andhyphenさんの映画レビュー・感想・評価

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邦画も洋画も満遍なく。単館系映画館好き。映画館以外で映画を観ることはほとんどないタイプ。目標は週3本、だが気分によりムラあり。

ビジランテ(2017年製作の映画)

3.7

冒頭から闇。
三兄弟の中では桐谷健太が際立って良い。長男は何をどうしたいのかが全く明確に描かれないのですごく謎が残る。少し消化不良とは思いつつ多分そういう描き方なんだろうな。
期待以上に篠田麻里子がす
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.4

言わずと知れたアガサ・クリスティの「オリエント急行殺人事件」の映画化。
これ原作を読んでるのと読んでないのではやっぱり感想が違ってくると思うんですよね。個人的には「ケネス・ブラナーがエルキュール・ポア
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.9

特別上映会にて。
冒頭の松岡茉優演じるヨシカがめっちゃダサい。本人のキラッキラな御姿を生で拝見した後だけに「松岡茉優...やりおる...」と思いました。
ヨシカという主人公はあそこまで暴走するとさすが
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.4

エル・ファニング好きにはエル・ファニングの一挙手一投足がたまらぬ。かわいいかっこいい。最早映画の感想ではない。
物語はもっと小洒落た映画を想像していたけど予想外にがっつりSFでした。説明が抽象的過ぎて
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GODZILLA 怪獣惑星(2017年製作の映画)

3.4

これで終わることがないという知識と脚本が虚淵玄だってことで大体あのラストは予想できた。主人公完全に個人の感情で動いている気がするし何で皆あっさり従うのかしら...という気はしたがその辺はゴジラという圧>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.5

完全に泣かせにかかっている映画で、もう泣くしかない訳である。
ギフテッド(並外れた才能を持つ者)の姪っ子をそんなの無視して普通に育てるのか。いやいや生活を犠牲にしても才能を伸ばすのか。みたいな両極端な
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(2016年製作の映画)

3.5

ジェフ・ミルズの音楽が不快感を掻き立てる(これは貶すつもりは毛頭なくて完全に褒め言葉のつもりである)。
とにかく不快な映画である(これも褒めてる)。能面のように表情がない井浦新にとにかくヒステリックな
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ローガン・ラッキー(2017年製作の映画)

3.8

ローガン兄弟を食ってしまうダニエル・クレイグ、本人もノリノリでやってるんだな...という感じが伝わる。
いわゆる犯罪映画というものなのだが、やけに律儀で素朴で優しい映画である。大声では笑わないけどそこ
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.9

まあ前作を観ずに本作を鑑賞する方はおられないと思うが、観ないで行くと本作の良さは伝わらないと思う。続編としてはそれくらい良くできた作りをしているし、映像全て前作へのリスペクトを感じる。
ストーリーに関
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MASTER マスター(2016年製作の映画)

3.8

こういう映画いいよね。手に汗握りつつ、どっちが敵でどっちが味方...?みたいにハラハラしたり。やはりエンタテインメント性の高さがすごいなと思いました。
個人的にイ・ビョンホンをしばらく拝見してなかった
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サーミの血(2016年製作の映画)

4.0

これ観るの大変しんどかった。
無知なので「サーミ」を知らなかったが、頭の大きさから何から測られて全裸にされて写真を撮られるシーンがあり、そこから「サーミには学術的に高等教育は向かない(=暗に下等だと言
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

2.9

後半から一気に良くなってすごい対話映画みたいになっていって秀逸なのに、前半が大変だるい。
いや、ラドクリフ君が演じる狂気の死体が凄技を見せるのは明らかに前半なんだけど、その辺りが映画に意味を与えてるの
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.7

最恐ホラー映画を観た気分。
「シングルマン」から7年、トム・フォード監督の2作目。「シングルマン」は観に行った筈なんだがコリン・ファースが出ていたことしか覚えていない。
さて本作だが、さすがの美的感覚
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.9

マジで怖い。
これは本当にマジで怖い。
これなら幽霊の方がぶっちゃけまだマシである。
恋人の白人女性の実家に週末お邪魔することになった黒人男性。歓迎されるけど家族も使用人(黒人)もやって来る客も皆どっ
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詩人の恋(2017年製作の映画)

3.8

東京国際映画祭にて。
恋とは胡乱なものだ。ヤン・イクチュン扮する詩人は登場時は夢をずっと見ていたいのに妻に現実にばかり引き戻されて辟易している。しかしチョン・カラム(彼がとてもよい)演じる青年と接する
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セックスと嘘とビデオテープ(1989年製作の映画)

3.9

東京国際映画祭にて。
最小限の登場人物たちのなんというか息を呑む感じの関係性最高じゃないですかね。下手すればメロドラマになっちゃう手前でおさめているのが素晴らしい。スティーブン・ソダーバーグは本当にこ
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MR.LONG/ミスター・ロン(2017年製作の映画)

4.5

東京国際映画祭にて。
もう最高でしたとしか言いようがない。私は割に細かい整合性を物語に求めてしまうタイプで、それを思うと正直整合性的には破綻している。でも笑えるところは笑え、シリアスなシーンでは真顔に
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バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.4

