kumiさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

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死の谷間(2015年製作の映画)

3.2

核汚染を免れた奇跡の谷で一人暮らす
アン(マーゴット・ロビー)は他にも生存者がいないか
願いながら生活していたところ表れたジョン(キウェテル・イジョフォー)。

しばらくして新たに表れたケイレブ(クリ
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ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

3.6

生意気に音を出す天性の才能の持ち主は
図太く見えて見えない部分はかなり繊細で、
心の平安とともに外野を無視するため
ドラッグを常用しやめることは困難だった。

傷ついた男をやらせると
イーサン・ホーク
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ヒッチコック/トリュフォー(2015年製作の映画)

3.6

憧れのヒッチコックに手紙を書き、
対談の夢を叶えるトリュフォーとのドキュメンタリー。

映画の構図やテクニックを書籍にし
余すところなく後学のため残すのは素晴らしい。

映画製作にかかわる人たちだけで
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ヒッチコック(2012年製作の映画)

3.2

金髪白人の若い女優に夢中になる
ヒッチコックにやきもきする妻ヘレン・ミレンが気の毒。
のわりには妻の浮気を疑ったり私生活でも忙しい。

ジェームズ・ダーシーがアンソニー・パーキンスを
演じていたけれど
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.5

ドラマで内容は知っていたけれど
お金の価値を知っていたから、
それを周囲が理解できていなかったから
えげつないほどケチととらえられていたのかもと思った。
だって息子でさえあんなだし、、

まぁなんにし
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夜明けの祈り(2016年製作の映画)

3.8

教会で神に仕える身でありながら
忌まわしい出来事で次々と子供を身籠った修道女たち。

その事実を知り、助ける他国の赤十字の女性を描く
事実と思いたくない残酷な話。

しかしやはり自分の子供は可愛いもの
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父の祈りを(1993年製作の映画)

3.9

無実であるのに爆破テロの容疑をかけられ、
必死でその父が冤罪であることを証明するまで。

疑わしきは罰せず、なんて言葉なんかなく
犯人に仕立て上げるまでがえぐい。
実話ベースなのが恐ろしい。

乙女の祈り(1994年製作の映画)

3.5

感受性の強すぎる世代が
抑圧する大人への憎しみが募り
反発なんて生易しいものでなくなってしまった実話。

この映画には出てこないけれど
その後の二人の人生もドラマチックだ。

ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋(2011年製作の映画)

3.2

様々な映画やドラマでは英国よりの視点が入るのか
ウォリスの悪女ぶりが目立つが、実際には他国での習慣からなる
ストレートな態度や物言いがネックになったのでは、と考えてしまう。

エドワードとウォリス、ど
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ラスト・ワールド(2013年製作の映画)

2.8

哲学講師の
「核が落ちた時代に生き延びたために
必要な10人と理由を説明せよ」って
本当に哲学なのかわからん感じで進み、
結局のところその中の女子生徒が好きだったんかーいって
なる先生役にジェームズ・
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ポリーナ、私を踊る(2016年製作の映画)

3.3

ドキュメンタリーかと思うほど
作りこまれていない生々しさを感じた。

ある時からダンスに情熱を見いだせず
くすぶっている段階で軸がぶれ過ぎて
あまり興味を持てずに終わった。

ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣(2016年製作の映画)

3.7

幼いころ才能に恵まれたが貧困であった故
家族が彼のため必死に働きバレエを習わせる。
その代償はとてつもなく大きかった。

常にその後ろめたい想いから逃れられず
舞台に家族を招待できずにいたが
とうとう
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オレの獲物はビンラディン(2016年製作の映画)

3.0

愛国心たっぷりのゲイリー(ニコラス・ケイジ)は
人工透析中に神の啓示を受け、ビンラディンを
パキスタンで捕獲(?)する無茶な計画をする実話。

、、、実話?ほんとに?

って思うほどトンチキなんだけど
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ダークタワー(2017年製作の映画)

2.8

我は気で打つ!
を正に実践している、なにやら中間世界をめぐり
奮闘している面々が以外に軸がぼんやりしていて
あれまーとなった作品。もっと面白くできるはずなのに

リミットレス(2011年製作の映画)

3.3


あるドラッグで脳を100%活性化して
仕事も私生活も驚くスピードで充実させていく、
ちょっと羨ましい現象には当然代償があり、
身も心も下降線を描きそうなのに、、
ってまさかのしてやったりの大逆転は面
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ジオストーム(2017年製作の映画)

3.3

この手のとんでも災害は
「んなことあるかい」って一笑に付しそうだけれど
近年ありえない自然災害(人工も含めると)
とてつもない規模で想像以上のことがある。

なもんで、ばかにできない話ではあると思って
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.1

想像していた内容にはまったく掠りもしない
この時代に珍しいカルトムービーだけれど
エル・ファニング最高に可愛いから万事OK

ダリダ~あまい囁き~(2016年製作の映画)

3.8

美と才能を持ち合わせたヨランダは
たちまちダリダとなって花開いていった。

しかしながら自分の求める"普通の幸せ"は望めず、
周囲や愛する夫からキャリア第一と言われ続け
徐々に愛を他に求めていく。
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哀しみのベラドンナ(1973年製作の映画)

