うーん 微妙
館に映画監督、プロデューサー、脚本家、俳優、スタントマンを集めて、本物の殺人犯と殺人現場で映画を作ろう!
という建付けが最高なのに、下手にツイストしていくので凡庸な「物語」と「嘘」にまま>>続きを読む
『アンカットダイヤモンド』級のものを期待してたので、ちょっと盛り上がりに欠ける。
兄弟の関わりが結局序盤だけで終わるので、個人的に好きな兄弟の物語には移行しきらず、弟はほとんど記号化されてしまう。構>>続きを読む
無駄なショットがないというか、ショット単位の尺感が完璧すぎるというか。むしろその淀みなさすぎる映像感に、可愛げがなくてイマイチ感動しきれず、感心が上回ってしまう。
凄いシークエンスだなと思ったのは、以>>続きを読む
オペラ狂いの事業家がオペラ座を作る為、アマゾン奥地にゴム園を作ろうと船で山を登る話。
これぞスペクタクルという壮大な見世物力と無意味さが作品全体に通底していていい。
何一つ手にはいらずに帰還するはず>>続きを読む
バギーのドラマに色々とフォーカスする演出が多々あったが、そもそもその方向性に舵をきっても負け戦な気がする。
しずかちゃん人質の下りを初めとして、オリジナルでぶっきらぼうだった展開に補助線を引いてウェル>>続きを読む
久しぶりに見たけど好きじゃない!
海と山を両立しようで深海にキャンプするけど、まずシンプルにあんまりワクワク感がない。
夏休みの海って、別に砂しかない深海に潜水することをささねーから!!
あとバキ>>続きを読む
去年観てたらベスト10に入れてた。
終わるべくして終わる、飾りようがない本当の終わりについての話。
中学校建設で取り壊される「soldiers field」という野球場で最後の試合をするというあらすじ>>続きを読む
いつものトリアー組ではなく、ジェシー・アイゼンバーグやイザベル・ユペールの豪華キャスト陣。
そのせいか、凡庸なアメリカ資本映画のテイストに収まってる感じが否めない。
ただ次第にトリアー的なモチーフの連>>続きを読む
オイディプス王の下りがフロイト的な解釈じゃなくて政治批判に使われてるのが珍しかった。
ダニエル・デイ・ルイスがかなり大袈裟な伊達男をやっていて滑ってた。正直エロいとはまた違う感じになってて、演技の付>>続きを読む
久しぶりに鑑賞 今回初めて思ったことのみ記載。
本作は初期三部作とは全く異なる手法で作られていて、レオス・カラックスを、「豪快に既存曲を映画空間内に響かせて、リビドーを身体的な運動で活写する監督」と>>続きを読む
最後、もっと露悪的な終わり方をしてくれたら人生ベスト級。(監督の妻がたまにはハッピーエンドにしろと言ったらしい 余計なことを)
犯罪者が英雄として迎えられる惑星。そこに流刑植民地政策で送り込まれる主>>続きを読む
破滅的な若者の肖像を描くのが本当に上手い。
特に今回はオスロという街の営みを冒頭に提示してその上に若者の孤独を描くので、他作よりも、さらに窮屈な印象。
消化器が好き
『アメリカンアニマルズ』の特殊な形式の犯罪映画とは全く異なるが、犯罪自体を"魅せる"というよりも、犯罪を何故起こすのか(もっといえば、なんで盗むのか、なんで金が欲しいのか)という内面にフォーカスしてい>>続きを読む
素晴らしかった。傑作。
昔の禍根から始まる親子の物語が舞台に上げられて、そして舞台を降りること、或いはカットが掛かることで結末を迎える。
幕引きという意味合いや自殺が取り扱われるので、それは死を連想さ>>続きを読む
火星人の到来とともに、全体主義に支配されたディストピア。
メディアを通す自分と本当の自分の価値が転覆したラストが、今では若干手垢のついたやり口なのは否めないが、よくできてる。
OPのジャズとダッジショットのコンビネーションがむちゃくそかっこいい。ただそんな粋なスタートダッシュも無化される。
それもそのはずで、本作は実話に基づく冤罪を題材とした作品だからである。
流れるように>>続きを読む
編集が最高。 ナレーションが物語のだるい部分を簡潔化させてポエティックに演出し、エモーショルなシーンを相対的かつ劇的に盛り上げていく。俺の思う「カッコイイ」映画の要素が詰まっていた。
最初のモノロー>>続きを読む
ドイツの超初期作みたいな冒険活劇に一周まわって回帰してる。
