andhyphenさんの映画レビュー・感想・評価

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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.7

ちょうど爆音映画祭だし、予習しなきゃと思っていたので鑑賞。
私そもそもブレードランナー自体初鑑賞のため、バージョン違いがわからないんですが、最初はもう何がなんだかわかりません!なにあの強力わかもとは!
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ソフィア・コッポラの椿姫(2016年製作の映画)

4.1

ああ、綺麗だねえ...。
「椿姫」はオーケストラで2回弾いた事があるので頭に物語と音楽は入ってるんですが、ソフィア・コッポラの色彩感覚凄いね。コテコテじゃないけど豪華だし自然だった。ストーリーを真面目
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あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

4.0

菅田将暉。「そこのみにて光輝く」があまりにすごくて「やべえこの俳優さんやべえ」と思ってましたがここでも凄い演技でした。体当たり。
いやしかしヤン・イクチュンですよ。いやいやいやいや。ヤン・イクチュンの
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ブルーム・オブ・イエスタディ(2016年製作の映画)

3.5

ホロコーストを扱いながらコメディでありラブストーリーである、という本作だが、コメディ要素的なものが盛り込まれる前半、ほとんど笑うことはできなかった。笑いの文化的差異も当然あるのだろうが、主人公たちの情>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

4.5

これはもう最高としか言えないでしょう。できる女性が肌の色や性別の壁をカッコ良くぶった切っていく様。数学が死ぬほど苦手だけどカッコ良さがものすごく伝わった。久しぶりに観ていて爽快と思える映画だった。頼れ>>続きを読む

パーフェクト・レボリューション(2017年製作の映画)

3.5

勢いとリアル。
リリー・フランキーが本当に上手い。やばいね。彼の存在がめちゃくちゃリアル。
清野菜名はとにかく動かずにはいられない。人格障害(パーソナリティ障害)にも色々と区分があるがその辺もうちょっ
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ユリゴコロ(2017年製作の映画)

3.7

前半は(特に吉高由里子が出て来る前は)おいこれはホラーだったのか、聞いてねえぞ、と思ったが吉高由里子登場あたりからどぎついサスペンスとなり、松山ケンイチが出てくるあたりでいきなり愛の物語になり、そして>>続きを読む

散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.8

イキウメの芝居が好きなので(「散歩する侵略者」は未見だけれど)観に行くしかなかった。
結構最初にいきなり浜田信也さんが出てきたのでおおっとなった。
筋立てはやっぱり素晴らしい。概念を奪うという発想とか
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.4

全てはサスペンス映画じゃないのにそういう感じで宣伝されていたことに尽きると思う。真実を追う映画ではないので、それを期待するとものすごい消化不良感を味わう。
結局自分が求めているように映画って観てしまう
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.7

あんまりストーリー性に富んだ作品ではないのと陸・海・空で(つなぎは巧みなのだが)あっさり話が飛ぶので、展開についていくのは中々大変だった。IMAXで観たため映像と音響は圧倒的だった。
ひたすら絶望感の
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春なれや(2016年製作の映画)

3.7

村上虹郎の「マジっすか」に「マジっす」で返す吉行和子の可愛さよ。おばあちゃんでも乙女である。この可愛さは吉行和子ならでは。

わさび(2016年製作の映画)

4.0

芳根京子の凄さを見せつけられる1本。ひとりで立つのはしんどいのに必死で平気ですって顔をして立とうとする女の子が健気すぎる。もっと弱くてもいいんだよ、と呼びかけたくなった。

此の岸のこと(2010年製作の映画)

4.1

ずっと泣いていた。
物語というか、映画に出てくる登場人物たちに対して無力な自分に対してずっと泣いていた。
悲しくてどうして良いのかわからなかった。ただただ、悲しかった。

パターソン(2016年製作の映画)

3.6

アダム・ドライバーが最高ですね。
平凡普通に見えつつ唯一無二みたいな存在感。平穏そうな暮らしの中で見せるあの不安定な表情がたまらないですね。あとあの奥さん。決して良妻賢母ではないけど魅力爆発のあの奥さ
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.9

邦題がどうなのよと話題になった映画。原題は「釜山行き」、なぜそれが新感染?!というか新感染の新て何?新幹線と無理に引っかけてる?...みたいな諸々もありつつ観てきました。
設定は割とオーソドックスなゾ
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幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)

3.8

人はいつ大人になるのか。
20才になれば法律上は成人しますが、そこでいきなり大人になる、なんて人はほとんど居ないでしょう。やはり大きなタイミングは結婚して家族を得、子どもを得たときではないのかなと思い
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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.7

イザベル・ユペール演じる主人公始めもうなんだか全員変だ。歪んでいる。
ひとの小さな歪みをグロテスクな美しさで増幅するとこんな映画になる。
イザベル・ユペール強いんだけどすごく不安定でこういったキャラク
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

4.0

普段あんまりアメコミ系映画は観ないのだがなんだかすごく評判が良いので鑑賞。
ガル・ガドットのスーパーヒロイン感!いや正直あのワンダーウーマンコスチュームは好みじゃないがそんなんどうでもいいくらいガル・
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ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

4.0

アップリンクの記念上映最終日に観たわけですが、あんなキャラクター強烈なひとはいまはいない訳で、仮にいたとしてもあんなに普通に家を訪ねて行っても多分入れてくれないんじゃないかと思います。奥崎謙三というひ>>続きを読む

