行のくだりは非常に良く出来た構成で面白い。
ラストシーン、汽車で寅次郎が乗客たちに語って聞かせるのを見ると、なるほど確かに古典落語に相通ずるものがある。
所々に細かいギャグも散りばめられ
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.8

確かに物語の設定からして「そうなるべき」という結末ではあるが、「予想通り」ではなく「理想通り」というポジティブな印象で満たされるのはなぜだろうか。
全体的にホラーをベースにしながらも「いかに予想を裏切
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ニキータ(1990年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

確かに名作ではある。
ラストは余韻の残る良い終わり方。

がしかし、ジャン=レノ演じるヴィクトル、彼は何だったのか?
映画としてかなり都合の良い存在だったとしか思えない。

破天荒に人を殺しまくってニ
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心の旅(1991年製作の映画)

3.0

単純明快な「いい話」で好感が持てる。
最後はちょっと大げさな気がするが。

金環蝕(1975年製作の映画)

4.0

尺が長いということを除けばパーフェクトなのではないか。
各キャストのスーツ姿には惚れ惚れする。
キナ臭さ以上にタバコの匂いと加齢臭が漂う。

仲代達矢の一挙手一投足に見惚れる。
そして永井智雄の泥酔の
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ヴァイブレータ(2003年製作の映画)

2.2

一言で言ってしまえばメンヘラ映画なのだが、ここまでリアルなのはやっぱりこの2人だからなんだろうか。
2人とも本当にその辺にいそうだから恐れ入る。

良い映画とは思えないが、ここまでめんどくさい女を、手
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いつかギラギラする日(1992年製作の映画)

1.0

非常に稚拙な脚本と演出。すべてが低レベル。
コミカルに終われば許されるとでも思っているのだろうか?
脚本の丸山昇一こそが、ロックを一番履き違えていると思う。

この映画がなければジュディマリは生まれな
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

ショーンと妻の関係の説明が少なすぎやしないだろうか。
だいたいメッセージの手段が無言電話なんて、メンヘラにも程がある。
口元だけのカットでちょいちょい入れてくるから、てっきり事件の真相に直結する伏線な
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海街diary(2015年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

近年のフジテレビ製作にしては良く出来た映画だとは思う。
滋味深い、と言ったら言い過ぎかもしれないが、派手で大味な展開ではないところに安心した。
その分、やはり抑揚がないため120分が長く感じてしまう。
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トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

こんな上手いこと行っていいものなのか?
タランティーノだったらこんな終わり方にするだろうか?

”本来脚本では2人とも死ぬ設定だったが、監督のトニー・スコットがどうしてもハッピーエンドで終わりたいとい
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マッドマックス(1979年製作の映画)

2.3

所謂アメリカンニューシネマの流れは1975年「タクシー・ドライバー」で終焉を迎えるわけだが、終焉から4年後のそれもオーストラリア制作である本作も、そのフォーマットに倣っている。
権威の失墜・警察の腐敗
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

名作と言われているが「そんなに良いか?」というのが正直な感想。
時代設定が1920年代なだけに、ジョン・ウェインが出てきそうな西部劇テイストなアクションがありつつも、やっぱり紛れもなく1987年の映画
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摩天楼はバラ色に(1986年製作の映画)

1.0

スカッと爽快、これぞアメリカン・ドリーム!
と言いたい所だが残念、序盤で寒気がしてギブアップ。
クソ映画の部類に入ると思います。

よくもまぁこんなベタなプロットを書けたものだ。
いくらフィクションと
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

アル・パチーノのためにあるかのような内容。
ここまで作品すべてを背負って立つ演技が出来るのは、同世代だと他にデニーロぐらいなものだが、女性の香水を嗅ぎ当てるのだから、そこはやはりデニーロよりはアル・パ
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ビッグ(1988年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

子供が大人になってしまうという「安いネタ」をここまで完璧に近いエンターテイメント作品にしてしまうのが、ハリウッドの凄まじさなのかもしれない。
それもそのはずで、立身出世に恋愛、友情、家族愛といった「う
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ダブル・ジョパディー(1999年製作の映画)

2.3

いくら二重処罰の禁止とは言え、無理があるような気がしてならない。
アクションもトゥーマッチだった。
大味というかお粗末。
個人的に「死んだように見せかける」というプロットに飽きてしまっているのも否めな
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トゥルー・カラーズ(1991年製作の映画)

3.5

ただの友情モノではない。
「裏切ること」「許すこと」に主眼を置いた友情モノ。
ゆえにサスペンスというフォーマットと結びついたということか。

ティム(ジェームズ・スペイダー)に対比してバートン(ジョン
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背徳の囁き(1989年製作の映画)

3.3

よくある警察組織の汚職・腐敗がテーマかと思いきや、クライマックスでのデニス・ペック(リチャード・ギア)の告白からするに、意外と深いテーマがあったのではないかと気付かされたのだが、どうなのだろうか。
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