たうらさんの映画レビュー・感想・評価

たうら

たうら

映画(332)
ドラマ(1)

ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒(2019年製作の映画)

3.7

シナリオは正直そこまで大きな魅力を持つものではなかったけれど、演出、アート、アニメーション、全て素晴らしかった。
クラシックを引き継ぐ感じる橋でのアクション、インドでの象のシーンはやはり凄かったし、時
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罪の声(2020年製作の映画)

4.2

めちゃ面白かった!
東宝×TBSは最高にエンタメなものが出てきますね!
塩田武士、野木亜紀子、土井泰裕という布陣で期待通りのものが出てきた感じ。
演出も演技もキャスティングもすごくバランス良かったので
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ジャングル・ブック(1967年製作の映画)

4.1

アニメーションの教科書的作品。
アニメーションクレジットを見ると、ミルトカール、オリージョンストン、フランクトーマスなど最強の面々が…。
重さやスピードなどのフィジカルも、仕草や表情に込められた複雑な
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.4

最高だった。
各登場人物の作りも、それぞれがインタラクティブに織り成していくステージングも、受け手に考えさせるところと作品として作るところのバランスも、どれもすごく良かった。
ひかるが「頑張れ!」と叫
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殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

3.8

このジャンルの作品はあまり好きではないけど、良作だった。
キャラクター作りはかなりうまく、それぞれの話が程よく共感と違和感の間を行き来していた。
個性的な語尾も最初は「大林かな?」というくらい不自然に
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メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ久々に観たな。
2ペンスはハトじゃなくておばさんに与えてるってことがわかる年齢になってからこの作品の見方は変わるんだよね〜。
資本主義(銀行)とそれに対する価値観(メリーポピンズ)の描き方
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スパイの妻(2020年製作の映画)

4.1

演技、演出などどれをとっても魅力に溢れており、良い意味で硬すぎず、ポップに寄りすぎない内容だったため感情はスッと伝わってきたし、脚本もとても良かった。
ただしキーポイントとなるストーリーに関して言葉で
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コクリコ坂から(2011年製作の映画)

4.0

今更ながらにアニメーションは感情の機微をこんなにも細かく伝えることができるようになったのか、と感じた。
昔はキャラクターたちが創り出す青春!という雰囲気が好きだったが、改めて今観ると街の風景や大人たち
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パンダ・コパンダ(1972年製作の映画)

3.8

親というもの、家族というものをファンタジー日常のアニメーションで表現するぜ!という強い意志を動きやポーズから感じ取れる作品。逆立ちとか、わかりやすいシンボリック表現がいい味の世界観を出している。
話の
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

エフェクトアニメーションってこんなにカッコよく演出できるんだ!という感動。
ストーリーに関しては煉獄さんのような熱いキャラ(プロメアのガロとか、ピンポンのペコとか)が好きなのでツボにハマったからよかっ
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フェイフェイと月の冒険(2020年製作の映画)

3.5

グレンキーンの絵の数々、ジョンカースの「紙ひこうき」を観てアニメーションを志したので期待しすぎていたのもあるかもしれない。
ストーリーにいまひとつインパクトが欠けること、キャラクターデザインがアジア人
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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

3.5

気になることがめちゃくちゃあったがカメラワークと作画(舞が切れるカットの脚以外)はなかなか良かった。
全体的にジョゼが性格クソすぎて全く共感できなかったにもかかわらず、ジョゼの声の演技が作品に追いつい
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ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

3.8

溢れんばかりの良作感!途中から追いつかない俺の感情!あまり好きなタイプの作品ではなかった。
開始10分くらいはマジで最高だったが、その後ゆっくりとした展開の人間ドラマがずっと続いた。丁寧に作られてはい
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.6

本来好きなタイプの映画なのだが、イマイチ面白さというかインパクトに欠けた。
キャラクターの深堀りが足りず、展開が浅いので七人の侍にもミッションインポッシブルにもなれてない感じ。

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.8

あまり好きなタイプの作品ではないので感動ではなかったが、良かったのでは。
素材自体はかなり尖った内容だと思うが、ちゃんと観る人の感情がついてくる作り方がされている。
草彅剛も服部樹咲さんもなかなか良く
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共想(2018年製作の映画)

3.4

私は世界観に完全に入り込めなかったので理解しきれなかった部分が多い。
しかし主人公2人の振る舞いや話し方などの演出はとても好きだった。

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.5

ちと笑いのレベルがあまりに高くて俺には新し過ぎたかもしれぬ。
いや、笑いどころは理解できるんだが実際には笑わなかった。ツボが違うだけなのか…?
この時代に生まれてこの社会情勢下で観たら笑いこけたのかも
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.2

(1回目)4.0
全然わからない、ということを前提として観てやはりわからなかった。
VFXが凄いことだけはわかった。崩壊→爆発→修復→崩壊のプロセスを10秒くらいで成し遂げるビルのシーンめちゃくちゃか
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美女と野獣(1991年製作の映画)