ギフト 僕がきみに残せるもの(2016年製作の映画)

3.2

正直、どう感想を書いて良いのか分からない。
率直に言えばこれはプライヴェートビデオにドキュメンタリー要素を加えた作品だけれど、プライヴェートビデオのまま保たれている。家族に記録であり、それを観てじゃあ
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夜明けの祈り(2016年製作の映画)

3.5

1945年のポーランドを舞台に、フランス人の女医がソ連兵に襲われ身ごもった修道女たちを救う物語である。
女医マチルドは常に一貫していて「命を救う」ことに情熱を傾けるが、修道女たちには「信仰」がある。信
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

この作品をカーアクション映画における「ラ・ラ・ランド」と評する向きがあるようだがどう考えてもしっくりこない。確かに音楽とそれに乗る映像のポップというか躍動感というか、そんな感じは大好きだけど。
音楽も
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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

3.0

良いところ:作画と音楽。
悪くないところ:声優陣。
うーんとなったところ:後半のストーリー展開。
言わずと知れた岩井俊二のドラマのアニメ映画化である。
私は原作は未見。「世にも奇妙な物語」の後釜として
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野火(2014年製作の映画)

3.8

公開時観ていなかったがこの季節に各地で上映が行われていたので観に行った。
映像としてはとてもきつい。目を背けたくなる。率直に言って地獄でしかない。その地獄の中で繰り広げられる生存競争。
戦争の残酷さや
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息もできない(2008年製作の映画)

4.5

新宿ピカデリー9周年記念イベントで鑑賞。
暴力とクソ野郎という言葉(観客は否応なしにこの単語を覚えて帰ることになる)に溢れているのにひどく繊細な映画。
主人公は語彙がとにかく少ない。汚い言葉と暴力しか
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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

4.0

ここまで居心地の悪いというか...爽快さのないサクセスストーリーは類を見ないかもしれない。マクドナルドの"創業者(ファウンダー)"レイ・クロックがいかにしてマクドナルド兄弟と出会い、そのシステムを(言>>続きを読む

海辺の生と死 (2017年製作の映画)

3.4

「死の棘」であまりにも有名な夫婦となった島尾敏雄と島尾ミホ。本作は島尾ミホの「海辺の生と死」と島尾敏雄の著作を元に映画化したもの。
...という前提で観ると、元の知識が全くない時と知っているときで全然
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ローサは密告された(2016年製作の映画)

3.5

ドキュメンタリー風の臨場感溢れるグラグラの画に多少の酔いを感じながら観た。(酔いやすいひとは最前列は避けた方が良い)
もはや何を信じるのが良いのか全くわからない映画。本当にこれは警察なのかと疑いたくな
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ビニー/信じる男(2015年製作の映画)

3.6

実話に基づくストーリーだが、話の筋は極めてシンプルだ。世界チャンピオンに上り詰めたボクサーが再起不能と言われる重傷を負いながらも復活を果たす。主人公は文字通り狂気的な信念に取り憑かれて復帰を目指すので>>続きを読む

ダイ・ビューティフル(2016年製作の映画)

4.0

友情って良いなと思いました。
家族に理解されないとき、恋人に裏切られたとき、言葉にできない酷い経験をしたときもそこに友情があったから救われたのかなと。
時系列はぽんぽん飛びますがそれが凄く良い意味でス
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ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走(2016年製作の映画)

3.3

予告編の出来が最高だったかなと思います。あとマナーCM。
本編はスリル満載でしたが、笑いは予告編以上には来なかった感じ。
CGじゃなくて実際に車の中で撮ったらしいところがいちばんのスリルポイントかなと
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ケイト・プレイズ・クリスティーン(2016年製作の映画)

3.3

これは「ケイトが「クリスティーンを演じるケイト」を演じているのだ」と私はラスト近くまで気づかぬままだった。まあ鈍感というか単純なのだ。
ドキュメンタリー映画の中に劇映画を嵌め込むことによって現実と虚構
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彼女の人生は間違いじゃない(2017年製作の映画)

3.9

淡々と進む群像劇的な映画。
主人公の女性がなぜデリヘルで働くのか明確な描写がないけれど、「そうでもしなくては生きていけなかった」のだろうと勝手に解釈した。ラストで面接のシーンが出てくるが、主役の瀧内公
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ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣(2016年製作の映画)

4.0

セルゲイ・ポルーニンは孤独だ。
才能に恵まれた彼の為に家族は出稼ぎに出、離れ離れになる。そして彼は自分の踊りが家族の犠牲の上に成り立っているということに重圧を感じながら踊る。踊ることは彼にとって家族を
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ヒトラーへの285枚の葉書(2016年製作の映画)

3.7

戦争で息子を失った夫婦が、ヒトラー率いるナチスに対する批判をカードに書いて街中に置いていく。
原題は「Alone in Berlin」。原作の邦題は「ベルリンに一人死す」。確かにこれだと映画の内容がわ
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裁き(2014年製作の映画)

3.3

踊らないしそれほど長くもないインド映画。
ある老齢の歌手が歌っていると警官がやってきて逮捕される。逮捕容疑は「自殺ほう助」。彼が「下水掃除人は自殺しろ」と歌った2日後に下水掃除人が死んだというのである
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