CCさんの映画レビュー・感想・評価

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ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.5

こんなグロシーン必要だった…?ってくらいグロ。いじめもグロも誇張しすぎてエンタメ感が凄い。前半は役者の演技もそこまで乗っていなかったが、後半の山田杏奈の演技が良かった。雰囲気や展開は好きだったが、殆ど>>続きを読む

ソウルメイト(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

青春の物語なのかと思ったが、途中でジヌが出てきてから、ガラリと雰囲気が変わった。最初から最後までずっと泣いていた。終わり方も好きすぎる。途中から二つの世界線が描かれるのが、プロットがとても上手。

ムカデ人間(2009年製作の映画)

1.5

映画マニアが見てるイメージがあって、いつか見たいなと思っていた。苦悶の声しかなくて殆ど画面見れなかった。というよりも、日本人がいなければ見れなかった。変態の域を超えている。知らない人の家にはあがっては>>続きを読む

ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

4.2

ディズニーらしい綺麗なあらすじ。家族とか結婚とか、疲れていた時に見たので少しくどかった。とにかく音楽が魅力的だった。韻の踏み方や曲調が他のディズニー作品とは違う。もう一度聴きたくなる。おばあちゃんの英>>続きを読む

パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

4.6

世界観がぶっ飛んでいたけど、ぶっ飛んでいるなりに筋は通っていて面白い。終始、全てを理解するのは難しいような映画だったが、引き込まれた。キューブリックっぽい。かなり不思議な時間だった。コメディあり、感動>>続きを読む

ラプンツェルのウェディング(2012年製作の映画)

4.0

リングを追いかけるだけで殆どセリフないのに映像が面白くてかわいい

Saltburn(2023年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

キャスティングと音楽が良すぎる、憎しみと愛が共存している感情にはどういう名前がつくのだろうかと思う。

ポゼッサー(2020年製作の映画)

4.7

こういう考察の余地のある映画、本当に大好き。抽象的で、自分で何通りも意味をとれると、後から楽しめて良い。設定もカメラワークも雰囲気も凄く良くて、久々に引き込まれた。しかしR18グロの中でもかなりキツイ>>続きを読む

ビリギャル(2015年製作の映画)

4.8

ビリギャルという名前だけは聞いたことがあったが、想像と全然違った。本人の努力、良い塾の教師との巡り合わせ、家庭環境、友人、全てが重なって生まれたストーリーなのだなと感じる。受験ストーリーとして考えると>>続きを読む

おんなのこきらい(2014年製作の映画)

4.0

かなり前に観たときと、印象が全然変わっていた。とにかく森川葵の顔が好きすぎる。長いミュージックビデオみたいだった。

RRR(2022年製作の映画)

4.8

インド映画の熱量を感じた。ヴィヴィッドな色彩、惜しみなく使ったCG、壮大な音楽、画面から溢れ出るパワー。編集の仕方も面白い。特に終盤のアクションが良い。どれほどの制作時間とコストがかかっているのだろう>>続きを読む

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「余りにも相手を好きになりすぎると、自分の形を保てなくなって壊れるんですよね」という台詞に、この映画の全てが詰まっているようだった。決して綺麗ではなく、むしろリアルで生々しいからこそ、凄く刺さった。倫>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

悪く言うと長いが、時間の使い方や撮り方など、この監督独自の色が強く出ていて、物凄く良かった。事前に全貌を把握しているとなお面白いのだと思う。タランティーノがかけた「魔法」の意味、もう一つの世界線、とい>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

4.8

グロかなりあり。先端恐怖症の人にはおすすめできない。けど面白い。
ブラックコメディすぎる。久々に、展開に対してものすごくドキドキした。
精肉店を襲うことは、使われない肉を増やすことであって、それこそが
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ロミオとジュリエット(2019年製作の映画)

4.5

バレエ映画は初めてだったが、台詞がなくても話しているかのように見える、バレエ独特の演技がとても上手だった。演者の動作も、街並みや風景も、全てが美しくて、飽きない。原作は、喜劇の悲劇、というような感じで>>続きを読む

ひろしま(1953年製作の映画)

-

悲惨な歴史は、民族差別に結びつけるのではなくて、事実として知る必要があるのだろうと感じた。最初の方のシーンで、原爆を、まずは世界や国内ではなく、まずは広島市民に知ってもらいたい、という言葉にはっとさせ>>続きを読む

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

考えながら見ないと追いつけないような、難しい映画だった。台詞の節々に核心をつくような言葉が散りばめられている。一度見ただけでは見逃してしまそうだった。
人間を形作る『記憶』が、コンピューターの普及によ
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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

