外は雨さんの映画レビュー・感想・評価

外は雨

外は雨

映画もアニメーションも音楽も大好きです。以前の鑑賞記録をちょこちょこ記載もしつつ編集しつつ。

幕末太陽傳(1957年製作の映画)

4.2

相模屋という実在した遊郭を舞台に落語のエピソードを織り交ぜた物語。冒頭当時の品川の風景から始まる。居残りさんとして遊郭の困り事を機転を効かせて解決したり、ちゃっかりお金儲けしたり。遊郭の暮らしを活き活>>続きを読む

サイレント・ランニング(1972年製作の映画)

3.6

ひとりぼっちはせつない。ドローンのヨタヨタした動きがとても可愛いらしくて、余計に切なくなる。動物や小さき物の健気さや儚さにやたらと泣けてしまうのはどういう事だろう。まぁしょーがない。

ダグラス・トラ
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ガンマン大連合(1970年製作の映画)

4.0

チッ。バナナの皮で転ぶよ。おい助けろ。ピングゥイーノーーーーーーーー!!!1ドルの訳を話せよ。お腹にモグラの拷問とかはじめて観たw
あっハヤブサちゃんが。。。やだ面白い!ラストもたぎるぜカッコいいぜ。
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リザとキツネと恋する死者たち(2014年製作の映画)

3.8

孤独な女性の元に現れた亡霊が、トニー谷じゃなくてトミー谷w 彼がなんかもう松岡修造に見えてしょうがなくてw 登場する度にやたら笑えてしまう。キツネの妖怪やら歌やら日本語が結構使われてるんだけどあんまり>>続きを読む

Virginia/ヴァージニア(2011年製作の映画)

2.7

コッポラがスティーブン・キングのB級ホラーっぽいものを撮ってみたよって感じの作品です。B級だと割り切ってみればエル・ファニングも超可愛いし、エドガー・アラン・ポーも登場するし、奇妙な時計台があったり、>>続きを読む

ルイの9番目の人生(2015年製作の映画)

3.2

美しい母とその美しい子供ルイ。血のつながりのない父。ルイが可愛らしい。少年に囁きかける怪物からの声。クラゲのように水の中を漂う。そこにいてもいいし、こちら側に来てもいい、そう、そして生きてみようと思っ>>続きを読む

ベイマックス(2014年製作の映画)

3.0

ケアロボットっていうからもっとこう違ったストーリーを想像してたんだけど、あら?ヒーローものでしたか。日系人の子が主人公。架空の街をモチーフにしてるんだねぇ。
あっ、スタン・リーwww

彼女が消えた浜辺(2009年製作の映画)

4.0

イラン映画。休日に複数の家族とその女性は浜辺の別荘を借りて旅行を楽しむ緩やかな前半。子供の凧をあげてあげるカットが笑い声と共に繰り返され、凧が空高く上がっている事を想像させる。その場面からの、目が離せ>>続きを読む

早春(1970年製作の映画)

3.7

この60年代と70年代の境目のあたりにボコボコあった数々のイケナイ変態映画w 結構リバイバルで観たけどまだ残ってたw

15歳の美しい少年が美しい奔放なお姉さんに恋焦がれ追いかけ回す。その青い真っ直ぐ
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ニュースの天才(2003年製作の映画)

2.7

ヘイデン・クリステンセンが虚言癖ダークサイドに。スクープというかゴシップって感じの捏造フェイクニュースの天才という。映画ではそこに政治的な意図は含まれていなかったけど、実際はどうなんでしょうね?

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187(ワンエイトセブン)(1997年製作の映画)

2.5

音楽がガリアーノから始まったもんでつい観てしまった。他にもマッシブ・アタックやDJシャドウとか。コレ完全なブラック・ミュージックではないんだけど、劇中でも白人教師が登場したのでわざとなのかしら?

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サイドウェイ(2004年製作の映画)

3.1

結婚を前にした友達との中年男二人のワイナリーを巡る旅。能天気で女好きな男と小説家志望の離婚されて以来落ち込み気味の男。対照的な二人のコンビがなんかいい。
ノックノック。

お酒弱くてグラス一杯でゆるっ
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バルタザールどこへ行く(1964年製作の映画)

4.1

子供達によって洗礼を受けたロバの一生。愛され幸せな時代、家畜として売られ打ち据えられたり、マリーの元へ戻ってきてひと時の幸福を得たり、不良たちに酷い仕打ちを受けたり。ああ可哀想なバルタザール。

説明
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オン・ザ・ロード(2012年製作の映画)

3.6

ジャック・ケルアック自伝の映画化。こういう空気感はウォルター・サレスだなぁ。ビート・ジェネレーション。書くことが止まらない、移動せずにはいられない。でもケルアック自身は傍観者。体現しているのは、捨て去>>続きを読む

ジャッジ 裁かれる判事(2014年製作の映画)

3.8

サスペンスというよりずっとシビアな家族の物語。ロバート・ダウニー・Jr.とロバート・デュバルの父子の確執が法廷劇と共に描かれている。判事の父の頑固さと息子の毒のある優秀さと過去の後悔と。

父と子は抱
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箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

2.2

とんだ変態映画。「逃げ恥」続きで見たこの作品ホンワカした不器用な恋愛モノ映画、かと思いきや、おやお源さん結構な狂気がw で「今度はわたしが....」ってなんだそれ意味わからんアホか。

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.0

禁酒法があった時代。アル・カポネのデニーロが円卓でホームランかっ飛ばす。ケヴィン・コスナーがショーン・コネリーと並んで会話するシーンの二人の横顔、オペラ「道化師」に涙するデニーロ(同時に襲撃されるショ>>続きを読む