コメディ...?にしては笑えない。実話と思うと「アメリカをはめた男」じゃなくて「アメリカに良いように使われた男」的な映画である。トム・クルーズの表情のせいでやけに軽いタッチで物語は進むが、どう考えても>>続きを読む

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.8

#シャーリーズ姐さん出番です のハッシュタグは酷いと思いますが実際シャーリーズ・セロンによるシャーリーズ・セロンの為の映画。散々指摘されているでしょうが、アクションの凄さ。いやあアクションが美しいです>>続きを読む

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.0

いやいやジェシカ・チャステインかっこよすぎでしょ。ついていけないけど。
政治の現場はひたすら駆け引き...保身やらお金やら...本当にこういう映画を観てしまうと何を信じるのか、みたいな気持ちになります
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.7

ちょうど爆音映画祭だし、予習しなきゃと思っていたので鑑賞。
私そもそもブレードランナー自体初鑑賞のため、バージョン違いがわからないんですが、最初はもう何がなんだかわかりません!なにあの強力わかもとは!
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ソフィア・コッポラの椿姫(2016年製作の映画)

4.1

ああ、綺麗だねえ...。
「椿姫」はオーケストラで2回弾いた事があるので頭に物語と音楽は入ってるんですが、ソフィア・コッポラの色彩感覚凄いね。コテコテじゃないけど豪華だし自然だった。ストーリーを真面目
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あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

4.0

菅田将暉。「そこのみにて光輝く」があまりにすごくて「やべえこの俳優さんやべえ」と思ってましたがここでも凄い演技でした。体当たり。
いやしかしヤン・イクチュンですよ。いやいやいやいや。ヤン・イクチュンの
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ブルーム・オブ・イエスタディ(2016年製作の映画)

3.5

ホロコーストを扱いながらコメディでありラブストーリーである、という本作だが、コメディ要素的なものが盛り込まれる前半、ほとんど笑うことはできなかった。笑いの文化的差異も当然あるのだろうが、主人公たちの情>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

4.5

これはもう最高としか言えないでしょう。できる女性が肌の色や性別の壁をカッコ良くぶった切っていく様。数学が死ぬほど苦手だけどカッコ良さがものすごく伝わった。久しぶりに観ていて爽快と思える映画だった。頼れ>>続きを読む

パーフェクト・レボリューション(2017年製作の映画)

3.5

勢いとリアル。
リリー・フランキーが本当に上手い。やばいね。彼の存在がめちゃくちゃリアル。
清野菜名はとにかく動かずにはいられない。人格障害(パーソナリティ障害)にも色々と区分があるがその辺もうちょっ
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ユリゴコロ(2017年製作の映画)

3.7

前半は(特に吉高由里子が出て来る前は)おいこれはホラーだったのか、聞いてねえぞ、と思ったが吉高由里子登場あたりからどぎついサスペンスとなり、松山ケンイチが出てくるあたりでいきなり愛の物語になり、そして>>続きを読む

散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.8

イキウメの芝居が好きなので(「散歩する侵略者」は未見だけれど)観に行くしかなかった。
結構最初にいきなり浜田信也さんが出てきたのでおおっとなった。
筋立てはやっぱり素晴らしい。概念を奪うという発想とか
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.4

全てはサスペンス映画じゃないのにそういう感じで宣伝されていたことに尽きると思う。真実を追う映画ではないので、それを期待するとものすごい消化不良感を味わう。
結局自分が求めているように映画って観てしまう
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.7

あんまりストーリー性に富んだ作品ではないのと陸・海・空で(つなぎは巧みなのだが)あっさり話が飛ぶので、展開についていくのは中々大変だった。IMAXで観たため映像と音響は圧倒的だった。
ひたすら絶望感の
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春なれや(2016年製作の映画)

3.7

村上虹郎の「マジっすか」に「マジっす」で返す吉行和子の可愛さよ。おばあちゃんでも乙女である。この可愛さは吉行和子ならでは。

わさび(2016年製作の映画)

4.0

芳根京子の凄さを見せつけられる1本。ひとりで立つのはしんどいのに必死で平気ですって顔をして立とうとする女の子が健気すぎる。もっと弱くてもいいんだよ、と呼びかけたくなった。

此の岸のこと(2010年製作の映画)

4.1

ずっと泣いていた。
物語というか、映画に出てくる登場人物たちに対して無力な自分に対してずっと泣いていた。
悲しくてどうして良いのかわからなかった。ただただ、悲しかった。

パターソン(2016年製作の映画)

3.6

アダム・ドライバーが最高ですね。
平凡普通に見えつつ唯一無二みたいな存在感。平穏そうな暮らしの中で見せるあの不安定な表情がたまらないですね。あとあの奥さん。決して良妻賢母ではないけど魅力爆発のあの奥さ
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.9

邦題がどうなのよと話題になった映画。原題は「釜山行き」、なぜそれが新感染?!というか新感染の新て何?新幹線と無理に引っかけてる?...みたいな諸々もありつつ観てきました。
設定は割とオーソドックスなゾ
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幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)

3.8

人はいつ大人になるのか。
20才になれば法律上は成人しますが、そこでいきなり大人になる、なんて人はほとんど居ないでしょう。やはり大きなタイミングは結婚して家族を得、子どもを得たときではないのかなと思い
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