恋愛と戦争描写の比率が丁度良かった。恋愛より戦争反対のメッセージの方が強いように感じる。死んだ人は人数として数で表記されるが、其々に人生があるというのが心苦しい。それが分かっているのにまだ戦争があるの>>続きを読む

シチリア・サマー(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

色々な意味で衝撃的な作品だった。美しい風景を詰め込みました、というような作品。街並みも、花火も、海も。ジャンニの母の行動が終始意味不明でリアルだった。風景と人物の圧倒的美故に受け入れられる映画だろうと>>続きを読む

ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

4.8

2作目なのに褪せない。ハリー達と他の教員、ドビーの英語の訛りが微妙に違うのが面白い。

パプリカ(2006年製作の映画)

5.0

久々に文句なしの5.0評価。明晰夢を見ているよう。もっと突飛な夢を見ても良いのか、と妙に感動した。夢ではなく現実でこのような映像を観れるという事実で、「映画」の面白さを再確認することができた。筒井康隆>>続きを読む

岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.8

どこにも救いようのない映画だった。悪意のない家族が憎いと感じるのが1番辛い。その経験の有無で評価が確実に別れると思う。
兄は、ここまでよく耐えてきたなと思った。ただのクズという言葉では表現不足。被害者
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

5.0

いつ見ても、何度見ても褪せない面白さがある。小さい頃から夢を与え続けてくれる映画。英語も凄く聞き取りやすい。

ウォーリー(2008年製作の映画)

4.5

皮肉の効いた、それでいてとてつもなく可愛い作品。特にウォーリー、ディズニーピクサー作品の中でキャラクターとして一番好き。「2001年」のオマージュが凄い。

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

4.0

何も考えず見れるうえに、所々のコメディ要素が面白かった。人間は歳月を重ねるにつれて丸くなっていくんだなと思う。

ベートーベン(1992年製作の映画)

4.5

セントバーナードがひたすらに可愛すぎるだけの映画。展開もどこか安心できて、はらはらできるので犬好きでも見れる。有難い…本当に可愛い。
お母さん、THEお父さんに逆らえない妻って感じで、言動が少し苛々し
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

4.5

自分がその人種でいる、というだけで命すら脅かされるほど差別されるというのが、実感が湧かないが、最初のループの「I can’t breathe」の言葉を聞かなかった警官が余りにも恐ろしくて涙が出た。しか>>続きを読む

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

4.8

罪のないコメディ。間延びもせずに入り込んで見ることができた。配役もプロットも面白い。邦画の良さを詰め込んだような作品。人物それぞれに面白さがあって見ていて楽しいし、気が重くなることもない。かなり前の作>>続きを読む

ムーラン(1998年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

今から20年以上も前にこんなラディカルな映画が制作されていたことに驚き。日本では余り流行った印象がない。恋愛要素は少なく、結婚が着地点でもなく、女の子がお姫様らしくなくても良いという映画が珍しく、本当>>続きを読む

ザ・プロム(2020年製作の映画)

4.5

プロムは日本にないから余り実感が湧かないが、そもそも男女がペアになるというのが、同性愛者以外にも苦しむ人が沢山いそうな文化だなと思った。映画自体は良くも悪くもディズニーのような、綺麗なプロットと全くひ>>続きを読む

バレリーナ(2023年製作の映画)

4.0

音楽がびっくりするほど良い。ストーリーは捻りもない復讐劇で、何かが残る訳ではないのだけれど、韓国にしかできない躊躇いのない恨、ハンが爽快。タイトルとの関連やキャラクター造形は薄かったが、そもそも焦点が>>続きを読む

場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

4.8

とても良い。旅に出たいと思わせてくれる。穏やかで、綺麗なドキュメンタリー。忙しさに急かされて、何か大切なものを見失っていたと気づかされた。

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

4.5

元アメリカ連邦最高裁判所判事、ルースベイダーギンズバーグを描いた映画。誰になんと言われても揺るがない強い信念がかっこよかった。こんなにも女性差別があったのか、と思うと恐ろしい。間延びせずテンポが良かっ>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

構成がとても上手かった。3つのうちふたつは、信じなかったことに後悔し、ひとつは信じたことに後悔する。そして全ての行き着く先が、最後まで分からない。信じることは賭けのようなもの。
怒りとは、自分ではどう
>>続きを読む

モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

4.8

子供の頃、ディズニー作品の中でいちばん好きだった。海が綺麗で、音楽も素敵で、恐れを知らないモアナがかっこいい。最初から最後まで泣いた。ことあるごとに、自分は誰か、自分のやりたいことは何かと問いかけるの>>続きを読む

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