zogliさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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Everybody's Talking about Jamie~ジェイミー~(2021年製作の映画)

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早く観たい!

日本語化されたミュージカルが2021年8月に上演されたので2度観に行ってきたけれど、なかなか難しかった…ので早く原語で観たくてたまらない
まぁこれは舞台版と違って映画版だけども

舞台
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.8

痛快!
だけど決して爽快ではないダークなコメディでロマコメでリベンジスリラーで、痛々しくもあり苦しくもあり、世間に問題を投げかけつつもしっかりエンタメ作品で最近観た中ではかなり好印象〜情緒の浮き沈みに
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ファイアー・ブレイク 炎の大救出(2020年製作の映画)

2.4

うーんロシア映画だった……

森林火災消防活動作品であるオンリーザブレイブがショックで受け止められない方は夢と希望で固めてあるこちらを見るのが良いかもしれない

チーム6人のうち隊長以外の残り5人は他
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

2.6

血なんて繋がってなくても恋愛関係になくても結婚なんてしなくても子どもを産まなくても、お互いが大切だと思い合えればそれが家族なんだよって話

フローレンスピューのアクション、説得力があって最高に良かった
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スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

3.2

もちろん愛の話ではあるけれども、わたしにはそれよりもよほど『人の尊厳とは』って話だと受け止めてしまった
タスカーに引っ張られすぎたのだろう

作風を楽しみたい方はパンフレットは本編を観てから読んでみた
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METライブビューイング2014-15 ロッシーニ「セヴィリャの理髪師」(2015年製作の映画)

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2021に再上映になった2007年の舞台のものを鑑賞してきたけど該当ページがないのでこちらに記録
演者が異なるけどしょうがないね

セヴィリアの理髪師は吹奏楽畑出身者には序曲がお馴染みなのだけど、通し
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

2.7

こどもたちの成長を見守るおはなし
続編はずいぶんエンタメに振ったなぁ(手話の伏線回収のあれとか、まさかの弱点発見と思いきやそれをあっさり覆されるとことか、後半の二場面切り替えとか)とは思ったけど、それ
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.1

只者ではないおじさんが無双する話

バスから始まってファイトシーンたくさんあるんだけど、主人公側も殴られたり刺されたり被弾したりしてよれよれしててスタイリッシュ過ぎず泥臭くて隅々まで楽しいし、ストーリ
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幸せの答え合わせ(2019年製作の映画)

2.4

モラハラ被害者を見守る会って感じだったな…うちの父をはじめとする『昭和の日本のお父さん』達に観てみてほしい、逆に

後半なんてホラーかと思ったし、あんなこじつけに使われるだなんてremembrance
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コンティニュー(2021年製作の映画)

2.7

グリロでアクションでタイムループってだけで期待値爆上がりでしょ!

最近観たタイムループものは勉学、しかも量子力学に走りがち(ハッピーデスデイ、ザパームスプリングス)だったけど、これは新たな戦闘スキル
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クルエラ(2021年製作の映画)

3.4

非凡な才能を持ったパンクな小娘が自分の道を切り拓く話

ディズニー映画なのに女子はオリコウサンになんてしなくてもいいし、男のいうことを大人しく聞いているだけじゃ自分の未来は拓けないし、女が男と同等ある
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Dream Factory(英題)(2019年製作の映画)

4.0

1961年、東ベルリン
陸軍を除隊してきたばかりの24歳のエミルは、生活の糧を求めてその足で実の兄アレックスが大道具係として勤める映画撮影所にやってくる
軍属だったせいで世間知らずなおまけに映画の世界
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.1

Twitterでフォロイーさん達が次々と吸い込まれては帰ってくるなり絶賛している本作、上映館が限られすぎててトレイラーもみたこと無かったしfilmarksのページにも解説とかないから事前情報ほぼゼロで>>続きを読む

ブルックリンの片隅で(2017年製作の映画)

2.4

Netflixで配信終わってしまうらしいのでもう一度観た
ハリスディキンソンの惑いの芝居が凄くいい 社会と家庭、嘘と真実、刹那的な悪事と正義感…いろんなものの狭間で揺れてる不安定な感じ素晴らしい
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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

2.5

ローテクなSFって聞いてたけどシュールさが振り切れすぎてて結構ヤバいやつだった
なおこの場合のSFとは”sci-fi”ではなく”すこし-ふしぎ”である

砂漠と襤褸を着てる汚れた人たちしか出てこない画
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

2.6

テューリングテストとかAIとかが話題になったビデオゲーム発売されて3周年?らしいし、可哀想なドーナルグリーソンを見返したくて久々に見直した
ドーナルグリーソンことケイレブは記憶よりもよほど可哀想で申し
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アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

2.6

ザックスナイダー、続編作る気なのかな

冒頭のビバ・ラスベガスも良いし、劇中のワーグナー(特にジークフリートの葬送行進曲あそこで流すとか!)とかザ・クランベリーズ(ゾンビ)とかの使い方は最高だった
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ファーザー(2020年製作の映画)

3.5

やられたなぁ!これはうまい
作りもうまいし芝居もさすが
認知症体験ムービーと思うか、親の老いと劣化に備えよ的な意味にとらえるかはあなた次第

登場人物も限られているし場所移動もほぼなく室内のみで話が展
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ビーチ・バム まじめに不真面目(2019年製作の映画)