3.9


妖しくて美しすぎて存分にエロチックな
大人のためのアニメーション。
色やサイケデリックなデザインに痺れる。

ザ・ハント ナチスに狙われた男(2017年製作の映画)

3.9

奇跡の連続の実話。
なんとしてもナチスを出し抜き中立国へ逃げこむ男の話。

何度となく命の危険があっても
土壇場で生き延びられるのは死が彼を呼んでいないから。

白い鹿は神の使いのように表れて
滑り込
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エヴァ(2018年製作の映画)

2.9

どこれもこれも話が尻切れトンボで
もう少し説明が必要なのではと感じている。

他人の文章を盗み一躍時の人となってから知り合う
ユペール様(美しい)との関係はどのようにでも面白く
なりそうなのに、こんな
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ロープ/戦場の生命線(2015年製作の映画)

3.5


井戸に投げ込まれた死体を取り出すのに
たった1本のしっかりしたロープが手に入らない。

そこに付随する国際問題や
子供たちの関わりが生々しい。

ラストシーンがなかなかブラックでうわぁってなった。
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ラスト・ハーレム(1999年製作の映画)

2.7

英華を極めたかつてのオスマン・トルコ帝国で
繰り広げられるハーレムでの女たちの生き様。

美しさと知恵で上り詰めようとしても
時代がそれらを遮った。

男から愛でられる時期を過ぎたとき残るもの、とは。
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リベンジャー 復讐のドレス/復讐のドレスコード(2015年製作の映画)

3.3

子供のころの殺人容疑で逃げるように故郷を後にした
ティリー(ケイト・ウィンスレット)が辺鄙な土地に戻ってきた。

その復讐に使うのが仕立て屋としての腕で、
もっさり垢抜けない一人の女性をたちまち美女に
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女の一生(2016年製作の映画)

3.0

女が自我を持ち伸び伸び生きられる時代とは無縁の、
結婚して子を授かり貞淑でいる都合のいい"女"を
男たちは当たり前に求め所有している。

そんな風に感じるモーパッサン原作作品。
本でも読んだけれど、腹
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.8

オープニングからなかなか入り込めなかったけれど
途中からまんまと勢いに流され、松岡茉優沼にはまってしまった。

長年の恋を振り切れず好きをこじらせて
いわゆる面倒くさい女の子なんだけれど、
恋愛は相手
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ポランスキーの 欲望の館(1972年製作の映画)

2.0

一言でいえば
ひっちゃかめっちゃかな変態さん大集合!
なんだけど、あっけらかんと綺麗な裸体を
見せてくれているシドニー・ロームがなんかいい。

ポランスキーは作品のふり幅大きいよなー

シャドウワールド(2019年製作の映画)

1.0

2019年 英国のEU離脱
2020年 フランスのEU離脱
2020年 11月 EU解散
2021年 4月欧州連邦誕生 、、

えぇっと前のめりしたけど
世界を牛耳る獣大集合ですぐに姿勢は戻りました

ペイ・ザ・ゴースト ハロウィンの生贄(2015年製作の映画)

3.0

ハロウィンの日に子供が誘拐される、とか
この手の話は世界で定説になっているのか
一見ありがちなんだけれど
予想以上にちゃんとしたオカルトホラーだった。

ダーク・シャドウ(2012年製作の映画)

2.5

コスプレっぽいものや人間っぽい様相の
クリーチャーメインの同じ路線でいくのはいいが
もっと練らないと飽きてくるって誰か言ってあげて

5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

4.0

ホテルマンになるという夢に邁進する
主人公の青年サリー(コスティア・ウルマン)。
しかし先天性の目の病があり視界はぼんやりとしたまま。

過酷な運命なのに決して大事過ぎに考えず
なにより決して諦めない
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

4.0

とうとうアジア人主役の映画で
ここまでできるようになったか!と感慨深い。

アジア人のお金持ちって半端なくて
ロンドン留学中に知り合った人たちは
冗談かなと思うほどリアルでリッチだったから
あの状況は
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マリアンヌ(2016年製作の映画)

3.7

愛し合っているからこそ
知られてはいけないし、知られたくない。

狂おしい愛がそこにあれど
国のため働く二人は残酷に離れ離れになる。

ラストが忘れられない。

ビバ!マリア(1965年製作の映画)

3.5

ルイ・マルは時折挑戦的な作品を作るけれど
ブリジット・バルドー&ジャンヌ・モローの
どたばたコメディで成功している。

いちいち二人の衣装が可愛いし
トンデモナイことしでかしても
見目麗しいじゃじゃ馬
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フォーカス(2015年製作の映画)

3.3

詐欺師の動体視力の凄さと分析力に恐れ入った。
あーゆう人たち視力補正の眼鏡かけてなさそう。
いろいろと面白い。

リミット・オブ・アサシン(2017年製作の映画)

3.1

凄腕のあらゆる始末を請け負う
トラヴィス(イーサン・ホーク)が
高給に釣られ久々に仕事復帰をしたものの
美形のアジアン女性(こちらも凄腕)に惹かれて厄介なことに。

死のリミットが近づくにつれ
あぁ終
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