ラングの人情映画も極まれりで、 最後の別れ(彼岸に向かう姿)にはちゃんと泣きそうになってしまった。
この場面、フィックスで窓越しのショット>>続きを読む
依存や未練が究極的に行き着くのは尊厳の放棄ということがよく描けている。
前振りがうますぎる。ドラッグに狂わされる彼らは「なんとか丸く収まるはず」と思い込んでいる。だが全くそうはならず、行き着くところ>>続きを読む
『地球を守れ!』の方が好き。基本的にプロットや構成には大きな違いはないので楽しめたけど。
近年のランティモスの感性は、ビジュアル的に独特なアート空間を作り出しているけど、それが効果的なのは、実際起こ>>続きを読む
発射されたらまぁ大体8割ぐらいは"旅"を終えてる精子の冒険をあの手この手で膨らませているけど、結局はLotRにはなってなかった。肛門に発射された精子が卵子にたどり着くまでという、大胆な嘘の付き方には好>>続きを読む
列車を時の軌跡として表すような使い方へのフェティッシュには好感を感じる。
本作が主題としている「時間の経過」を可視化する試みの数々や、人知れず消え去っていく「街並み」や「営み」を残留物で描写する手法が>>続きを読む
シルヴィア・シドニー三部作。前科者と冤罪のトリロジーの2作目。
フリッツ・ラングは人情噺へのアプローチとして「罪と罰」というテーマを扱っている。罪は何故生まれるのか、それを誰が罰するのか。前者として>>続きを読む
吟遊詩人のバラードのように始まる本作は、殺された女の為に行れるる一つの復讐劇を描いている。
ファーストカットのキスシーンがこの復讐劇を始点であり、何よりも主人公ヴァーンが取り戻しようのない幸せの絶頂">>続きを読む
相変わらず、アメリカ期のフリッツ・ラングは道徳規範に則った人情噺を撮っていく。初期の黒澤明とかを凄く意識させられるけど、同時にフリッツ・ラングならではの「顔」のショットも健在で無機質な機械仕掛け感がど>>続きを読む
絶対別れた方がいいカップルが、同棲を始めて"別れがたく"なっていく。そして、今こそ別れるべきタイミングなのに、"別れない"ことを二人は選択する。
そんな風に状況と心境がツイストしていくことで、スラップ>>続きを読む
列車内でのショットが全部秀逸過ぎる。冒頭の人物紹介はゴダールの『イメージの本』での引用が記憶に残っているが、それだけでなく後半の隣の客室が反射して窓越しに見えるのも中々キマってて良い。
イギリス>>続きを読む
エドガー・ライトは『ショーン・オブ・ザ・デッド』の頃から、〈上から偉そうに指図してくる輩〉に対するヘイトが、異様に高い。その極北が『ワールズエンド』という作品だった。
本作は現代社会の構造をカリカチュ>>続きを読む
久しぶりに鑑賞
こんなファミリーを連呼するような映画だったっけ…?
Queenのレガシーを"伝説"として受け取るように作られた作品で、その為の嘘(エイズ発覚タイミング等)と再現(ライブエイドのコップ>>続きを読む
サム・ライミはやっぱ映画上手と思う一方で、クセが凄いのを再認識した。
改めてすんなり飲み込めない映画ばかりを撮る人で、必ず観客に"しこりを残す"ように、"喉に魚骨が刺さる"ように、観客に一辺倒に"感>>続きを読む
今年一番面白かった。少なくとも今年No.1エンディングになることは間違いない。
あんな最高な「Sweet Child O'Mine」の入りはない。爆笑。
今回はハサウェイの精神の病が、これでもかと描>>続きを読む
結婚に煮え切らない男達の三者三様の恋模様。
父が亡くなり、遠い昔の恋に走った母のように、息子たちは「結婚」をキーワードにして関係性を模索していく。
当時のインディペンデント映画としてはかなりヒット>>続きを読む
東海村に生きる3人の女子高生が人生大逆転の為に大麻を育てるという話。
児山監督といえば『猿楽町で会いましょう』を思い出す。退廃的な都会での恋愛を通して、現代におけるファムファタの限界を突きつけられる>>続きを読む
男の誉れといわれるような名誉やプライド、肩書きなどが人生を如何に蝕むのか。そして何よりそれは両雄の間にこそ発生する磁場だという事が描かれていく。
本作は結局、その磁場の中で決着するために、〈決闘の否定>>続きを読む