アモットさんの映画レビュー・感想・評価

アモット

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新・大地震(2022年製作の映画)

1.0

予算が無いなら無いなりに、技術やセンスが無いのなら作るな。
開始1分でダメな映画認定。

まずはCGがクソ。
そこまでしか作れないのなら、以下前述。

次は演技がクソ。
なかなか言い方が難しいんだけど
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

2.5

第一印象、吉本新喜劇の超上位版。
これは予定調和的なアクションや展開。
第二印象、ここ日本のようで日本じゃねぇ感。
名古屋から京都へ向かう途中で富士山は見えないぜ。


始まってすぐに、これは手放しで
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.5

むむっ。
咄嗟に感じたのは、アイルランドの内戦を皮肉った監督なりのメッセージなのか?ってこと。
ただ深いところまでは知識が無いのでなんとも言えないし、調べるのも億劫だし💦

そこでまずはコルムの真意に
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最後まで行く(2023年製作の映画)

5.0

オリジナルがめっちゃ面白かったから少々期待値アップで観たところこれはこれでとても面白かった!

葬式と結婚式、エリートと雑草(具体的には語られてはいないが多分)、家庭と仕事、色々なところの対比があって
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奇蹟の人/ホセ・アリゴー(2022年製作の映画)

3.5

実話なので色々と伝えたいことがあり過ぎて物事が断片的にならざるを得ないのはしょうがないのかな。
にしてもぶつ切りな感覚がずっと続いてしまった。

感動と言うよりも彼自身の苦悩や善人ぶりが前面に出ていて
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リザード(2022年製作の映画)

2.5

これがタイクオリティ?
ありきたりの登場人物にストーリー。
ベタなカメラワーク。
フェイク感満載の特撮。
SEやBGMもいかにもな表現。

ジャケ写で気づくべきだったがタイ映画で特撮とくれば興味は湧い
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VIRUS ウィルス:32(2022年製作の映画)

4.0

GEOでどーしても5枚借りないと割引きならなくてしょーがなく借りたのが意外にも良かったってヤツ。

オープニングの空撮がなんだかとてもセンスが良くて一気に期待度アップ。
そこからしょーもない母親の紹介
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空気殺人~TOXIC~(2022年製作の映画)

4.5

まずは勝手にあらすじも読まずタイトルだけでサスペンスと思い込んだ自分をなじりたい。

実話だけど実にうまく映画的にまとめたもんだと感心した。
終盤間際でのどんでん返し的な展開も、普通なら不利な状況から
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野獣の血(2022年製作の映画)

4.0

韓国の大泉洋さん、今回もとても良い味。
表情やたたずまいに味があるから正も悪も演じられるのね。
脇役もみんなそれっぽくて良い人選。

ただ序盤でそれぞれの人物や相関が表されてはいるんだけど後々裏切りや
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

4.5

相当バイオレンスなホーム・アローン、それかキック・アスみたいな。
サンタさんが無敵じゃないのが好感もてる。

大金持ち家族はみんなお気楽だし、強盗一味はちょっとおマヌケ、こんな設定だからこっちもお気楽
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ミッドナイト・マーダー・ライブ(2022年製作の映画)

5.0

メルギブソンかっこいいなー
アシスタントの女の子キュートだったなー
犯人の青年、誰かに似ているような、んー

って、これ以上はネタバレになる!

ひとつだけ。
どんでん返しじゃなくて、どんどんでん返し
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復讐は私にまかせて(2021年製作の映画)

1.5

こりゃアカン。
始まりからずーっとアカン。

色合いからアクション、トートツに芽生える恋、セリフ回し、丸々昭和のソレ。

何より志穂美悦子ばりの予定調和的なアクションには興醒め。
バイクのヘルメットに
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.0

幻想とシュール。
その結末をどうまとめ上げるのか。
あまりにもたくさん考察しなければいけないので頭がおかしくなる。

ふと気がついたのはリンゴの木のあたりから。
そして先が見えるトンネルと閉じられたト
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声/姿なき犯罪者(2021年製作の映画)

3.5

定番クオリティと言いたいところだけど色々と雑な印象。
スピード感持たせるためのご都合展開はイラッとするだけでいいことないよ。

主人公の人は相当な不死身体質やね。
最初に接触した悪いヤツは偉ぶってる割
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イノセント・ガーデン(2013年製作の映画)

4.5

この監督がアメリカで映画を作ってもきっと胸糞なんだべなーって期待してたら良い意味で裏切られた感。

もちろん胸糞風味は存分なんだけど、映像の美しさも相まってとてもスタイリッシュって言うのかな。
戸惑わ
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非常宣言(2020年製作の映画)

4.5

超究極の選択。
トロッコ問題的な?