ブレイブ ワン(2007年製作の映画)

2.5

冒頭、恋人と暴徒に襲われるシーンが携帯の動画を使っていたりしてリアルに感じて怖い。しかしだからこそ、それでいいのかおい!という展開の映画です。まぁ犬がいい子だからいっかー。よくないわw

チェンジリング(2008年製作の映画)

3.8

1920年代。シングルマザーの息子の失踪。事件を処理したい警察によって人違いの少年を息子とされ再捜査も行なってもらえない。そこから起きる展開が。これが実話だとは。

ゴードン・ノースコット事件。実際の
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

3.9

ロランスとフレッド。その時々で二人の前に立ち現れる現れる幻想的な風景。ただそれよりも、暗い四方に囲まれた小さな部屋の隔絶されたような切り取り方が好きだったのはわたしがロラン・バルトの「明るい部屋」を冒>>続きを読む

SOMEWHERE(2010年製作の映画)

3.7

怠惰に惰性的に日常を過ごしていた主人公のハリウッドスターが娘と過ごすことで、それまでの日常を捨て去り新しい道を歩く。それが具体的に語られることは一切ないけれど、冒頭の袋小路のようにぐるぐる爆走する高級>>続きを読む

希望のかなた(2017年製作の映画)

4.1

カウリスマキの映画の小さな物静かない可笑しさ。おかしくて優しくて、その分だけ悲しくなってしまう。

「ルアーブルの靴磨き」も難民を描いていたけど、今作はより苛烈だ。シリアの空爆から逃れてきた男とレスト
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戦争のはらわた(1977年製作の映画)

4.2

ドイツ軍のスターリングラード侵攻以降の敗走をドイツ側から描かれている。が、その中にあってもドイツとナチス党員という構図になってるとこは、まぁ、やはりそこから描くには構図が必要なんですね。

負傷により
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スローターハウス5(1972年製作の映画)

4.2

時空を瞬時に移動するいくつものいまここ。グレン・グールドの軽やかなバッハ。
ドレスデンへの無差別爆撃。原作者カート・ヴォネガット・ジュニアは自身のドレスデンでの経験から描いている。とてつもなく変だけど
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チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密(2015年製作の映画)

2.5

ゴヤの隠された名画を探すっていうもの。絵のモデルは「裸のマハ」の後に描かれた「着衣のマハ」かなぁ。正直そんなに面白味ないのがざーんねん。オェエエエエエw‬

超高速!参勤交代 リターンズ(2016年製作の映画)

2.5

前作は参勤で今回は交代。これにて完了。おさるさんかわいい。えっさこらさ。

6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

4.2

同じキャストで一人の少年を12年に渡って撮影。子供時代の12年の変化ったらすごい。ドキュメンタリーではなく、でもストーリーはあるようなないような、家族の小さなエピソードを集めたもので平易なんだけど、そ>>続きを読む

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

4.0

今までのシリーズになく爆発や破片がキラキラした画面だなぁと思いながら観てた。ああ、これはレジスタンスの命の火花の煌めきの表現なんだなぁ。氷を削って噴き出す赤い大地も。

ポーがXウィングで活躍するとこ
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コンタクト(1997年製作の映画)

3.8

チャールズ /レイ・イームズの「Powers of ten」のような、遥か宇宙から人へ、遥か彼方も今ここも過去も未来も全てが繋がっているという視線を感じさせるシーンから始まる。

証明できなければ信じ
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隠し剣 鬼の爪(2004年製作の映画)

2.8

藤沢周平三部作の一つ。一応これで全部観たのですが、山田洋次監督作品ってなんか好きになれない。人情味がある優しさってのかもしれないけど、なんか全てにおいて生温い。とても普通。

で、毎度なんでこんなに画
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聖☆おにいさん(2013年製作の映画)

3.0

ブッダとイエスが下界でバカンス。といってもそこ立川wでアパートで質素な二人暮らしw 注意力散漫で我慢するとすぐ聖痕開いちゃうイエスがかわいい。ブッダの声は、ああ星野源だなぁって感じだけど、イエスは森山>>続きを読む

デビルズ・バックボーン(2001年製作の映画)

3.3

スペイン内戦下の孤児院が舞台の幽霊譚。世界から隔絶されているような孤児院。建物が作り出す影から外の世界へは出られない。

陶器のようにひび割れた額からふわふわと溢れでる血液が煙突の煙のようにも見えなん
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

1.8

この脚本書いた人はいじめをまるでわかってない。つーか、あれか?教室で下着姿になる絵が欲しかったのか?このシーンでまずこの映画サイテーって思った次第です。その後の展開もてんこもりな作為。泣けねーよ。ラス>>続きを読む

ザ・ヤクザ(1974年製作の映画)

3.6

ロケをちゃんと日本でやっていてよくある変な日本って感じはしない。立ち回りでロバート・ミッチャムの立ち位置が不安定で瞬間移動したのかとつい思ってしまうw おおお指詰めるとは!最後の最後でポール・シュレー>>続きを読む

エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

4.5

『リアリティのダンス』に続く、ホドロフスキー自身の青年期を描いた映画。抑圧する家族との決別、憧れ、友情、裏切り、自己の在処を死と生が入り混じる中、探し求める。なんて瑞々しく若々しい生と死。溢れ出る熱情>>続きを読む

リアリティのダンス(2013年製作の映画)

4.5

もう、イメージの洪水!ホドロフスキーの自叙伝的な映画であり、普遍的な家族の映画でもあり、スーパー文字通りホドロフスキーの家族映画でもある。過去の自分を後ろから抱きしめる姿。大丈夫だよ、とささやいて。ホ>>続きを読む

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