4.9

ディズニールネサンスの代表であり、ウォルトが築き上げていたクラシックのいいところを、90年代のセンスで復活させた。ディズニーアニメーションスタジオが持つ幹をしっかり確立した作品。
これがあったから以降
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映像研には手を出すな!(2020年製作の映画)

3.3

うーん、全体的にテンポがよろしくなかったな。あとそれぞれのキャラがあんまり特徴として確立されきっていないというか…映像研という素材を活かしきれてない感じがした。
初見では理解しづらそうな内容ながら、原
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マーズ・アタック!(1996年製作の映画)

3.2

本来好きなタイプの作品だが、これは全然面白くなかった。
マットストーン&トレイパーカーのチームアメリカや、三谷幸喜のギャラクシー街道的な滑り方をしている。
VFXのデモ動画的だが、それにしてもお世辞に
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ゴリラのアイヴァン(2020年製作の映画)

3.2

CGはよくできていた。演出もわかりやすく作られていたが、おおっ!となるカットはなかった。
シナリオはかなり単調で中だるみが激しかった。観ていて眠くなった。
と、思ったら大事なところで割と無理のある急展
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ワンダーウォール 劇場版(2019年製作の映画)

4.5

思い入れだらけの作品。
こんな作品こそNHKの存在意義であり、NHKがドラマを作る意味であり、そしてルールとクリエイティブの間を行くエンタメとして機能しながらより多くの人に届くべき作品である。
成海璃
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思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

3.2

割と序盤から先の展開は読めてしまったが、作品の演出がやりすぎず、地味すぎず観れた。でもいきなり文化祭後、由奈と理央が階段で新海誠を始めたところは流石に笑ってしまった。
原作に対してのコメントになるのか
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.3

演出も作画も素晴らしい。完全に制作陣の意図どおりに涙を流した。
粗探しをするならば1本の作品というより複数パート、シリーズなら複数話になるであろう内容をギュッと詰め込んだ感はあるが、大きく不自然は感じ
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青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

3.6

かなりわかりやすさにこだわって作られている。
基本的にどの観客も楓にも寿乃にもそれぞれ共感できるところがあって、自分を見つめてなんだかなぁ…となる作品なのだろう。
住野よるというより朝井リョウっぽいシ
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.1

撮り方も演技もシナリオもとても面白い。
最後の終わり方はよくわからなかった。
理解するにはもう一度観る必要がありそう。

ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!(2005年製作の映画)

4.4

演出のひとつひとつに「アニメーションやるぞおお!」という勢い、こだわりとクリエイティビティが溢れている。
変身や悪役、民衆の描写や構成に関してはかなりディズニー版美女と野獣の影響が見受けられた。
特に
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ポセイドン・アドベンチャー(1972年製作の映画)

4.0

すごくバランスの良い作品だった。
古さは感じさせ、めちゃくちゃ心に残る場面も無かったものの、飽きずずっと画面に引き込まれるように観れた。
序盤こそチープでダサい感じがしたが、これは死を描く作品ではなく
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.2

SFの極限。
エンタメや映像の作り込みによる体験創造ならより優れている作品もあるが、サイエンスフィクションとして現代においてこれを超える作品は無さそう…。
高校生の頃アメリカの劇場で観たにもかかわらず
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127時間(2010年製作の映画)

4.1

ダニーボイルは特段好きではないが、ダニーボイルだからこの作品がうまく作れた点は多いと思う。
もちろん挟まるだけの映画ではなく、これまでの人生を振り返る系ではあるとは予想していたものの、頭のなかのビジュ
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リロ&スティッチ(2002年製作の映画)

4.3

キャラ演出と波の描き方が革新的すぎる。
プロダクションを見ているとかなり殺しや死を描こうとしていたことがわかるが、それらが結果的にカットされた最終版でもその精神性は残っている。

キャラデザも演出もス
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.1

まじでこれIMAXで観たかったなぁぁぁぁぁあ!

飛行機もレースもIMAXのデモンストレーションビデオそのものが使えるやんけ!
ヒューマンパートはめちゃくちゃ感情移入できるし、レースのシーンも息を呑む
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.3

クリントイーストウッド素晴らしくて素晴らしくて…。この人の映画がタイプど真ん中。

ロボコップ(1987年製作の映画)

4.2

ストーリーは色々とやべえのだが、物の見せ方がデザインといい動きといいエフェクト、構図も面白い。
バカでいいんだ、こういう予算注ぎ込んで作られた派手なアメリカ映画は大きな遺産だ。この時代の作品はMGMし
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三人の騎士(1944年製作の映画)

3.8

これといった強い文脈があるわけでもストーリーが素晴らしいわけでもない。
当時のディズニーにしてはアニメーションが特別いいわけでもないが、時折出る素晴らしい表現はアニメーションにとって大事なこと全てが詰
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