タイムリーな素材でありながらここまで昇華させた脚本は素晴らしいと思う。

ただ、自衛隊出動云々についてはちょっと頭を抱えてしまったけど、日本政府の発表シーンはよく
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デス・ストーム(2021年製作の映画)

3.5

王道のディザスターと思いきや、アメリカが孕む種々の問題を上っ面だけなぞる物語だった。

密入国、それに伴う雇用、ゲイ、未婚の妊娠、そして異常気象、そんなもんかな。
それぞれそれなりに解決はするようだけ
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ナイトライド 時間は嗤う(2021年製作の映画)

3.5

ワンカットのスリルは味わえるけど、最後の最後の小どんでん返しまではありきたり感漂ってて、えーこれで終わりなのー!ってとこだった。

まあとにかく電話が忙しくて、でもそこがこの物語のキモなんだけど惹き込
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セイント・モード/狂信(2019年製作の映画)

3.5

あまりにも観念的すぎると言うか、全然ついていけないまま衝撃のラスト1秒を迎えた。

序盤で彼女がつけている素敵なペンダントがマグダラのマリアと言った時点でもう不穏な映画確定だったかと。
マグダラのマリ
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奈落のマイホーム(2020年製作の映画)

4.5

まさしく奈落!
想像以上に奈落!
きっとハリウッドが飛びつきそうなネタ。
トランプタワーが沈むとか。

以前、御徒町や福岡であった陥没事故を想起させられたけど規模が段違い。
でも現実でもあるんだから怖
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

5.0

無理矢理連れてかれてGWだしあまり混んでるのも嫌だなぁと思いつつ、
やっぱりほぼ満席状態でガキンチョは騒ぐ、乳児は泣き叫ぶ中で鑑賞。

やや!面白い!
いつの間にかガキンチョも静かになってる!
相変わ
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ヒトラーの死体を奪え!(2022年製作の映画)

3.5

まさに歴史のIF。
興味深いあらすじながら途中何度もどっちが味方なのか、ドイツ人やロシア人、ポーランド人の区別もつかなくなり混乱する始末。

真の歴史を紐解けばドイツもソ連もクソでポーランドが気の毒っ
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死なない夫(2019年製作の映画)

4.0

ビリーアイリッシュ「bad guy」。
こんなところにセンスを感じる。
導入部と言うかプロローグ的な最初の数分もナイスだと思う。

夫の浮気疑惑から始まるある意味壮大な物語に発展する流れは脚本の妙って
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セールス・ガールの考現学/セールス・ガール(2021年製作の映画)

1.5

客層を見渡してみると、こーゆーのを期待していた訳じゃぁないみたいな顔ぶれ。
知らんけど。

僕もこんなのを期待してた訳じゃない。
なんだか啓示的で説教臭くて、そう言うのを隠したくて所々おかしく演出して
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せかいのおきく(2023年製作の映画)

4.0

ここまでうんこだらけだったとは!
まさにあふれるうんこ!
だけどただのお下劣映画ではない。
その真逆。
観てない方は想像出来るだろうか。


食ったら出す!
それは命の原点。


究極のリサイクル社会
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聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

3.5

これは宗教や宗教観に名を借りたただのサイコ野郎の犯罪かと。

日本人、あるいは僕の感覚からすれば信じられないことが多々!
実際よりは色々脚色はされてるはずだけど、まずは妻子も住む家の中での犯行てのが信
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.0

ビートルズ「A Day in the Life」のアウトロを連想させる素晴らしいラストの昇華シーン。
この物語の全て、あるいは結果がそこにある訳ではないけど心に強く残るシーンだった。

事前にこれは会
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高速道路家族(2022年製作の映画)

3.5

もうひとつの「パラサイト」「万引き家族」みたいな。
でもこの2作品よりは格段にストーリーが面白くない。
や、異論は認めますけどー。

なにしろ旦那に一切同情も感情移入も出来ない。
小さな子供ふたりと妊
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オオカミ狩り(2022年製作の映画)

4.0

うひゃー
とにかく血の量と言い吹き出し方と言いずっとずーっと血しぶき祭り状態!
完全に振り切ったな!
頭空っぽでうひゃーうひゃー言いながら観ただよ!(映画館だから脳内でね)

でもね、日本軍のくだりに
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国際捜査!(2020年製作の映画)

3.5

フィリピン行った時、トライシクル乗るのに20ペソて言うから乗って降りる時、NONO!200ペソて言われた。
激怒して日本語でまくしたてて20ペソ放り投げて逃げた。
そんな国。

そんななんでもアリの国
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赦し(2022年製作の映画)

4.0

松浦りょうの目にやられた。
おそらくそう言う評価は多いと思う。
あの目でにらまれたらきっとチビる。

この物語のテーマは「正しいとは」ってことなのかな。
決して「正義」とは違うんだよね。
「正しい」な
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.5

やっぱり聖書ベースっすか💦
聖書分からなくてもいいっちゃいいんですよね。
おウチに入ってからの様々な会話がよく理解出来なかったのはそこにも起因してるのかな。
だからと言ってそんなに難しくはなかったけど
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死を告げる女(2022年製作の映画)

4.0

人間の心、あるいは脳の繊細さやあやふやさを再認識させられる。

夢オチや幻想オチじゃなくて良かった反面、より深刻な物語になってしまったという・・・。

韓国のエスパー伊東さんがこの物語の要でありながら
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プロトタイプA 人工生命体の逆襲(2020年製作の映画)

3.0

LGBTや多様性、こじらせた思春期(青春?)、神の領域に足を突っ込んだ化学技術、いろんなものを混ぜ込んでサスペンス風味にしてみたけど消化出来ないから2時間になってしまいました。
って感じ?

どの登場
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.0

この手の映画は韓国に全部お任せしたほうが良い。
もっと見た目だけではなく精神的にえぐられるようなどぎついのを作ってくれるはず。

特筆されるのは、このゾンビ的なモノが自我を持ち続けていて、邪悪な欲望と
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覗き屋(2022年製作の映画)

2.0

邦題にまんまとやられました。
ちゃんと原題も確かめてなんとなく想像してからレンタルするべきです。
って、いっつも反省してるんです。

これもいわゆるお気楽ムービーの類いなんだろうけど、いろんな箇所がデ
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