2.3

コロナ禍で労働時間と仕事量と責任馬鹿みたいに増えてるのにボーナスカットされてて奴隷みたいな毎日を過ごしてるこちらには腹が立つくらいフリーダムで下品で爆笑〜仕事辞めて明日有り金全部使い果たしてそのまま死>>続きを読む

NO(2012年製作の映画)

2.3

フィルムで撮ってるザラザラの画面、始終low keyで進行するので観てる途中で寝てしまい4回目のトライでやっと観終わった

話としては1988年のチリで実際に行われた軍事独裁政権の正当性を問う国民投票
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ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから(2019年製作の映画)

2.8

ラブストーリー得意じゃないんだけど、これはそうではなくマルチバースもののロマコメだったので良かった
幻想即興曲聴けるのでスクリーンに観に行って正解
フランソワシヴィルのケツが観られるし!

ツカミがも
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ブラックブック(2006年製作の映画)

2.7

骨太なレジスタンス映画
ヴァーホーヴェンらしく下品な描写もあるし残酷描写も逃げずにみせるのでナチ映画としてはそこまで酷くは無いけど観ててしんどくなる人はいるかも(銃殺だけでなく、終戦後に独側に加担した
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マシュー・ボーン IN CINEMA 赤い靴(2020年製作の映画)

3.4

『雨に唄えば』来日公演で東急シアターオーブに行った時以来のアダムクーパー詣で(ただし今回はスクリーンだけど!)
アダム観るならバレエで観たい
…ほら、「セルゲイポルーニンが出る」映画よりは「セルゲイポ
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.0

主演のジョーイってMr.Robotのレオンじゃん!オスカー受賞おめでとう‼︎と思って鑑賞

殺されるループ物って数々あるけどこれは社会派
だけど説教臭くなく、ユーモアもあり、非US citizenにも
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水を抱く女(2020年製作の映画)

2.6

ヘンテコ邦題アレルギーだけどこの邦題は推せる
美しくミステリアスさも残して端的にまとまっててとてもよい、2021年暫定 邦題大賞💮
思春期に水の精霊とか水属性の術法を使う女魔導師がウンディーネって名前
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ミナリ(2020年製作の映画)

2.3

体感3時間オーバー
本当に116分作品?not for meでまいった
外来種勝手に水辺に植えてて結構許せなかったな…

藪を分け入って水辺に行くのに蛇はいるけど虫もいないとか、古屋が燃えるけどあの
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.4

ストップモーションアニメらしいという事以外知らず観に行った
好きな方の狂気だった

サイバーパンクともまたちょっと違うしスチームパンクとも呼べない独特のインダストリアルな世界観、唯一無二のディストピア
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モンスターハンター(2019年製作の映画)

2.1

ビデオゲーム版はちょこっとだけ触った事がある程度のモンハン完全初心者です
名前も出てこないセリフもないモブハンターのひとりが推してるドイツ人俳優なので、それだけを目当てに映画館のサービスデーに鑑賞
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

2.8

タイムループものだけど雰囲気ユルくて肩肘張らずに観られるし、テンポよく話は進むし、観終わるとなんかちょっと元気出るので疲れてる時におすすめ
エンドロール、画面スクロールになる前に席を立っちゃダメだよー
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

2.6

思ったよりはグロ表現あって驚いたけど勢いと笑いのおかげで後にひかないのでサラッとバカバカしく楽しめる

ムサ苦しいのにチャーミングなヴィンスヴォーンに始終ニコニコしたのでおすすめ
あと何の障壁も違和感
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21ブリッジ(2019年製作の映画)

2.5

チャドウィックボーズマンを堪能するための映画だと思う
主演が違う俳優だったら観てなかったかも

序盤でもうオチが読め過ぎるけど、テンポは良いのでダークでハードなクライムもの好きなひとやガンファイト好き
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ノマドランド(2020年製作の映画)

2.6

もっと実録・底辺みたいなケンローチ系かと思って身構えて観に行ったのだけど全然辛く無かった

ストーリーうんぬんや出演者の語りよりも撮影担当の腕の良さばかりがわたしの興味を掴んで離さなかった
とにかく朝
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

2.3

所々共感は出来るけどまるっと感情移入出来る人物が誰も居なかったのと(わかるわーってなったのは美紀の実家のあたり、田舎あるあるがすごいし家のごちゃごちゃもすげーわかる あとは毛の話!)

田舎から出て来
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アンモナイトの目覚め(2020年製作の映画)

3.7

初日レイトで鑑賞

とにかくすみからすみまでフランシスリーだったので満足

灰色の世界が特定の他者の出現により色づいていく過程、共同作業で深まる情、光の射すところへ2人で駆け出すシークエンス、出会い
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

2.6

2020/6月に劇場鑑賞してたけどレビューしてなかった

おとなの御伽話

前半長回しでひたすらなんか食ってるの観せられててチャレンジングな作品だなーと思ったけど
よそのおうちの👻さんと意思疎通はかる
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パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

2.4

終わり方がものすごく良かった!

そんな短時間に使い物になるなんて、おっさんの方が天才的嗅覚の持ち主なんじゃないのか?とか
ホテルの寝具の洗剤の残り香が気になるとか言いながら革の香りの仕事してる最中の
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